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貧乏神と縁を切る方法は?貧乏神を福の神に変える!

貧乏神と聞いて、良いイメージを持つ人はあまりいないでしょう。貧乏神について詳しくは知らなくても、自分にとってマイナスになるだろうぐらいには直感的にわかるからです。実際、貧乏神に憑かれると、本当に貧乏になってしまうなど、良いことがありません。

しかし、貧乏神は福の神と表裏一体になっているように、存在価値もあります。この記事では貧乏神の特徴や縁の切り方、貧乏神を福の神に変える方法を紹介していきます。

貧乏神とは

貧乏神には次のような特徴があります。

貧乏神の特徴

貧乏神

貧乏神は基本的に薄汚れた老人の姿をしているとされています。痩せこけた身体で青ざめた顔をしていて、手に渋団扇を持って悲しそうな表情で現れるのが一般的なイメージでしょう。

髪の毛はぼさぼさで、いかにも貧乏な見た目なだけでなく、取り憑いた人を本当に貧乏にしてしまう神として嫌われています。仲間内や仕事関係でも「貧乏神」と表現されるような人が少なくありません。

その人がいることで、お金周りが悪くなったり、順調だった仕事が頓挫したりして不評を買う存在です。貧乏神そのものだけでなく、貧乏神のようなもの、貧乏神に近い存在も含めて嫌われるのが貧乏神です。

貧乏神が住み着く場所

押し入れ

貧乏神が好んで住み着くのが家の押し入れです。押し入れの中が汚れていたり、散らかっているほど、貧乏神にとって居心地が良いことになります。

押し入れというのは閉めてしまえば、外からは見えないので、とりあえず邪魔な物を入れてしまおうといった使われ方をしますが、間違った使い方です。押し入れのように外から見えないところほど常に清潔にしておくことが貧乏神を寄せ付けないコツです。

貧乏神がもたらす不幸

金欠 お金がない

貧乏神に取り憑かれると、経済的に貧困になるだけでなく、精神的にも貧困になる可能性が高いです。貧乏神が家に住み着くと、入ってくるお金が大幅に減ったりゼロになったりしますから、貧乏になって不幸になります。

お金自体は入ってきたとしても、入ってくる以上に出ていくお金の方が多ければ、貧乏になることに変わりありません。人間のお金に対する欲望は無限大ですから、貧乏神に取り憑かれれば、結局はお金で苦労します。

貧乏神の正体

貧乏神は一般的にみすぼらしい老人のイメージですが、本当の正体は次のようなものです。

貧乏神と福の神は一心同体

仏典である「大般涅槃経」には貧乏神と福の神についての話が書かれています。

  • 貧乏神・・・「黒闇天」呼ばれ、災いを起こす神として忌み嫌われていた
  • 福の神・・・「吉祥天」と呼ばれ、福徳を授けてくれる神として誰からも歓迎される

ある日、美しく気品がある吉祥天が来たことを喜んだ主人は家に招き入れます。その後ろから、もうひとり別のみすぼらしくて見た目が醜い女性の黒闇天も入ってこようとしましたが、主人は縁起が悪いと思って、無理やり追い出そうとしました。

黒闇天は「先ほどの吉祥天は私の姉です。私たち姉妹はいつでも一緒に行動しており、私を追い出せば、姉の吉祥天もこの家から出て行くでしょう」と言い残して立ち去ります。主人が部屋に戻ってみると、吉祥天の姿はありませんでした。

福の神である吉祥天と貧乏神である黒闇天はこの話のように一心同体であり、吉祥天に祈願したい場合には必ず妹の黒闇天を供養しなければならないと言われています。

貧乏神の正体はその場の氣

貧乏神の正体はその場の「氣」だという説もあります。ネガティブな氣に囲まれて生活していれば、本来は元気な人でも無気力になったり、病気になったりするでしょう。

それと同じように、貧乏な氣に囲まれた環境で生活していれば、知らず知らずのうちに影響を受けて自分自身も貧乏になってしまうわけです。貧乏な氣というのは必ずしも、金額だけでわかるものではありません。

額面だけ見れば裕福な人でも、どこまでもお金ばかり追いかけ続けている人は心が貧乏なままなので、いつまでも貧乏神から逃げられません。

お金に関する自分の悪癖の集合体

貧乏神の正体は、それまで自分がお金に関して重ねてきた悪癖の集合体だという意見もあります。自分の行ないそのものが貧乏神だとなれば、いくら貧乏神だけお祓いしても効果は限定的でしょう。

  • お金を貯められない
  • あればあるだけ無駄遣いしてしまう

などの悪癖は生まれつきの性格や良くない環境によりさらに悪くなることがありますから、ただ貧乏神をお祓いしたぐらいでは直りません。よほど、自分にはお金に関する悪癖があることを自覚して、状況を改善するための努力が必要でしょう。

貧乏神を祀った神社

貧乏神を祀ってある専門の神社として、次のものが知られています。

太田神社

東京都文京区にある「太田神社」は貧乏神を祀っている世にも珍しい神社として注目されています。

江戸時代、小石川に住む貧乏な旗本の夢の中にひとりの老婆が現れ、自分が貧乏神だと宣言したそうです。「あまりにも居心地が良く長くお世話になってしまったので、お礼に福を授けよう」と語り、貧乏神の祀り方を旗本に指南しました。旗本が言われた通りに祀ったところ、本当に福が訪れたと言われています。

