付き合っていた彼と別れるとき「別れても友達でいたい!」と、元彼に言われる女性も多いのではないでしょうか。
さまざまな理由から別れることになった際、このようなことを元彼から告げられると「友達に戻るなら別れる意味あるのかな」「嫌いになったんじゃないの?」などと、疑問に思ってしまうもの。
元彼はどのような気持ちから「別れても友達として関係を持っていたい」と、あなたに伝えているのでしょうか。
今回はそんな、別れても友達でいたい男性の心理について解説します。
男性は別れても友達でいたいもの?
女性のほとんどが別れると縁は切れてしまうものと思っているため、別れの際に元彼から「別れても友達でいたい」と言われると疑問に感じる人が多いはず。
別れの原因がケンカではなく、さまざまな問題から別れに至った場合、
- 友達として関係を保っていたい
- 嫌いではないから縁を切りたくない
- 復縁したいから友達でいたい
ということを考えているため、別れてすぐ友達でいることを求める男性がいるのかもしれません。
また、男性は女性のように別れを重く捉えていないこともあり、縁を切るよりも友達としてつながっていようとすることもあります。
ですが、別れに至った問題であったり、別れを切り出したのがどちらかで異なるため、思い出しながら男性がどのようなことを考えているのか知りましょう。
別れても友達でいたいと思う6つの男性心理
別れて完全に縁を切ってしまうのではなく、友達でいたいと望む男性はどのようなことを思っているのでしょうか。
男性の心理を知っておくことで友達に戻った彼との付き合い方はもちろん、復縁を望んでいる場合の距離の縮め方がわかるかもしれません。
まずは、別れても友達でいたいと思う男性の心理を解説します。
まだ好きだから復縁したい
別れても好きな想いを抱いている場合、友達でいたいと2人のつながりを残そうとします。
ケンカや相手への不満から別れを選択してしまったのではなく、2人のさまざまな問題から一度別れを選択してしまうことも少なくありません。
今すぐではなく時間をすこし置いてから復縁したいと思っているため、別れても友達でいようとする男性もいます。
そのため、縁が切れてしまうと復縁の可能性が低くなってしまうこともあり、別れたあとも友達として関係を築きながら、付き合えるタイミングをうかがっているのかもしれません。
嫌いになって別れるわけではない
どれほど仲の良いカップルだったとしても、タイミングや環境の問題で一度は別れを選択してしまうこともあります。
嫌いで別れたわけではないため、別れても縁を切るまでしなくてもいいと思う男性が多いのです。
特に寂しがり屋な男性であると自分の元から離れられるのをとても嫌うため、友達でいてほしいと別れる際に求めることがあります。
そのため、カップルではなくなってしまったものの、せめて友達として仲良くしたいと考えてあなたに伝えたのかもしれません。
この場合、今すぐではなくてもいつか復縁できる可能性は高いでしょう。
友達だった頃に戻りたい
2人が付き合うまでの期間が長かった場合「やっぱり前の関係の方がよかった」と思うことはもちろん、それまでの関係を壊したくないために友達でいたいと求めることがあります。
別れて恋愛感情がなくなったとしても、それまで一緒に過ごしてきた時間や思い出があるため、完全に縁が切れてしまうのは悲しいもの。
そのため、大きなケンカで別れたのでなければ付き合う前の友達だった頃に戻りたいと、以前のような関係を求めてしまうのでしょう。
別れ話をきれいにまとめたい
別れ話になるとどうしても感情的になって泣いてしまう女性が多いため、面倒な別れ話を早く終わらせたい気持ちから友達でいたいと告げる男性は多いもの。
特に男性は女性に泣かれることを面倒に感じてしまうため、どうにかして別れを納得させて丸く収めようとします。
そのため、別れても関係を続けるつもりはないものの、面倒事を早く終わらせるために「別れても友達として仲良くしよう!」と、告げる男性がいるのです。
周囲を含め気まずい関係は避けたい
会社やコミュニティなどの中で付き合っていた場合、別れるとどうしても周囲は気を遣ってしまうため、気まずさを感じて周囲を巻き込まないためにも友達の関係を求めることも少なくありません。
もちろん別れた原因によって異なりますが、たとえばケンカで別れに至った場合、すこし顔を合わせるだけでも気まずさを感じてしまうもの。
そんな2人に周りは知っているだけで気を遣ってしまうため、特に職場恋愛だと業務に影響が出てしまうこともあるでしょう。
こうして自分たちだけではなく周囲も含めて気まずさを避けるため、友達としての関係を求めてしまうのかもしれません。
あわよくば都合のいい関係にしたい
別れても下心から友達としての関係を求める男性も多いでしょう。
特に体の相性が良い場合など「手放すのはもったいない」と自分の欲望のため、関係が切れないようにと友達として仲良くしようと告げる人もいます。
また新たに自分に合う女性を探すよりも、元カノだから知った相手ゆえに扱いやすいと思っているのかもしれません。
このようなタイプの男性は普段はとても冷たい態度であり、自分の都合で連絡することが多く、面倒になれば簡単に縁を切ってしまいます。
そのため、元彼があなたを都合のいい女にしようとしているのであれば、いくら友達と言われていたとしても自分のために離れるべきでしょう。
別れても友達でいたいと男性に言われたときの3つの注意点
