人が生きていくうえで欠かすことのできない食事は、自分の身体と心を守るだけではなく、毎日おいしく食べたいものとして楽しみの1つとしている人も多いのではないでしょうか?
邪気を払う食べ物には、古くから身体と心を守るとされる効果があると言われています。
最近疲れがとれない、気持ちが落ち込むことが多い、運気が下がっている気がするなどと感じるときや、身体と心の健康を守るためにも、邪気を払う食べ物は積極的に取り入れていくことが大切です。
この記事では、邪気を払い、健康や運気を向上させる食べ物を紹介したいと思いますので参考になさってみて下さい。
邪気とは何か
邪気とは、家の中や心の中に宿ってしまう悪い気、素直ではない、自分を大切にすることができないなどのネガティブな感情から生まれる気とされています。
人の心や身体には良い気と悪い気が流れるときがあり、邪気というのは悪い気であるため、病気も邪気が原因となり引き起こされることもあるといわれています。
東洋医学では、健康を維持する、もしくは改善させるためには、生活環境や身体全体に流れる気を整えることだと考えられています。
また、邪気はさらに邪気を引き寄せてしまう傾向にあるため、ネガティブな感情を抱えたとき、ネガティブな気を感じたときは、邪気を払うことが重要となります。
邪気を払う食べ物
皆様が普段食べている食べ物の中にも、邪気を払う食べ物として有名なものはいくつかあります。
この項目では、邪気を払う食べ物リストにして紹介したいと思いますので、気持ちが落ち込む、原因不明の体調不良が続いている場合は、試してみてはいかがでしょうか?
1:にんにく – 免疫力向上と邪気退散
疲労回復
にんにくには、ビタミンC・B1・B6などのビタミン類、マンガン・ミネラル類が豊富に含まれています。
にんにくには臭いのもとでもあるアリシンという成分とビタミンB1が合わさるとアリチアミンという成分に変わります。
アリチアミンが血中内に長くとどまることにより、疲労回復の効果が期待できるとされています。
免疫力向上
にんにくに含まれているアリシンや硫化アリル類は殺菌作用があるため、免疫力向上が期待できます。
これらの成分はウイルスや細菌から身体を守ることができますので、風邪の予防にも効果が期待できます。
また、免疫力が向上すると、がん予防にも繋がるのではという研究もされています。
邪気退散
にんにくは仏教が名前の由来とされており、仏様ともゆかりのある食べ物であるため、強い邪気退散の効果が期待できます。
にんにくの臭いは、古くから邪気退散の効果があるといわれていて、金庫の中に入れたり(泥棒対策)首にぶら下げたり(風邪の予防)玄関先に吊るしておいたりなど、海外でも吸血鬼から身を守るものとされています。
2:生姜 – 冷え性解消と気の流れ改善
冷え性解消
生の生姜に含まれているジンゲロールという辛味成分は、血行促進や発汗を促す作用があるため、血行不良による冷え性、肩こりなどの改善が期待できます。
血流が良くなれば血液もきれいになるため、排泄とともに体内に溜まってしまった不要なものが排出されやすくなり、むくみ対策にも繋がるとされています。
気の流れ改善
生姜はインドにおいても胃腸の薬として昔から食べられてきたもので、体内に溜まってしまった毒素やマイナスのエネルギーを排出し、気の流れを整えてくれる効果が期待できるとされています。
また、邪気を払い豊作を願うお祭りでも使われる食べ物としても有名です。
3:山椒 – 疫病退散と浄化の力
疫病退散
山椒は、古くから邪気を払う神聖な食べ物として大切にされてきました。
平安時代にはのぼせ・咳・下痢などの薬用として使われていたり、室町時代の大草家料理書には、うなぎの蒲焼きに山椒の粉をふりかけて食べることがすでに記載されていたりします。
浄化の力
山椒に含まれているサンショオールという辛味成分は、内臓の働きを活発にする、胃腸の機能を高めて消化不良の改善を促すなどの効果のほか、鎮痛・殺菌・発汗作用などもあるため、打撲・打ち身・捻挫・神経痛・肩こり・冷え性改善などの効果も期待できます。
