犬の涙やけは「ササミ」が原因になることがある?

犬の涙やけは「ササミ」が原因になることがある?

犬の目元が茶色く変色してしまう涙やけ。

涙やけには食べ物が関係していることも多くあります。

その食べ物の中でも涙やけの原因にささみが関係している可能性がある事はご存知ですか?

ヘルシーで高タンパク、そして安価に手に入るためワンチャンの健康のために食事としておやつとして取り入れている人もいるでしょう。

しかし、そんな万能なささみが涙やけの原因になっている可能性があるんです。

そこで今回は涙やけの原因にささみは関係があるのか?そしてささみを与える時の注意点について詳しく紹介します!

ささみは涙やけの原因になる?

ヘルシーで高タンパクなささみ。

ワンチャンもお肉が大好きな子が多いので、ささみを与える時の喜んで食べてくれるワンチャンも多いでしょう。

しかし、ささみが原因で涙やけが起こっている可能性もあります。

ささみが原因で涙やけが起こる理由は主にアレルギーが関係していると考えられています。

鶏肉にアレルギーを持っているワンチャンであれば、ささみを食べると皮膚の痒みや目やに、目の充血、涙目などのアレルギー症状が出る恐れがあります。

目の充血涙目がある場合には、それが原因となりその涙やけが起こってしまう事につながるでしょう。

ご飯を食べた後に涙が出ているのではあれば、食事が原因で涙やけが起こっていると考えていいのではないでしょうか?

アレルギーには先天性と後天性がある?

涙やけの原因になっているかもしれないささみのアレルギー。

そもそも食物のアレルギーは、もともと先天的に持っているアレルギーとその食材を多く長く取り入れすぎたことによってアレルギーを発症してしまう後天性があります。

そのため、健康診断などのアレルギー検査で、愛犬には鶏肉にアレルギーがないとわかっていても、与え方によっては後からアレルギーを発症してしまう可能性があるので注意するようにしましょう。

次の項目では、ワンチャンにささみを与えるときの注意点を紹介します!

ささみをあげる時の注意点!

ささみのアレルギーを発症させないために注意する点は以下の3つ。

与え方によりアレルギーが出る可能性があるのでポイントを抑えるようにしましょう。

  • 少量から始める
  • ボイルする
  • 適量を与える

それでは上記の3つのささみを与える時の注意点について詳しく見ていきましょう。

①少量から始める

ささみを与えるときは、少量から始めるようにしましょう。

特に初めてささみを与えるときにはいきなり大量のささみを与えるのではなく、ごくごく少量のささみから始めてみましょう。

万が一アレルギー症状が出たとしても少ない量であれば症状が軽く済む可能性があります。

多く与えすぎてしまうとアレルギー症状が重くなり、最悪の場合命に関わるケースもあるので注意するようにしてください。

特に初めて口にするものは、量に気をつけるようにしてください。

②ボイルする

ささみを与えるときにはボイルをして与えるようにしましょう。

鶏肉の場合には、基本的に犬は生で与える事は可能です。

しかし生肉に慣れていない場合や、少しでも心配な場合はボイルをして安全性に配慮してあげると良いでしょう。

生肉にはサルモネラ菌などが付着している可能性があるのでアレルギー症状を引き起こす可能性を低くするためにボイルをして火を通してあげるようにしましょう。

ただし、デメリットも。

加熱処理をすることによって消化は生肉よりも悪くなりますので、注意が必要!

③適量を与える

ささみを与えるときには、ワンちゃんが欲しがるからといって大量に甘えるのではなく、ワンちゃんの体重や運動量に合わせた適量を与えるようにしましょう。

あまり与えすぎてしまうとそれが原因でアレルギーを発症してしまうこともあるためおいしそうに食べてくれるからなんて理由でむやみやたらにあげないようにしてくださいね。

愛犬の涙やけが治ったエピソード

ささみは時として涙やけの原因になる恐れがありますが、実際にささみが原因で涙やけが起こっていたなんて声も上がっていました。

その方は、愛犬に日常的にささみを与えていたのですが、ささみを取り除いてフードをあげてみたところそれまでひどかった涙やけが治ったようです。

特に血液検査などで鶏肉アレルギーがあると判明したわけでは無いそうですが、ささだけを取り除いたことにより涙やけが治ったのですから、ささみが涙やけの原因になっていた可能性は極めて高いと考えられるでしょう。

ささみのアレルギーで病院に行く必要はある?

ささみが原因でアレルギー症状を引き起こし、涙やけが生じている場合には病院に連れて行った方が良いのか悩むこともありますよね。

しかし、元気がありいつもと変わらない様子であれば涙やけだけの原因ですぐに病院に駆け込むべきかといえばそうではないでしょう。

しかし、涙やけの症状に加え、嘔吐や下痢ぐったりするなどの症状も見られるようになったときには早めに獣医師さんに相談をおすすめきます。

動物病院を受診する時には、何時ごろささみを食べて、食後どれぐらいからアレルギー症状が出たのかを伝えられるようにメモをしていくと良いと思います。

まとめ

今回は、犬の涙やけの原因にささみは関係があるのかどうかを紹介しました。

鶏肉アレルギーがある場合には、いくらヘルシーで高タンパクといってもそれが原因で涙やけにつながってしまう可能性があります。

ヘルシーで安価に手に入るため取り入れたい食材ではありますが、犬の健康を考えたら、涙やけが多いなと思ったらまず食事から見直すようにしたほうが良いでしょう。

日常的にささみをあげている場合には、ささみを取り除いて試してみることもお勧めします。

また、どの食材でアレルギーを発症しているのか明確にするためにも、最低限の食材を与えるようにしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました