恋人とケンカ別れしたり、大切な人を傷つけたりして、縁切りを宣言されてしまった方もいるかと思います。当然LINEもブロックされるかと思いきや、ブロックはされていない…。「それなら、もしかしてまたやり直せる?」と希望が湧いてきますよね。
今回は、縁を切ったのにLINEをブロックしない人の心理、縁を切られる原因、縁切ったのにブロックしない人とやり直す方法について解説します!
縁を切られたけど、なんとかして関係を修復したい…と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
縁切ったのにブロックしない人の心理
縁を切るということは、相手は相当怒っていて、あなたを許しがたいと思っているはず。LINEをブロックされても仕方のない状況ではありますが、なぜかブロックされないままということも意外と多いんです。
ここでは、縁切ったのにブロックしない人の心理について解説します。
ブロックする習慣がない
相手はそもそも、縁を切ったらLINEをブロックする、という発想がないのかもしれません。縁を切るということは、もう会うことはなく連絡もしないということ。LINEをわざわざブロックしなくても、それを実行することは可能です。
また、現代はLINEのほかにも、電話やメール、SNSなど、連絡を取ろうと思えば取れるツールが溢れています。LINEだけをブロックしても、完全にあなたをシャットアウトできるわけではないと考えているのかもしれませんね。
ブロックする方法を知らない
相手がLINEを使っているからといって、さまざまな機能に詳しいとは限りません。アプリの扱いに慣れていたり、使い方がわからなければ検索して調べるという人はいいですが、あまり得意でない人はブロックの仕方すら知らないこともあります。
ブロックするときは、「ブロック」のボタンをタップするだけでいいので難しくはないのですが、「変なボタンを押して、あなたに通知が行ってしまったら嫌だな…」という気持ちもあるのかもしれません。
まだ連絡を取る可能性がある
「もう絶対にあなたとは関わりたくない」と思っていても、仕事上関係があったり、同じサークルやグループに所属していたりすると、関係を完全には断ち切れません。ブロックしてしまうと、事務連絡などができなくて困る可能性があるのでしょう。
とくに、コミュニティのリーダー的な役割をしている人にとっては、連絡が取れないのは何かと不便です。自分の感情ばかりを優先させない、責任感が強くて真面目な性格の人だといえますね。
ブロックするほど嫌いではない
相手は、もしかしたらそのときの怒りにまかせて、あなたに「もう絶交だから」などと言ってしまったのかもしれません。実際はそれほどあなたのことを嫌いになったわけではなく、LINEをブロックする必要はないと考えているのかも。
または、「相手にめちゃくちゃ嫌われている気がする…」「あんなこと言ってしまって、もう許してくれないかも…」など、あなたが一人でどんどんネガティブになっているだけで、相手はそれほどあなたのことを悪く思っていない可能性もありますよ。
ブロックするのは罪悪感がある
縁を切られた上に、LINEまでブロックされていると知ったら、普通の人ならかなりのショックを受けてしまいますよね。相手は、あなたにはうんざりしているものの、LINEをブロックしてさらに傷つけてしまうのはかわいそう…と思っているのかもしれません。
徹底的に「あなたのことが嫌い!」という気持ちを見せつけなくても、ずっと連絡を取らなければ自然と二人の関係は過去のものになります。必要以上に憎しみ合いたくないという、やさしい気持ちの持ち主なのでしょう。
逆恨みされたくない
相手があなたのLINEをブロックしても、あなたに何か通知が届くことはありません。ただ、あなたがメッセージを送っても一向に既読にならないので、「もしかしてブロックされてる…?」と気付き、場合によっては怒りや恨みの感情が湧いてくることも。
相手は、そうやってあなたを刺激してしまうことで、逆恨みされるのを恐れているのかもしれません。あなたは、今まで、相手に対して偉そうな態度を取ったり、しつこいことをしたりしていませんでしたか?相手は、あなたをブロックしたくても怖くてできないのかもしれませんよ。
やり直す可能性がある
相手は、「もう縁を切る!」と言いながらも、完全にその覚悟をした訳ではないのかも。自分の都合や気分次第では、またあなたに連絡を取ろうと思っている可能性があります。あなたに対して不満はあるけれど、ブロックして関係を完全に断つほどの覚悟はないのでしょう。
また、恋愛関係の場合、「別れたけれどやっぱり復縁の可能性も残しておきたいな」と、心が揺れ動いているのかもしれません。
縁を切られる原因7つ
縁を切られてしまったけれど、とりあえずLINEはブロックされていなさそう…とホッとしている方もいることでしょう。でも、そもそもなぜ相手から縁を切られてしまったのでしょうか?
