猫飼うんじゃなかったと思う瞬間や理由

猫飼うんじゃなかったと思う瞬間や理由

猫との楽しい生活を夢見ていたはずなのに、想像と違った…なんて思ってしまう人もいるはず。命を飼うということは、楽しくて幸せなことばかりではありません。大変なこと、辛いことも残念ながらあります。

これから猫を飼おうと思っている人の中には、「なにが大変なの?」「なんで後悔するの?」と疑問に思う人もいるのでは?

そこで今回は、猫飼うんじゃなかったと思う瞬間や理由について紹介していきたいと思います。

猫飼うんじゃなかった…と思う人はいる?

猫が好きで飼ったはずなのに、猫を飼うんじゃなかった…なんて後悔してしまう人は実際にいます。

特に、

  • 後先考えずに購入した
  • おもちゃ感覚で購入した
  • ブームに乗った
  • 友達に勧められた
  • 寂しさを紛らわすために購入した

など、猫を飼うということがどういうことなのか、事前に確認してなかったことが大きな要因となっているといえます。

ペットショップに行けば簡単に手に入ることから、衝動的に購入してしまう人も多いのでしょうね。

ここからは、具体的にどのような瞬間に飼わなければよかったと思うのか、その真相に迫りたいと思います。

猫飼うんじゃなかったと思う瞬間や理由とは?

猫飼うんじゃなかった…と思う瞬間や理由は以下です。

  1. 飼育費用が想像以上にかかる
  2. 冷暖房費がかかる
  3. 気軽に家を空けることができない
  4. 友達を家に呼べなくなる
  5. 生活リズムが猫中心になる
  6. 猫の扱い方がわからない
  7. 毛が抜ける
  8. 猫のしつけができない
  9. 発情期がしんどい
  10. 夜に運動会が行われる
  11. 壁や柱が傷つけられる
  12. ものが置けない
  13. 布団を占領される
  14. 凶暴で手に負えない
  15. 子供がアレルギーだった
  16. 子供と仲良くできない
  17. 介護が大変
  18. 亡くなる悲しさがある
  19. ペットロスが辛い

後悔したり飼うんじゃなかった…と思ってしまうのは、猫にとっても飼い主にとっても辛いことです。飼う前に、猫を飼ったことを後悔してしまいやすい理由についてチェックしておきましょう。

1.飼育費用が想像以上にかかる

猫に限らず、ペットを飼うということはお金がかかります。

飼いはじめる時に必要になる費用に加えて、餌代などの毎月の固定費、そして病院などの突発的にかかる可能性のある費用と、飼ってみると意外と出費が多いことに気づくはず。

安く見ても毎月数千円はかかります。年間にすると数万から10万円程度はかかるでしょう。病気になれば、疾患によっては治療費に月数万かかることも珍しくありません。

経済的に余裕がないと、猫にかけるお金を捻出するのはとても大変なことです。特に、子供がいるとその大変さは増しますよね。

2.冷暖房費がかかる

猫を飼うと、年中一定の気温にするために冷暖房費をつけっぱなしにしている飼い主もいるのではないでしょうか?

