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今宮戎神社のご利益・お守り・御朱印など徹底解説!【実際に訪れた感想口コミ】

今宮戎神社のご利益・お守り・御朱印など徹底解説!【実際に訪れた感想口コミ】

今宮戎神社は大阪市浪速区に鎮座する神社です。大阪では「商売繁昌~笹もってこい!」のお囃子といえば「今宮戎神社」の「十日戎」だと定着しています。今宮戎神社の十日戎は古くから「えべっさん」と呼ばれ親しまれ、100万人もの人々が訪れています!活気に溢れる今宮戎神社のご利益や御朱印、十日戎の福笹、福娘について、実際に訪れた感想も含め案内していきます。

【大阪】今宮戎神社の「十日戎」とは

十日戎
出展:写真AC

「十日戎」とは、大阪では有名な風物詩で、商売繁盛、五穀豊穣を願い七福神の戎様をお祀りする祭礼です。

江戸時代から盛んであり、大阪の「今宮戎神社」、兵庫県の「西宮神社」、京都府の「えびす神社」は共に「日本三大戎神社」といわれています。

今宮戎の「十日戎」は地元では「えべっさん」と親しまれ、開催される3日間で約100万人の参拝客がおとずれています!

宵戎(よいえびす)・・・本戎の前夜に行われる祭礼。例年1月9日に開催されます。

本戎(ほんえびす)・・・「十日戎」が開催される当日です。例年1月10日に開催されます。

残り戎(のこりえびす)・・・本戎の翌日に、残り福があるといわれています。例年1月11日に開催されます。

※今年はコロナ感染拡大防止措置として1月12日から1月16日の間も分散参拝が実施されました。

今宮戎神社のみどころ!

十日戎【福笹】

【十日戎】では今宮戎神社の境内で「福笹」が授与されます。「商売繁昌、笹持ってこい!」というお囃子が有名ですが、商売繁昌のご利益を願って、この「福笹」を手にすることが十日戎の目的です。今宮戎の福笹は「孟宗竹」が使われ、節の力強さ、生命力のエネルギーから神聖な植物とされています。境内では「福娘」から「福笹」を授与されますが、その際に、福笹の枝に縁起物の「吉兆」「子宝」を結んでくれます。

吉兆は「福袋」「小槌」「小判」のような縁起物のミニュチュアをワンセットにした飾りです。初穂料は1500円です。「宝船」「あわびのし」のように個別で飾りを選び購入することもでき、「子宝」と呼ばれます。

福笹の授与日・・・1月9日から1月11日の宵戎・本戎・残り戎の3日間に、7時から25時までの間に無料で授与されます。

福笹につける子宝の種類と意味

「熊手」・・・金運と福を熊手でかき集める

「みの」・・・熊手でかき集めた金運と福をすくいとる。

「小判」・・・金運上昇

「鯛」・・・縁起がよい。めでたい。

「打ち出の小槌」・・・金運上昇。諸願成就

「米俵」・・・五穀豊穣、家内安全

「升」 ・・・升る(のぼる)の意味から能力や、仕事運の上昇

「あわびのし」・・・お祝い、大漁

「福銭」・・・商売繁昌、金運上昇

「鳥居」・・・厄除け、災難よけ、魔よけ

「扇子」・・・末広がりなことから、商売繁昌、運気上昇

十日戎 福娘

境内で「福笹」に「吉兆」を結び授与してくれる「福娘」は「十日戎」になくてはならない存在です。「戎様」と人々の架け橋になる「福娘」の始まりは昭和28年とされ、満18歳から23歳までの未婚の女性となっています。例年約3000人の応募者の中から、40人から50人が選ばれ、過去には倍率が「75倍」になったことも!

「福娘」は1月9日から1月11日に「福笹」と「吉兆」を授与することが大きなおつとめですが(9時から21時の間)その他にもご奉仕されていることがあります。1月7日の「餅まき行事」や1月8日の「舞楽奉納式」にも奉仕されています。十日戎に開催される「宝恵駕行列(ほえかごぎょうれつ)」にも参列しています。また、十日戎に関わる報道関係への挨拶まわりも行っていて、歴代の「福娘」にはアナウンサーになった方も多いといわれています。

<アナウンサーになった歴代福娘>

進藤昌子アナウンサー(フリー)

松井愛アナウンサー(MBS毎日放送)

