犬はいちごを食べれる?食べさせても大丈夫?

犬はいちごを食べれる?食べさせても大丈夫?

甘くてジューシーないちごは小さい子供から大人まで幅広く愛されている果物です。

そんないちごですが、犬には食べさせても大丈夫なのか気になっている人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、犬はいちごが食べられるのかどうかに加えて、いちごを食べさせるときの注意点と得られるメリットについて解説します。

いちごを犬に食べさせても大丈夫? 

いちごは犬に食べさせても問題はありません。

いちごには、ビタミンCやポリフェノール、ペクチンなど犬にとっても嬉しい栄養が豊富に含まれています。

ビタミンCは抗酸化作用があるほか免疫力の向上や皮膚の健康維持、ポリフェノールは強い抗酸化作用、ペクチンは整腸作用などの効果が期待できるんですよ!

犬にいちごを食べさせるときに気をつけること

犬にいちごを食べさせるときには以下の点に注意してください。

  1. いちごアレルギーがないか
  2. 下痢•嘔吐•消化不良
  3. いちごの食べ過ぎ
  4. 子犬や老犬
  5. キシリトールによる中毒症状

稀に、健康被害にまで及ぶ場合があるので慎重になりましょう。

いちごアレルギーがないか

犬にいちごアレルギーがある場合には注意しなくてはなりません。食物アレルギーは場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こすこともあります。

特に、いちごを初めて与える時には少量から様子を見ましょう。

アレルギー症状としては、

  1. 消化器症状
  2. 脱力
  3. 湿疹
  4. ぐったりする
  5. 毛が抜ける
  6. かゆみ

などが現れることがあります。犬の体調に変化がないか様子を観察してください。

また、いちごと同様バラ科の果物やカバノキ科に対してアレルギーがある場合には、いちごにもアレルギー反応を示すことがありますので注意してください。

下痢・嘔吐・消化不良

いちごには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維の消化は犬は得意ではありません。

そのため、いちごを摂取したことによって下痢や嘔吐などの消化不良を起こすことがあります。

下痢や嘔吐は時に脱水を引き起こすことがあり、ひどくなると命の危険が生じる可能性もあるため注意が必要です。

下痢や嘔吐が見られた場合にはいちごを与えるのはやめ、症状がひどいようであれば速やかに動物病院に指示を仰ぎましょう。

いちごの食べ過ぎ

いちごの食べ過ぎはクセになる危険性があります。

犬は人間の食べ物が大好き。クセになるとドッグフードを食べなくなったり要求吠えがひどくなる可能性があります。

また、いくら栄養があるからといってイチゴを食べ過ぎてしまうと返って健康に悪いので適量を与えるようにしましょう。

目安としては、

  • 大型犬…1日3粒程度
  • 中型犬…1日2粒程度
  • 小型犬…1日1粒程度

となりますので参考にしてください。

子犬や老犬には注意

消化機能の未熟な子犬や消化機能に衰えのある老犬にはいちごを与えるのは避けた方が無難です。

ただでさえ犬は食物繊維の消化は得意ではない動物。子犬や老犬は、より消化不良などのトラブルを起こす危険性が高くなります。

子犬や老犬は免疫力も体力も低いためちょっとした体調不良が大事になることも…。

キシリトールによる中毒症状

いちごにはキシリトールが含まれています。犬にとってキシリトールが有害な成分であることは、犬を飼っていれば一度は耳にしたこともあるのではないでしょうか?

数粒食べたくらいでは問題になることはほとんどないでしょうが、大量に摂取するとキシリトールによる中毒症状を起こすことがあります。

肝機能低下や低血糖など重篤な症状が出ることがあるので注意が必要です。

犬が喜ぶからといって、過剰に与えることはやめましょう。

犬は大好物の食べ物や美味しい食べ物、味の濃い食べ物は与えられただけ食べてしまう子が多いです。健康のためにも飼い主がコントロールしてあげるのも愛情ですよ。

犬にいちごを与えるメリット

犬にいちごを与えるメリットには、

  1. いちご好きな犬が喜ぶ
  2. 犬の歯周病予防にいちごが活用されている

の2点があります。

上手に取り入れることで犬との信頼関係や健康維持に役立つことがあるのでチェックしておきましょう。

いちご好きな犬が喜ぶ

いちごを与える時にはいちごが好きな犬が喜ぶメリットがあります。犬が喜んでくれたら飼い主としてはとても嬉しいですよね。

お互いに喜びを分かち合うことで信頼関係がより強くなるのではないでしょうか?

犬の歯周病予防にいちごが活用されている

いちごは犬の歯周病予防や歯肉炎の治療として活用されています。「いちごが歯周病に?なぜ?」と疑問に思う人も多いでしょう。

実は「インターフェロン」という物質が影響しているようです。

インターフェロンとはウイルスなどの増殖を抑える働きをするタンパク質の一種で、遺伝子組み換えをし生産されているいちごが歯肉炎などの治療薬として活躍しているんです。

歯周病は時として全身の病を引き起こし、最悪の場合には死に至るケースもある恐ろしい病です。

日頃から歯磨きなどのケアと同時にいちごを適量摂取することで、より口内の健康維持の効果が期待できるのではないでしょうか?

犬にいちごヨーグルトを食べさせていいの?

いくらいちごが健康に良いからといって、いちごヨーグルトを食べさせることはやめましょう。

無糖のプレーンヨーグルトを食べさせるのは問題はありませんが、いちごヨーグルトには大量の砂糖が含まれています。

糖分の摂りすぎは肥満の原因になる他、糖尿病などの病気の原因にもなるので注意しましょう。

犬にいちごゼリーは食べさせていい?

いちごゼリーもいちごヨーグルト同様に糖分が多く含まれるためおすすめはしません。

糖分は依存性もあるため、糖分を摂ることを常態化するのは健康のためにもよくありません。

いちごゼリーやいちごヨーグルトは低価格で手に入るためつい与えたくなりますが、愛犬のためを思うのであればやめましょう。

まとめ

今回は、犬はいちごが食べれるのかどうか?そしてイチゴを食べさせるときの注意点とメリットについて解説しました。

いちごは一般家庭でも手に入りやすい果物です。小さい子供がいる場合、おやつとして常備している家庭もあるでしょう。

適量であれば犬にとってもいちごを食べることはメリットもありますので、犬のちょっとしたおやつとしても活用してみてはいかがでしょうか?

ぜひ参考にしてください!

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