どんな別れにも、悲しさや辛さがありますよね。
好きな相手と別れたときは、喪失感や未練で苦しい日々が続くかもしれません。
しかし、その後「一度別れてよかった」と思えることも、別れにはあるのです。
今回は、なぜ「一度別れてよかった」と思えるようになるのか深掘りをしていきます。
一度別れてよかったと思えた人の共通点や一度別れた後に起こった良い変化についても解説していくので、チェックしてみてください。
別れは辛さしかないように見えますが、一度別れることで以前よりも相手との関係が良くなったり、自分自身が成長できたりすることもあるでしょう。
なぜ「一度別れてよかった」と思えるようになったのか
「一度別れてよかった」と思えるようになれば、別れの苦しみから早く抜け出すことができるようになりますよね。
また、付き合っているときも別れを怖がることは少なくなるでしょう。ったのはなぜでしょうか?
ここからは、「一度別れてよかった」と思えるようになった理由を深掘りしていきます。
間違った付き合い方に気づけたから
一度別れると、今まで二人がどう付き合ってきたかを何度も考えるようになりますよね。
良い思い出も嫌な思い出もすべてを思い出して、悲しくなる時間も多くなるでしょう。
しかし、苦しくても二人の思い出を考えることで、自然と二人がどう付き合っていたかが見えてくることがあります。
付き合っている最中は、二人の付き合い方を客観的に見ることはできません。
別れて初めて、第三者の視点で二人の付き合い方と向き合うことになるでしょう。
また、別れたときは別れることになった原因やきっかけを考えるものですよね。
そこでも二人の付き合い方を改めて振り返り、間違った部分に目を向けられるようになるのです。
例えば、LINEを送りすぎていたり、毎週末のデートを催促していたりした場合など、恋人に依存した付き合い方をしていたかもわかるでしょう。
もしくは、相手に尽くしすぎていた自分に気づくことができるかもしれません。
どちらにせよ、二人が良い関係でなかったことに気づくことができると、「一度別れてよかったのかもしれない」と思えるようになります。
別れたことで自分自身と向き合うことができたから
今までそばにいた相手がいなくなることで、別れは心にポッカリと穴が空くものです。
しかし良い面を見れば、相手に使っていた時間をすべて自分だけのために使えるようになります。
また、別れの原因を探す場合は、自分の何が悪かったのかと、自分自身のことを見つめ直すようになるでしょう。
人生を豊かにするには、人とコミュニケーションをとり関わっていくことも大事ですが、自分自身と向き合うことも非常に大事になってきます。
自分がどういう人間なのかがわからないと、成長することはできないからです。
そして、成長を常に続けていかないと、人と上手に関わることはできなくなるでしょう。
恋愛をしていると、どうしても恋人のことばかり考えるようになるため、自分の時間はどんどんおざなりになっていきますよね。
自分が本当に好きなものや、やりたかったこと、そしてどんな人間になっていきたいのかをもう一度じっくり考えられると、別れたことで失っていた自分を取り戻すことができるでしょう。
そればかりか、付き合っていた頃の自分よりも今の自分の方がずっと良いと思えることもあるかもしれません。
自分と向き合う時間を多くとることで、一度別れてよかったのだと実感できるようになるはずです。
一度別れて復縁したら長続きしているから
一度別れてよかったと思えるのは、復縁したカップルが長続きする傾向にあるからです。