この神社を参拝して、21目には縁を切って貧乏を断ち切る儀式を行なえることで知られています。

妙泉寺

妙泉寺

東京都台東区にある「妙泉寺」も貧乏神を祀ってある神社として知られています。ゲーム「桃太郎」シリーズに登場する猿のキャラクターを彷彿とさせる石像には「貧乏が去る(猿)」というジンクスがあるように、繁栄や景気回復の起爆剤になると考えられています。

貧乏神と味噌の関係

貧乏神の好物が「味噌」であることはよく知られています。詩人の中村光行さんによれば、貧乏神が団扇を手にしているのは味噌の芳香を扇いで楽しむためだそうです。貧乏神は味噌の中でも特に焼き味噌が好物です。

大阪の船場では、明治10年頃まで「貧乏神送り」と呼ばれる行事が行なわれていました。毎月末に船場の商人の家で味噌を焼き、それを皿状にしたものを番頭が持って家々を回り、香ばしい匂いがあちこちに満ちた頃合いを見計らって、その焼き味噌を2つに折るというものです。

こうすることで、大好きな焼き味噌の匂いに誘われて家々から出てきた貧乏神を焼き味噌の中に閉じ込めていたと言われています。貧乏神を閉じ込めた焼き味噌は川に流されていました。

貧乏神に取り憑かれている人の特徴

貧乏神に取り憑かれている人には次のような特徴があります。場合によっては貧乏神に取り憑かれることが本人にとって良い場合もありますが、多くの場合は悪いことの方が多いでしょう。

運命で決められた人生から大きく逸脱している

人間の運命は生まれる前に自分で決めてくると言われるように、ある程度は決まっているようです。すべて現世の自分が決めたことのように思えても、実はもともと決まっていたというパターンが少なくありません。

もともと自分で決めてきた運命から大きく逸脱している場合、それを修正させるために貧乏神が取り憑くことがあります。この場合、貧乏神自身の意志で取り憑くのではなく、より高次元な存在からの命令によるものです。

お金より大事なものに気付かない

金銭欲

お金に対する執着が強過ぎて本来進むべき方向性を見失っているような場合にも、より高次元の存在からの命令により貧乏神に取り憑かれることがあります。憑依した人間を破産させるなどして、人生にはお金よりも大事なものがあることを気づかせようとします。

どん底まで落ちることで、成長につながることもあるでしょう。破産はひどい体験だと思うかもしれませんが、それで目が覚めることも少なくありません。

お金だけを追う生活をしていると、お金は万能だと錯覚しがちですが、実際にお金で買えるのは物理的な物やサービスぐらいです。

転職するたびに給料が下がる

減給

転職するたびに給料が下がっていくようなら、貧乏神に取り憑かれている可能性があります。転職理由の第一位は人間関係だと言われますが、キャリアアップ転職のように、転職で給料アップを狙う例も少なくありません。

会社の定期昇給を待つだけでは、なかなか給料が上がりませんから、転職で一気に給料を増やす方法が日本でも定着してきています。そんな中で、転職するたびに給料が下がるなら貧乏神を存在を疑った方がいいでしょう。

単に面接での交渉が下手だっただけではない可能性があります。

報酬を受け取るのを拒否する人

何かの仕事を請け負ったならば、当然に対価としての報酬を受け取る必要がありますが、それができなくて貧乏になってしまう人がいます。

貧乏神に取り憑かれている人は

  • お金は汚いものだから受け取ってはいけない
  • 今の自分ではまだまだ報酬を受け取るべきはない

んどといった心のブロックが邪魔します。せっかく良い仕事をしても、お金に対して心がブロックしているなら、そのブロックを外す必要があります。メンタルブロックを外すことで、お金に対する間違った認識が改善されて、心も身体も楽になるでしょう。

お金に対する興味がない

お金に対する興味がない人も、貧乏神に取り憑かれている可能性があります。お金に対する執着心が強過ぎるのも問題ですが、お金に対する興味がまるでないとなったら、貧乏になる一方だからです。

自由経済社会で生きている以上、お金が必要な生活から逃げることはできません。よほど自給自足をしていて、最小限しかお金が必要ないような生活をしているならまだしも、一般的には難しいでしょう。

お金に対する執着心が強過ぎることと同様に、お金に対する興味が弱過ぎることも貧乏神を引き寄せます。

愚痴や不満が多い

頭を抱える女性

愚痴や不満が多いことも貧乏神に取り憑かれている人の特徴です。愚痴や不満といった、ネガティブな言動は心の状態がネガティブだからこそ出てくるものです。

お金や物質的な豊かさを手にできないことに対する苛立ちが愚痴や不満という形になって出てきますが、貧乏神はそのような貧しい心を狙ってきます。

愚痴や不満ばかり聞かされることは、まわりにとっても気持ちが良いものではないだけに、まわりいる人たちも離れていきます。気づいたら誰もいなくなって、孤独になりがちなのも貧乏神に取り憑かれた人の特徴です。

過去へのこだわりが強い

いつも過去を振り返って、以前の方が良かったと考えるような過去へのこだわりが強い人も貧乏神に取り憑かれやすいです。未来志向がなく、思考が停止している人ほど貧乏神からすれば、コントロールしやすいからです。

貧乏神を寄せ付けない人は過去よりも未来に目が行きます。これからの未来にワクワクしているので、貧乏神が取り憑く隙がありません。過去に対するこだわりが強いと、現在必要な決断が遅れるのもマイナスです。

