怖い夢を見た時の対処法

「怖い夢を見たときの対処法が知りたい！」「怖い夢を見る意味は、なにかあるの？」そんな悩みを抱えている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

この記事では「怖い夢を見たときの対処法」「怖い夢を見たときのおまじない」「怖い夢を見る原因」「怖い夢を見る意味」について解説していきます！

怖い夢を見た時のおまじない5選
怖い夢ばかり見る原因5選
怖い夢を見た時の対処法5選
怖い夢を見る意味とは？
怖い夢の意味夢占い5選
まとめ

怖い夢を見た時のおまじない5選

「怖い夢を見た時に、なんとかしたい！」

「今晩から、怖い夢を見ないようにしたい！」

という人のために、いくつか「おまじない」を紹介しますので、参考にしてください。

①怖い夢を見た時のおまじない【バクに夢を食べてもらう】

古くからある、おまじないのひとつに「怖い夢をバクに食べてもらう」方法があります。

バクは悪い夢を食べてくれるといわれる、中国の伝説上の生き物で、実在しません。

動物園にいるバクは、伝説上の生き物「バク」と姿が似ていたので同じ名前が付けられたといわれています。

やり方は簡単です。

①寝る前に、まずリラックスしましょう。

②そして目を閉じて「バク、バク、バク」と唱えます。

または「バクさんに夢をあげます」と3回唱えます。

これで、おまじないは完了です。あとは、バクにたっぷり夢を食べてもらいましょう。

②怖い夢を見た時のおまじない【枕をたたく】

怖い夢を見た時に、とても簡単なおまじないがあります。怖い夢を見た時に、枕をポンポンポンと三回軽く叩きます。そして、枕をひっくり返して使いましょう。枕から、怖い夢が退散します！

このおまじないの注意点としては、怖い夢を見た日の朝に行ってください。寝る前に行うと、枕を叩いた数の時間に目がさめてしまうといわれています。

前述したバクのおまじないと一緒にする人も多いようです。

③怖い夢を見た時のおまじない【和歌を詠む】

昔からある、怖い夢を打ち消すおまじないで、和歌を詠むというものがあります。怖い夢を見た時は下記の和歌のどちらかひとつを選び三回詠んでみてください。

『見し夢を漠の餌食となすからに心も晴れし曙の空（みしゆめをばくのえじきとなすからにこころもはれしあけぼののそら）』

『夢見てさめて驚きて枕の下の玉手箱開けてみたらば何事もなし』

④怖い夢を見た時のおまじない【枕の下に絵をはさむ】

怖い夢を見ないように、吉夢をみるおまじないがあります。このおまじないは、室町時代から行われていた歴史あるおまじないです！

昔の人も、おまじないをしていたのですね。

やり方は、宝船を書いた絵を枕の下に入れます。そして、次の詞を三回唱えます。

「長き夜の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな（ながきよのとおのねむりのみなめざめなみのりふねのおとのよきかな）」

上の詞は、上から読んでも下から読んでも同じ文章になります。

⑤怖い夢を見た時のおまじない【人に話す】

怖い夢を見た時は、夢の内容を人に話すと良いといわれています。人に「話す」は「離す」「放す」となり、悪夢を手放すことにつながるためのようです。

また、夢の内容を人に話せば現実にならないといわれています。

怖い夢ばかり見る原因5選

怖い夢を見るのは、いくつかの原因があるといわれています。ひとつずつ解説していきます。

①怖い夢を見る原因【ストレス】

日頃からストレスがあると怖い夢を見やすいといわれています。普段の生活で、人間関係や仕事に不安や緊張があるのかもしれません。ネガティブな感情を処理するために悪夢を見ることもあるといわれています。ストレスをかかえている自覚がなくても、無意識に不安を感じているケースもあります。

日々の生活で、不安やストレスがないか振り返ってみるのもよいですね。

②怖い夢を見る原因【眠りの質が悪い？】

人は、通常1日に2～3回夢を見ているそうです。睡眠はレム睡眠と、ノンレム睡眠を毎晩それぞれ90～120分のサイクルで繰り返しています。レム睡眠は体を休めて、ノンレム睡眠は脳と体を休めるといわれています。レム睡眠時は脳の感情を司る部分が活発なため、眠りが浅く、夢を見やすいのです。