基本的に猫は寒がりです。特に冬は寒さ対策をしてあげる必要があります。

猫を飼う前は、出かける時には暖房を切ることができても、猫が自宅にいると暖房を切ることができずつけっぱなしになることも…。

当然、つけっぱなしにすれば電気代は嵩んでいくでしょう。

光熱費は生活費の中でも節約できる部分でもあります。光熱費が跳ね上がることによって生活を圧迫する可能性があり、人によっては死活問題になることも…。

3.気軽に家を空けることができない

猫を飼うことで、気軽に家を空けることができなくなります。特に泊まりで出かけることは難しいですよね。

もし泊まりで出かけたいのであれば、猫を知人に預けるか動物病院やホテルに預かってもらわなければなりません。知人以外に預けるのであれば、当然宿泊代がかかります。

一部の飼い主に、一泊くらいなら自宅に置いていく…なんて人がいるようですが、これはおすすめはできません。

気軽に出かけられなくなれば、自分もストレスが溜まり「飼わなければよかった…」と思ってしまうのかもしれませんね。

4.友達を家に呼べなくなる

世の中、猫好きの人ばかりではありません。猫が怖いという人もいますので、これまで通り友人を家に呼べなくなる可能性もあります。

また、猫が好きであってもアレルギーなどを持っていると、「自宅に遊びに行きたくても行けない…」と、断られてしまうこともあるでしょう。

自宅に友人や知人を招くことが好きだった人であれば、これまでのように招くことができずにストレスになるかも…。

5.生活リズムが猫中心になる

猫は犬のように散歩があるわけではないですが、餌をあげたりコミュニケーションを取ったり、病院に連れて行ったり…と、猫中心の生活になることは免れません。

自分以外の者に時間を割いたり、世話を焼いたりすることが苦手な人にとっては、苦痛に感じてしまうのかもしれませんね。

6.猫の扱い方がわからない

猫を飼ったことがない人は、猫の扱い方がわからないものです。また、犬を飼ったことがあっても、猫はまた違う動物ですので扱い方が全く異なります。

「こういう時って、どう扱うのが正しいの?」と、疑問が湧いて出てきそう…。毎日タジタジの生活に疲弊してしまうのかもしれませんね。

7.毛が抜ける

猫は意外と毛が抜ける動物です。見た目には、抜け毛はさほど多くはなさそうに見えますが、服は毛だらけ、床には毛が大量に落ちてしまう…なんてことは日常茶飯事です。

服に毛が付いていると、出かける前には毛を取ったりしなければならず手間がとてもかかります。

また、「猫は好きだけど毛は無理…」と抜け毛に嫌悪感を抱く人もいるでしょう。

特に神経質な人や部屋が常にきれいな状態でなければ気が済まない人にとっては、抜け毛は相当なストレスの元になってしまうのでは?

8.猫のしつけができない

しつけと聞くと、犬にするものというイメージがありますが、猫にもしつけは必要です。

猫もしつけをしないと、問題行動が目立ち大変な思いをすることも…。とはいえ、猫のしつけが上手にできる人は多くはないのかもしれませんね。

やりたい放題の猫をコントロールできなければ、ストレスが溜まってしまうのも無理はないでしょう。

「猫がこんなに大変だとは思わなかった…」と後悔してしまうのかもしれません。

9.発情期がしんどい

去勢や避妊手術をしていない場合には、発情期が訪れます。猫の発情期には、普段の猫とは全く違う様子にびっくりしてしまう人もいるのではないでしょうか?

特に、叫ぶような鳴き声や粗相、異常なほど擦り寄ってきたり…人によってはストレスになる可能性も…。

特に、鳴き声は近所迷惑になることもあり、「飼わなければよかった…」と思うのかもしれません。

10.夜に運動会が行われる

猫は夜行性の動物です。猫を飼っている人から聞いた話によると、夜寝ようとベッドに入った途端に猫が覚醒して暴れ回るんだとか…。

寝ている上を踏んで走っていくこともあり、連日寝不足になることもあるようですよ。次の日予定がなければ良いですが、仕事を持っていたりすると連日の寝不足はこたえますよね。猫の習性を理解しないまま飼ってしまうと、こんなはずではなかった…と後悔してしまうでしょう。