黒田みゆアナウンサー(日本テレビ)

鷲尾千尋アナウンサー(ABC朝日放送)

山本里咲アナウンサー(TBS放送)

十日戎 福銭

「福銭」は福笹につける縁起物の飾りのひとつで、傷んで廃棄処分となる古い紙幣30枚分の裁断くずで作られたものです。直径は約10センチで初穂料は1500円です。

十日戎 宝恵駕(ほえかご)

「宝恵駕(ほえかご)は江戸時代に、商売繁昌を願って、芸妓さんが駕に乗り今宮戎神社にお参りしたのが始まりとされています。「ほえ~駕」という掛け声が「宝恵駕」の由来とされています。現在は、芸妓さん、福娘、スポーツ選手や歌舞伎役者、芸能人が駕に乗り参列しています。

※2022年はコロナの感染拡大防止のため中止されました。

十日戎 屋台

今宮戎神社

十日戎では、例年、なんば駅から今宮戎駅まで約500店舗の屋台が所せましと立ち並びます。「たこ焼き」「ベビーカステラ」のような飲食店や、「金魚すくい」「スーパーボールすくい」という遊戯の屋台も多くあります。また、十日戎ならではの縁起物「熊手」「ざる」「みの」を扱う屋台も数多く出店されます。

屋台は例年、早朝から夜中の2時~3時頃まで営業しています。

※2022年はコロナの感染拡大防止のため屋台出店は自粛されました。

今宮戎神社
出展:写真AC

こども戎

今宮戎神社で例年7月に開催される、子供向けの夏の祭礼です。こども宝恵駕体験、なにわ湯神楽、雪の特大スロープ、沖縄エイサ太鼓のようなイベントが盛り沢山なのが特徴です。

また「笑う門には福来る」ということで、毎年、今宮戎神社の境内で「マンザイ新人コンクール」も開催されます。

※令和4年のこども戎は、コロナウィルスの感染拡大防止のため中止となっています。

今宮戎神社の十日戎、参拝順序

今宮戎神社

①鳥居をくぐると「古笹納所」があるので、昨年授与された笹を返納します。

②拝殿、本殿にて「一年の商売繁昌」を祈願しましょう。その際はお賽銭をして「一拝(礼)、二拍手、一礼」の拝礼をしましょう。十日戎のさいは、大変大きなお賽銭箱が設置されています。

③福笹授与所で、「福娘」から「福笹」を授与して貰います。「福笹」は初穂料無料でいただけます。

④授与された「福笹」に縁起物の飾り「吉兆」「子宝」を結んでもらうため、授与所に向かいましょう。初穂料は1500円~です。

⑤「吉兆」や「子宝」を結んだ「福笹」を受け取ったら、「商売繁昌の祈願の念押し」で「裏参り」をしましょう。本殿の裏に銅鑼(どら)があるので、「どら」を叩き大きな音を出して「先ほどの祈願をお願いします」と祈願をしましょう。

「えべっさんは耳が遠いので銅鑼で大きな音を出して念押しの祈願をする」という説があります。

今宮戎神社のご利益

商売繁盛

五穀豊穣

開運招福

厄除け

縁結び

航海安全

大漁祈願

今宮戎神社の主祭神・御祭神

・天照大神(あまてらすおおかみ)

開運招福、国土安泰、五穀豊穣

・事代主命(ことしろぬしのかみ/恵比寿大神)

商売繁盛、開運招福、厄除け

・素戔嗚命(すさのおのみこと)

厄除け、災難除け、水難・火難除け

・月詠命(つくよみのみこと)

開運厄除け、眼病平癒、海上安全

・稚日女尊(わかひるめのみこと)

縁結び、機織り・衣服の神様

今宮戎神社の歴史

今宮戎神社は西暦600年(推古天皇の時代)に聖徳太子が四天王寺を建立したときに、関西地方の守護として創建したのが始まりとされています。

今宮戎神社の「えべっさん(事代主命)」は京都の八坂神社の境内にある蛭子社が分祀されたのが始まりとされています。京都の八坂神社の氏子さんが、大阪に移り住み「えべっさん」を今宮戎神社に祀ったとされています。現在も例年1月8日に「八坂神社御神水奉納式」が行われ、八坂神社の神官と巫女が今宮戎神社に御神水を奉納します。

