ボージーストーンというパワーストーンを知っていますか？自然と地表に現れる石で、通常、男性石と女性石がペアとなっている不思議なパワーストーンです。見た目は決して派手ではなく美しさはありませんが、その不思議な力からヒーラーやチャネラーから支持を集めるボージーストーン。今回は、ボージーストーンの効果や使用方法などをまとめました。
ボージーストーンってどんな石？
ボージーストーンとは
ボージーストーンとは、アメリカのカンザス州でのみ採取できる鉱石。海洋生物の化石がパイライト化したものであり、通常は2個セットになっています。この2個が表すのは男性性と女性性。硬くゴツゴツとしたものが男性を表す石で、滑らかな方が女性性を表しています。男性石の周囲に複数の女性石があり、風化していった結果、男性石と女性石が1つずつペアになるのだそう。この経緯からも分かるように、ボージーストーンは採掘するのではなく、地表に現れたもののみが採取を許されています。
ボージーストーンはアメリカの先住民族であるワンティゴ族の聖地でのみ採取され、カレン・ギルスピー氏というカンザスインディアンの末裔である女性のみが採取を許されています。そのためとても希少かつ流通量が少ないです。
ボージーストーンの名前の由来
ボージーストーン（Boji Stone）の語源は、発見者であり唯一の権利者であるカレン・ギルスピー氏が幼少期に飼っていたワタリガラスの名前、「ボージャイ」です。ワタリガラスはワイティゴ族のシンボルであり、ボージーストーンはワイティゴ族の聖地でしか見られない石かつ幼少期のカレン・ギルスピー氏がボージーストーンをボージャイの卵だと思って拾い集めていたことから、関連性を見つけて名づけたようですね。
ボージーストーンの和名・別名
ボージーストーンに和名はありません。鉱物的にはパイライトなので、パイライトの和名である黄鉄鉱 （おうてっこう）が当てはめられるでしょうか。
別名としては、発音の違いで「ボージャイストーン」があります。
ボージーストーンの歴史
ボージーストーンは、唯一の権利者であるカレン・ギルスピー氏が発見者でもあります。
信仰心が篤いカレン・ギルスピー氏はワイティゴ族の末裔であり、神秘的な体験を通じて、「ボージーストーンを守り、その力を伝えていくことこそが自分の使命である」というお告げを受けたといいます。
実はカレン・ギルスピー氏は幼少期にワタリガラスを飼っていて、ワタリガラスはワイティゴ族のシンボルのような存在。ワイティゴ族の聖地で不思議な石を見つけたカレン・ギルスピー氏は、そのワタリガラスの卵だと思って、子供のころからその石を集めていたのだそう。啓示を受けた後の1972年、カレン・ギルスピー氏はボージーストーンを「Boji」という名前で国際的に商標登録しました。結果、世界でもカレン・ギルスピー氏のみが採取を許された石であるボージーストーンは、希少かつレアなパワーストーンとなったのです。
ただし、2019年にカレン・ギルスピー氏は逝去していて、現在は彼女の息子が石を採取し、組み合わせて流通させているそうです。
ボージーストーンの伝説・言い伝え
ボージーストーンは、ワイティゴ族の間では「賢者の石」とも呼ばれるヒーリングストーンです。セラピーやチャネリング、ヒーリングに良いとされています。
また、ボージャイストーンはとても不思議な現れ方をします。1つのゴツゴツとした男性石の周囲に、いくつもの滑らかな女性石が表れた後、いつの間にか女性石が1つだけになっているのだそう。そのことからペアや夫婦といった意味を持ち、男性石と女性石の両方をセットにして使用することが大事とされています。
ボージーストーンの産地
アメリカのカンザス州のみ
ボージーストーンの硬度
ボージーストーンのモース硬度は6～6.5。劈開はありませんが、弱い鉱物です。
ボージーストーンの宝石言葉・石言葉
ボージーストーンに石言葉はありません。
ボージーストーンと誕生石・曜日石・守護石
ボージーストーンは誕生石の制定がありません。守護石としては、牡羊座、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座に対応してくれます。