お金が貯まる人は即断即決で決断が早いです。株の投資などを見ても、過去にこだわる人がもたもたしている間にチャンスを逃すのに対して、お金が貯まる人ほど決断が早くて投資でも強さが目立ちます。

大事なことを先送りする

大事なことをすぐにやらずに先送りする人も、貧乏神に取り憑かれやすいです。本人からすれば、ちょっと先に延ばすだけで必ずやるつもりだったとしても、先延ばしにしてる時点でタイミングが悪くなっています。

近年は人生100年時代などと言われるように、日本人の寿命が延びているとはいえ、時間が永遠にあるわけではありません。その場で処理すべきだったことを先送りにする人はその瞬間の時間を無駄にしています。

貧乏神を寄せ付けずに成功している人は、大事なことを先送りにせずにその場で処理します。このわずかに見える差が10年、20年の長期スパンでは大きな差になって取り返しがつかない差まで広がるでしょう。

物を捨てられない

ゴミ屋敷

物を捨てられない人も貧乏神に取り憑かれやすいです。それぞれの物に対して思い入れがあって、捨てられない理由があるのでしょう。しかし、無駄な物を溜め込むほど、新しい物が入ってこれるスペースが減ります。

物質というのはエネルギーでもありますから、物を捨てられない人は悪いエネルギーばかりを増やしていることにもなって、波動を下げます。そして、波動が下がっている状態は貧乏神からすれば、取り憑きやすいです。

損得勘定だけで動く

損得勘定だけで動く人も貧乏神に取り憑かれやすいです。他人のために動くことがなく、自分にとって損か得かだけが価値の判断基準なので、心の貧しさを貧乏神に見透かされるからでしょう。

他人のために動ける無私の精神がある人には貧乏神も近寄れませんが、自分のことしか考えない打算的な精神性に対しては貧乏神は簡単に取り憑けます。自分では合理的に行動しているつもりでも、貧乏神には本音が透けて見えるからです。貧乏神から好かれる状態は、自分自身にとって損なだけです。

清潔感がない

不潔 だらしない

清潔感がない人も貧乏神からしたら取り憑きやすいです。貧乏神自身がいかにも清潔感がない見た目をしているだけに、髪の毛がぼさぼさで、風呂にもろくに入っていないような不潔感があれば、貧乏神と同質なので取り憑くのが簡単です。

服装も不潔でだらしなければ、余計に貧乏神からしたら取り憑きやすくなります。

人間同士でも、足元を見て汚い靴を履いているなら経済的に恵まれていないと判断するぐらいですから、貧乏神であれば、清潔感がない人には取り憑いてもっと貧乏にしてやろうと考えるでしょう。

時間を守れない

時間 遅刻

時間を守れないことは、社会的に信用されないだけでなく貧乏神にも取り憑かれやすくなります。会社での仕事をする以前に出社時間が守れないような人は昇進自体ができないでしょう。

日本はちょっとでも電車の運行時間が遅れただけで謝罪のアナウンスが流れるぐらいに時間に対しての感覚が厳しいです。会社ではほとんどの人が遅刻しないのは、何かのトラブルがあっても大丈夫なように余裕を持って家を出ているからです。

これに対して、遅刻が多い人はぎりぎりの時間設定で動こうとするために遅れやすくなります。

飲み終わったカップをそのままにしている

汚れたキッチン

職場で飲み終わったカップを洗わずにそのままにしている人は。自宅でも高い確率で同じようにしています。そのだらしなさが貧乏神に隙を与えて取り憑かれやすくなります。

貧乏神を寄せ付けない人であれば、飲み終わったカップをそのままにしておくなど気持ちが悪くてできません。いつでも、習慣的にすぐにカップでも食器でも洗うため、汚れを溜めることなく清潔に過ごせるところが貧乏神に取り憑かれやすい人とは大きく違います。

綺麗好きな人には、貧乏神が跳ね返されるでしょう。

お金の使い方が無計画で無駄遣いが多い

浪費 散財 無駄遣い

無駄遣いが多かったり、お金の使い方が無計画なことも貧乏神に取り憑かれている人の特徴です。お金の使い方が多少無計画だったとしても、1回1回の金額が小さいならばそれほどダメージは大きくはないでしょう。

しかし、お金の使い方が無計画で無駄遣いが多い人ほど、1回あたりの散財も大きい傾向があります。無駄遣いすべきではないのがわかっていても、散財の衝動を抑えられないのが貧乏神に取り憑かれている人の特徴です。

すぐに借金を重ねてしまう

借金

貧乏神に取り憑かれている人には、借金をしている人が多いです。現在は手軽にお金を借りられる消費者ローンがいくらでも用意されていますから、借金癖がある人ほど簡単に借金地獄に落ちてしまいます。

最初は借金額が少ないようでも、借金を繰り返すことで簡単に膨れ上がってしまうのが借金の怖さです。すぐに返せるから大丈夫だろうと考える心の弱さを貧乏神が狙ってきます。

本来ならば判断力がある人でも、貧乏神に取り憑かれたことで気が大きくなって判断力も鈍るでしょう。もともと借金しないのがベストですが、借金額が膨大になっているなら専門家に相談する方法もあります。

ギャンブル癖がある

スロット ギャンブル

ギャンブル癖がある人ほど貧乏神に取り憑かれやすいです。ギャンブルに勝ち続けられる人が一部には存在しているとしても、圧倒的多数の人はギャンブルで負けます。競馬でもパチンコでも、客の方が勝ってばかりなようでは業者は儲かりません。