ここでは、縁を切られる主な原因をご紹介します。心当たりがないか、チェックしてみてくださいね。
連絡がしつこい
常にだれかと繋がっていたい、ヒマなときはずっとLINEをしていたい、というタイプの人は、LINEのレスが驚くほど早いもの。さらにメッセージやスタンプを連投したりして、相手は圧倒されてしまいます。
やんわり「忙しいから…」と伝えても改善する様子がなければ、相手はうんざりしてブロックしてしまうこともあり得ます。
また、相手にとってあなたは恋愛対象には見れないのに、構わずにしつこくアプローチすると、突然ブロックされて音信不通になってしまう可能性がありますよ。
嘘や裏切りがあった
相手に嘘をついて騙してしまったり、今まで相手の味方だったのに急に態度を変えてしまったり…という裏切り行為があれば、縁を切られてしまっても自業自得です。相手が大切にしている人や物をないがしろにしたり、約束を平気で破ったりといった行為も危険です。
恋愛では、最も多いのが浮気によるトラブルです。浮気をされた側は心に深く傷を負い、縁切りを決断するケースも多いでしょう。
性格で許容できないところがある
何か決定的なトラブルがあった訳ではないけれど、「あなたと一緒にいるといつも嫌な気分になる」と相手が判断した場合、一方的に縁を切られてしまうこともあります。原因としてよくあるのは、人の悪口ばかり言う・時間にルーズ・人の話を聞かないといった性格的な欠点です。
相手は、もしかしたらあなたに前々からやんわり忠告していたのかもしれません。そこで「うるさいな」などと思ってきちんと反省しないと、相手も怒りを蓄積していき、ある日突然縁を切られてしまいますよ。
都合の良いときだけ頼ってくる
普段は冷たいのに、困ったときだけ馴れ馴れしく近づいてくる人も、かなり嫌われやすいです。移動手段がないときだけ相手の車を呼びつけたり、お金がないときだけすり寄ってご飯を奢ってもらったりしていると、普段温厚な相手も我慢できなくなるでしょう。
優しい性格の人ほど、ちょっと不満があってもすぐには口にしないものです。でも、その分怒りや恨みは深くなっていき、あるときブチっと切れて縁切りを宣言されてしまいます。
マウントしてくる
じわじわと相手に不快感を与えてしまうのが、何かにつけてマウントをしがたる人です。「そんな安っぽいもの使ってるの~?」「どうせ大したことないんでしょ」「この子地味で影薄いから~」など、相手をバカにしたような発言をついしてしまい、相手を怒らせてしまうのです。
あなたは、相手が自分より優れているのが我慢できない、相手に出し抜かれないように蹴落としたい、という気持ちはありませんか?こういった負けず嫌いな性格の人は、知らず知らずのうちにマウントを取ってしまいがちなので要注意です。
金銭面のトラブル
友人関係、恋愛関係、家族関係など、あらゆる場面で縁切りの原因になりやすいのが、金銭面のトラブルです。お金を借りたのに返さない、お金を盗んだ、相続で揉めたなどのお金の恨みは、非常に根深く残ります。
投資などの儲け話によるトラブル、マルチ商法などの勧誘によるトラブルなども、絶縁のきっかけになりやすいですよ。
縁切ったのにブロックしない人とやり直す方法は?
