龍神を知らない日本人はいないのではないでしょうか。
龍神神社は強力なパワースポットとして現代において再び注目されています。
龍神には水が不可欠です。地球は水の星とも言われています。水なくして人間は生きる事もできません。
水を司る龍神神社に行ってみたいと思いませんか。
パワースポット龍神神社を7選しました。
龍神神社とは?
龍神が住む龍宮城は海底にありますが、龍神とは水神でもあり海神でもあります。神様の使いである龍に特別に神性を与え海を、水を司る神に昇格したのが龍です。
和歌山県には龍神村もありました。愛知県には竜宮町も存在します。その龍神をお祀りするのが龍神神社となります。
龍神は通常水系に住んでいますが、全国の海や空を泳いで移動するとも言われています。
よく神社で撮影した画像に龍の様な鱗状なものが写っていたり、空を撮影したら雲が龍神の形になっていたり、至るところに現れている龍神さまですが、実は日本列島が比較的安定しているのは龍神が日本の海を守っているからだとも言われています。
日本列島にはレイラインがあり、神社が一列に並び、しかもその地は活断層の真上に位置しているとも言われています。
龍神はその様な場所の海底で地底が動かない様に守っているのです。
海から山に遡り、山の上流から下流に至るまで水系を守っています。ゆえに水神とも呼ばれています。またパワースポットと言われる神社や山などには地下水が流れています。
神社が建立されている場所が例えば住宅街であったとしても、地下水が流れていたり、湧き水が境内にあったり、必ず水と結びついています。
神社の境内に蚊柱が立っている箇所があれば、その下に地下水があると言われています。
そこには神の使い龍神がお祀りされて二重三重に土地を守り、人々を守っているのです。
最強の龍神神社7選おすすめランキング
水神、海神、水を司る神様として瀬織津姫がいらっしゃいます。女神ですが、実はこの女神は龍神ではないかとも言われています。
全国に瀬織津姫を御祭神とする龍神神社がたくさんあります。水神としての瀬織津姫をお祀りしている神社もいくつか選んでみました。
第一位の六甲比命神社(ろっこうひめだいぜんじんじゃ)は瀬織津姫を主祭神とする神社の総本宮となります。
以下、瀬織津姫を主祭神とする龍神神社を選んでみました。女神が龍神と深いつながりがあるのは何故でしょうか。
龍神は女神様の使いなのかも知れません。
「六甲比命神社((ろっこうひめだいぜんじんじゃ)(兵庫県神戸市)
水の神様として瀬織津姫がお祀りされています。瀬織津姫を主祭神としている神社の総本宮でもあります。
六甲比命神社が瀬織津姫をお祀りする神社の中でも最も古い神社となります。縄文時代に縄文人によって作られた、巨大な磐座をご神体としています。
役の行者がここで修行し龍使いをした場所でもあります。
ご祭神は弁財天と同一視されている瀬織津姫で龍神とも言われています。
六甲の名水も有名です。
アクセス:六甲駅→六甲ケーブル下駅から六甲ケーブル山上駅。
JR六甲道駅や阪急六甲駅からバスやタクシーでケーブル下駅まで行く事も出来ます。
※神社の公式サイト https://rokkouhime.wordpress.com/
「瀬織津姫神社(せおりつひめじんじゃ)」(石川県金沢市)
祭神は大禍津日神ですが、何故か瀬織津姫神社と呼ばれています。そのまま瀬織津姫のお名前が神社となっている為、ランキング第二位として選んでみました。
川の早瀬の穢れを清める意味のお名前ですので、水系を司る龍神としてのパワーと同一と考えられているのでしょう。
石川県金沢市別所町ヲ83
アクセス:北鉄金沢バスで別所バス停下車し徒歩3分で到着。
「高龍神社(こうりゅうじんじゃ)」(新潟県長岡市県)
太田川の上流に位置します。
高龍神社は600年程前に、南朝の武将高野木(コウノギ)民部永張が龍神が住む蓬平に都落ちしたという伝説があります。
境内に住むと言われる白蛇が御神体とされています。御利益は商売繁盛。
長岡市蓬平町1284
TEL 0258-23-2020
アクセス:JR長岡駅東口7番線(高龍神社線)からバスで40分
※神社の公式サイト https://niigata-kankou.or.jp/spot/5888
「(とがくしじんじゃ)」(長野県)
戸隠神社は古くから龍神伝説が有名です。奥社に九頭龍社があります。
