大切な家族の一員であるペット。
ペットの多くは、人間よりも寿命が短く飼い主よりも先にお空にいってしまいます。
しかし、寿命を全うできる子、病気で亡くなる子、事故で亡くなってしまう子など、ペットの死は人間同様ペットの数だけ存在します。
そんな悲しくて辛いペットの死ですが、「自分のせいでペットが死んでしまった」とペットの死は自分の責任だと責め続けている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、自分のせいでペットを死なせてしまった後悔と自責の念で辛い時に、立ち直る方法を伝授します。
自分のせいでペットを死なせてしまった…
ペットの死は、とてもとても辛い出来事です。
長年愛情を注いできたペットとの別れは想像を超える悲しみでしょう。
ペットの死の中で、自分の不注意でペットの命が奪われてしまった…悲しいですが実際にそんな経験をしている人はいます。
自分の不注意でペットが死んでしまった場合、当然自分を責めることになり長い間ペットの死から立ち直れない…。と苦しんでいることでしょう。
しかし、あなただけではありません。ここからは立ち直る方法と体験談を紹介します。
あなただけじゃない、大切なペットを死なせてしまい後悔した人の体験談
自分のせいでペットが死んでしまった…そんな思いに苦しんでいる人はあなただけではありません。
ここでは、自分のせいでペットを死なせてしまった人の体験談を紹介します。
ワンちゃんを熱中症で死なせてしまった
ワンチャンを熱中症で死なせてしまったかたの経験談を紹介します。
あれはとても暑い夏の日でした。いつも私が仕事の間は、自宅の日陰で待っている愛犬。この日もいつも通りに水をたっぷりと入れ、エアコンを入れて仕事に出かけました。
私の仕事は朝の10時から夕方18時まで。帰宅する時間は19時を超えます。この日もいつも通り、仕事を終え自宅に帰ると、いつも出迎えてくれるはずの愛犬が来ません。
こんなこと、共に生活をしてきた8年間一度もなかったのに…私の鼓動は一気に速くなり…。慌ててリビングに向かいました。
そこには、目を見開いて倒れている愛犬。そう…愛犬はもう既に息を引き取っていました。すぐに病院に駆け込みましたが、もう愛犬が再び動き出すことはありませんでした。
死因は熱中症。朝つけたはずのエアコンが切れていて、灼熱の暑さのなか愛犬は力尽きてしまったのです。
私の不注意で愛犬を苦しめてしまった…。それはそれは耐え難い苦しみでした。申し訳なくて2年経った今でもつらくて立ち直れません。
ワンちゃんを交通事故で死なせてしまった
ワンちゃんを交通事故で亡くしてしまった方の体験談を紹介します。
私は今から1年前に愛犬を交通事故で亡くしました。
完全に防げる事故であって私の不注意が招いた事故でした。いつものように散歩に出かけたわたし。
歩道を愛犬と歩いている時、突然首輪が外れてしまい道路に飛び出してしまったのです。一瞬の出来事でした。
愛犬は私の目の前で車に轢かれ、死んでしまったのです。悔やんでも悔やみ切れません。愛犬の首輪を確認したところ、金具の部分が劣化していました。
私が散歩前に気づくことができていれば…ちゃんと首輪の安全を確認していたら…と後悔ばかりです…。
あれから1年経ちましたが、まだ自分を責め続けています。立ち直れる日が来るのか…。
ペットの死で後悔ばかり…立ち直る方法8選
ペットの死で後悔で泣いてばかり…
そんなふうに辛くて苦しい日々を過ごしている人は沢山いるでしょう。
無理に立ち直る必要はありませんが、少しでも辛い状況から立ち直り方法をお教えします。
①思い切り泣く
ペットの死から立ち直るには、我慢せずに思い切り泣きましょう。
大切な存在を亡くすと、人は「泣いていたらあの子が悲しむのでは?」と思ってしまい、ちゃんと泣くことができないでいる人も多いです。
しかし、辛い時にはその感情に蓋をせずに思い切り泣くことはとても大切です。
【悲しい、辛い、苦しい】といった感情は決して悪いことではありません。それだけ、そのペットのことを愛していたということ。
泣きたい時にしっかり泣くことは、前を向くためにはとても必要なことなのです。
②気持ちを誰かに吐き出す
ペットの死から立ち直るためには、気持ちを誰かに吐き出すようにしましょう。
ペットの死はどんな死であっても飼い主にとってはとてもショックで受け入れ難い出来事です。
しかし、周囲に気を遣ってなかなか自分の気持ちを外に吐き出すことができず、自分の中で溜め込んでしまっている人もいるでしょう。
自分の気持ちを押し殺してしまうも心には大きなストレスとなり立ち直ることができないどころか、ひどい場合には日常生活に支障をきたすなど重度のペットロスになってしまう危険性があります。