今宮戎神社の御朱印

今宮戎神社の御朱印は、通常の御朱印と十日戎期間限定の御朱印があります。

○「えびす大神」の御朱印

中央に「えびす大神」と書かれ、左に「今宮戎神社」の印と、右上には縁起物の鯛の印が押されています。

初穂料・・・300円

○なにわ七幸めぐり

「今宮戎神社」「住吉大社」「太融寺」「四天王寺」「四條畷神社」「大念佛寺」「大阪天満宮」の七つの寺院をまわり、ご利益を授かる巡礼です。

初穂料・・・専用色紙1000円、集印帳1000円、御朱印300円

○大阪七福神めぐり

七福神のご利益を授かるため、七つの寺院をまわる巡礼です。

「今宮戎神社」えびす大神 商売繁昌、金運向上

「大乗坊」毘沙門天 厄祓、 武芸上達

「法案寺」弁財天 金運向上、芸術上達

「長久寺」福禄寿 富貴、長寿

「四天王寺布袋堂」 布袋尊 夫婦円満、笑門来福

「大国主神社」日出大国神、商売繁昌、開運招福、出世

「三光神社」寿老神 幸福長寿

初穂料・・・専用色紙1500円、御朱印300円

○南海沿線七福神

南海沿線にある寺院をまわり、七福神のご利益を授かる巡礼です。

「今宮戎神社」えびす大神

「万代寺」毘沙門天

「水間寺」弁財天

「長慶寺」福禄寿

「七宝瀧寺」布袋尊

「大国主神社」日出大国神

「松尾寺」寿老神

初穂料・・・専用色紙1500円、御朱印300円

○神仏霊場拝観

152社の神社仏閣をまわりご利益を授かる巡礼です。

今宮戎神社は45番札所になります。

初穂料・・・御朱印300円

【期間限定の御朱印】

○十日戎

例年1月9日から1月11日の3日間限定の御朱印が授与されます。「十日戎」と中央に書かれて「福笹」がデザインされています。

初穂料・・・御朱印300円

今宮戎神社のお守り

・福小判

初穂料300円

・福徳守

初穂料300円

・えびす袋守

初穂料1500円

・福娘袋守

初穂料1500円

・えびす守

初穂料500円

・福娘守

初穂料500円

・えびす神入りお守り

初穂料1500円

今宮戎神社に実際に訪れた感想・口コミ!

今宮戎神社

私が4年前に今宮戎神社の十日戎に訪れたときは、コロナ渦の前だったため、今宮戎神社までの間に屋台が立ち並び、参拝者の数に圧倒されるほどでした!「福をかき集める!」ということで屋台で縁起物の「熊手」を購入しました。1月10日の本戎ということもあり、今宮戎神社の境内は大勢の人で溢れかえっていたのです。

「商売繁昌~笹持ってこい!」というお囃子と多くの参拝客の熱気のなか、巨大なお賽銭箱にお賽銭をして拝殿にて祈願をしました

そしてメインイベントの「福笹」をいただき、「福娘」に「吉兆」を結んで貰いました。福娘に授与してもらうだけでご利益がいただけそうです。参拝ルートの最後の項目、銅鑼を鳴らして「えびす様に念押しでお願い」をするべく裏参りをして、無事に参拝を終えました。

参拝を終えたあとに、えびす様の格好をした方から五円玉をいただきました。自腹で五円玉を、参拝客に配っている方のようですが、福が増えた気がして嬉しかったです。

今宮戎神社は活気に溢れていて、参拝するだけでもエネルギーを貰った気がするパワースポットでした!

今宮戎神社 住所・電話番号・アクセス・駐車場・HP

住所大阪府大阪市浪速区恵比寿西1-6-10
電話番号06-6643-0150
アクセス・地下鉄御堂筋線「大国町」③出口から徒歩5分
・南海高野線「今宮戎」下車すぐ
・地下鉄堺筋線「恵比寿町」⑤出口から徒歩5分
駐車場参拝客専用の駐車場がないため近隣駐車場を
利用
URLhttps://imamiya-ebisu.jp

まとめ

エネルギーと活気に溢れる強力なパワースポット「今宮戎神社」!街中にある神社ですが、神聖な空気があり、十日戎の時期にはさらに活気づくパワースポット。

大阪七福神めぐりの神社のひとつでもある「今宮戎神社」ぜひ、エネルギーを貰いにおとずれてみてください!

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