ギャンブルで失敗する人は、何度負けでも同じように失敗を重ねるだけです。負けるのがわかっていても、もしかしたら今回は勝てるかもしれないという心の甘さが貧乏神に狙われます。

貧乏神がいる家の特徴

貧乏神は次のように、自分にとって居心地が良い家に住み着きます。

家全体が汚れて散らかった状態

ゴミ屋敷

貧乏神がいる家は、全体的に散らかっていて汚れた印象が強いです。掃除がされていないため、どこもかしこもホコリが溜まっていて、空気の流れも悪いです。仮に掃除をしようとすれば、どこから手を付けていいかわからない感じがするでしょう。

テレビでよくゴミ屋敷の特集をしていることがありますが、あんな感じです。テレビに出てくるようなゴミ屋敷でも、元々は掃除が行き届いたきれいな家だったかもしれません。ほんのちょっとでも気を抜けば、どの家にも貧乏神が住み着いてくる可能性があります。

普段から掃除をして貧乏神を寄せ付けないようにすべきでしょう。

押し入れが汚れている

押し入れ

押し入れが汚れた家は、貧乏神にとって特に住み着きやすいです。もともと貧乏神は汚れた押し入れに住み着く習性があり、押し入れの汚れがひどいほど出て行かなくなります。

押し入れというのは、閉めてしまえば外から中が見えなくなりますから、普段使わない物をどんどん押し込んでしまいがちです。しかし、押し入れに物をどんどん入れてしまうと、それぞれの物がさらに汚れやすくなって悪循環です。

押し入れは布団を入れる2段の上に天袋があり、天袋にも物を詰め過ぎると貧乏神が住み着きやすくなります。

玄関が汚い

散らかった玄関

玄関が汚いことも貧乏神がいる家の特徴です。玄関は家の入口であり、良い氣が入るのと同様に悪い氣も入ってきます。悪い氣が入るときには貧乏神も一緒に入ってきます。玄関が汚れていたり、散らかっているほど金運が下がり、運気全体も下がります。

靴を出しっぱなしにしておくと、余計に散らかった印象になるでしょう。

水回りが汚い

汚れたキッチン

水回りが汚いことも貧乏神がいる家の特徴です。トイレや風呂場、台所などの水回りが汚い家は貧乏神を引き寄せるだけでなく、運気全体も悪くなります。水回りは汚れやすい反面、掃除するのが面倒であるため、余計に汚れが目立ちやすいです。

面倒だからと、水回りの掃除をしない家はさらに貧乏になっていくでしょう。お金持ちほど水回りの掃除を熱心だというのは偶然ではありません。

壊れた物をそのままにしている

欠けた食器

使わない物や壊れた電化製品などをそのままにしている家は運気を落として、貧乏神を引き寄せます。いつか使うかもしれないからと、後生大事に取っておくのはおすすめしません。物は使ってこそ使命を果たすからです。

電化製品が壊れて使えないならば、修理するか処分しましょう。いつか使うかもしれないからぐらいの理由で持ち続けることは、家の運気を下げるだけです。欠けた部分がある食器なども処分した方が運気が上がります。

床に直接物を置いてある

床に直接物が置かれている家にも貧乏神が寄ってきます。家具のように、床に置くしかない物であれば問題ありません。しかし、棚などに収納できる物まで床にわざわざ置くと、邪気がついてしまって金運が落ちます。

そのため、物はできるだけ棚などに収納するのがおすすめです。

風水的なバランスが悪い

風水と家

風水的なバランスが悪い家にも貧乏神が寄ってきます。建築士の資格と風水は関係ありませんから、風水の知識がない人が設計したのがわかる家がたくさんあります。

  • 家の中心にトイレがある
  • 玄関が狭くて暗い

などなどは風水の知識がある人間であれば決してやらないミスでしょう。家の基本設計だけでなく、過度に赤や黒を基調としたインテリアもバランスを崩す危険があります。

家の構造が悪い

一見すればデザインが良い家であっても、構造が悪いと貧乏神が住み着きやすくなります。

  • 家の中心に大きな柱が立てている
  • 玄関と裏口が直線状に位置している

などは良いエネルギーを妨げます。これらのマイナス面がある家は大掛かりな改装をして柱の位置を変えたり、玄関と裏口の位置関係を変えると、貧乏神を追い払いやすくなります。

家の構造を変えることはかなりの出費と手間もかかるため大変ですが、実行してみれば、貧乏神を撃退する効果を実感できるでしょう。

消費期限切れの食べ物がある

消費期限

消費期限切れの食べ物がある家にも貧乏神が住み着きやすいです。期限切れの食べ物を放置していると、そこに邪気が溜まって、貧乏神を引き寄せてしまいます。期限切れの食べ物をそのまま放置し続ければ、さらに状況が悪くなります。

例えば・・・

消費期限切れの食パンを放置しておけば、最初はちょっとカビが生える程度でしょう。しかし、そのままずっと放置すればカビだけでは済まず、悲惨な形になります。

消費期限を過ぎた食べ物がある家の冷蔵庫を開ければ、肉や牛乳、調味料などでも消費期限を過ぎた食べ物がたくさん見つかるでしょう。消費期限を過ぎた食べ物がある家に住み着いた貧乏神は、よほどのことがない限り出て行くことはありません

