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猫が餌を吐くのは危険?吐き戻しの理由・原因と対処法5つ

猫が餌を吐くのは危険?吐き戻しの理由・原因と対処法5つ

猫が餌を吐いたら、苦しそうにえづく様子に飼い主は驚き慌ててしまうことも多いでしょう。しかし、焦ってはいけません。飼い主が状況をしっかり把握することが、愛猫の命や健康にかかわるかもしれないからです。今回は、猫が餌を吐いたときにやるべきことや、厳禁と対策、考えられる病気などをまとめました。

猫が餌を吐いた!焦らずに確認すべきこと4つ

猫が餌を吐いたのは食後何時間か?

猫が餌を吐いたのは、餌を食べ終えてから何時間後でしょうか?餌がドライフードなら、固形物がそのままの形であればあるほど餌を食べ終えてからの時間は短いです。溶けた箇所があったりドロドロになっていれば、時間が経っていることが分かります。

食べてすぐに吐き戻す場合と、食べてしばらく経ってから吐き戻す場合では、原因や疾患を抱えている箇所が違ってきます。食べてすぐに吐いたなら餌に問題があることも考えられます。しかし、食べて数時間経ってから吐いた場合は、餌というより体調不良の症状として嘔吐したと考えられます。

猫が餌を吐いたタイミングは、原因特定のための重要な判断材料です。食事を終えてから吐くまでの時間をメモしておくとよいでしょう。複数回吐き戻した場合は、すべての時間を記しておきましょう。

また、餌の一部を吐き戻したのかすべてを吐き戻したのかによって、予後や対処法が変わってくることもあります。少しでも消化されれば必要なカロリーの一部を摂取できたことになり、肝リピドーシスなど、エネルギー不足による病気を発症する確立が減ります。

猫が吐いた餌は未消化か?量はどれくらい?

猫が吐いた餌の形を見てください。ウェットフードの場合は分かりづらいですが、ドライフードなら固形物がそのまま吐き出されたのか、少しは消化されて吐き出されたのかが分かります。餌の本来の形と見比べて、どのくらい消化されていたかが分かれば、消化機能の良し悪しが分かります。

動物病院へ連れていく際には、嘔吐物そのものをビニールなどに入れて持っていくと良いでしょう。すぐに連れていけない場合は、スマホで画像を撮影しておくとよいですよ。

猫自身の様子は?元気はあるか?

ぐったりしているか何事もなかったようにリラックスしているか、餌の催促をするのかなど、猫の様子を見ましょう。餌の催促があった場合でも、すぐにあげるとまた吐いてしまう可能性があるため、1時間程度様子を見てから再度餌をあげてみてください。

再度餌を与えて吐き戻しがなければ、一時的な吐き戻しである可能性が高いです。しかし、具合が悪そうに見えたりぐったりしていたり、軟便や下痢など他の症状があるようなら動物病院へ連れていきましょう。

病院へ連れていく際には、飲水量や便の状態も重要な診察基準となります。スマホで画像を撮影しておくとよいでしょう。

同居猫や同居犬が吐き戻しを食べていないか?

ウィルス性の病気だった場合、吐いた猫だけでなく他の動物にも病気がうつるかもしれません。すぐに別室を用意し、水やトイレを撤去し新しいものに変更しましょう。

ただし、最初に吐いた猫が病気の感染源というわけではないので、さらに数匹の動物が一緒に暮らしている場合、真の感染源となる個体から他にうつる可能性もあります。被害を最小限に抑えたいならすべてのペットを1匹に隔離するべきですが、難しい場合は吐き戻した猫だけを隔離しましょう。

体調の悪いときに他の犬猫の存在は辛いものですから、隔離することによって、吐いた猫だけでも静養させることもできます。

こんな嘔吐はとりあえず様子見でも大丈夫

餌を早食いして吐く・餌を丸呑みして吐く

猫は食事を丸呑みする生き物です。市販の猫用ドライフードは猫が丸呑みできるサイズで作られていますが、口の大きさには個体差があるため、無理やり飲み込んでいる猫もいます。

また、猫の性格や空腹状態にもよりますが、猫は早食いをする傾向があります。餌の入った皿が置かれた瞬間、かぶりつく猫も多いでしょう。皿に歯が当たってガツガツと音が立っても気にせず、餌を早く食べようとする猫もいます。

丸呑みをする上に早食いをすれば、胃の中に空気が入って吐き気を催すことがあります。空気に押し戻され、餌が上がってきてしまうのです。体調不良や明確な理由があるわけではなく、猫の性質によるものなので、動物病院よりは飼い主の気遣いで解決できる可能性が高いです。

