好きで付き合っているものの、将来のことを考えると好きという気持ちだけでは解決できないことが出てきてしまうため「好きだけど先のことが見えない……」などがあります。
特に結婚後の生活や子供に関することなど互いの気持ちが重要となることに対しては、どれほど想い合っていても難しい問題となりすれ違ってしまうこともあるもの。
そのため、嫌いではないものの、別れを考えてしまうのではないでしょうか。
今回はそんな、好きだけど将来を考えて別れることについて解説します。
好きだけど将来を考えて別れるって普通のこと?
好きで付き合っていても関係を築く過程で、さまざまな問題が出てきてしまうもの。
今は良い関係を維持できていても特に結婚後の住居や子供など、価値観の違いゆえに意見が合わないことが出てくるでしょう。
互いに譲れない問題となってしまうと「好きだけど合わないのかな」「一緒にいても幸せになれないかも」など、考えてしまうことがあります。
自分の気持ちばかりを優先せず互いに妥協し合える場合ならば、合わない部分も前向きに受け取れることができ、別れることはないでしょう。
しかし、互いに強い意思があり妥協できない場合、どれほど好きであっても別れを選んでしまう可能性が高くなります。
好きなら別れない方がいいという人の意見
好きなら別れない方がいいという人は、恋愛において感情や直感を大切にするため、価値観などのズレを感じても別れることはありません。
このタイプの人は気持ちや縁をとても大切にするため、例え将来が見えないと感じても「どうすることが2人にとっていいのか」など、互いの気持ちをしっかりと考えます。
そのため、いくら将来を考えてのことであっても、好きという気持ちを抱いているのならば、別れという決断はしないでしょう。
好きな人と出会って恋人になれることを当たり前と思っておらず、好きな人と一緒に過ごせることを幸せなことだと思っています。
ゆえに別れることは悲しくてつらいものと思っているため、価値観や意見の違いなどは互いに寄り添うことで解決できると信じているのです。
好きでも将来のことを考えて別れた方がいいという人の意見
好きでも将来のことを考えて別れた方がいいという人は、恋愛において理性や理論を重視するため、しっかりと将来のことを考えた結果、別れてしまうのでしょう。
付き合っている相手のことはもちろん大切に想っています。
ですが、このタイプの人は将来のこともしっかりと考えるため「どう頑張っても無理かもしれない」など、些細な違和感を抱いてしまうと早い段階で決断してしまうのです。
好きな人と一緒にいることは幸せとわかっているものの、将来的に問題が起こることをわかっているのでしょう。
そのため、自分だけではなく相手を守るためにも、将来のことを考えて別れを決断してしまうのです。
好きだけど別れを考える3つの性格的特徴
好きだけど将来を考えて別れを選択してしまう人は、
- 周りの意見に流されやすい
- 自分に自信がない
- 完璧主義で責任感が強い
などという性格的特徴があるため、訪れる問題に向き合えず別れを決断してしまうのでしょう。
ここでは、好きだけど別れを考えてしまう人の3つの性格について解説します。
周りの意見に流されやすい
付き合っていると周囲からの「あの人はやめた方がいいよ!」など、否定されてしまうこともあるでしょう。
このように家族や友人など周囲に反対されてしまうと「あの人の意見が正しいのかもしれない」と、自分の気持ちを優先できません。
このタイプの人は周りに流されやすいことで物事を決められず、自分の意見や気持ちを持っていても「間違っているのでは?」と、不安ゆえに周囲の意見に合わせてしまうのです。
また、恋愛だけではなく物事すべてに対して自分の気持ちや意見に不安を感じ、周りの意見に流されてしまいます。
このような性格ゆえに好きだけど別れを考えてしまうのかもしれません。
自分に自信がない
好きだけど別れを選択してしまう人は、自分のことを過小評価や自信を持てないことが原因なのかもしれません。
自分に自信を持てない人は、どのようなことであってもネガティブに捉えてしまうため、些細なことでも「別れた方がいいかも……」と、考えてしまう傾向。
そのため、自信がなく精神的に弱いタイプだと、
- 好きだから乗り越える
- 相手を守れる強さを持つ
- 相手を幸せにする