また、ポリフェノールは活性酸素を除去する働きがあるため、細胞の酸化による肌の老化やシミ防止にも良いとされています。
4:ターメリック – 解毒作用と健康増進
解毒作用
ターメリックに含まれているクルクミンは、免疫力を向上させたり、生活習慣病を予防する効果があるといわれています。
また、ターメリックには抗菌作用もあるため、天然の消毒剤・防腐剤としても使われています。
健康増進
クルクミンには、抗炎症・抗菌・抗酸化作用などがあるといわれていますので、肌のくすみ・シワ・シミ予防などのアンチエイジング効果、消化不良の改善、風邪の予防などの効果が期待できます。
5:セージ – 芳香で邪気を寄せ付けない
長寿のハーブと呼ばれてきたセージは、芳香で邪気を寄せ付けないと考えられており、古くからヒーラーやスピリチュアル系の方たちに使われてきたものです。
中でもホワイトセージは、1000年以上もの歴史を持つ神聖な天然ハーブと呼ばれてきました。
ホワイトセージには、疲労やストレスを和らげるリラックス効果があるため、アロマテラピー・ヨガ・瞑想などに利用されたり、よどんだ空気を浄化させるために、部屋の掃除が終わった後などにもお香として使われています。
6:シナモン – 空間浄化と金運アップ
シナモンにはスピリチュアルパワーが秘められていると信じられ、古代エジプトの時代から、邪気払いや金運・開運を向上させるための儀式に使われてきました。
また、抗酸化作用があるため、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果が期待できるといわれています。
シナモンを使った空間浄化
1. パウダーシナモン・砂糖・グランドコーヒー(それぞれスプーン2杯)を白いお皿の上に置いたら、左手の人差し指で混ぜていきます。
2. 混ぜた材料を、焦げてもいいような古いフライパンで炒っていきます。
3. しばらく炒ると、シナモンの香りがしてきます。
4. 焦げて煙が出てきたら火を止めます。
5. 煙の出ているフライパンを持ったら、トイレ・寝室・リビング・玄関などに煙が行き渡るように歩いて下さい。(このときはヤケドに気をつけて下さい)
シナモンを使った金運アップのおまじない
1. 木曜日に行います。シナモンパウダーを指につけたら、お財布の中に入っているお札の5か所(4角と真ん中)にこすりつけていきます。
2. お札はその日の内に買い物で使うようにすると、新しい富が引き寄せられるとされています。
7:バジル – 身体の浄化と邪気対策
身体の浄化と邪気対策
バジルが放つ香りは、自律神経のバランスを整える、集中力を高める、ストレスや不安を取り除く効果があるといわれています。
また、悩みや不安で良く眠れないときには、邪気を払うために、バジルをお風呂に入れるのが良いとされています。
他の効果
バジルには鎮静作用がありますので、偏頭痛・解熱・腹痛・吐き気・胃痙攣などの症状を和らげる効果が期待できます。
8:レモン – エネルギーの活性化とマイナスエネルギー解消
疲労回復
レモンに含まれているビタミンCは、免疫機能に働きかけてエネルギーを活性化させたり、疲労を回復させる効果があるといわれていますので、仕事・家事・スポーツなどで疲れを感じたときに食べるのが良いとされています。
また、夏バテ・風邪・病気予防などにも効果が期待できます。
マイナスエネルギー解消
レモンの香りがするアロマを炊いたり、部屋にスプレーをしてみたりすると、リラックス効果が期待できるため、疲れているとき、マイナスエネルギーやストレスを解消したいときなど、さまざまな場面で使用することができます。
9:大根 – 内臓のデトックスと邪気取り
内臓のデトックス
大根にはデンプンを分解するアミラーゼという消化酵素が豊富に含まれているため、食事に取り入れてみると、胸やけ・胃もたれ・食べ過ぎ・飲みすぎ・二日酔いの緩和などの効果が期待できます。