一度別れたことで、付き合っていた相手の大切さを実感できることって多いですよね。
だから復縁できたときは、「もう絶対に別れたくない!」と相手への愛情を強く持つようになるでしょう。
別れる前よりもお互いを思いやりながら付き合うことができるため、自然と二人の関係は長く続いてきます。
一度別れてよかったと思えた人の共通点
一度別れてよかったと思えた人には、共通した特徴がたくさんあります。
別れを乗り越えて、「一度別れてよかった」と思うためにも、チェックしておきましょう。
また、特徴を意識してマインドセットしてみるのも悪くないはずです。
付き合い始めの素直な気持ちを思い出した
一度別れてよかったと思えた人は、付き合い始めの素直な気持ちを思い出せた共通点を持っています。
付き合い始めは、相手と一緒にいるだけで楽しかったり、相手に会えなくても不満がなかったりしますよね。
相手を好きだと思うだけで、幸せな気持ちになるからです。
しかし付き合いが長くなり、相手にも慣れてくると、嫌な部分が見えてきたり相手を自分の思い通りに動かしたくなったりします。
付き合い始めに感じていた「好き」という素直な気持ちを忘れてしまうのです。
だからこそ、一度「別れ」という失敗を味わうことで、初心に返ることができるでしょう。
相手がいなくなり、自分の気持ちだけを考えられるようになると、「好きな気持ちを持っているだけでいいんだ」と相手に求めすぎていた自分に気づけるからです。
もう一度相手を好きになれた
時には、別れを自分で切り出すこともありますよね。
相手の嫌な部分しか目がいかなくなって、他の異性に興味が出てきたり、愛情を相手に感じなくなったりしてきたときは、別れを考えるでしょう。
特に別れを切り出す側は、相手への不満が大きいために「好き」と思う気持ちはなくなっています。
ただ、気をつけなくてはいけないのが、好きな気持ちがまだあるのに、付き合いに馴れ合いが出てきたことで愛情が冷めたと勘違いしてしまうことです。
その場合は、別れを告げたときに改めて相手からの愛情の強さ感じたり、一度別れて離れてみたりしたことで、心境に変化が訪れるでしょう。
付き合い始めのようなドキドキした気持ちや、相手への確かな愛情があることを確認できるため、「一度別れてよかった」と思えるようになるはずです。
復縁がうまくいけば、もう相手と別れようと考えることも少なくなるでしょう。
別れたことで自分の成長を感じた
別れたことで自分自身が成長することも、一度別れてよかったと思えた人の共通点です。
どんな別れでも、悲しみを避けることはできませんよね。
そういったネガティブな状態を乗り越えられると、人は成長することができます。
別れたときは、苦しみをどうにかしようと立ち上がる人が多いため、自分磨きにも精が出るでしょう。
その結果、別れをきっかけに成長した自分自身を感じることができ、一度別れてよかったと思えるよになるのです。
どのくらい相手が好きか実感できた
いつも当たり前のようにそばにいる相手の大事さに、人は気づくことができません。
失って初めて「自分には必要だったんだ」と感じることがあるでしょう。
だからこそ、どのくらい相手を好きなのか気づくことができます。
恋愛をする上で一番大切なのが、相手への愛情です。
自分が相手を強い思いで好きでないと、恋愛関係を続けることはできないからです。
自分の気持ちを再確認できたことで、復縁に向けての覚悟も決まるかもしれません。
一度別れる前の関係で感じた苦しみは?