ボージーストーンの色と種類・似ているパワーストーン
ボージーストーンは2つで1つというセットが基本です。ゴツゴツしたものとツルツルしたものがセットで、ゴツゴツした方が男性石、ツルツルしたものが女性石です。グレーをベースにホワイトやブラックの斑点があり、一見するとただの石にしか思えないようなルックスをしています。
レインボーボージーストーン
ボージーストーンの中で、内側からレインボーカラーが浮き出たように見えるものがあります。これはレインボーボージーストーンと呼ばれるもので、単体で男性性と女性性の両方を持ち、2つセットではなく単体で使用されます。言うまでもなく、通常のボージーストーンより希少かつ高価。
また、カレン・ギルスピー氏が「ペアのレインボーボージーストーンである」と認めたもののみ、ペアで流通します。こちらは単体のレインボーボージーストーンよりもさらに希少かつ高価になります。
ボージーストーンと似ているパワーストーン
シャーマンストーン
シャーマンストーンとは、アメリカのユタ州で採掘できるパワーストーン。砂岩の塊の表面がヘマタイトでコーティングされていて、ルックスはボージーストーンとよく似ています。ネイティブアメリカンのホピ族が宗教儀式に使用していた石で、男性石と女性石がセットになっています。グラウンディング力が強く、守護や自立心を高める効果があります。
個体差があるため両者を見分ける方法は100％ではありませんが、全体的に、シャーマンストーンの方はまるっこく、泥団子のようなルックスをしています。ボージーストーンの男性石のような尖った部分はありません。ネイティブアメリカンに関連する点や2つセットになっている点など共通点が多い両者ですが、鉱物としては別なので気をつけましょう。
ボージーストーンはこんな人におすすめ
・心身の健康を維持したい人
・良縁が欲しい人
・パートナー間の愛情を強くしたい人
・悩みすぎないようにしたい人
ボージーストーンの効果・効能・スピリチュアルへの影響
1.ヒーリング・リラックス
ボージーストーンはヒーリングやリラックスに効果のあるパワーストーンです。
ボージーストーンは男性石と女性石がペアになっていて、陰陽、天地、現実と理想、潜在意識と顕在意識、心と体といった相反するもののバランスを取る力があります。そのため、心身のバランスを整えて、心と体の両方を落ち着けてくれるのです。不調がやわらぎ、健やかでいることができるでしょう。
また、ボージーストーンは悩みがあるときにもおすすめ。バランス能力に優れたボージーストーンは、持ち主にとって不自然なものや不要なものを取り除いてくれる力があるのです。不自然な人間関係や考えても仕方のない悩み、やり場のない感情などをなくしてくれるので、本来あるべき姿を取り戻すことができるでしょう。
2.縁結び・絆を深める
ボージーストーンは、恋愛面に効果を発揮するパワーストーンです。
ボージーストーンは男性石と女性石がペアになっています。地表に現れた1つの男性石の周囲に複数の女性石がある状態で発見されます。その後、女性石が風化していき、最後まで残った1つの女性石と男性石がペアとなるのです。採取前にこのような経緯があることから、男女の縁結びに良いとされ、運命のお相手を引き寄せる効果があるといわれています。
新しい出会いを呼び込むだけでなく、ボージーストーンはすでに結ばれているパートナー間にも良い効果をもたらします。「あるべきところにあるべきものを」「本来の道へ」がボージーストーンの意味であるため、すれ違いが続いているパートナー間にお互いへの愛情を呼び戻し、お相手がどれだけ大切な存在であるかを思い出させてくれるでしょう。さらに、復縁や縁切りなど人と人の縁をつないだり切ったりして、正常な人間関係をもたらすとされています。
3.エネルギー活性化
ボージーストーンにはエネルギー活性効果があります。
ボージーストーンは心身のバランスを整えて不調をやわらげたり、不要な悩みを消し去ってくれます。それは、生命力を高めることとイコールです。生き物としての根本的なエネルギーが活性化されるため、心身共に健康になるうえに活力が増し、何事においても前向きになれるでしょう。
人間の体内には陰陽の気が流れています。ボージーストーンはバランス感覚に優れているので陰陽のバランスを整えてくれ、持ち主が落ち着くべきときには落ち着かせ、動くべきときには動かせてくれます。心が落ち着けば思考がクリアになり、目標達成や問題解決にもつながるでしょう。
さらに、ボージーストーンはグラウンディング効果に優れ、現実と理想のバランスを取ってくれます。人間が抱える不満の多くは、現実と理想の乖離が要因です。「こうしたいのにできない」「望む状況ではない」「こういう風になって欲しいのに、なってくれない」といったことに悩む人は多いでしょう。ボージーストーンは現実と理想のバランスを取ってくれるので、無駄な望みを抱かなくなったり、現実をしっかりと見据えたうえで理想へと向かわせてくれるでしょう。現時点で辛い思いを抱えている人は、ボージーストーンが導いてくれる道を信じて進んでいくとよいですよ。
ボージーストーンと相性の良い組み合わせ
ボージーストーンは基本的に原石状態で流通しているため、他のパワーストーンと組み合わせてアクセサリーにすることはほぼ不可能です。そのため、組み合わせることはできないのでは？と思う人もいるでしょう。
パワーストーンの組み合わせとは、1つのアクセサリーに複数の石を組み込むことだけではありません。1つはリングにし、別の石をネックレスにするといった着け方でも、組み合わせたことになります。原石状態の複数の石を別々の部屋に飾るのも、組み合わせの1つです。1つを原石状態で飾り、もう1つを身に着けるといった方法でも、組み合わせたことになるのです。
大事なのは、両方の石を意識すること。「この石とこの石からパワーをもらっている」と認識することで、持ち主自身が器となり、それぞれから力を受け取ることができるのです。隣り合わせないといけないわけでもなければ、1つのアクセサリーに組み込まなくてはいけないわけでもないので、ボージーストーンも他の石と組み合わせることが可能なのです。
ボージーストーン×ロードナイト
ボージーストーンとロードナイトの組み合わせは、円満な人間関係を持続させる効果があります。
ロードナイトとは、ローズピンクのベースに樹枝のようなブラックの模様が入った鉱物です。「友愛」「寛大」「愛情の具現化」といった石言葉を持ち、周囲の人とのコミュニケーションを円滑に行わせる効果があります。感謝や愛情を言葉にして伝え、他人を赦し、良い人間関係を築いていくことができるでしょう。恋愛においては、片思い成就や出会い運アップというよりは、すでに結ばれているパートナーとの絆を強くする力が強いです。ロードナイトがもたらす愛情を穏やかな日常の愛なので、パートナー間のケンカが減ったり、すれ違うことがなくなるでしょう。
そして、ボージーストーンはパートナーとの結びつきを深めたり、良縁を運んでくる効果があります。良縁とは恋愛関係だけでなく友人関係も含まれるため、近い効果のあるロードナイトと合わせると、より効果が高まるでしょう。友達関係も恋人関係も、波風の立たず、穏やかかつ確かな愛情を得られる組み合わせです。
ボージーストーン×サードオニキス
ボージーストーンとサードオニキスの組み合わせは、恋愛や結婚を含む対人面を良好にします。
サードオニキスとは、ホワイトとレッドの縞模様を持つパワーストーン。紅白カラーであることから陰陽や男女といった意味を持ち、バランスを整えたり男女和合効果があるとされています。サードオニキスがもたらす和合効果は、自分をしっかりと保ったもの。サードオニキスの持つホワイト部分とレッド部分は決して混じり合っていません。お互いを保ったまま美しい模様を形成していて、そのルックスは唯一無二。同じサードオニキスは2つとないのです。そのことから、周囲に惑わされずにお互いに心地よい関係を築くことができたり、自立心を持ったままお相手と愛し合える効果があります。
そして、ボージーストーンは運命のお相手を引き寄せる効果があります。不要な悩みや不安を追いやってくれるので、自分らしさを持ってお相手と接することができるでしょう。自立心を保ったままで自分たちだけの幸福を追求できるサードオニキスと組み合わせれば、よりお相手との絆が深まります。引き寄せる力の強い石同士なので、縁結び効果や片思い成就効果も期待できるでしょう。
ボージーストーン×セレスタイト
ボージーストーンとセレスタイトの組み合わせは、自己解放とインスピレーションアップ効果があります。
セレスタイトとはくすんだブルーの鉱石で、空のような色をしています。「博愛」「休息」といった石言葉を持つセレスタイトは、ヒーリングに長け、ネガティブな感情を流して愛のエネルギーを注ぐ効果があります。また、セレスタイトは天使の力を持つとされ、天からのメッセージつまり高次の自分からのメッセージを受け取らせてくれる効果があります。高次の自分とは、簡単にいえば正解を知る自分のこと。人生を生きていくうえで何をどうするべきかを教え、正しい道へと導いてくれるでしょう。
一方、ボージーストーンは心と体のバランスを取って心身ともに健康にし、思考をクリアにしてくれます。ヒーリングや気づきの力を持つセレスタイトとは通じるところがあるため、相性は抜群。相乗効果が期待できるでしょう。また、ボージーストーンで思考がクリアになったところに、セレスタイトがインスピレーションをもたらします。そのため想像力や発想力が高まり、良いアイデアを思いついたり、問題解決の糸口をつかんだりもできます。
ボージーストーン×チャロアイト
ボージーストーンとチャロアイトの組み合わせは、トラウマ解除に効果があります。
チャロアイトとは、パープルのベースにホワイトのマーブル模様が入ったパワーストーン。世界3大ヒーリングストーンの1つに数えられるほどヒーリングの力が強く、持ち主の過去世にまでアクセスして、生きづらさを手放させてくれます。魂ごと癒されるような深い癒しを得ることができ、日々の生活においての悩みだけでなく、トラウマ的な思い出や悪癖、間違った価値観、自責の念などから逃れることができるでしょう。
そして、ボージーストーンは陰陽バランスを整え、持ち主があるべき姿で正しく生きられるよう、導いてくれます。不安や恐怖心など不要なものを追いやり、心身ともに健康でいさせてくれるでしょう。チャロアイトと組み合わせることで、トラウマを解除して自分らしく生きることができるようになります。自分でも理由が分からない生きづらさや恐怖の対象などがある人におすすめの組み合わせです。
ボージーストーン×ゼブラジャスパー
ボージーストーンとゼブラジャスパーの組み合わせは、日常に喜びをもたらします。
ゼブラジャスパーとは、主にブラックとホワイトのツートンカラーをしたジャスパーのこと。野生動物のシマウマのようなルックスであることが、名前の由来です。人間が持つ本能的な生き抜く力を呼び覚まし、人生を豊かにしたり、自分らしさを解放する効果があります。毎日を前向きに楽しむことができるよう、素直さ、活力、行動力をもたらしてくれるのです。憂鬱な日々から抜け出して、人生そのものを楽しませてくれるでしょう。はつらつとした人生を送りたい人におすすめのパワーストーンです。
一方、ボージーストーンはバランスを整える石。理想と現実、仕事と遊び、心と体といった相反するもののバランスを取ってくれるので、何かに夢中になりすぎて何かがおろそかになることがありません。また、ネガティブな感情を手放してあるべき姿を取り戻させてくれるので、自己解放の石であるゼブラジャスパーと合わせることで、より自分らしく生きていくことができます。自分らしさを出し過ぎると敬遠されること多いですが、ボージーストーンがさまざまなことを整理したうえで、ゼブラジャスパーによって自分を解放できるので、心身に無理をさせたり、周囲との関係が悪化することもありません。自分の人生を楽しみたい人や人生を前向きに生き抜いていきたい人におすすめの組み合わせです。ゼブラジャスパーはここぞというときに活力を与えてこの世界を生き抜かせる力が高いため、頑張らなくてはならないときや疲れ気味のときにも良い組み合わせとなります。
ボージーストーン×水晶
ボージーストーンと水晶の組み合わせは、環境改善効果があります。
水晶はすべてのパワーストーンの基礎とされ、「万能の石」とも呼ばれます。水晶単体では魔除けや浄化の力が強く、ご神体として祀っている神社もあるほど。穢れを払い無効化する能力が高く、自浄作用もあります。どの石とも組み合わせることができるうえに、組み合わせた石の力をコントロールすることもできるため、穢れを払う主役だけでなく補助役にもなってくれるでしょう。
そして、ボージーストーンはチャクラバランスを整えて心身の健康を保ってくれます。「あるべきものをあるべき場所に、あるべき姿で」という意味を持つボージーストーンは、正しさをもたらす石として持ち主にとって不要なものを払って自分らしさを取り戻させるでしょう。穢れを払ったり無効化する水晶と合わせることで、正常な状態を保つことができます。また、水晶によってボージーストーンの力を強めることもできますよ。
ボージーストーン×アメトリン
ボージーストーンとアメトリンの組み合わせは、開運効果があります。
アメトリンとは、アメジストとシトリンが合わさった鉱物のことで、鉱物としては水晶の変色種となります。アメジストの癒しの力とシトリンの気を循環させる力を併せ持っているため、ネガティブな波動を追い出して心に平穏をもたらしながら、停滞していた悪い気を払って良い気を呼び込みます。水気と金気を持つことから女性の気と合うとされ、女性にとって心強い開運のお守りとなってくれるでしょう。アメジストが陰、シトリンが陽であるため、陰陽のバランスが取れたパワーストーンでもあります。
そして、ボージーストーンはチャクラバランスを整えて不要なものを追い出し、持ち主にあるべき姿を取り戻させます。正しい道を歩かせると同時に、心に根付いた痛みを元からやわらげてくれるでしょう。アメトリンのアメジスト部分が持つヒーリング力と合わせれば相乗効果が期待できますし、心身のバランスが取れたところにシトリン部分が持つ気を循環させる効果が発動するので、全体的な運気がアップします。また、運命の人を引き寄せるボージーストーンに停滞しているものを動かすシトリン、そして「真実の愛を見つける石」と呼ばれるアメジストが組み合わされば、運命の人を素早く見抜いて強い絆で固く結ばれるでしょう。
ボージーストーンの使い方
ボージーストーンは通常身に着けて使用するタイプのパワーストーンではありません。基本的には、原石を2つとも手に持って使用するものだからです。アクセサリー加工されることもまれでしょう。
ボージーストーンは、両手に1つずつ持って使用します。利き手に男性石、反対の手に女性石を持ちましょう。違和感があるようなら反対にしても構いません。座って力を抜き、軽く目を閉じて心を無にします。このとき体の中央ラインの上にレインボーボージーストーンを置くとさらに効果が高まるといいます。
ボージーストーンを使用した瞑想は、持ち主の地を足に着け、あるべき姿を呼び覚まし、すべてのチャクラを活性化してエネルギーのつまりを治し、心身のバランスを整えます。5分以上瞑想を行うことでより効果が高まるでしょう。
どうしても身に着けたいのであれば、2つとも同時にネックレスにするのがおすすめです。人体の中心にはチャクラがあり、頭頂から足裏まで1本のチャクララインが通っています。近づけることで必要なエネルギーを受け取ることができるでしょう。
ボージーストーンのお手入れ・浄化方法
ボージーストーンはとてもデリケートな鉱石で、弱点が多いです。鉱物的にはほとんどパイライトなので、酸化しやすく、塩や水による浄化はNGとなります。また、レインボーボージーストーンは紫外線によって退色したり変色したりもするため、長時間日光に当てないようにしましょう。磁気に弱いため、電波を発する機器の近くには置かないようにしてください。保管の際に他の鉱物と一緒にしたり湿気の多い場所に保管するのもNGです。