ただ、加熱してしまうとアミラーゼの働きが失われてしまうため、大根おろしやサラダなどで食べるのが良いとされています。
また、抗酸化作用もあるため、高血圧・動脈硬化・生活習慣病などの予防ができるとされています。
邪気取り
大根は、邪気を払う縁起物の野菜だといわれています。
大根は土深くまで根を伸ばしていく野菜であるため、昔の人たちは、人生に例えたときに、土深くまで根を伸ばしていく=生活の地盤が安定する、そして問題や困難が訪れたとしても簡単に揺るぐことはないと考えていたとされています。
10:納豆 – 腸内環境改善と邪気排除
腸内環境改善
納豆に含まれる納豆菌(善玉菌としての働き)と、食物繊維(善玉菌を増やす役割)によって、腸内の悪玉菌が増えるのを防ぐため、腸内環境を改善させる効果が期待できます。
また、腸内環境が改善されると、免疫力が向上するといわれています。
納豆を食べるときは、1日1パックが目安となります。
更年期障害の改善
納豆の原料である大豆に含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと構造が似ているため、邪気を排除してストレスを緩和させる、気分を向上させるなど、生理前や更年期障害の症状の改善に効果が期待できるといわれています。
邪気を払う食べ物のレシピと食べ方
この項目では、邪気を払う食べ物のレシピと食べ方を紹介したいと思いますので、皆様もぜひ作ってみて下さいね。
3.1 にんにくを使った簡単料理
にんにくは調理してもすりつぶしても、無臭のにんにくを使っても、邪気を払う効果は変わらないといわれています。
にんにくの臭いが気になるという方には、ホイルで巻いて丸ごと焼く方法がおすすめです。
他にも、ニラやネギを加えて餃子にする、豚肉とレタスのにんにく炒め、にんにくを素揚げしたバクダン、ステーキの上に揚げたににんにくチップスをトッピングするなどの簡単料理があります。
3.2 生姜を活用した温かいドリンク
まずは、ジンジャーシロップを作る
【作り方】
1. 生姜の皮をむいて、3mmほどの厚さに切っていきます。
2. 生姜と水200mlを鍋に入れて蓋をしたら沸騰させ、その後は弱火で10分煮込んでいきます。
3. 粗糖を入れて溶けたら、蓋を少しずらして更に5分煮込みます。
4. 火を止めたら、そのまま一晩置いておきます。
5. 生姜を取り出します。
6.お湯150mlにシロップ小さじ2杯を入れます。
冷え性を改善したいという方は、すりおろし生姜を小さじ1~2杯加える、シナモンステイックを加えてみるのもおすすめです。
温かいドリンク
【材料】生姜・はちみつ・レモン汁(生姜以外は、お好みです)
【作り方】すりおろし生姜を耐熱カップに入れたら、お湯を注いで混ぜるだけです。
はちみつを使わない方はりんごジュースで甘みをつける、レモンを搾って爽やかなドリンクにする方法もあります。
3.3 ターメリック入りのスパイシーカレー
【材料(4人分)】鶏もも肉200g・玉ねぎ1個・カットトマト缶400g
しょうが1かけ・にんにく1かけ
ターメリック・コリアンダー・クミンパウダー、サラダ油、各大さじ1
塩少々・水100ml
【作り方】
1.鶏肉はひと口サイズ、玉ねぎはみじん切りに切っていきます。
2. フライパンにサラダ油を入れてあたためたら、しょうがとにんにくを炒めます。
3. 玉ネギを入れてあめ色になるまで弱火で炒めていきます。
4. カットトマト缶を入れたら3分ほど炒めます。
5. ターメリック、コリアンダー、クミンパウダーを加えて、混ぜながら炒めていきます。
6. 水と鶏肉、塩を加えて10分ほど煮込みます。
ターメリックは、胃潰瘍の疑いがある方は症状を悪化させてしまう場合もありますので、摂取しないほうが良いとされています。
充分に注意して下さい。
3.4 セージとシナモンのハーブティー