別れる前は気づくことができませんが、実際一度別れてみると、「今よりも付き合っていた頃の方が苦しかったのではないか」と感じることがあります。
「付き合っていても楽しくない…」「苦しい気持ちのときが多い…」などと恋愛中に思うようであれば、一度別れを検討してみても良いのかもしれません。
一度別れることで、相手も自分も楽になることがあるからです。
次のような付き合い方をしていた場合は、本当に付き合い続けて良いのか考えてみてください。
相手の気持ちを疑うようになった
付き合っていても苦しく思うのは、相手の気持ちを信じられなくなるからです。
「本当に自分のことが好きなのかな」
「もしかしたら別れたいと思っているのかも」
「他に好きな人ができたらどうしよう…」
このように相手の気持ちを疑うことが増えてきたときは、注意しましょう。
疑いを持つのは自分の考え方次第なため、相手にどれほどぶつけても解決できないからです。
相手を信じることができない付き合いが続くのであれば、一度離れることを考えてみましょう。
お互いに束縛し合っていた
好きな人を独占したくなるのは、自然なことですよね。
でも、気持ちのまま独占欲を相手に押しつける付き合い方は、お互いに苦しくなるだけでしょう。
特に、お互いに束縛し合っているカップルは、一見二人の世界でラブラブに見えても、最終的には辛い時間が増えていきます。
なぜなら束縛は、相手の愛情を信じていないからする行動でもあるからです。
束縛はちょっとしたことでも喧嘩の火種になりやすく、好きなはずなのに相手を苦しめている可能性も少なくないでしょう。
恋人を優先し過ぎてその他のことがおざなりになっていた
付き合っていると、生活の優先順位のトップは恋人になりますよね。
そのため、友人との付き合いや仕事、趣味や勉強などその他のことがおざなりになることが多いです。
好きな気持ちがあると、「それでもいい!」と思って動いてしまいますが、そういった生活は長く続けていくことができません。
周りの友人は離れていき孤独になり、仕事に身が入らなければ、いくら恋人との付き合いがあっても、「毎日が楽しい」と思う気持ちは萎んでいくでしょう。
また、趣味の時間を楽しんだり、資格取得などの勉強を怠れば、成長することができなくなります。
成長が止まると人の魅力は下がる傾向にあるため、恋人からの愛情が冷める恐れもあるでしょう。
自分の生活がうまく回らなければ、恋人ともうまくコミュニケーションがとれなくなるのです。
一度別れた後に起こった良い変化とは
一度別れてよかったと思えるのは、別れた後に良い変化があったからです。
一度別れることで、どんな良い変化があるのかチェックしてみてください。
別れを怖いと思う気持ちが少なくなるはずです。
一度別れて復縁してから絆が強くなった
一度別れてから復縁すると、カップルの絆は強くなります。
別れを一緒に経験することで、相手が特別な存在になるからです。
また、一度ではなく二度に渡って気持ちを確認し合うため、相手を自然と信頼できるようにもなるでしょう。
だからこそ、復縁したカップルの絆は強く、相手からの愛情も十分に感じられるはずです。
復縁してから「一度別れてよかった」と思えた人が多いのは、過去に付き合っていたときよりも、二人の関係が良くなったからです。
一度別れたことで依存してたことに気づけた
相手に依存しているときは、自分が恋愛依存に陥っていると気づくことができません。
しかし、一度別れてみることで、自分が相手に依存していたことがよくわかるようになります。
自分がしていた行動を、付き合っている最中に振り返ることは少ないです。
友達に指摘されたとしても、自分の気持ちを優先させることが多くなるでしょう。
しかし別れて相手を失ってみると、自分の行動の痛さに気づくことができます。
恋愛依存から抜け出せば、次の恋で失敗することはありません。
一度別れてよかったと、必ず思えるときがくるはずです。
「頑張り過ぎなくても良い」と思えるようになった
一度別れを経験すると別れに耐性がついて、リラックスして恋愛できるようになるでしょう。
付き合っているときは別れが怖くて、「相手にどう思われるかな」と無理をしてしまうことが多いです。
しかし、頑張った結果別れてしまえば、もう頑張る必要はないと思えるでしょう。
頑張りをやめてリラックスした状態の方が、恋愛はうまくいくことが多いです。
無理をしている姿を感じると、自分も頑張らなくてはいけないと相手にプレッシャーを与えるからです。
ありのままのあなたの姿で、相手と接するようにしてみてください。
一度別れた後は、人としての魅力で相手との関係を作っていけるため、今までよりも付き合いを楽に感じられるようになります。
まとめ
一度別れてよかったと感じるタイミングの多くは、別れた相手と再会したときかもしれません。
再会したときに良い関係を築くことができれば、一度別れたことは二人にとって正解だったからです。
一度離れてみることで、相手のことも自分のこともよく見えてきます。
また不思議と、別れたからこそより相手を身近に感じることもあるでしょう。
今の付き合いがうまくいっていないのであれば、別れを恐れずに選択肢の中に入れても良いのかもしれません。
別れたから二人の縁が切れるとは、限らないのです。
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