別れ話をするときは、なるべく穏便にすませたいと思いますよね。
だからこそ、どんなセリフで別れ話をするべきなのか迷ってしまうでしょう。
別れ話で言ったセリフが原因で、別れを拗らしてしまうこともあるからです。
そこで今回は、別れ話で言うべきでないセリフを紹介していきます。
また、別れ話をするタイミングや切り出し方のポイントも一緒に解説していきます。
別れ話のNGワードをしっかりとおさえて、トラブルなくさよならをしましょう。
別れ話で言うべきでないセリフ
別れ話をする側は、それまで何度も自問自答して別れを決めますよね。
そのため別れる覚悟がしっかりとできていますが、別れ話をされる側はそうではありません。
思いもよらなかったと感じることが多く、普段なら気にならない相手のちょっとした言葉に傷つくようになります。
特にあなたへの気持ちが強ければ、別れ話がトラウマになる可能性もあるため注意しなければいけません。
別れ話にあるあるなセリフでも、揉めるきっかけになるので気をつけておきましょう。
「実は、そんなに好きじゃなかった」
別れるときは、相手への愛情がすでに冷めていることが多いですよね。
そのため「よくよく考えてみたら、そこまで好きじゃなかったな」と相手に感じることもあるでしょう。
しかし、別れ話で正直にそのことを伝えるのはNGでしょう。
あなたの愛情を信じて付き合ってきた相手を裏切ることになるからです。
相手への愛情が冷めていたとしても、別れ話で言うべきではないのです。
「付き合ったこと、正直後悔してる」
別れを考えるときは、相手への不満が溜まっているときでもありますよね。
しかし、別れるときにその気持ちをありのまま伝えるべきではないでしょう。
「付き合ったことを後悔している」と今までの二人を否定するセリフは、相手を責めているようにも感じられるため、相手が逆上しやすくなります。
お互いが怒りの感情を持っていると別れ話は拗れてしまうので、注意しなくてはいけません。
「異性として見れなくなった」
別れ話をするときは、別れの理由を言って相手を納得させなければいけませんよね。
ただ、好きではなくなったことや、これまでの不満を理由にすれば、相手を傷つけてしまったり怒らせてしまったりします。
そのため遠回しな言い方として、「異性として見れなくなった」と気持ちを伝えることがあるでしょう。
しかし、この言い方は相手の自信を奪ってしまう可能性が高くなります。
「あなたには異性として魅力がない」と、相手の存在を否定しているからです。
傷つけないように考えて言ったセリフが、逆に相手を深く傷つけてしまうこともあるため、言うべきでないセリフは注意しなくてはいけないでしょう。
「あの時のプレゼント返してもらえる?」
別れ話で、過去の話を言うべきでないかもしれません。
特にプレゼントやお金に関する事柄は、揉める原因になります。
別れ話をされただけでも、相手はすでに嫌な思いをしています。
その上で「プレゼントを返してほしい」と言われれば、怒りは頂点に達するでしょう。
恋人として一度あげたものは、すでに自分の手元を離れたものと認識して、諦めるしかありません。
「友達からも、別れたほうがいいって言われてた」
友達から、「あんな人とは別れたほうがいい」と言われて別れを考えることもありますよね。
恋をしていると盲目になりやすいため、第三者の意見は当たっていることが多いです。
しかし、その事実を別れ話で恋人に言うべきではないでしょう。
あなたの友達にまで、相手は嫌な思いを抱いてしまうので、負の連鎖が広がってしまいます。
友達のアドバイスがあったとしても、恋人との関係は二人だけのものなので、他人を巻き込まないようにしましょう。
「あなたなら、もっといい人見つかるよ」
別れ話を穏便にすませるためによく使われるのが、「あなたならもっといい人が見つかるよ」というセリフです。
相手よりも自分を下に見て別れ話をしている謙虚なセリフに聞こえますが、言われた側は別れ話で揉めたくない相手の本音を見抜いています。