などを考えていても突然「自分には無理だ……」と、心が折れてしまうと、諦めの気持ちに支配されて別れを考えてしまうのです。
完璧主義で責任感が強い
完璧主義で責任感が強く真面目な人は相手を大切に想うあまり、別れを選んでしまうことがあります。
このタイプの人は好きな相手に対して大きな愛情を抱いているため、
- 必ず幸せにしてあげないといけない
- どんなことからも守る
など、あまりにもこの想いが強すぎると自分の無力さに気づいては、真面目ゆえに責めてしまうことも少なくありません。
また、相手に頼ったり甘えることが苦手な人もいるため、相談できずにひとりで抱え込んでしまうことで「自分はダメだ……」と、心が折れて別れを決めてしまうのです。
好きだけど将来を考えて別れる7つの判断基準
好きだけど将来のことを考え別れる決断をする際、
- 価値観や考え方が合っているか
- 相手に対する信頼や尊敬があるか
- 相手と一緒にいて幸せか
- 互いに成長し合えているか
- 将来の夢や目標が共有できているか
- 結婚や子どもに対する考え方が一致しているか
- 価値観以外の趣味や興味が共通しているか
など、相手との関係のこのような部分を見て判断します。
別れを考えているものの、どのような部分で決断すればいいのかわからずに迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
価値観や考え方が合っているか
一緒に過ごす中で価値観や考え方が合っているかという部分は、恋愛や仕事・お金などに対する向き合い方が一致している意味としても受け取れるもの。
そのため、将来のことを考えると価値観が似ているということは、とても大きな部分になるでしょう。
価値観や考え方が異なると日常生活での些細なことから大きな問題まで、互いに衝突や不満が起こりやすくなってしまいます。
例えば相手が節約派で自分は浪費家だったり、相手はキャリア志向で自分は家庭重視だったり、仕事や家庭に対する考え方が異なる場合があるでしょう。
このように違ってしまうとお金や時間の使い方で揉めてしまうことが多くなります。
そのため、自分の望みと相手に求めることが大きくズレてしまうと合わないと感じ、別れを考えてしまうのです。
相手に対する信頼や尊敬があるか
互いに信頼や尊敬の気持ちを持っていることも関係を築く中で大切となり、この気持ちがなければ思いやりを持って接することができず、良い関係を築くことができません。
信頼や尊敬の気持ちがあることは、互いに言動や人格を信じて尊重できているということ。
相手に対する信頼や尊敬がなければ関係に不満や不安が生まれ、それが積み重なると関係が悪化してしまうこともあるでしょう。
例えば、嘘をついたり浮気をした過去や、仕事や趣味に関心がなかったり、意見や気持ちを無視したことがあると、2人の間に信頼や尊敬の想いが失われてしまうもの。
そのため、相手に対して信頼感や尊敬できるという部分は大切になるのです。
相手と一緒にいて幸せか
相手と一緒にいるとき幸せで心から楽しめているかは、感情的な部分で一番大切にすべき部分と言えるでしょう。
一緒にいるときに楽しく笑顔で過ごせているか、その空間が心地よくて安心できるのかなど、自分の心にきちんと向き合うと感じられるもの。
例えば、相手と一緒にいるときに退屈に感じたり不安な気持ちを抱いたり、相手と一緒にいる自分が嫌いなどネガティブな想いを感じるのであれば、別れのサインかもしれません。
どれほど好きであっても無理して関係を続けていると、いずれ限界は訪れてしまうものであり、ストレスやさまざまな負担を感じてしまいます。
自分の時間を無駄にしないためにも、この場合は別れるべきでしょう。
互いに成長し合えているか
互いに成長できていることも大切になり、人は成長することを諦めてしまうと依存や執着などをネガティブな気持ちを抱いたり、片方だけに大きな負担を感じてしまうもの。
尊敬する相手と一緒にいることで影響や刺激を受けて人は成長できるため、諦めてしまうと相手に頼りすぎる状態になり、努力や頑張らなくなってしまうこともあります。
例えば、相手が働いてくれているからと甘えてしまうことや、相手が家事が得意ゆえに任せて努力をしないなど、片方だけが負担を感じてしまうでしょう。
状況によって変わるものの、このような場合は相手からの負担に疲れを感じて別れを考えてしまうかもしれません。
将来の夢や目標が共有できているか