【材料(2人分)】ペパーミント2枝・セージ葉3~4枚・熱湯600ml
【作り方】
1. 生のハーブを良く洗ったら、水気をきるように置いておきます。
2. 温めたティーポットにペパーミントとセージ葉を入れ、沸騰したお湯を注ぎます。
3. ふたをしたら、3分ほど待ちます。
4. カップに注いだら、お好みによってはちみつ、レモンの輪切り、シナモンスティックなどを加えて飲みます。
3.5 バジルを使ったフレッシュサラダ
トマトとバジルのフレッシュサラダ
【材料(2人分)】トマト1個・バジル (生)5g
ドレッシング:オリーブオイル大さじ1・塩小さじ1/2・黒こしょう小さじ1/4
レモンしぼり汁小さじ1・すりおろしニンニク小さじ1
【作り方】
1. トマトのヘタを取り除いたら、ひと口サイズに切っていきます。
2. バジルは葉をちぎり、茎を取り除いていきます。
3. ボウルにドレッシングの材料を入れて混ぜ合わせます。
4. トマトとバジルにドレッシングをかけて和えていきます。
5. 器に盛りつけます。
レタスとバジルのフレッシュサラダ
【材料(4人分)】バジル15~16枚・レタス3~4枚・ミニトマト6粒
ドレッシング:エクストラバージンオリーブオイル大さじ2杯
パルメザンチーズ大さじ2杯(1/3量は仕上げ用)
レモンしぼり汁小さじ1と1/2杯・はちみつ小さじ1/2杯
塩小さじ1/4杯・粗挽き黒こしょう少々
【作り方】
1. バジルとレタスは食べやすい大きさに手でちぎり、レタスは冷水にさらしておきます。ミニトマトは半分に切ります。
2. ドレッシングを作ります。
パルメザンチーズ2/3と、はちみつ、レモンしぼり汁、塩を混ぜ合わせていきます。
その後、オリーブオイルを少しずつ加えていきながら、とろりとするまでよく混ぜます。
3. ボウルに具材を入れてドレッシングになじませるように和えていきます。
4. お皿に盛り付け、残りのパルメザンチーズと粗挽き黒こしょうを振りかけて食べます。
3.6 レモンを活かしたデトックスウォーター
【材料】水200ml・レモン半分
【基本的な作り方】
レモンをしぼった果汁を、水によく混ぜて飲むだけです。
レモンウォーターには、ミネラルウォーターを使い、レモンがない場合は、無添加果汁100%のレモンを使って下さい。
3.7 大根のおろしポン酢で邪気を払う
【材料(2人分)】鶏もも肉1枚・大根10cm(250g程度)
鶏もも肉の味付け:酒大さじ1・塩小さじ1/2
すりおろしにんにく少々・すりおろししょうが少々
ごま油小さじ2・黒こしょう少々
調理:片栗粉大さじ2・薄力粉大さじ2
ポン酢適量・揚げ油適量
【作り方】
1. 大根はすりおろして、軽く水気をしぼっておきます。
鶏肉はひと口サイズに切り、味付けに用意した材料と一緒にポリ袋に入れたら、袋の上から手でもみ、20分程度おいておきます。
2. 片栗粉と薄力粉を入れて混ぜたものを鶏肉の周りに薄くまぶしたら、170℃に熱した揚げ油で4分程度揚げていきます。
3. 唐揚げをお皿に盛り、大根おろしをのせてからポン酢をかけて食べます。
3.8 納豆料理のアレンジレシピ
【材料】納豆1パック・とろけるチーズ大さじ2・パセリ適量
薄力粉大さじ2・水大さじ1
あらびき胡椒・塩適量・オリーブオイル大さじ2
【作り方】
1. 薄力粉に水を混ぜて衣を作っていきます。
2. 衣に納豆ととろけるチーズを混ぜていきます。
3. フライパンでオリーブオイルを熱したら、両面きつね色になるまで中火で焼いていきます。
4. お皿に盛り付けた後、パセリをかけて、納豆のたれやポン酢などで食べます。
納豆入り卵焼き
【材料(2人分)】溶き卵3個分・納豆1パック・小ねぎ5g・大葉1枚
顆粒和風だし小さじ1・しょうゆ小さじ1/2・ごま油小さじ1
【作り方】
1. ボウルに溶き卵、納豆、小ねぎ、顆粒和風だし、しょうゆを入れて、よく混ぜ合わせていきます。