毛玉が排泄されず餌と一緒に吐く

猫は自分の体を舐めて毛づくろいをしますが、その際に大量の毛を体内に取り込んでしまいます。飲み込んで毛は毛玉(ヘアボール)と呼ばれ、たいていは便と一緒に排出されますが、時には胃から先に流れることなく、吐くことで体外へ排出することもあります。

毛の多い長毛種や胃腸が弱った高齢猫がよく毛玉を吐き出しますが、体質的に毛玉を吐き出しやすい猫もいます。

毛玉を吐くタイミングによっては餌も一緒になって吐き出されてしまうため、あたかも体調不良で餌を吐き出したかのように見えるのです。食欲に問題がなければ、毛玉を吐いたあとに食事を取っても吐き戻すことはありません。

しかし、毛玉を便と一緒に排出できないことは、別の意味で問題です。毛玉を吐く回数が多いようなら、毛玉を吐き出しやすくなる餌に切り替えたり、消化機能や排泄機能をチェックする必要があります。

空腹時に前回の餌を吐く

猫は、空腹時に胃液を吐き出すことがあります。そのため、餌を与える直前に前回の食事が混じった胃液を吐くことも多いです。これは猫の性質によるものなので、仕方ないと思いましょう。

食事回数や時間を変更することで解決できることがあります。それでもダメなら、動物病院で診てもらった方がよいでしょう。

猫が餌を吐くとき動物病院に行くべき危険な嘔吐と疑われる病気

猫が毎日吐くなら動物病院へ

毎日のように猫が餌を吐くのは、病気の可能性があります。人間でも、毎日食事を吐き出してしまうのは問題ですよね。猫も同じで、胃腸に疾患を抱えている可能性があるため、動物病院へ行くべきです。

猫が餌を吐いて元気がないなら動物病院へ

猫が餌を吐いて、ぐったりしているようなら動物病院へ行きましょう。体調不良によって餌を吐き戻した可能性が高いからです。何らかの疾患があると思われますので、早急に診察を受ける必要があります。

異物を飲み込んでしまっていたり、胃腸の具合が悪いのかもしれません。何にせよ素人では対処できませんから、取り返しがつかなくなる前に診察を受けるべき事案と思いましょう。

猫が餌を吐いて何も食べないなら体力低下前に病院へ

猫が餌を吐いたあと、何も食べなくなってしまったら動物病院へ行く必要があります。元気があっても、水を飲んでいても、餌を吐いてしまうのは問題です。固形物を入れられないのは、重大な疾患を抱えている可能性があるからです。

十分な栄養が取れないと、生命維持に関わります。カロリーが不足した猫は体内の脂肪を生命維持に使うようになり、肝臓に疾患を抱えてしまいます。肝リピドーシスという病気です。肝リピドーシスを患うと完治までには長い時間を要します。元々の病気に肝リピドーシスが併発すると、厄介です。最後に食事を取ってから48時間食べないと肝リピドーシスになるといわれていますので、早めに受診してくださいね。

猫が餌を吐くときに疑われる病気

猫が餌を吐く際、疾患を疑われる箇所は食道、胃、腎臓腸など多岐に渡ります。

内臓の炎症

体の中で炎症が起きると、吐き気をもよおします。胃に炎症が起きる胃炎、腸に炎症が起きる腸炎、すい臓に炎症が起きるすい炎など、どれも猫が餌を吐いたら疑うべき病気です。原因不明の炎症もあれば、ウィルス性の炎症や細菌性の炎症などもあります。

動物病院では、吐き気止めなど対処療法をメインとしつつ、血液検査や吐き戻し以外の症状から、炎症が起きている箇所を調べ治療するのが一般的でしょう。

腎臓病

腎臓が炎症を起こしたり、毒物を食べて腎臓がダメージを受けることで腎臓病を発症します。また、血栓や他の臓器の異常、尿道結石などで腎臓病を併発することもあります。

腎臓は「使い捨ての臓器」と呼ばれ、一度悪くなると二度と回復しません。腎臓が悪くなると尿として排出されるべき毒素が排出されず、嘔吐や下痢を引き起こすことがあります。多飲多尿も特徴の1つなので、愛猫のトイレの様子をしっかり見ておく必要があります。

食事を取らなくなることも多く、強制給餌しないと死んでしまうことも珍しくありません。手術ができない病気なので、早期発見し投薬を開始することが重要なカギとなります。

腸閉そく

腸が詰まる機械的閉塞と、腸が機能しなくなる機能的閉塞があります。どちらも命に関わることもある、恐ろしい病気です。

もっとも多いのは、消化できないものを飲み込んだ結果、形が保たれたまま腸に到達し詰まってしまうケースでしょう。閉塞した部分に血液が流れず腸の一部が壊死することもあります。自然と治ることはほとんどなく、異物を取り除くことがメインの治療法となります。全身麻酔を用いた開腹手術となることも少なくありません。

機能的閉塞は、神経麻痺が原因とされています。薬や血栓などによって引き起こされるとされ、点滴など薬剤を投与して回復を促す方法が取られるでしょう。

異物・中毒

病気というより事故に近いですが、異物を食べてしまった可能性もあります。開腹手術か便と共に排泄されるのを助ける治療法がメインとなることが多いですが、異物が肋骨の内側にある場合は、肋骨を開かなくてはならず大手術となります。さらに、ひも状の異物が腸に到達している場合は腸を縛ってしまい腸閉そくになり、命の危機に陥るケースもあります。

また、猫にとって良くないものを飲み込んだ場合、中毒となり吐き気を催すこともあります。ネギ類やユリ科の一部の植物など、人間の世界には猫が食べてはいけないものが溢れています。命に関わるため、何かを食べられている場合はすぐに動物病院に駆け込みましょう。

猫が吐き戻す理由と原因

病気や異物が原因でない場合も、猫は餌を吐き戻すことがあります。どういったケースなのか、見ていきましょう。

早食い・丸呑み

猫には奥歯も門歯も犬歯もありますが、顎の力が弱いです。大きなものを噛み切るとき、咥えたままで頭を左右へブルブル振ります。遠心力を利用しないと、顎の力だけでは噛み切ることができないからです。、噛み砕いたり噛み切ったりすることが苦手なので、猫は餌を丸呑みするのが基本です。

また、早食いをしやすい性質もあります。早食いで丸呑みをすれば、人間だって吐き戻したくなりますよね。

病的なものではなく猫の性質に由来するものですが、吐く行為はそれだけで体力を奪い、食道や口内の粘膜を傷つけます。吐き癖がついてしまうケースも考えられるので、対策が必要となるでしょう。

ストレス

猫はストレスに弱い生き物です。どんなにやんちゃで天真爛漫な猫でも、本質はとても臆病で繊細。ちょっとしたストレスがすぐに体に表れるため、ストレスで吐くことも多いです。

特に、完全室内飼いの猫は環境の変化や刺激に慣れていませんので、さまざまなことにストレスを感じてしまいます。

餌・キャットフードが合っていない

餌が猫に合っていない場合、体が餌を拒否して吐き戻すことがあります。猫の体は、人間と同じくライフステージによって変わっていきます。子猫から成猫、老猫へと変化していく中で、妊娠・出産・子育てを経験する猫もいます。それぞれのステージによって必要な栄養素やカロリーが違い、好みも変化していきます。避妊・去勢をしたタイミングで体質や好みが変わって餌を変更するのも、よくある話です。

対処法としては、猫が吐かなくなる餌を探し出すしかありません。世の中には多くの猫用フードがありますから、ライフステージに合った餌の中でもっとも吐きにくいものを選んであげましょう。

毛玉が排泄されず餌が消化できない

毛づくろいの際に体内に飲み込んだ毛玉は、通常は便と一緒に排出されます。しかし、何らかの理由で毛玉が排出されず体内に残っている場合、口から肛門へつながる経路のどこかで通せんぼをしている状態となります。そのため、毛玉の後に口から入った餌がつまってしまい、吐き出されてしまうのです。

長毛種や高齢猫でよくある現象ですが、毛づくろいが好きな猫や同居猫の毛づくろいまでしてしまう世話焼きの猫も毛玉を溜め込みやすいです。餌を吐いた際に一緒に毛玉も吐き出すので、分かりやすいでしょう。

猫の餌・キャットフードの吐き戻しを減らす対処法

病気でない場合の吐き戻し対策方法をまとめました。それぞれの環境や猫の性格に状態に合わせて、もっともよいものを選んであげてくださいね。

吐きやすい猫には吐き戻し軽減フードを与える

猫は吐き戻しをしやすい生き物ですが、週に何度も吐くようなら吐きすぎです。繰り返し吐いていると胃や食堂の粘膜を傷つけてしまいます。また、体力を余計に使ってしまって弱ったり、吐き癖がつく可能性もあります。

吐き戻しをしやすい猫のための専用食に切り替えることで、吐き戻しを軽減できるかもしれません。ただし、現在療養食を食べている猫の場合は、フードを変更しても良いか獣医師の判断を仰ぎましょう。

ヘアボールコントロール用の食事に切り替える・シャンプーやブラッシングをこまめにする

毛玉を吐くときに一緒に餌を吐き戻しているなら、毛玉を体内に留めにくくするのが1番です。

猫は毛づくろいをする生き物ですから、体内に自分の毛が入ってしまうことは仕方がありません。体内の毛が毛玉となり便と一緒に排泄するのた正しいですが、上手くできない猫の場合は、毛玉を便と一緒に出しやすくするヘアボールコントロール用の餌に切り替えるとよいでしょう。また、毛づくろいのときに体内に入る毛を減らすため、シャンプーやブラッシングで抜け毛を減らすのも効果的です。

こまめに餌を与える

空腹に耐え切れず胃液を吐く猫の場合、空腹の時間を作らないことが解決策となります。

たいていの飼い主が時間を決めて猫に餌を与えていますよね。では、1日でもっとも空腹を感じるのは、いつでしょう?答えは、餌の時間の直前です。もっとも多いといわれている1日2回の食事をする猫なら、半日近く食事をできないということ。しかし、食事を1日3回とすれば、せいぜい8時間程度で次の食事にありつけます。食事と食事の間が12時間と8時間なら、8時間の方が空腹感を感じにくいですよね。

全体量はそのままに、こまめに餌を与えるようにしましょう。具体的には、晩に50gずつ餌をあげていたなら、朝昼晩に30g・30g・35gにしてみてください。本来、猫は満腹になるのを嫌うため、こまめに食べたがる性質があります。そのため、置き餌でも問題ありません。しかし、環境や餌によっては品質に問題が生じたり奪い合いが起きたりするため、愛猫に合った方法を取りましょう。

ストレスを軽減する

いなどたくさんあります。思い当たることがあるなら、愛猫が吐き戻すのはストレスが原因かもしれません。

一過性のストレスなら問題ありませんが、そうでないならストレスの元を取り除く必要があります。また、一度落ち込むとなかなか浮上できない性格の猫の場合、新しい同居人や新しいおもちゃ、模様替えされた部屋に慣れるまで相当時間がかかることもあるでしょう。飼い主が十分にケアをし、ストレスをやわらげる必要があります。

高齢猫ならシニア用フードを

人間でもそうですが、生き物は高齢になるにつれ、飲み込む力が弱まっていきます。餅を喉に詰まらせる死亡事故は高齢者が多いことからもわかりますよね。また、消化機能も落ちているので、飲み込みにくいものや消化しにくいものは、高齢猫が餌を吐く原因となってしまいます。

高齢猫は歯を失っていることも多く、噛み砕くことができず丸呑みするしかない猫もいます。そんな猫には、高齢猫向けのフードを与えましょう。水分が多いため飲み込みやすく、消化もしやすいです。

猫が吐いたあとの食事法・注意点

猫が自分の吐き戻しを食べるなら止めさせる

猫は、たった今自分が吐き戻した餌を再び食べようとすることがあります。人間と違い、嘔吐物を汚いと思わないのです。また、他の猫の嘔吐物を食べようとする猫もいます。

猫が餌を吐き戻したら、その餌を食べさせないよう注意しましょう。吐き戻しの原因となる細かい異物などを一緒に吐き出しているかもしれません。せっかく吐き出した異物を食べてしまえば、同じことを繰り返すだけです。全体的な量や消化具合を確認した後、素早く片づけましょう。

ウィルス性の病気である可能性もあるため、他のペットが嘔吐物を食べようとするのも止めさせましょう。

無理をさせない

猫が餌を吐くと、飼い主は心配のあまり「少しでも食べて、飲み込んで」と思って無理やりに餌を与えようとしがちです。しかし、猫が体調不良に陥っている場合、気持ち悪くて餌を吐いたのにまた餌を目の前に突き付けられるのは、苦痛でしかないでしょう。

猫が催促するまで、餌を与えることはやめ、様子見に専念してください。催促してきたときに初めて食事をさせればよいのです。

猫が吐いたあとの食事量は通常の半分程度に

吐いたあと、猫に気持ち悪さや吐き気が残っていた場合、再び餌を与えてもまた吐いてしまう可能性があります。そのため、猫が吐いたら次の餌は普段の半分量に抑え、様子見をする必要があります。

食べるようなら増やしていき、いつもの量に戻しましょう。その間、猫がぐったりしていないか、餌の催促はあるのかなど様子見するのも忘れずに。

まとめ

猫が餌を吐き戻したら、飼い主は慌ててしまうかもしれません。問題ない吐き戻しとそうでない吐き戻しの違いは、素人目には分かりません。かといってすぐに病院に駆け込めるケースばかりではありませんよね。そんなときには、猫の様子や他の症状など総合的に考えるとよいでしょう。

猫がぐったりしていたり、食事のたびに吐き戻すなら緊急性が高いです。便の状態が良くなかったり食欲不振に陥っている場合も、動物病院へ行くべきです。動物病院は猫にも人間にも負担となりえますが、愛猫の命や生涯を考え、早めに病院へ行ってくださいね。

病気でないのに餌を吐き戻すようなら、餌そのものや回数、量、食事の環境などを整えてあげましょう。それだけで愛猫が食事を取り吐き戻すこともないなら、簡単なことですよね。それぞれの猫によって、好みや体感は違うため、愛猫に合ったものを飼い主が用意してあげてくださいね。

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