通常の夢は、記憶に残らないことが多いのですが、怖い夢は興奮したり感情が高まるので覚えているのです。

体内時計が乱れていると、とくに睡眠が浅くなりやすいといわれています。

生活のリズムを見直してみるのもよいですね。

③怖い夢を見る原因【ホラー映画、ドラマ、ゲーム】

その日に起きた衝撃的なことが記憶として残り、夢に出てくることがあります。

怖い夢も、その日に起きたことが反映することがあるのです。

たとえば、「ホラー映画を見た」「怖いドラマを見た」「怖いゲームで遊んだ」そのときの衝撃や記憶が夢にでることがあるのです。

④怖い夢を見る原因【テレビの音】

テレビをつけっぱなしで眠ると、聞こえた音声が夢に出てくることがありませんか？怖い番組が流れていれば、悪夢にうなされる可能性もあります。

なぜなら、聴覚は五感のなかでも鋭い感覚で、眠っている間に聞いた音に脳は反応しているといわれるからです。

眠るときは、テレビは消すようにしましょう。

⑤怖い夢を見る原因【体調不良】

体調不良だと怖い夢を見やすいといわれています。

熱がでたときに、悪夢にうなされるというのはよく聞きますね。熱が出ることで、脳の扁桃体という部分が活発化して夢をみやすくなるといわれています。

怖い夢を見た時の対処法5選

①怖い夢を見た時の対処法【食事に気をつける】

怖い夢や悪夢を見ないようにするには、食事も関わってきます。

なぜなら、たんぱく質とビタミンBが不足すると悪夢を見やすくなるといわれているからです。

◼️たんぱく質が含まれる食品

牛乳、チーズ、鶏肉、魚、大豆製品

◼️ビタミンBが含まれる食品

レバー、豚肉、にんにく、魚類

チーズに含まれる「トリプトファン」というアミノ酸は、リラックス効果があり、怖い夢を見た時の対処法として効果的です。

②怖い夢を見た時の対処法【リラックスできるヒーリング音楽を聴く】

怖い夢を見たくないときは、寝る前にリラックスできるヒーリングミュージックを聴くのも効果的です。

リラックスすることで不安や緊張が取り除かれ、心地よい睡眠がとれる効果が期待できます。

③怖い夢を見た時の対処法【寝る前は刺激的な番組、動画、ゲームを避ける】

怖い夢を見たくないときは、寝る前に刺激的な番組、動画、ゲームをするのは避けましょう。

衝撃的な映像やシーンは、脳が刺激的な情報として反応しまい夢にみる可能性が高まるからです。ホラー映画をみたり、恐怖やドキドキ興奮したことは情報として残りやすいので、とくに寝る前に見るのは避けた方が良いでしょう。

④怖い夢を見た時の対処法【寝るときの環境に気をつける】

怖い夢を見ないようにするには、寝るときの環境作りもたいせつです。

枕や寝具は体に合っていますか？枕があっていなくて、体が圧迫や違和感、ストレスを感じていると眠りの質が悪くなります。リラックスできる寝具を使うようにしましょう。

電気やテレビは消して、環境を整えて眠りにつくのがよいですね。

⑤怖い夢を見たときの対処法【寝る前にスマートホンをさわらない】

寝る前にスマートホンをさわっていると、眠りの質が悪くなるといわれています。

なぜなら、スマートホンの液晶の光により脳が「昼間」だと勘違いをしてしまうからです。スマートホンの液晶の光にはブルーライトが含まれています。ブルーライトを目にしたとき、脳は「昼間」だと勘違いをしてしまうのです。

脳が昼間だと勘違いすると「メラトニン」というホルモンの分泌が減ります。メラトニンは、脈拍、血圧を低下させて、体をリラックスした状態へ導くホルモンです。メラトニンが正常に分泌されることにより、質の良い睡眠が得られます。

メラトニンの分泌が減ると、脳が覚醒しやすくなり睡眠が浅くなってしまうのです。

眠りにつく２時間前くらいからは、スマートホンを触らないほうが良いでしょう。

怖い夢を見る意味とは？

「昨晩は久しぶりに夢を見た！」と思うことがあるかもしれません。

しかし、実は人は毎晩2～3つの夢を見ているといわれています。日々の生活で、景色、文字、人物、体験、味覚、と数えきれない情報を脳は処理しています。そして寝ている間に、その膨大な記憶を、脳が整理してまとめていくといわれます。情報を整理していく過程で、ストーリーとして映像化されるのが「夢」ではないかとされています。

「怖い夢をよく見る」「見た夢を覚えていることが多い」という人は、レム睡眠（体が休み、脳が覚醒している）が長くなっている可能性があります。

つまり、自律神経とホルモンのバランスが崩れているかもしれないのです。