女性の多くは別れると縁が切れると思っているため、別れ際に「別れても友達でいたい」と元彼に告げられると、喜んでしまう人もいます。
ですが、純粋に友達でいたいと思う人だけではなく、上記のようにさまざまな理由から告げる人もいるため、元彼の言葉だけを信じてしまうとあなたの時間を無駄にしてしまうこともあるでしょう。
ここでは、別れても友達でいたいと男性に言われたときの注意点を解説します。
男性の言葉を間に受けすぎない
別れても元彼へ好きという気持ちが強くあるからこそ、彼のどんな言葉でも疑うことを知らないように、どんなことでも信じてしまうもの。
好きだからこそ、疑う理由が見つからないんですよね。
ですが、好きだからという理由だけで信じてばかりいると、依存や執着・都合のいい女にされてしまっては、元彼から離れられなくなってしまいます。
筆者も過去の恋愛では付き合っていたときに依存してしまい、別れても好きすぎるゆえに相手と何年も離れられず、気づけば都合のいい女にされてまともな恋愛ができなくなっていました。
このように依存や執着をして離れられなくなる可能性があり、純粋な好きという気持ちが抱けなくなってしまうため、間に受けないように注意しましょう。
友達という関係がつらくなることもある
ケンカや嫌いになって別れに至ったわけでなければ、カップルではなくなった友達という関係性がつらくなることも少なくありません。
別れても元彼のことが好きで復縁したいからこそ、友達を続ける人が多いでしょう。
ですが、友達という関係を続ける中で彼の優しさを感じるたび「前のように戻りたい……」と、復縁への焦りや不安を感じてしまうため、どうしても友達関係がつらくなってしまうもの。
また、友達であるからこそ復縁ができず、元彼に彼女ができた際には祝福してあげなければいけないのです。
ゆえに縁が切れるよりはマシと感じるものの、時間の経過と共に友達を続けることもしっかりと考え必要があるでしょう。
都合のいい女にされる可能性がある
別れたあと友達でいたいと元彼から言われたとしても一度カップルであったこともあり、普通の友達とは異なって種類の違う友達となってしまうもの。
そのため、元彼からは扱いやすい相手となってしまうため、どうしても都合のいい女にされてしまうのです。
元彼の都合で呼び出されることが多く、あなたの都合など考えてはくれないでしょう。
筆者も過去の恋愛で都合のいい女の経験がありますが、どれほど好きだったとしても都合よく使われるだけで、未来なんてないことがほとんど。
そのため、元彼に新しい女ができると簡単につながりは切られてしまい、使う時間が無駄となってしまうため、早い段階で離れることがあなたのためになるはずです。
別れても友達でいたいと言う男性と復縁の可能性はあるの?
復縁できるかどうかは元彼の気持ち次第であり、別れても友達でいたいという元彼が、
- 心から本当に友達でいたい
- 復縁したいがゆえに友達でいたい
この2つの場合、もちろん復縁の可能性は高いと言えます。
当然ながら見極めが大切になるものの、友達から頼り頼られるような関係になることができると、初めは下心があったとしても心の距離が近くなることで改めて意識させることができるでしょう。
そのため、別れたあと友達になったらすぐに復縁を意識するのではなく、ほかの女性よりも一番に信頼してもらえるような存在になることが大切になります。
別れても友達でいたいと男性に言われたとき対処法
男性が別れても友達でいたいという心理について解説しましたが「別れたのに……」と、男性の心理が納得できない女性も多いはず。
そのため、友達でいたいと告げられた際には、どのような決断をすればいいのか頭を悩ませてしまうことでしょう。
最後に、別れても友達でいたいと男性に言われたときの対処法をご紹介します。
自分の気持ちにしっかりと向き合う
元彼に友達でいたいと伝えられたとしてもまずは、あなたがどのように感じて想っているのかということが大切になります。
別れた元彼と友達に戻ることはメリットだけではありません。
元彼の気持ちや性格によっては、時間だけを消費する都合のいい女にされてしまう可能性もあるのです。
そのため、友達になることのデメリットもしっかりと考えつつ「元彼と友達になってまで続けたい縁なのかな」と、自分の本音と向き合って決断するようにしましょう。
新しい恋に進むためにも断ることもOK
元彼に友達でいたいと言われたからといって、必ずしも受け入れる必要はありません。
嫌いで別れたわけではなく想いがあるからこそ「受け入れるべきかな……」「でも都合のいい女にはなりたくない」といって、どうしても悩んでしまうもの。
ですが、すでに別れていることで元彼があなたを縛り付ける理由はないため、選択肢はあなた自身にあるのです。
そのため、元彼との縁を切って新しい恋愛を始めたいと思うのであれば、元彼の想いを断ることも頭に置いておきましょう。
まとめ
別れても気持ちが残っている中「友達として仲良くしたい」と、元彼に言われてしまうと好きだからこそ受け入れてしまうもの。
もちろん純粋にあなたのことを想って伝えている場合もありますが、反対の気持ちから伝えている場合もあるため、しっかりと元彼のことを見極めなければ都合のいい女にされてしまうこともあります。
ぜひ記事を参考にして元彼がどのような想いからあなたに伝えているのかを、しっかりと見るようにしましょう。
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