貧乏神と疫病神

疫病神

貧乏神とよく似ている存在なのが疫病神です。疫病神の特徴や、貧乏神との違いなどを紹介しましょう。

疫病神とは

疫病神は世の中に災いや疫病を運ぶ神のことです。近代医療が事実上存在していなかった昔の世界では、病気は悪霊や悪魔によってもたらされるものだと信じられていました。そのような時代の病気というのは、治療対象というよりも祈祷師によるお祓いの対象でした。

日本では長く、疫病は鬼神がもたらすと信じられていましたし、その後さらに民間では疫病は「疫病神」が流行させるものだと信じられるようになっています。病気になったら、医者を呼ぶよりも祈祷師を呼んでいた時代はそれほど古い話ではありません。

医療が進歩した現在でも、疫病退散を願う神事が変わらず行なわれています。「疫病神」は病気だけでなく、不幸を呼ぶものの総称としても使われています。

貧乏神と疫病神の違い

死神
違いは?
  • 貧乏神・・・取り憑いた相手や家を貧乏にする
    →経済的なダメージを与えるが健康被害は与えない
  • 疫病神・・・取り憑いた人や地域に疫病を流行させる
    →生命に関わる重大なダメージを与える

しかし、貧乏神と疫病神は全く何の関係もない別個の存在ではなく、貧乏神が進化してパワーアップしたのが疫病神だと言われています。パワーアップしたことで、人間に与える不幸もさらにグレードが上がっているということでしょう。

そして、疫病神がさらにパワーアップした不幸の最終形態が「死神」になります。

疫病神に取り憑かれた人の特徴

疫病神に取り憑かれた人には次のような特徴があります。

邪気を放っている

疫病神に取り憑かれた人は強い邪気を放っていることが多いですから

  • この人といると、体調が悪くなる
  • 話していると、何か嫌な感じがする

などといった違和感を感じるなら離れた方がいいでしょう。邪気は肉眼では見えないため、霊能者ではない普通の人間にはなかなかわかりにくいですが、悪いエネルギーであることは間違いありません

心と同じように直接触れることができない非物質なエネルギーであり、目に見えないものの、そのまま当たり続けると体調を崩したり、自分自身も邪気を放つようになる可能性もあります。邪気に触れると、不安や焦燥感を持つようになり、決して良いことはありません。

カルマが深い

カルマ

疫病神に取り憑かれた人は、過去世からのカルマが深いです。

カルマとは・・・

仏教用語で過去世での罪深い行為がめぐりめぐって、現在の自分に降りかかってきている状態

カルマには良いカルマと悪いカルマがあり、良い行ないをしたのであれば、良いカルマが返ってきます。逆に、過去世で悪い行ないを繰り返していたのであれば、それが因果応報となって現在の自分を苦しめます。

疫病神に取り憑かれるほどカルマが悪い人ならば、過去世で悪いことをしてきたと考えていいでしょう。

波動が低い

波動 量子力学

波動が低いことも疫病神に取り憑かれた人の特徴です。波動というのは一種の周波数であり、波動が合わない人と無理に一緒に過ごすと、必要以上に疲れます。互いのエネルギーが共振しないため、テンポの違いや話が合わないなどの違和感を感じるでしょう。

波動が合わない人とはできるだけ離れるのが正解です。もともとは波動が高かった人でも、疫病神に取り憑かれたことで、波動が低くなることもあります。波動が低くなれば、人格なども変わってしまうかもしれません。

常にネガティブで性格が暗い

ネガティブ 孤独 寂しい

疫病神は貧乏神以上に迷惑な存在なだけに、疫病神に取り憑かれた人は常にネガティブで性格も暗いです。いつ話をしてもポジティブな発言をすることはなく、いつでも後ろ向きで暗い性格にげんなりするでしょう。

単なる知人であれば縁を切ることもできますが、家族にこのタイプがいたら縁を切るわけにもいきません。会社の同僚や上司であることも少なくないですから、極力関わらないようにすべきです。

話をしたところで、ネガティブで他人の悪口ばかりですから、得られるものが何もない相手です。仕事ではどうしても関わる必要があるとしても、業務に関わる部分だけに限定して付き合いましょう。

個人的に付き合いを持つとか、会社の帰りに飲みに誘われても断るのがおすすめです。

隠れた攻撃性がある人

一見しただけではわからない隠れた攻撃性がある人は、心理学用語でカバードアグレッションと呼ばれ、疫病神に取り憑かれていることがあります。初対面では判別が難しいため、大きな災いを与えられる可能性があります。

カバードアグレッションの傾向がある人には、次のような行動パターンが目立ちます。

  • 仲間のような顔をしながら見えないところでは足を引っ張る
  • 一見すれば優しそうに見えても、どこかに暗い影を感じる
  • 普段親しくしていても、大事な場面で裏切る
その他の傾向
  • ばれないようにウソをつくのがうまい
  • 加害者なのに被害者を装って周囲を騙す
  • 怒りの感情で周囲をコントロールする

初対面で距離を詰め過ぎてくる

初対面なのに不自然なほど距離を詰めてくる人がいたら、疫病神に取り憑かれている可能性があります。人間は警戒心がありますから、初対面の人に対しては最初は距離を取り、相手のことがよくわかってから距離を詰めていくのが一般的です。

よく知らないうちに距離を詰め過ぎてくる相手には要注意です。もちろん、相性が良くて、最初からすぐに打ち解けられる相手がいることも事実ですが、それほど多くはないでしょう。