2. 中火で熱した卵焼き器にごま油1/3量を入れたら、キッチンペーパーで全体に広げていきます。
3. ボウルで混ぜた材料の1/3を加え、裏面に焼き色が少しついたら、卵を手前に巻いていきます。
4. 奥に卵をずらしたら、再び卵焼き器にごま油をひき、ボウルで混ぜた材料の1/3を加えて、卵が固まったら手前に巻いていきます。
5. 同じ作業をもう一度くり返し、火が通ったらところで、火を止めます。
6. 卵焼きを食べやすい大きさに切り、大葉を敷いたお皿に盛り付けて食べます。
邪気を払う食べ物を日常に取り入れるコツ
風水では、食べ物が持っている気も、健康な心と身体を作るための大切な要素だと考えられています。
心と身体の健康を維持するためには、食べ物が持つ気を取り入れて、邪気を払うことが重要となります。
この項目では、邪気を払う食べ物を日常に取り入れるコツを紹介したいと思います。
食材を上手に組み合わせる
食事は食材を上手に組み合わせて、バランスよく食べるのが良いとされています。
- 大豆を使った味噌や納豆、油あげ、ゆばなど
- ぬか漬け、ヨーグルト、チーズなどの発酵食品
- 有機農産物である野菜やフルーツ
- 白米・おこわ・赤飯などの主食
- シシャモ・イワシ・ワカサギ・アジなどの干物(カルシウム・ミネラル)。
- お味噌汁の具、豆腐・野菜・芋類・ワカメなどの海藻(カリウム・ミネラル)
仕事が忙しくて料理をする時間が取れないという方たちは、沢山の具を入れたお味噌汁を飲むのが良いとされています。
季節感を大切にした食事づくり
その土地で取れた食材を食べるということは、土地のエネルギーを体内に直接取り入ることができるため、自分の免疫力やエネルギーが上がるといわれています。
食材には旬のものがあり、栄養面だけではなく、食材自体のエネルギーが高まっている状態ですので、邪気を払うことができるとされています。
1日3食のうち1食でも旬の食材を使って、季節感を大切にした食事を食べるようにすると、邪気払いの効果が高まるといわれています。
スパイスやハーブを積極的に使う
スパイスやハーブを料理に積極的に使うのも、邪気を払う効果を高めるといわれています。
この項目では、代表的なスパイスとハーブの特徴を紹介したいと思います。
こしょう
スパイスの王様とも呼ばれるこしょうは、日本でも海外でも料理に使われる機会の多いスパイスです。
血行促進・ダイエット・アンチエイジング・ストレスの緩和などさまざまな効果が期待できます。
ナツメグ
甘い香りを放つナツメグは、ハンバーグやミートローフなどのひき肉を使う料理の匂い消しとして使われています。
整腸作用・冷え性改善・鎮静効果などが期待できます。
ただし、ナツメグを一度に多く摂取した場合は、中毒症状が起きることもあるといわれていますので注意が必要です。
シナモン
シナモンは、紀元前4000年頃にはエジプトでミイラの防腐剤として使われていたことがあると、エジプトの古文書にも世界最古のスパイスとして名前が記載されています。
血行を促し身体をあたためる効果があるといわれています。
ハーブ
ハーブは、ラテン語で薬草や香料植物を意味するヘルパが語源だといわれています。
そのため、ハーブは料理の香りづけに使われるだけではなく、保存料・香料・虫よけなどにも使われることがあります。
また、ハーブティーは、のどの痛み・口内炎の予防・月経痛の緩和・消化促進・美肌効果などが期待できます。
パセリ
パセリもハーブの1つであり、栄養素も非常に高いため、料理の付け合わせに良く使われています。
ストレスの緩和や免疫力を向上させるため、さまざまな病気予防の効果が期待できます。
ローズマリー
甘い香りを放つローズマリーは、鶏肉や白身魚などの香りづけや、さまざまな料理に使われています。
ストレスからくる疲労を感じたとき、気分をリフレッシュさせて集中力を高めたいときなどに食べるのが良いとされています。
食べ物のエネルギーを感じる食事法
一流の料理人が丹精を込めて作った料理には、プラスのエネルギーが入っているといわれています。