今の相手と結婚など先を考えているのであれば意識する部分でどこに住みたいか、どのようなライフスタイルを望んでいるのかなどを、話し合うことができているかということです。
将来の夢や目標の共有ができていなければ将来に不安を感じたり、相手に対する尊重や応援ができなくなってしまうもの。
例えば、相手は海外で働きたいけど自分は日本に残りたいとか、自分は早く結婚したいけど相手が結婚願望がないなど。
このような場合、互いの人生を考えて別れる決断をしてしまうでしょう。
結婚や子どもに対する考え方が一致しているか
付き合っている相手と結婚を考えているのであれば、特に重要視する部分となります。
このまま結婚へと進むのか、そのとき子どもはどう考えているのか、どのような家族を築きたいのかなど、しっかり話し合って同意していることです。
例えば、自分は結婚したいけど相手はしたくなかったり、相手は子どもがほしいけど自分は気が進まないなど。
結婚や子どもに対する考えが異なると将来的に大きな問題となってしまうため、早い段階で互いの気持ちを確認しておくべきでしょう。
そして、妥協できる部分を互いに把握していないと近い将来、大きな後悔として訪れてしまう可能性があります。
趣味や興味が共通しているか
一緒に過ごす中で好きなものや趣味などが同じという部分も、付き合う上で大切にしたい部分となります。
どれだけ好きな相手だとしても好みが異なると時間の共有ができず、好きなものが違いすぎると無理に付き合わされてしまうこともあるでしょう。
例えば、趣味や好きなものが共通していると会話も弾み、時間の共有がしやすいもの。
ですが、まったく違うと相手に合わせることになるため、一緒にいる時間が苦痛に感じてしまいます。
そのため、一緒にいても楽しめず「つまらない……」などと感じ、一緒にいる意味を考えては別れを選択してしまうのです。
好きだけど別れを選んだ後の対処法
将来のことを考えて別れを決めたものの、もちろん好きという気持ちが残っているため「この選択は正しいのかな」「頑張ればどうにかなるのでは」など、自分で決めた気持ちが揺らいでしまうもの。
そのため、人によっては離れたり戻ったりしてしまう人もいるのではないでしょうか。
最後に好きだけど別れを決めた後の対処法を解説します。
これまでの気持ちとお別れする
別れを決めたときには、今までの楽しかった思い出がたくさん出てきてしまうため、
- このまま別れてもいいのかな
- 選択が正しいのかわからない
など、自分の気持ちが揺らいで不安を感じてしまうものですが、好きな気持ちが大きければ大きいほど感じるもの。
楽しかった過去に目を向けていても前へ進むことができないため、きちんと気持ちに向き合って決めたら、相手を想う気持ちとはお別れすべきです。
ですが、あまりにも気持ちが揺らいでしまうのであれば、もう一度しっかりとどうするべきなのかを考えましょう。
別れを告げたら連絡手段を断つ
相手に別れを伝えたら相手の連絡先を消し、いつでも連絡できる状態を残しておくことはやめましょう。
別れた後いつまでも連絡ができる状態にあると、寂しくなってしまったとき・精神的に気持ちが弱ってしまっているときなど、連絡をして再会してしまうこともあるでしょう。
これでは相手に対して失礼になり、別れた意味がありません。
大切なのは別れると決めたら、揺らがない強い気持ちです。
自分の選択を信じて前へ進むため、別れを告げたら連絡を残さずきちんと消して完全にお別れしましょう。
判断するのが苦手な人は専門家に相談がおすすめ
本当に別れるべきなのか自分で判断することは難しいため、ひとりで抱え込んでしまわず専門家に相談してみましょう。
いくら考えても先のことなどわからないため、自分で別れると決めたものの不安を感じてしまうもの。
エキサイト電話占いではたくさんの占い師が在籍しているため、自分に合う占い師を見つけることができ、周囲に話せなかったことも安心して相談できるはずです。
まとめ
今回は、好きだけど将来のことを考えて別れることについて解説しました。
好きだけで乗り越えられることもありますが、互いの求めるものがあまりにも違っていたり価値観などの違いから「無理かもしれない……」と、別れを決めてしまうもの。
ですが、片方だけが我慢したり負担を感じることなく互いが自分の幸せのため、納得できる答えが出せることを願っています。
コメント