11.壁や柱が傷つけられる

猫は犬と違い、壁や柱で爪研ぎをしたりすることがあります。また、いろんなところに登ろうとするため爪が引っかかり、家が傷だらけになることも…。

特に、賃貸や新築の家に住んでいる場合、このような猫の行動に嫌気がさしてしまうのも無理はないでしょう。

12.ものが置けない

猫は運動神経の良い動物です。そのため踏み台になるようなところがあれば、どこでも登ってしまいます。

犬の場合は、壊されたくないものや犬にとって危険なものは、棚の上やテーブルの上に置いておけば良いですが、猫の場合はそうはいきません。

どこにでも登ってしまうため、ものが置けなくなってしまうのです。

また、食事の最中にダイニングテーブルに乗ってくる場合には衛生的にも良いとは言えないでしょう。

散歩はなくて楽ではありますが、犬よりもこのような部分は神経を尖らせる必要があり、人によっては大きなストレスになってしまうのかもしれませんね。

13.布団を占領される

飼い主と一緒にいたい…ふわふわの布団で寝たい…そのような思いから飼い主の布団に入り込んでくることがあります。

特に冬場は、暖かさを求めて入ってくることも珍しくはないでしょう。

寝返りをうつたびに猫に当たったり、布団が占領されて人の方が寒い思いをしたりすることも…。

ぐっすり眠ることができないストレスから、飼わなければよかったと思ってしまうのかもしれませんね。

14.凶暴で手に負えない

猫にもその子その子で性格は違います。穏やかな子もいれば神経質な子、また攻撃的な猫もいるでしょう。

もちろん、しつけを上手にできればある程度はコントロールが可能ですが、しつけができる人ばかりではありません。

攻撃的な性格の猫であれば、引っ掻き傷や咬み傷が絶えない…なんてこともあり、うんざりしてしまうのも無理はないでしょう。

場合によっては、猫に恐怖心を抱いてしまい飼い続けること自体が難しくなる危険もあります。

猫との楽しい生活を想像していたのにも関わらず、こんな毎日では飼ったことを後悔してしまうのも仕方ないのかもしれませんね。

15.子供がアレルギーだった

猫を飼った後に子供が産まれた場合、子供が成長するにつれ猫にアレルギーを持っていることがわかるケースもあります。

軽度であればまだしも、アレルギーは重度になるとアナフィラキシーショックを引き起こすこともあり、大変危険です。

子供が猫アレルギーである場合、部屋を別々にしたり掃除を徹底したりしなければならなくなり、とてもしんどい状況に追い込まれてしまう可能性も…。

猫も大事ですが子供も守らなければならない…なんとも複雑な状況に、「飼わなければよかった…」と思ってしまうのかもしれません。

16.子供と仲良くできない

必ずしも、小さい子供と猫が仲良くできるか?と言ったらそうではありません。

特に猫が先住でいる場合、子供が産まれたことにより自分が構ってもらう時間が減ったことで、子供に嫉妬してしまうことがあります。

嫉妬の対象になってしまうと、仲良くするどころか敵対心を抱いてしまいとても危険です。

子供が引っ掻かれたり噛みつかれたり攻撃される可能性があるのであれば、飼ったことを後悔してしまっても無理はないかもしれません。

17.介護が大変

猫も歳をとれば老いていきます。だんだん活動量が少なくなり、食欲がなくなり、筋力がなくなり、やがて寝たきりになっていきます。寝たきりになれば、食事や排泄などを手伝う必要が出てきます。

いくら動物とはいえ、介護は並大抵の覚悟でできるものではありません。

夜泣きや徘徊などで目が離せなくなることもあり、そうなると自分の自由な時間も少なくなってしまいます。

自分の時間を削り他の者に時間を使うことが苦手だったり、自分のペースを乱されることが嫌いな人は、猫の介護は余計負担に感じてしまうかもしれません。

18.亡くなる悲しさがある

猫を飼うと、いつかは別れが訪れます。どんなに大切にしていても、どんなに健康に気を遣っていても命は永遠ではありません。

10年20年ともに生活をしていた愛猫が亡くなることは、とても辛く悲しいことです。ペットを飼うということはこの辛くて悲しい現実と向き合わなければなりません。

私もこれまで2頭ペットを見送った経験があります。亡くなるたびに「こんなに辛いなら飼わなければよかった…」という思いがよぎることも正直ありました。

愛するペットの死は、想像を絶するほどの哀しみだったのです。

しかし、悲しみ以上にペットからもらった幸せの方が遥かに多く、今では「飼わなければよかった…」という思いは全くありませんが、人によっては後悔ばかりが残ってしまうことも…。

19.ペットロスが辛い

愛猫が亡くなった後、ペットロスに陥ることは珍しいことではありません。愛するペットが亡くなったあとは、一時的に意欲の低下や落ち込み、絶望感などを抱き塞ぎ込むこんでしまうことも…。

しかし、一般的には時間が経つにつれて徐々に回復していきますが、一部の人は回復できずに日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。

ひどくなると、うつ病などの疾患を発症してしまう可能性もありとても辛い状況に…。

ペットロスは人によって長く苦しむことになり、「こんなことなら飼わなければよかった…」と後悔してしまうのです。

まとめ

今回は、猫を飼うんじゃなかったと思う瞬間や理由について解説しました。せっかく迎え入れた命を後悔してしまうなんてとても辛いです。

飼い主にとってももちろんですが、猫にとってもとても不幸なこと。

後悔してしまうポイントをチェックし、最後まで責任を持って飼うことができるかしっかり考えるようにしましょう。

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