そのため、家族や友人など自分が信頼できる人に悲しくて辛い気持ちを聞いてもらうようにしましょう。
この時に、注意しなければならないのはただただ話を聞いてくれる相手を選ぶことです。
③似た体験をした人と話す
ペットの死から立ち直るには「似たような体験をした人と気持ちを共有する」ことがおすすめ。
昨今はSNSが発達し、いろんな方と繋がることができます。
中には、同じようにペットを自分のせいで亡くしてしまい辛い気持ちを抱えている人もいるでしょう。
同じ気持ちを共有することで、自分だけじゃなかった…と感じることにより心が救われるきっかけになります。
④ペットに感謝する
ペットの死から立ち直るには「ペットに感謝する」こと。
たしかに、突然ペットを亡くしてしまい、それも自分のせいで…と責めてしまう状況であればとてもとても辛いでしょう。
しかし、ペットとの記憶を悲しい思い出だけに囚われるのはもったいなくないですか?
もちろん、悲しむことも大切です。悲しまないようにしようということではなく、ペットとのいい思い出にも意識を向けて見るようにするのです。
たしかに、最期は不運が重なりなくなってしまったかもしれません。
悲しくて悲しくて、ペットを思い出すだけで罪悪感と後悔に支配される気分にもなるでしょう。
しかし、ペットと過ごした時間はとっても素晴らしいものであったはず。
ペットはとても深い愛情を持っています。
たとえ、最期が不幸な形であったとしても、お空に旅立った動物は飼い主に感謝し穏やかに過ごしているはず。
最期の不幸な出来事よりも、きっとあなたとの時間にとてもとても感謝しているでしょう。
それと同じように、悲しい気持ちにばかり囚われるのではなく、ペットと過ごせた素晴らしい日々に感謝してみるようにしましょう。
時間はかかるかもしれませんが、徐々に徐々に暖かい穏やかな気持ちへと変化していくのを感じるはずです。
⑤ボランティアで動物と関わる
ペットの死から立ち直るには「ボランティアで動物と関わる」ようにしてみましょう。
動物に触れることで、癒されたり愛を感じたり、穏やかな気持ちになれるでしょう。
また、ボランティア活動を通して、自分のペットへの罪悪感や後悔の気持ちを他の動物に愛情として接することでペットの死が無駄ではなかったことが段々とわかってくるはず。
⑥ペットとのお別れをしっかりする
ペットの死から立ち直るためには「ペットとお別れをしっかりする」ことが大切です。
今の時代、ペットも大事な家族としてしっかりお見送りをすることが普通になってきています。
ペットの葬儀場は全国各地にあります。最後の時にしっかりお別れができるかどうかはとても大切なこと。出来る限りしっかりとしたお見送りができるようにしましょう。
お別れするだけでなく、ペットの葬儀場にはさまざまなグッズも販売されていることが多いです。
例えば、
- 骨壷カバー
- 遺骨ペンダント
- 手形サービス
など、ペットとの思い出を残せるグッズがたくさんあるので、ぜひ活用してみてください。
⑦新しい子を迎える
ペットの死から立ち直るには「新しい子を迎える」ことも良いでしょう。
ペットの死後、新しい子を迎えることに抵抗がある人もいます。
- 「あの子が悲しむのではないか?」
- 「同じように可愛がれるかわからない」
- 「周囲の目も気になる…」
- 「すぐに他の子を迎えるなんて罪悪感がある」
上記のような気持ちになる人も珍しくありません。
しかし、新しい子を迎えることは悪いことでもなんでもありません。
新しい子を迎えたとしても、亡くなった子のことを忘れるわけではありませんし、悲しみはなくならないでしょう。
しかし、新しい子のお世話をするうちに笑える時間が出てきたり、亡くなった子のことを笑って思い出せるようになってきたり、愛に溢れた生活になることで亡くなった子も喜んでくれるはず。
⑧専門の治療を受ける
ペットの死から立ち直るためには「専門の治療を受ける」ことも良いでしょう。
ペットの死は、想像以上の苦しみとショックがあります。
ペットの方が人間よりも早く命尽きてしまうことがわかっていたとしても、それが現実になるとショックは計り知れません。
ペットの死が辛くて悲しいのは当然の反応ですが、中には日常生活に支障が出てしまうほどのペットロスになってしまうことも…。
ましてや、ペットの死が自分の責任だと自分を責めてしまっていればなおさら立ち直るのには時間がかかります。
あまりにも酷いと「鬱」を発症してしまうこともありますので、そうなる前に適切なカウンセリングを受けて心を整理するのもおすすめです。
時間薬ももちろんありますが、日常生活がままならない状況になっているのであれば、専門の医療機関への受診も検討しましょう。
自分はペットを飼う資格がない?新しい子を飼うのが辛い時は無理する必要はなし!
