ムキムキの逞しい体が特徴的なピットブル!
ピットブルと聞くと、「怖い!凶暴!」といったイメージを持つかたも多いのではないでしょうか?
- 「ピットブルなんてどうして飼うの?」
- 「ピットブル飼っている人ってどんな人なの?」
なんて、疑問も湧いてきますよね。
ピットブルは「凶暴」というイメージが先行していますが、日本では特に規制はされていなく家庭犬として飼うことは可能です。
その証拠に、芸能人にもピットブルを飼っている人は意外といるんですよ!
そこで今回は、ピットブルを飼っている芸能人を紹介します。
また、ピットブルの危険性や魅力にも迫っていきたいと思いますのでぜひ参考にしてください。
ピットブルを飼っている芸能人!
ピットブルを飼っている芸能人や有名人って誰?と興味がある人もいるでしょう。
ピットブルは家庭犬として飼えると言っても、頻繁に遭遇する犬種ではありません。
普段はあまり見かけることも少ないことから一体どんな人が飼っているのか気になりますよね。
ここでは、ピットブルのオーナーである芸能人や有名人を紹介します。
1.ダルビッシュ有(野球選手)
言わずと知れた野球界のカリスマ的存在であるダルビッシュ有選手。
ダルビッシュ有選手もピットブルのオーナーでした。
ダルビッシュ有選手は、2017年ごろに殺処分寸前だったピットブルのセイジを引き取って育てていましたが、2019年の3月に多臓器不全にてセイジが亡くなったことをInstagramで報告しています。
殺処分寸前で命を救われたセイジ。ダルビッシュ有選手の懐の深さがわかるエピソードですね。
2.後藤裕樹(元EEJunp)
現在YouTube活動で活躍している元EEJunpのメンバーであり、タレントの後藤真希さんの実の弟である後藤裕樹さん。
後藤裕樹さんもピットブルオーナーです。なんと、後藤裕樹さんは計5匹のピットブルと暮らしています。
InstagramやYouTubeチャンネルにはピットブルとの暮らしぶりをメインに投稿しており、後藤裕樹さんのファンはもちろんピットブルのファンも多くいるようですね。
3.藤原組長(プロレスラー)
日本のプロレスラー藤原組長こと藤原喜明さんもピットブルオーナーでした。
名前はMAXといい、17年の犬生を生き抜き大往生でこの世を去ったようです。
幼少の頃に犬に噛まれたトラウマから元々は犬が苦手だったと明かしている藤原組長。
奥様が柴犬を買ってきたことをきっかけに犬にメロメロになったのだとか…。
ピットブルのMAX君のことは特に溺愛していてそのメロメロっぷりはすごかったようです。
幼少の頃の犬のトラウマを克服しピットブルを飼い慣らすことができるまでになるなんて、すごいですよね。
4.堀口恭司(総合格闘家)
日本の総合格闘家である堀口恭司選手もピットブルオーナーです。
2021年3月にTwitterやYouTubeでピットブルを迎えたことを公表しています。
特にYouTubeでは、愛犬のピットブル「ロイ」くんの成長や暮らしぶりをUPしていて、ファンも多いようです。
YouTubeでは、ロイくんと戯れる堀口恭司選手の動画が多く投稿されていて、その様子からロイくんを溺愛しているのが分かります。
5.山本KID徳郎(総合格闘家)
日本の総合格闘家、山本KID徳郎選手。
41歳という若さでこの世を去った山本KID徳郎選手もピットブルオーナーでした。
2011年に肺がんにて亡くなったピットブルのソニー。インタビューにて山本KID徳郎選手は「先にいって待っててな」と愛犬との再会を願う様子を見せていたようです。
愛犬家としても知られる山本KID徳郎選手。
「いつかお金持ちになったら無人島を買って保護犬をそこに住まわす」とも語っていたようで、犬への愛が溢れている人だったことがわかりますよね。
ピットブルオーナーは少数!危険?攻撃的?
ピットブルを飼っている人はいるにはいますが、なかなか普段の日常生活ではあまりお目にかかることってありませんよね。
もちろん家庭犬として飼っている人はいますが、他の犬種に比べるとその数は少ないかもしれません。
その理由は、おそらく「危険!凶暴」と言うイメージから素人が迂闊に手を出してはいけない犬種と思われているからではないでしょうか?