ツインソウルの魂の片割れとの再会のように、最初から距離感がゼロの特殊な場合を除き、初対面から距離を詰め過ぎてくる相手には警戒した方がいいでしょう。

エナジーバンパイアになっている

疫病神に取り憑かれている人の多くは、周囲の人間からエネルギーを吸い取るエナジーバンパイアです。映画に出てくるバンパイアは人間の血を吸い取る吸血鬼ですが、エネルギーを吸い取られる方が厄介かもしれません。

エナジーバンパイアと関わった人は疲れて元気がなくなるのに対して、エネルギーを吸い取っている本人は逆に元気になっていきます。本人は他人のエネルギーを吸い取っている自覚がないのが余計に厄介です。

特徴
  • 承認欲求や支配欲が強い
  • 相手を否定してマウントを取る

一緒にいるだけで疲れて不快な気持ちになりますから、違和感に気づいたなら速やかに離れた方がいいでしょう。

自己中心的で周りを巻き込む

自己中

疫病神に取り憑かれている人は、自己中心的な上に周りを巻き込んで迷惑をかけることが多いです。本人からすれば、自己中心的だという認識がないかもしれませんが、客観的に見れば、自己中心的で迷惑な存在です。

周りの人間も巻き込まれるので、その人が存在しているだけで周囲が疲弊して弱くなっていきます。

社会常識が欠如している

社会常識

疫病神に取り憑かれている人は社会常識に欠けています。人間は社会的な存在ですから、子供の頃から大人なるまでに社会常識を身に着けて成長していきます。

学校に行くのも、勉強するためだけではなく、集団生活や他人とのコミュニケーション能力を身に着けるためです。もしも、学校に行くことなく大人になったとしたら、社会常識の点でもっと問題がある人間が増えるでしょう。

疫病神に取り憑かれている人のほとんども子供時代に学校に通ったはずですが、社会常識をそれほど身に着けることなく大人になってしまったのかもしれません。

相手を精神的に疲弊させる

パワハラ

疫病神に取り憑かれた人は、相手を追い詰めて精神的に疲弊させます。一緒にいれば、愚痴か文句ばかりで何も前向きな発言をしませんから、疫病神に取り憑かれている人とは時間を過ごすだけで疲れます。

特徴
  • 八つ当たりする
  • 自分がダメな理由を解決しようとせずに他人のせいにばかりする

どこまで行っても成長することはなく、ただただ迷惑な存在ですから近寄らない方がいいでしょう。

日常生活に不満を抱えている

不満な女性

疫病神に取り憑かれた人の多くは、日常生活に不満を抱えています。不満を抱えているからこそ、疫病神にとって取り憑きやすかったのかもしれません。

疫病神を寄せ付けない人は日常生活に対する不満があったら、ただ不満を抱え込むのではなく、積極的に改善するために行動します。日常生活に対する不満が愚痴になって出るような人が疫病神に取り憑かれやすいです。

そして、一度疫病神に取り憑かれた人は、よほど自分から縁を切るための努力をしないとそのままになってしまいます。

相手をコントロールしようとする

パワハラ

疫病神に取り憑かれた人は、何かとマウントを取ってコントロールしようとします。恋人や部下を精神的な支配下に置いておかないと気が済みません。恋人に対して、あるがままを受け入れることができず、あくまでも自分の思い通りにしようとします。

初対面の印象が良いだけに、ずるずると付き合ってしまいがちです。疫病神に取り憑かれた人はどこまでもコントロールしようとしますから、自分の言うことを聞かなくなると孤立するように仕向けてくることもあるので、厄介な存在です。

疫病神に取り憑かれた人との付き合い方

疫病神に取り憑かれた人とは、次のように付き合いましょう。

縁を切る

縁を切る 縁切り

疫病神に取り憑かれた人が、単なる友人知人のレベルならばあっさり縁を切るべきです。仕事関係でどうしても付き合わざるを得ないような関係性ならば、縁を切るのは簡単ではないものの、利害関係がない相手なら自分の気持ち次第です。

これからを考えるなら、迷わずに縁を切って二度と会わないのが正解でしょう。

必要最小限の付き合いに留める

疫病神に取り憑かれた人が会社の上司や同僚のように縁を切れない相手ならば、必要最小限の付き合いに留めるべきでしょう。上司ならば、どうしても仕事上の付き合いがあるから関わりを持つことになります。

しかし、業務上の付き合いまでに限定してそれ以上は踏み込まないようにすべきです。何しろ疫病神に取り憑かれた人ですから、向こうからこちらに踏み込んで来られると厄介です。もし一線を越えてくるなら、パワハラ上司として会社に報告しましょう。

かつてとは違い、現在はパワハラ防止に多くの企業が取り組んでいます。

証拠を残す

レコーダー

疫病神に取り憑かれた人と関わるときはトラブルに巻き込まれる可能性が高いですから、普通の人間に対処するのと違って、常にトラブルの証拠を残した方がいいでしょう。

会社での付き合いだとしても、言った言わないの水掛け論にならないように、会話は常に録音しておくぐらいで丁度いいです。

会話するたびに録音するのは大変だと思うかもしれませんが、現在は小型の録音機がたくさん発売されていますので、それほど難しくはありません。ペン型の録音機もあるぐらいです。

貧乏神と縁を切る方法

貧乏神と縁を切るには、次の方法が効果的です。

押入れをきれいに掃除をする

押し入れ

貧乏神はもともと、汚れた押し入れに住み着く習性があるため、押し入れをきれいに掃除することが貧乏神と縁を切るのに効果的です。貧乏神が住み着いている押し入れは思った以上に汚れています。