そのため「白々しい嘘をついている」と、相手に冷めた怒りを抱きやすいでしょう。
特に、「もっといい人が見つかる」とは根拠のない言葉ですよね。
自分では手に負えないから、他人に責任転嫁したい思いが明け透けに見えてしまうので、このセリフを別れ話では言うべきでないのです。
「新しく好きな人ができた」
恋人との別れの原因として最も多いのが、新しく好きな人ができたことです。
他に気になる人ができれば、どうしても今の恋人への愛情は冷めていくため、別れたくなるのは仕方がないことかもしれません。
しかし、新しく好きな人ができたことは、別れ話では言うべきでないセリフです。
なぜなら、相手が怒りで責めてきやすいきっかけを作ってしまうからです。
恋人がいるのに他の人に気持ちが移ってしまうことは、止められるものではないとは言え、世間では浮気の類いに入ることもあります。
浮気ものだと罵倒されたり、これまでの気持ちを否定されたりと、相手が怒ってあなたに心無い言葉をかけてくるかもしれません。
別れ話で相手が怒りそうなセリフは、真実だとしても言うべきでないのです。
「これからは、友達として付き合っていけたらいいな」
別れ話をするときは、円満な別れ方を理想としますよね。
恋人として別れたとしても、人としての縁が切れてしまうのは、寂しいと思うからです。
そのため「これからは、友達として付き合っていけたらいいな」と言うことがあるかもしれません。
しかし、このセリフも別れ話では言うべきでないでしょう。
別れを言われた側は、あなたのことをまだ恋人として見ている可能性が高いからです。
そのため友達として付き合うなど、相手にとってはあなたがセルフィッシュな考えを押し付けているように感じるでしょう。
思いやりやポジティブな気持ちから出たセリフだとしても、恋人との別れ話では相手を傷つけることになるため、注意しなくてはいけないのです。
「あなたの性格の〇〇な部分が嫌だったの」
恋人に怒りを感じて別れを決めることもありますよね。
そんなときは、「あなたの性格の〇〇な部分が嫌だった」と別れの原因をそのまま伝えてしまうかもしれません。
別れ話をするまでに至った自分の気持ちを我慢する必要はありませんが、相手をはっきりと否定する言葉は喧嘩のきっかけになりやすいです。
特に相手の性格を別れの原因にする場合、相手からもあなたの性格な嫌な部分を言われるかもしれません。
そうなると、二人の怒りのボルテージはどんどんと上がっていき、人間関係のトラブルにまで発展する恐れがあります。
別れ話をスムーズに進めたいのであれば、相手を責めるようなセリフは言うべきでないでしょう。
「私のこと忘れないでね」
自分から別れ話をしたとしても、いざ別れのときは寂しさが募るものです。
自分で相手を手放すと決めたのに、二度と手に入らないと実感すると、二人の関係が急に良いものに見えてくるからです。
そんなセンチメンタルな気持ちになると、相手に「私のこと忘れないでね」と言ってしまうことがあるでしょう。
しかし、そういった未練を感じるセリフを言われると、相手は混乱してしまいます。
本当は別れたくないのかと、あなたに期待してしまうからです。
結果的に復縁を願ってきたり、今までのように連絡してきたりと、別れ話をしたはずなのに相手との関係性が変わらなくなってしまうでしょう。
「嫌いになったわけじゃないけど…」
別れ話で揉めないためには、相手を否定したり責めたりするセリフを言うのはNGですよね。
そのため「嫌いになったわけじゃないけど…」とフォローのような言葉を、相手に言うことがあるかもしれません。
しかし、「嫌いになったわけじゃない」と言われると、「じゃあなんで別れる必要があるの?」と相手は二人の別れに納得ができなくなります。
そうなると別れ話は平行線となり、いつまでもまとまらなくなってしまうでしょう。
相手が傷つかないように言ったセリフであったとしても、別れ話では曖昧な表現を使ったセリフは言うべきでないのです。
別れ話で言うべきかも!マナーあるセリフとは
