まつ毛の悩みがあるときに使いたいのがまつ毛美容液なのですが、適当に選ぶことはおすすめできません。まつ毛美容液のなかには使ってはいけないまつ毛美容液もあるからです!
今回はまつ毛のお悩みがある方のために、使ってはいけないまつ毛美容液の特徴や詳しいまつげ美容液の選び方についてを解説していきます。
あなたに合うまつげ美容液を選ぶときの参考にしてみてください。
使ってはいけないまつげ美容液があるのは本当?
まつ毛美容液は目元に使用するものなので、慎重に選びましょう。すべてのまつげ美容液が安全というわけではなく、使ってはいけないまつ毛美容液があるのは本当のことです。
使ってはいけないまつ毛美容液にはまつ毛が伸びるなどの効果があるかもしれませんが、副作用もあります。まつ毛を伸ばす・ボリュームをアップさせる目的で使用しているのに、思わぬ悩みが増えてしまうことがあるので適当に選ばないようにすることをおすすめします。
使ってはいけないまつげ美容液の特徴とは?
使ってはいけないまつ毛美容液を間違えて選んでしまわないように特徴をご紹介します。
結論をまとめるとビマトプロストという成分を含むまつ毛育毛剤を間違えて選ばないようにしてください。まつ毛を伸ばすことができるかもしれませんが、逆に悩みを増やしてしまうかもしれません。
【NG①】医薬品のまつ毛育毛剤
- ルミガン
- ケアプロスト
- グラッシュビスタ
これらはまつげ美容液ではなく、ビマトプロストを配合したまつ毛育毛剤です。
そして、ビマトプロストは緑内障・高眼圧症や睫毛貧毛症の治療に使う医薬品です。医薬品なので、色素沈着・かゆみ・充血などの副作用があるとされています。
医薬品であるため、医師の診断のもと使用します。個人輸入をする方法もありますが、副作用もあるので注意してください。
【NG②】使い方が難しい・合っていない
ルミガンやケアプロストといったまつ毛育毛剤はまつげ美容液ではないため、使い捨てのアプリケーターを使用して目元に塗ります。その塗り方が自分に合っていないと、余計な部分にまで塗り拡げてしまって悩みを増やしてしまう可能性があります。
【NG③】海外製や信頼できないメーカー
個人輸入で購入できる海外製のまつげ美容液はビマトプロストを配合したまつげ美容液の可能性があります。副作用などが起こることもあるので購入には注意してください。
また、国内のメーカーであっても刺激の強い成分を配合しているなど危険なメーカーがあるかもしれません。怪しいまつげ美容液は購入しないようにしてください。
【NG④】化粧品に分類されていない
使ってはいけない美容液は医薬品である可能性が高いです。まぶたの黒ずみや充血・かゆみなどの副作用に悩まされることがあります。
そして、おすすめのまつげ美容液は化粧品に分類されるまつげ美容液になります。お肌に合わない可能性はありますが、医薬品のような副作用はありません。
化粧品のまつげ美容液の場合でも、お肌がデリケートという方はパッチテストをしてから目元に使用するのがおすすめです。
使ってはいけないまつげ美容液の副作用・危険性
使ってはいけないまつ毛美容液はもしかするとしっかりまつ毛をケアすることに役立つかもしれません。
ですが、一方で危険性や副作用が発生してしまうこともあります。使ってはいけないまつ毛美容液にどのような危険性や副作用が潜んでいるのかご紹介します。
色素沈着・まぶたの黒ずみ
使ってはいけないとされるまつげ美容液に入っている有効成分として知られているのがビマトプロストです。
ビマトプロストにはメラニン色素を増やす副作用があるため、まつげ美容液として塗った周辺のお肌に色素沈着が起こることがあります。まつ毛が伸びる効果が感じられたとしても、目元が黒ずんでしまう可能性があるのでおすすめできません。
産毛が濃くなる
ビマトプロストはまつ毛を濃くしてくれる効果があるのですが、まぶたなど周辺の産毛も濃くなってしまうことがあります。
まつ毛以外の毛にもアプローチしてしまう危険性があります。
充血する・目のかゆみ
まつ毛のために目の際に塗ると、目に入ってしまうことがあります。そうすると、充血が起こることがあります。
また、他にも目のかゆみ・痛みを感じたりゴロゴロとした違和感が起こることもあります。
まぶたにくぼみができる・凹む、まぶたが腫れる
使ってはいけない美容液を使用したとき、まぶたが落ち窪んでしまうことがあります。稀なケースではあるようですが、まぶたの脂肪が減ることによって凹んで見えてしまうことがあるようです。
逆にまぶたが腫れてしまうこともあります。
まつげ美容液の選び方は?選ぶポイント5選!
使ってはいけない美容液を選ばないために、どのようにしてまつ毛美容液を選べば良いのかご紹介します。
刺激の強い成分が含まれていないか
緑内障や睫毛貧毛症の治療薬であるビマトプロストを配合している医薬品のまつ毛育毛剤には注意してください。
また、化粧品に分類されるまつげ美容液でも防腐剤・合成香料などのお肌に負担がある成分が配合されているものはおすすめできません。特にお肌が敏感な方だとまぶたが荒れてしまうなとということが起こる可能性があります。
低刺激処方・無添加処方
- シリコン
- 石油系界面活性剤
- 防腐剤
- 鉱物油
- 合成香料
- 合成着色料
- エタノール
- パラベン
- 紫外線吸収剤
まつ毛美容液によって配合されている成分は違います。どのような成分がまつ毛に役立ってくれるのかだけではなく、お肌に刺激がある成分が配合されていないか?ということも確認することをおすすめします。
何を無添加としているのか?ということもまつ毛美容液によって異なるので、余計な成分が入っていないものを選ぶようにしてみてください。
パッチテストについて
初めてまつ毛美容液を使用する方や、今までと違うまつげ美容液を使うという方は目元に使用する前にパッチテストを行うのがおすすめです。
目立ちにくい場所でパッチテストを行い、特に異常がなければ目元に使用してみてください。
筆・チップなど塗りやすい形状
チップタイプ | リップグロスを塗る時のような先端やシリコンタイプがある。 根本にしっかりと塗りやすい。 |
ブラシタイプ | マスカラのように簡単に塗れる。 いつものマスカラ感覚で濡れて、マスカラ下地としても使いやすい。 |
細筆タイプ | アイライナーのようにまつ毛の根本に塗りやすい。 細かく塗りたい方におすすめ。 |
手で塗るタイプ | 美容液を指先に取り出して塗るだけなので簡単。 衛生面に注意が必要。 |
まつ毛美容液の先端は様々なタイプがあります。塗りやすいと感じるのはそれぞれ違います。
また、チップタイプでも真っ直ぐな形状をしていたりラウンドしていたりするものもあります。まつ毛美容液を購入する前にどのような形状のものなのか確認してみてください。
続けやすい価格・値段
まつ毛は髪の毛などと同じように抜ける・生えるを繰り返しています。そのため、使い続けることが大切になります。
なので、続けやすい価格のまつ毛美容液を選ぶことも大切ですよ。最低でも3~4か月ほど継続してみるのがおすすめです。
マツエクOKなのか
まつ毛エクステをされている方は、必ずまつ毛美容液がマツエクOKなのか確認するようにしてください。マツエクNGのまつ毛美容液の場合は、マツエクが抜けやすくなってしまうことがあるので注意してください。
また、マツエクOKのまつ毛美容液でも間違えた使い方をすると自まつ毛が抜けやすくなるので使い方も確認してください。
悩み別で選ぶ
- まつ毛を伸ばしたいのか?
- まつ毛を生やしたいのか?
- いまのまつ毛をキープしたいのか?
- まつ毛のダメージをケアしたいのか?
このように悩み別にまつ毛美容液を選ぶ方法もあります。
まつ毛をもっと映える状態にしたいのであればキャピキシルなどを配合しているタイプを選ぶ方法がありますし、特にまつ毛の長さやボリューム感に悩んでおらず健やかな状態を保ちたい方であればうるおい成分などをしっかり配合しているものを選ぶのがおすすめです。
まつ毛を生やしたいと考えている方はまつ毛育毛剤にたどり着くかもしれません。副作用などもあるので、専門医などに相談してから使用を検討してください。
安心のまつ毛美容液は効果ない?
使ってはいけないまつ毛美容液の場合、まつ毛に対する効果は高いことが考えられます。まつ毛育毛剤は睫毛貧毛症などの治療薬なので効果が発揮されますが、医薬品なので色素沈着やかゆみ・充血などの副作用が起こることがあります。
化粧品に分類されるまつげ美容液はまつ毛育毛剤と比較すると効果を感じるまでの期間が長い・効果が感じられないと思ってしまうかもしれません。
ですが、配合されているのは美容成分などなので副作用の心配がありません。
なので、まつ毛のケアをしたい方には化粧品に分類されているまつげ美容液がおすすめです。
おすすめのまつげ美容液は?安心感のあるまつげ美容液10選
どのような人気のまつげ美容液があるのかご紹介します!
使ってはいけないまつ毛美容液を間違えて選ばないようにしたいという方は参考にしてみてください。
フィービービューティーアップ
フィービービューティーアップアイラッシュセラムは美容成分99%のまつ毛美容液です。
ヒト幹細胞培養液に毛髪補修成分を配合しているので、まつ毛のケアに役立てられます。ターンオーバーをサポートしながら、まつ毛のハリ・コシもケアしてあげられるのでおすすめです。
公式サイトから定期コースで購入すると、ピンクポーチがプレゼントされるのでチェックしてみてください。
スカルプD
アンファースカルプDといえばスカルプシャンプーや育毛剤などが有名ですが、まつげ美容液も販売しています。
7つのフリー宣言を実現しながら、独自成分など8つのまつ毛ケア成分を配合しています。女性社員による使用感チェックやアレルギーテストなども行われていますよ。
有名なスカルプDのまつ毛美容液ですし、様々な種類が販売されているという特徴もあります。プレミアムなまつげ美容液から、まつ育成分を配合したアイライナーまで販売しているのでおすすめです。
マジョマジョ
マジョリカマジョルカからはラッシュジェリードロップEX、ラッシュセラムカーラーという2種類のまつ毛美容液が販売されています。
ラッシュジェリードロップはまつ毛ハリ養成成分など5種類の美容成分を配合したまつげ美容液で、まつ毛にぴったりフィットするラッシュエステチップを採用しているのでまつ毛全体に塗りやすくなっています。
ラッシュセラムカーラーはカールくせづけまつ毛美容液で、マスカラの前に塗ることによって上向きまつ毛をつくることができます。
ラッシュアディクト
サロン専売のまつ毛美容液です。
ナノ化されたペプチドとまつ毛・まつ毛をケアする成分が配合され、ハリ・コシ・ボリューム・ツヤを与えてくれることに期待できます。1日1回のケアでいいのでとても簡単です。
まつ毛美容液だけでなく、目元をサポートしてくれるマスカラやアイライナーなども販売されています。
ラッシュアディクトはサロン専売のため、取り扱いされている正規取扱店で購入してください。
コスメデコルテ
AQ MW ラッシュレボリューションは独自のまつ毛研究から生まれた集中美容液で、ハリ・ツヤ・うるおいを与えてくれます。
グロウラッシュソウハクヒを配合していて、まつ毛とその周りのお肌を紫外線から守り、繰り返し伸び続けるまつ毛の毛周期にアプローチをしてくれます。
弾力のある細筆を採用しているので、まつ毛の根元に塗りやすくなっていますよ。
セザンヌ
セザンヌのまつ毛美容液EXはまつ毛だけでなく、まぶたや眉毛にも使用できる3inタイプになっています。
オイル・シリコンなどを含まない6つのフリー処方で、11種類の保湿成分でまぶたやまつ毛をスペシャルケアしてあげることができます。
プチプラなので毎日たっぷり使用することができますし、続けやすくなっていますよ。
キャンメイク
プチプラのキャンメイクからもまつ毛美容液のラッシュルーティーンが販売されています。
キャンメイクが本気で考えた、夜の洗顔・スキンケアのあとに毎日塗りたくなるようなまつ毛美容液です。
1本あたりの価格がとても安いので、毎日使い続けやすくなっています。継続してあげることによって、イキイキとした抜けにくいまつ毛へ導いてあげることができます。
セイメイ
セイメイアイラッシュグロウセラムは、ワイドラッシュ・キャピキシル・シムラッシュ1631のぱっちり美まつ毛3大成分を配合したまつげ美容液です。
美容成分98%以上の原液級まつげ美容液でもあり、世界初と言われているHASver.Ⅱ(ハスツー)や50種類以上のケアサポート成分が配合されていますよ。
色素沈着成分も使われておらず、プラセンタエキスを配合することによってくすみも同時にケアしてあげられるのでおすすめです。
エマーキット
富山県で置き薬(配置薬)の製造・販売を長く続けてきた老舗の製薬会社である水橋保寿堂製薬のまつ毛美容液です。
寝る前にひと塗りすることによってまつ毛をイキイキさせてくれますし、2か月で感動の自まつ毛へと導いてくれますよ。
細筆タイプなので塗りやすいですし、公式サイトから定期便で購入できるので買い忘れもありません。
クリニーク
皮膚科学から生まれたクリニークから、インパクトラッシュセラムというまつげ美容液が販売されています。睡眠前に使用する夜用まつげ美容液で、ペプチドやアルギニンなどのまつ毛美容成分が独自に配合されています。
また、トリートメント成分を配合したまつ毛を保護してくれるマスカラ下地のラッシュビルディングプライマーも販売されています。マスカラを塗る前にぜひ使用してみてください。
まとめ
目元は皮膚も薄くデリケートですし、まつ毛の根本に塗るときに目に美容液が入ってしまうリスクもあります。
なので、使ってはいけないまつ毛美容液を選ばないようにしてください。思わぬ悩みが増えてしまうこともあるので選び方には注意しましょう。
お悩みやまつ毛の状態に合う、安心して使用できるまつげ美容液を選ぶことをおすすめします。
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