浄化の頻度は月に1度から2度にして、パワーチャージも同様にすればOKです。
浄化方法
対応
塩・塩水
☓
流水
☓
ホワイトセージ
◎
水晶クラスタ・水晶さざれ
◎
日光・月光浴
◎
土
☓
音
◎
ボージーストーンのお手入れ・浄化方法早見表
ホワイトセージ
ホワイトセージによる浄化は、ボージーストーンに対応しています。
ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを用意しましょう。火をつけ、立ち上る煙の中にボージーストーンを10回程度くぐらせれば浄化が完了します。
水晶クラスタ・水晶さざれ
水晶クラスタや水晶さざれによる浄化は、ボージーストーンに対応できます。
クラスタを用いる場合は、クラスタの上にボージーストーンを置くだけでOK。さざれ石を使用する場合は、さざれ石を盛り、ボージーストーンをその上に置くか中に埋めるかします。どちらも3時間程度で浄化が完了します。
日光・月光浴
ボージーストーンは、日光や月光で浄化が可能です。
ボージーストーン浄化皿の上にセットしたボージーストーンを、月光浴させてあげましょう。3時間程度で浄化が完了します。
日光・月光でパワーチャージができる
ボージーストーンは日光や月光でパワーチャージができます。男性石は男性性を司る日光、女性石は女性性を司る月光と相性が良いので、それぞれ10分程度光を当ててパワーチャージしてあげましょう。レインボーボージーストーンは日光を長時間当てると退色や変色の恐れが出てきますが、10分ほどなら問題ありません。
ただし、パワーチャージできる期間は限られています。日光の場合は午前中のみ、月光の場合は満ちる月が天頂に昇りきるまでの間のみです。沈んだり欠けたりする天体には退行や減少という意味があり、パワーチャージには不向きだからです。
音
音による浄化は、ボージーストーンに対応しています。
音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意しましょう。浄化皿にボージーストーンをセットし、音を奏でます。水晶ポイントの先をボージーストーンに向けたまま、ボージーストーン中心に円を描きます。音が鳴りやんだらまた音を鳴らし、10回程度繰り返せば浄化が完了するとされています。
ボージーストーンの好転反応・副作用
ボージーストーンは好転反応や副作用が起きることの多いパワーストーンです。波動にクセがある等ではなく、持つ人の波動やそのときのアンバランスさに反応してしまうことがあるからです。
ボージーストーンの好転反応で多いのは、頭痛や発熱、浮遊感などでしょう。そんなときには、ボージーストーンを飾る時間を短くしてみてください。問題がなければ徐々に時間を長くしていくと、ボージーストーンからのエネルギーに慣れ、その力を受け取る準備ができて好転反応がおさまります。持ち主とボージーストーンの波動を馴染ませていくという感覚を持つとよりスムーズにいくでしょう。
副作用に関しては、人によって起こりえます。ボージーストーンは持つ人のバランスを取りネガティブなものを取り除くデトックス効果がありますが、その過程において辛い過去を思い出したり、一時的に不安が強くなったりすることがあります。しかし、それはそのときの持ち主には必要なことであり、嫌な思い出と向き合ったり不安に耐えたりすることで前に進めるようになります。ですが、どうしても辛いなら無理しないようにしてくださいね。
ボージーストーンのQ&A
ボージーストーンの偽物の見分け方は？
ボージーストーンはボージー社という会社のみが採取権を持つパワーストーンです。そのため、本物のボージーストーンであればBoji,Inc.が発行する黄色い証明書が付属しています。この証明書がないものは、鉱物的にはボージーストーンと同じであっても、ボージーストーンと呼べるかといえば否。ボージーストーンはネイティブアメリカンの血をひくカレン・ギルスピー氏はが選び、彼女の感覚で「合う」とした一対のものをセットに組んでいるものだからです。希少さやスピリチュアル的な珍しさから多くの偽物が出回っていますが、基本的に高価かつレアなので、信頼のおけるショップで購入するようにしましょう。