料理人自身が食材を選び、食材の味を活かす方法でメニューが組まれているほかにも、料理に神経を集中させて作るため、邪念や邪気が入ることがないとされています。
食べ物のエネルギーを感じる食事法としては、自炊をする以外にも、ときには一流の料理人が作った料理を食べるのも良いとされています。
定期的なデトックスを行う
水には、身体の中に溜まってしまった邪気を浄化するパワーがあるといわれています。
食事の前にコップ一杯の水を飲んだり、何回かにわけて飲むようにすると、より良い効果が期待できます。
また、上記で紹介したレモンを活かしたデトックスウォーターは、水分補給やデトックス効果が期待できるため、飲み続けていくと便秘が改善されて体調が良くなったり、美肌効果が得られるとされています。
邪気払いの歴史と文化
昔は現代ほど食べ物が豊富ではない時代もありました。
ですので、食べ物以外で有名な邪気払いの歴史と文化を紹介していきたいと思います。
般若心経を唱えて邪気を払う
般若心経は西遊記に出てくる三蔵法師が、インドから中国へと持ち帰って伝えた大般若経(だいはんにゃきょう)が元の書物とされています。
仏教で用いられている般若心経は、念彼観音力(ねんぴかんのんりき)という一文を心の中で唱えるだけでも、心に平穏を与えたり、自分の身体を清めることができたりなど、邪気払いの効果が期待できるといわれています。
菖蒲湯に入って邪気を払う
菖蒲湯は、古代中国で始まった端午の節句が起源であり、日本へは奈良時代に入ってきたといわれています。
もともと端午の節句の風習は、邪気を払う、魔よけのための行事とされていました。
端午の節句のある時期は、大雨による災害、病気の流行、食べ物が腐りやすいときとされ、日本でもこの時期は毒月とも呼ばれていて、すべてが邪気や魔物による影響だと考えられてきました。
強い香りを持つ菖蒲は邪気を払う効果があるとされていたため、端午の節句には、菖蒲を飾る、菖蒲酒にして飲む、菖蒲湯に浸かるという風習が生まれたとされています。
1.3 邪気を払う食べ物の役割
皆様は、身近にある食べ物で邪気を払うことが出来るということを知っていますか?
邪気を払う食べ物には、主に疲労回復、発汗作用、免疫力を上げる、便通・血液・気の流れなどを良くする役割があるとされています。
また、邪気は汚れている場所、不必要なもの、空気が浄化されていない環境を好むといわれています。
身体に溜まってしまった不純物や邪気は、食べ物が持つ効果によって、汗や排泄物と一緒に体内から排出することが大切なのです。
まとめ:邪気を払う
今回は、邪気を払い、健康や運気を向上させる食べ物を紹介してみましたが、いかがでしょうか?
この記事で紹介した食べ物は、皆様の身近にあるものばかりです。
邪気を払う食べ物や飲み物というのは、健康にも気の流れにもとても重要なものだということが分かりました。
心と身体に良いものばかりですので、普段から積極的に取り入れてみて下さいね。
同時に、自分の健康運や運気を知りたいという方には、電話占いをおすすめします。
電話占いサイトは安心の上場企業運営が多いため、厳しい審査を通過した鑑定士やスピリチュアル能力に特化した占い師が多く在籍していますので、自分と相性の良い鑑定士や占い師を探して視てもらうのが確実な方法です。
電話占いでしたら、ご自宅からリラックスした状態で好きな時間に電話で相談ができますし、初回の新規登録で無料特典を利用すればお得に鑑定してもらえますので、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
この記事が少しでも、皆様の健康と幸せのお手伝いとなれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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