動物はとても大好きだけど、「自分の不注意でペットを死なせてしまった私はペットを飼う資格ないのかな…」と新しい子を迎えたくても迎えられなくて悩んでいる人もいるでしょう。
決して、ペットを飼う資格がないわけではありません。わざと死なせたわけではありませんよね?
たしかに不注意が招いてしまった死は防げる死だったかもしれませんが、誰もペットに死んで欲しかったわけではありません。
その教訓を次に生かしていくことができれば、亡くなった子の死は無駄にはなりません。
しかし、新しい子を無理に迎える必要はありません。気持ちの整理がつくまでは、ゆっくり亡くなった子との思い出を振り返る時期なのでしょう。
焦る必要はありません。あなたに動物を愛する気持ちがあるのであれば、いつかまたいいタイミングでいい出会いがあるはず。
今亡くなった天国でペットはあなたのことをどう思っている?メッセージを電話占いで聞いてみよう
ペットを亡くすと、さまざまな感情が生まれてきます。
- あの子は幸せだったのか?
- 私を恨んでないか?
- 謝りたい
特に、ペットの死の責任が自分にあると感じている場合には、より自責の念に苦しんでいることでしょう。
そんな時には、ペットはあなたのことをどう思っているのか?ペットの声を聞いてみてはいかがでしょうか?
ペットの声を聞くなら「ピュアリ」
ピュアリは、2011年に設立され、創業13年にして会員数17万人越えという超人気電話占いサイトです。
霊感や霊視を始めとした素晴らしい鑑定師が揃っており、相談者の抱える悩みや不安に真摯に寄り添っています。
在籍する鑑定師の多くはペットとの交信やペットの気持ちを読み取ることが可能になっていますのでぜひこの機会にペットの声を聞いてみてはいかがですか?
まとめ
今回は自分のせいでペットを死なせてしまった後悔と自責の念で辛い人に向けて、立ち直る方法を伝授しました。
ペットの死で後悔に押しつぶされそうなほど落ち込んでしまう人は珍しくありません。
無理に立ち直ろうと頑張る必要はありませんが、少しでも気持ちが軽くなるためにさまざまなことを試してみるようにしてください。
ペットはあなたのことを決して責めていません。自分のことを責めすぎずにペットに感謝の気持ちを持つようにしてみましょう。
コメント
こちらの記事を読んで心が救われました。
ありがとうございます。
先日私の不注意で猫が脱走させてしまい、行方不明になってしまいました。
自分が死んで償おうと思っていました。
ですが強い恐怖があり出来ませんでした。
それならせめて出来ることはあるだろうと感じ、生きていくことを決めました。
その子のことを忘れず、残った子たちには同じく辛い思いをさせないように注意を払っていこうと思います。
動物愛護団体には寄付もします。
本当にありがとうございました。
一昨日家で飼っていたブルーボタンインコが、金魚の水槽の中で窒息死しているのを発見してその場で泣き崩れました。
「苦しかったよな、本当にごめんね..」
と何回も言葉に出して言いました。
今でも居なくなった鳥かごを見ながら
毎日のように泣いています…。
ですがこの記事を読んでから少し何かが
救われたような感じがします。
残ったインコに同じような思いを
させないように注意を払っていこうと
思います。