ボージーストーンが割れた・欠けた！特別な意味はある？
ボージーストーンはモース硬度は低いものの割れたり欠けたりすることはほとんどありません。劈開がなく、衝撃にも強いです。もちろん、何をしても大丈夫というわけではありませんが、非常にスピリチュアルな意味合いの強い石であるため、ボージーストーンが割れたり欠けたりしたら、スピリチュアルな要因を考えるのが自然です。
まず、ボージーストーンは男性石と女性石の2つがセットになっています。どちらの石が破損したかによって意味合いが変わりますが、簡単にいえば破局または別離がやってくる可能性が高いです。特に、自分が女性である場合に男性石が割れたり欠けたりしたら、パートナーである男性が去っていく可能性があります。女性石が割れたり欠けたりしたら、別の女性がやってきて追いやられてしまう可能性が高いです。同性カップルである場合、お互いの性自認を基本にして考えてみてくださいね。
特定のお相手がいない場合は、持ち主の中から何かが出ていってしまう可能性を考えてみてください。ボージーストーンの男性石は陽、行動、力、外向けといった男性性を司っています。対して、女性石は陰、思考、優しさ、内面を司ります。そのどれかが欠けるような出来事が起きる可能性があり、心身のバランスを崩すかもしれません。例えば、男性石が欠けたり割れたりした場合には体の不調や、身動きが取れなくなるようなトラブル、仕事のとん挫などが考えられます。女性石が割れたり欠けたりした場合には、感情的になって対人トラブルが起きたり、立ち直るのに時間を要するようなショックな出来事が起きてしまうかもしれません。どちらの石が破損したかを見て、それらが司ることを感じ、思い当たることを考えてみましょう。
割れたり欠けたりしたボージーストーンは縁起の良い存在ではありません。そのため、潔く手放した方がよいです。割れたり欠けたりしたのがどちらか片方だけでも、両方を手放しましょう。組み合わされた2つの石はどこまでいっても対だからです。
ボージーストーンの色が変わった？退色・変色する？
ボージーストーンは酸化しやすい鉱物で、弱点も多いです。紫外線で退色や変色を起こしますし、塩や水にも弱く、湿気の多い場所に保管していれば酸化します。そのため、ボージーストーンが退色や変色をしたら、まずは物理的要因を考えてみましょう。
物理的要因が思い当たらないなら、スピリチュアルな要因が考えられます。
ボージーストーンだけではなくパワーストーン全般にいえることですが、パワーストーンはパワーが強まるとカラーが濃くなり、反対に、パワーが弱まるとカラーが薄くなるといわれています。そのため、退色したと感じたら浄化やパワーチャージを試してみてください。それでも戻らなければ、1ヵ月程度ジュエリーボックスで休ませます。それでもダメなら、諦めるしかありません。以前よりパワーがダウンしたボージーストーンとしてお付き合いしていくしかないでしょう。
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まとめ
希少かつ高価な部類に入るボージーストーンは、不思議でスピリチュアルな側面が強く、パワーストーン好きやヒーラー、チャネラーに人気があります。ですが、見た目が華やかでなくアクセサリーになることもないため、その分他のパワーストーンと比べて知名度は低いです。ある程度パワーストーンの詳しい人や好きだという人から支持を受ける、玄人好みのパワーストーンといえるでしょう。
ボージーストーンは限られた人が限られた土地で採掘したもののみが本物とされます。そのため小さなものでも高価ですが、人生を正しく生きたい人、運命のお相手を待っている人におすすめ。ピンとくるものがあれば、お迎えを検討してみてくださいね。
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