日本神話の天岩戸事件も特に良く知られる伝説です。
かつてこの地区に九頭龍が住んでいましたが、悪さをして人々を困らせていたと言われます。
またこの生き物は鬼とも蛇とも言われています。
「顕光寺流記並序」「阿娑縛抄」などにも同じ様な伝説が記されています。
実際に存在した様です。
849年修行僧によって退治され、その後修行僧の指導に従い、反省し改心した後、九頭龍大神となり人々や土地を守る様になったそうです。
元々は修行地であった戸隠神社一帯。修行僧の影響で龍神にまでレベルアップしたのは九頭龍自身もきっと修行をしたからではないでしょうか。
龍神信仰の中心地でもある戸隠神社。
修行によって龍神にまで達した可能性は高いと思われます。この様に悪者だった龍、蛇が改心して善神となり、龍神として全国にお祀りされる様になったとする伝説は全国にあります。
龍は海底を泳ぐ生き物であり、海底にあるという龍宮城に住んでいると言われる為、きっと時空を越えていたるところに現れる事が出来るのではないでしょうか。
長野県長野市戸隠3506
アクセス:長野駅で下車。路線バスが出ています。
※神社の公式サイト https://www.togakushi-jinja.jp/
「龍穴神社(りゅうけつじんじゃ)」(奈良県)
空海もこの地で修行したとされる龍神伝説の地区です。奈良時代に龍神が住んでいたとされる龍穴がありました。
この神社には古くから水神が祀られていたそうです。
空海は、龍を使いこなしたと言われていますが、この地にも龍神伝説を残しています。
九穴八海という龍穴や、龍神が関係する池が8つ存在します。
隣接する室生寺は龍穴神社の神宮寺とされるほど、この地は龍神。雨乞いのご利益が特に有名な神社です。
ご祭神は高お神(たかおかみ)
雨乞いの他に縁結びの神様でもあります。雨乞いは自然崇拝から発する信仰で相当古い神社の様です。
神社の後ろには渓谷があり、「妙吉祥龍穴」と呼ばれる岩窟があります。ここに神様が住んでいると言われています。
アクセス:近鉄 室生口大野駅よりバス「室生寺前」下車 徒歩15分
宇陀市室生1297
「箱根神社」(神奈川県)
九頭龍大神伝説の地
箱根神社内に九頭龍神社が鎮座し、九頭龍大神がお祀りされています。
箱根駅伝で良く知られる芦ノ湖に九頭龍が住んでいたそうです。
この九頭龍は人々を困らせる悪い龍として有名でした。しかし萬巻上人によって退治され、それ以降は人々に謝罪しこれからは人々の為になると誓い、善神となりました。
これが箱根神社に残る伝説です。全国には似た様な伝説が多々存在しています。
全国にある龍神をお祀りする神社にも、同じ意味の伝説が残っています。
その後は人々を幸福に導く、金運守護、縁結び、人々の暮らしを良くする商売繁盛の龍神としてお祀りされる様になりました。
全国にある龍神神社、龍神の伝説から見えるのは、空に、海底に現れる龍神の姿から、やはり全国を周遊されていたのだという事ではないでしょうか。
空に舞い上がる龍、はイメージではなく実際に存在する事が伺えませんか。また境内には龍神が住んでいる為、そこから湧き出る水を霊水としています。龍神水と呼ばれています。
アクセス:箱根神社の右隣。
箱根神社の公式ページ https://www.hakonejinja.or.jp/
「貴船神社(きふねじんじゃ)」(京都府)
龍神伝承の地としても有名な神社です。
京都では最も有名な龍神にまつわる神社と言われています。ご祭神は伊弉諾尊の子である高お神(たかおかみのかみ)と闇お神(くらおかみのかみ)、岩の神様である磐長姫(いわながひめ)、龍神とされています。
水神様を祀りする神社です。水占いも人気がある様です。
京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
交通アクセス:叡山電鉄鞍馬線で出町柳駅、京都市営地下鉄烏丸線の国際会館駅から貴船口駅到着。
※神社の公式サイト http://kifunejinja.jp
まとめ
龍神は空にも現れ「龍神雲」として有名です。ふと空を見上げた時に龍の頭から鱗状の背中が豪快に空を舞っている姿を目撃した時は幸運に恵まれると言います。神社参拝した時にも空を見上げてみてください。
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