別れ話で言うべきでないセリフがたくさんありすぎて、「じゃあ何て言ったらいいの!?」と困ってしまうこともあるでしょう。
別れ話で揉めないためには、マナーあるセリフを相手に伝えることが大切です。
人として礼儀を持ったセリフを別れ話で使うようにして、綺麗に二人の関係を終わりにしましょう。
「一人の人間として応援してる」
別れ話で言うべきなのは、相手に自分は味方だと示すことです。
別れを告げた後には、「でも一人の人間として応援してるし、尊敬してる」などと相手の幸せを願う言葉や称える言葉を言ってみてください。
別れ話をされると、どうしても自分を拒否されたような気持ちになり、大きく傷つきます。
そのため恋愛感情を抜きに、一人の人間として認めているセリフを言うと、相手の気持ちは安心するでしょう。
恋人としての自分を否定されても、自分の存在自体を否定されているわけではないと納得できるからです。
「付き合ってくれてありがとう」
別れ話をするときは、相手に感謝の気持ちを言うべきでしょう。
どんなシチュエーションであっても、そこに感謝の言葉が加わると状況は少し良くなります。
相手から感謝されることで、人は気持ちが満たされやすい心理を持っているからです。
「こんな私と付き合ってくれてありがとう」と感謝を伝えれば、別れを言われて怒っていた相手の気持ちを和らげることができるかもしれません。
別れ話で感謝を言うのと言わないのとでは、トラブルになる可能性が大きく違ってきます。
実際に、付き合ってくれたことに感謝の気持ちを持つのは、マナーのひとつですよね。
恋人という肩書きだけでなく、個人として向き合った方が別れ話は揉めずに終わります。
「好きになって良かった」
別れ話では、相手に感謝のセリフや相手を認めるセリフを言うべきですが、その2つの意味合いを持てるのが「好きになって良かった」というセリフでしょう。
ただ、このセリフは別れ話の最後に言うことがポイントです。
例えば、相手が別れ話を受け入れるかは別としても、話を聞いてくれたときに、「こうやって話を聞いてくれてありがとう、好きになって本当に良かった」と使ってみてください。
「好きになって良かった」と言うことで、今までの愛情が嘘ではなかったこと、自分のパーソナリティーが認められていることを相手は実感するため、嫌な気持ちになりにくい効果があります。
別れ話をするタイミングは?切り出し方のポイント
別れ話で揉めないためには、言うべきでないセリフ、そして言うべきセリフも重要になってきますが、別れ話をするタイミングもポイントとして気をつけなくてはいけないでしょう。
どんなタイミングで別れ話を切り出すかによって、別れ話が長引くことを避けることができます。
別れ話をする前に連絡頻度を減らしておく
別れ話をすると決めたら、まずは徐々に相手への連絡頻度を減らしていきましょう。
自分から連絡するのは控えて、相手から連絡がきたときも最低限のやりとりですませます。
デートは「スケジュールが合わない」と言って、顔を合わせる回数も少なくしていくのがポイントです。
コミュニケーションがなくなると、相手への気持ちは次第に薄れていくからです。
また、「もしかして別れたいと思っている?」と相手が疑い出すため、突然の別れ話を避けれる効果もあるでしょう。
人目のある場所で別れ話をする
どんなに信じている恋人でも、相手が逆上した場合は何が起こるかわかりません。
特に部屋の中で二人きりになると、理性が切れやすくなります。
言葉の行き違いで相手が怒ってしまい、暴力を奮ってくる可能性もゼロだとは言えないのです。
別れ話をするときは、必ず人目のある場所でするのがおすすめです。
まとめ
別れ話をするときは、相手に対して細心の注意を払わなくてはいけないでしょう。
特にどんなセリフを言うべきかで、別れ話のトラブルを回避することができます。
今回紹介した、別れ話で言うべきでないセリフを意識して、上手に別れ話を進めていってくださいね。
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