押し入れは布団を入れる2段と天袋に分かれていますが、押し入れ部分だけを掃除しても十分ではありません。

貧乏神が住み着いているほどの押し入れですから、押し入れそのもの以外にも、きれいに掃除すべき部分が少なからずあるでしょう。必要ない物を整理して処分するだけで空気が大きく違ってきます。

玄関をきれいに掃除する

玄関掃除

玄関は人が出入りするのはもちろん、良い氣も悪い氣も出入りします。玄関をきれいに掃除しておけば、悪い氣があまり通らなくなり、貧乏神も居心地が悪くなって縁を切りやすくなります。

玄関はちょっと気を離すとすぐに散らかってしまいますから、靴は必ず靴箱にしまって整理整頓しましょう。

水回りをきれいに掃除する

キッチン

運が良い人や成功者の家の水回りは常にピカピカに掃除されているのに対して、運が悪い人の家や事件が起きるような家の水回りは驚くほど汚れていると言われています。それだけはっきりした差が出ることが、水回りの運勢に与える影響力の大きさを物語っています。

貧乏神が住み着く家も必ず水回りが汚いです。押し入れだけでなく、汚い水回りも貧乏神とっては天国のように居心地が良いですから、水回りが汚いと、いつまでも貧乏神が出ていきません。

逆に言えば、水回りをきれいに掃除すれば、貧乏神が居心地が悪くなって縁を切りやすくなるということです。

水回りの掃除をすべきなのは主に、

  • キッチン
  • トイレ
  • 風呂場

の3ヶ所になります。キッチンや風呂場には不快なヌルヌルも多く発生し、貧乏神の温床になりますから、ヌルヌルまでしっかり掃除しましょう。1度や2度、水回りを掃除したぐらいでは足りません。常に掃除して綺麗な状態を維持するのがおすすめです。

無駄遣いを減らして貯蓄を増やす

ショッピング 無駄遣い

お金を稼ぐのは大変なのに対して、使うだけなら簡単です。無駄遣いしながら貯蓄を増やせるのはよほど収入が多い場合であって、普通はかなり難しいでしょう。

もともと無駄遣いが多くて貧乏神に取り憑かれるような人が貯蓄を増やそうと思ったら、はっきりわかるように無駄遣いを減らす必要があります。

まずは自分の収支を把握し無駄な出費をカットして貯蓄に回すことが貧乏神との縁切りにつながります。

ポジティブな言葉を使う

貧乏神はネガティブな言葉遣いに取り憑きますから、ポジティブな言葉を使うことが貧乏神との縁を切りやすくします。言葉は「言霊」と呼ばれるように、人間の心に大きな影響を与えます。

悪い言葉を使えば貧乏神を引き寄せるのに対して、良い言葉を使えば貧乏神の居心地が悪くなって出ていくでしょう。

生活環境を改善する

バランスのとれた食事

乱れた生活環境を改善することも、貧乏神と縁を切るのに効果的です。

  • 部屋を掃除して整理整頓する
  • 不規則な睡眠時間を見直す

また、食生活が乱れているなら、そこにも改善の余地があるでしょう。人は必ず食べた物でできていますから、食生活の乱れは直接運気として跳ね返ってきます。

貧乏神によって金運が明らかに下がっていると感じるなら、食生活も改善して運気のパワーを取り戻す必要があるでしょう。

貧乏神を福の神に変える方法

貧乏神は不幸ばかりを与える神のイメージですが、仏典である「大般涅槃経」に書かれているように、吉祥天と呼ばれる福の神と黒闇天と呼ばれる貧乏神は姉妹であり、一心同体で表裏一体の関係です。

今は貧乏神でも、次のように行動と工夫次第では、貧乏神を福の神に変えられる可能性があります。

受け取ることよりも与えること重視する

受け取ることばかり考えていると、その邪な心を狙って貧乏神が寄ってきます。しかし、自分の心が変化して受け取ることよりも与えることを重視するようになると、貧乏神の方にも変化が出てくる可能性があります。

自分の心が邪気に支配されていれば貧乏神が寄ってくるのに対して、心が浄化されると貧乏神の方も福の神に変化するかもしれません。

貧乏神が福の神と一心同体なように、受け取ることばかりを考えていた邪な心を持つ自分と、与えることを重視するようになった浄化された心の自分も同じように一心同体だからです。

自分自身の一心同体が変化するならば、貧乏神と福の神の一心同体にも変化があると考えるのが自然でしょう。

生き金を使う

生き金を使うことも貧乏神を福の神に変化させる方法です。生き金というのは、文字通りに生きたお金の使い方です。お金というのはエネルギーですから、正しく使えば、正しいエネルギーとして市場に流通します。

生き金の逆が「死に金」です。

死に金とは・・・

自分にとって何の役にも立たないお金の使い方

パチンコのように、その場では一瞬楽しくても、何の蓄積にもならず、ただお金を捨てただけの使い方を指します。「生き金」と「死に金」のどちらに貧乏神が寄ってくるかは明らかです。

常に生き金を使うように意識すれば、「死に金」に寄ってきていた貧乏神も福の神に変化していくでしょう。

身だしなみを整える

身なり 身だしなみ

身だしなみを整えることも貧乏神を福の神に変える方法です。貧乏神は痩せこけた老人のイメージが強い一方、福の神と一心同体の女性であることを考えると、身だしなみを整えることが貧乏神を福の神に変化させる大きな影響力になるでしょう。