縁を切られ、さらにLINEまでブロックされてしまえば、もう諦めるほかありません。でも、まだLINEはブロックされていないなら、あなたの努力次第ではまだ相手とやり直せるかもしれませんよ。
ここでは、縁を切ったのにブロックしない人とやり直す方法について解説します。
焦って連絡せず、冷却期間を設ける
相手がLINEをブロックしていないことがわかっても、すぐに連絡してはいけません。ブロックはしていないものの、相手はあなたに対してまだ怒っている可能性が高いので、まずはそういった負の感情が落ち着くのを待ちましょう。
最低でも1ヶ月、あまりに酷いことをしてしまったのなら年単位の冷却期間が必要かもしれません。軽々しく連絡してしまうと、余計に相手の感情を逆なでしてしまいますよ。
縁を切られた原因を考える
冷却期間中に、あなたは「なぜ縁を切られてしまったのか?」を考えなければなりません。先ほど解説した、縁を切られる原因に心当たりはありませんか?縁切りの原因の多くは、あなたが自分勝手で、相手の立場や気持ちをきちんと考えないことにあります。
相手が何も言わないのをいいことに、嘘をついたり、約束を破ったり、不快になるようなことを言ったりしませんでしたか?原因がわからなければ、仮に交流が復活したとしてもまた同じ結果になってしまいますよ。
自分の悪かったところを改善する
縁を切られた原因が自分なりにわかったら、それを改善していきましょう。改善するといっても、あなたは長年そういう生き方をしてきたので、簡単に変えるのは難しいかもしれません。それでも、相手とやり直したいと願うのなら、自分が変わるしかありませんよ。
こうして生き方を変えていくことは、相手との関係の修復に繋がるだけでなく、あなたを取り巻く「今」の人間関係をもより良くしてくれるはずです。
やり直せる可能性は低いと覚悟する
冷却期間をきちんと置いて、その間に自分自身を省みて、問題点を改善する…といった努力をすれば、きっと相手とやり直せるはずと思うかもしれません。しかし、一度壊れた人間関係は、完全には元に戻らないのです。「どんなに努力しても、やり直せる可能性は低い」と覚悟することも必要です。
もともと、縁を切られてしまったのはあなた自身が原因。やり直すかどうかを決めるのは相手です。どんな結果になろうとも、受け入れる覚悟をしてくださいね。
冷却期間後、短文で連絡してみる
「冷却期間中に自分が変われた」と思えたなら、まずは相手にLINEで短文のメッセージを送ってみましょう。「久しぶりです。元気にしていたかな?」など、気軽に返信できるような内容がおすすめです。
さらに、「〇〇のこと、教えてほしいな」など、相手が詳しそうなことを質問すると、自然にやりとりができるはずです。相手があなたのことを許してもいいかなと思っていれば、何かしらの返信をしてくれるでしょう。
連絡は相手のペースに合わせる
相手からメッセージが返ってくると、うれしくて舞い上がってしまうかもしれません。でも、調子に乗ってLINEをバンバン送ってしまうのはNG。あくまでも、相手のペースに合わせて少しずつ距離を縮めていきましょう。
相手としては、LINEくらいはしてもいいけど、まだあなたに良い印象を持っていない可能性もあります。もし、相手があなたにあまり質問などをしてこないなら、無理に話題を広げようとせず一旦LINEは終わらせるなど、適度な距離感を保ちましょう。
直接会って話す
LINEで少しずつ打ち解けることができたら、直接会う機会を設けましょう。直接会って話をすれば、冷却期間を通じてあなたが生まれ変わったことをわかってもらえるはずです。以前のような過ちは繰り返さないとわかれば、相手もまたあなたと交流を再開してくれるかもしれません。
いきなり二人で会うのを嫌がる場合もあるので、まずは共通の友人など複数人で集まるのもおすすめです。
まとめ
今回は、縁を切ったのにLINEをブロックしない人の心理、縁を切られる原因、縁切ったのにブロックしない人とやり直す方法について解説しました。
縁を切られたものの、LINEはブロックされていない…。何とかして、関係を修復したい…!そんな風にお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
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