自分が変化することで、貧乏神の変化も引き出せるかもしれません。貧乏神としては、もともと身だしなみがだらしない人に取り憑くのが自然です。

しかし、取り憑かれた人間が身だしなみを整えたなら、取り憑いていることに違和感を覚えて貧乏神自身も変化する可能性があるでしょう。

優しい心を持つ

胸に手をあてる

貧乏神はマイナス作用が強い神ですから、冷たい心に寄ってきます。ずっと他人に対して冷たい心のままだったなら、冷たい心に取り憑いた貧乏神はそのまま変わることがないでしょう。

しかし、自分の心が変わって優しい心を持つようになれば、取り憑いている貧乏神も一心同体の福の神に変化する可能性が高くなります。

貧乏神というのは自分自身を映す鏡のような存在でもありますから、自分の心が優しい方向に変化すれば、冷たい心に取り憑いていた貧乏神もそれに合わせて福の神に変わるでしょう。

ポジティブに生きる

ポジティブ

貧乏神はネガティブな言動や行動をしている人間に取り憑くので、取り憑かれたときにはネガティブだった人がポジティブに生きられるようになれば、貧乏神は出ていくか、福の神に変わる必要が出てきます。

ポジティブに生きると決めるだけでも貧乏神が福の神に変わる可能性がありますが、もっと具体的に目標を持つなどすると、さらに効果的です。

目標は何でも自分がなりたいこと、やりたいことでかまいません。仕事に活かせる勉強をするのでもいいですし、将来のために資格を取るのでもいいでしょう。

不要物を処分する

断捨離

不要物を処分することも、貧乏神を福の神に変えるのに効果的です。物を溜め込むクセがある人は自分で思っている以上に不要物が多い可能性があります。

  • ゴミ収集日に少しずつ不要物を減らしていく
  • 大量ならば粗大ゴミとして出す
  • 専門の不用品回収業者に頼む など

貧乏神は押し入れや水回りのように汚れた場所だけでなく、不用品にも取り憑きますから、不用品をできるだけ早く処分するのが貧乏神を福の神に変える近道です。

感謝の気持ちを持つ

ありがとう

感謝の気持ちを持つことも、貧乏神を福の神に変えるのに効果的です。

貧乏神は基本、取り憑いた人や家を不幸を与える存在ですが、もともと福の神とは表裏一体なだけに、取り憑かれている側の人間の心が変化して感謝の気持ちを持つようになると、貧乏神も福の神に変化する可能性があります。

感謝の気持ちはプラスの波動ですから、貧乏神も波動がプラスになって福の神に変化するでしょう。

運気を上げる

運気が上がる

自分自身の運気を上げることも、それまでの貧乏神を福の神に変える効果的な方法です。運気を上げれば、貧乏を与える存在から一心同体である福の神に変化する可能性があります。

運気の上げ方には決まりはなく、自分で運気が上がったと感じたなら、実際に運気が上がったと考えて問題ありません。

運気というのは貧乏神や福の神と同様、肉眼で見えるものではないため、運気が上がったか自信がないなら、占い師や霊能者の鑑定を受けてみるのもおすすめです。実力がある霊能者であれば、魂を霊視するだけで運気が上がったかを判断できます。

占い師であれば、四柱推命や西洋占星術などの命術で生年月日や生まれた時間、生まれた場所によって運気を判断するだけでなく、タロットや易を使ってピンポイントで運気を判断します。

占い師や霊能者の鑑定は直接会って鑑定を受ける方法だけでなく、電話やメール鑑定も可能です。

家のインテリアやレイアウトを見直す

家の基本設計には問題がなくても、インテリアやレイアウトの問題により、貧乏神が出て行かないことも少なくありません。そのような場合には、インテリアやレイアウトを見直すことで貧乏神を福の神に変える効果が期待できるでしょう。

もともと貧乏神と福の神は一心同体で表裏一体の関係にあるため、工夫次第で貧乏神が福の神に変わります。家のインテリア違和感を持っているなら、納得がいくように変えてみるのがおすすめです。

インテリアは同じ物だとしても、色を変えるだけでかなりの印象が変わります。レイアウトにしても、少し家具の配置を変えただけで雰囲気が大きく変わることがあります。

ちょっとした変化をつけることで、今まで貧乏神だったのが、本来の福の神に変わってくれるかもしれません。

おわりに

貧乏神は人に取り憑いたり、家に住み着いたりして、人や家を貧しくする不幸を与えるだけのイメージですが、実際には仏典である「大般涅槃経」に書かれているように、貧乏神と福の神は一心同体で表裏一体の存在です。

「大般涅槃経」によれば、「黒闇天」と呼ばれる貧乏神と「吉祥天」と呼ばれる福の神は姉妹であり、常に行動を共にする存在でした。

世間的なイメージでは、福徳を授けてくれる姉の吉祥天にばかり人気があったものの、貧乏神である妹の黒闇天にも、人間のお金に対する間違った認識を改善させる重要な役割がありました。

現実世界では福の神と貧乏神の違いを認識するのは簡単ではなく、貧乏神との縁を切る方法の実践が必要な場面が少なくありません。

一方、それとは逆に貧乏神と福の神が一心同体で表裏一体の存在であることを活用して、家に住み着いている貧乏神を福の神に変えるのがおすすめの場合もあります。

単に貧乏神を追い払っただけでは、福の神である吉祥天も出て行ってしまいますから、貧乏神を福の神に変える方法を実践するのがおすすめです。そして、福の神からまた貧乏神にならないように注意する必要があります。

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