ピットブルは、闘犬として生み出された犬種ということもあり、その闘争心や攻撃性は他の愛玩犬と比べると比ではありません。
犬を闘わせ勝つためだけに作られたのですから当然ですよね。
その強靭な力強さと戦闘能力に「世界最強の闘犬」と呼び声も高いです。
ヨーロッパでは危険犬種として法規制もされているほど。
ピットブルは咬傷事故を起こした事例が多々あります。中には死亡させてしまったケースも…。
また、ピットブルは咬む力もとても強く1度咬みついたらなかなか離さないという特徴があり、このことが災いして結果として大きな事故に発展してしまうケースが多発しているのだと考えられます。
凶暴性や闘争心が強い犬は、それだけ飼い主がしっかりコントロールする必要があります。
多くの愛犬家は、リスクと隣り合わせの犬種を望んで飼おうとする人は少ないのではないでしょうか?
「扱いが難しそう…最悪のケースを考えたら取り返しがつかない…」と思うことでピットブルは敢えて選ばない犬種になっていると考えられます。
ピットブルの魅力とは?
生まれた経緯からどうしても「凶暴性」がピットブルのイメージについて回りますよね。
しかし、ピットブルが持つ性質は「凶暴性」だけではありません。心惹かれる人もいるくらい魅力溢れる犬種でもあるんですよ。
ここでは、ピットブルの魅力について解説します。
愛情深い
ピットブルは、とても愛情深い犬種です。凶暴性がある一方で、本来はとても穏やかで気が長いことも特徴です。
特に同居犬や子供に対しても愛情深く接します。
それほど多くはありませんが、小さい子供と一緒に暮らしている家庭もあるんですよ。
また、ピットブルは甘えん坊なところもあります。強面の外見からは想像つきませんよね?
飼い主と肌が触れ合っているのが大好き。遊ぶことも好きなので、「構ってよー」とすり寄ってくることも珍しくありません。
友好的
ピットブルはとても友好的な犬種です。面倒見が良いため多頭飼いも特に問題はありません。
社交的なので、犬や人にも基本的にはフレンドリーに接します。友好的すぎて番犬にはならないほどです。
ピットブルを飼うときの注意点
ピットブルは、もちろんいい面もありますが「闘犬用」に作られた犬種ということは忘れてはいけません。
基本的には穏やかな性格ではありますが、何かのきっかけで変わってしまうこともゼロではないので、飼い方には気をつけたほうが良いでしょう。
しつけをしっかりする
ピットブルは基本的に飼い主に忠実な犬種です。そのためしつけでコントロールすることは可能です。
力が強く高い闘争心を持つピットブルは、必ず飼い主の言うことを聞くようにしておかなければなりません。
一般的な愛玩犬のしつけができる人でもピットブルのしつけは簡単ではないと言われています。
そのため、幼少期からプロのトレーナーさんに相談しながらしつけをしていくのがおすすめ。主従関係が築けていくと、もともと忠実なピットブルはどんどん吸収してくれるでしょう。
散歩時には離れないように注意する
ピットブルを散歩に連れていくときには、誤ってピットブルが離れてしまわないように気をつける必要があります。
特に、犬とすれ違うときには興奮が勝り闘争心に火がついてしまうことがありその結果事故に繋がってしまったケースもあるので、細心の注意をしましょう。
リードをしっかり持つのはもちろんですが、それだけではありません。
具体的には
- リードの破損や劣化
- 首輪の破損や劣化
- 引っ張りぐせを直す
上記のことを日頃から意識して注意しましょう。
リードや首輪は気づかないうちに劣化していることもあり、日頃の確認を怠ると散歩中に破損してしまうことがありとても危険です。
表面上では特に問題はなさそうでも、年数が経てば耐久性も弱まってきますので注意しましょう。
引っ張り癖に関しては、ピットブルはとても力強い犬種です。
ピットブル自体は中型犬のサイズに分類されますが、その筋肉質な体をみてわかるように大人でも引っ張られるほど。
力が強く一度興奮してしまうと制御することができずにとても危険な状況になることもあります。
散歩中に飼い主の前をぐいぐいと引っ張って歩いて行く様子があるのであれば、しっかりとトレーニングをしなおしたほうが良いでしょう。
飼い主の前を歩くことがないようリーダーウォークによってコントロールできるようにしてください!
脱走に注意
ピットブルを飼育するときには、自宅から脱走しないよう飼育環境を整える必要があります。
例えば、玄関を開けた時や庭で放し飼いにしている時などに一瞬の隙でピットブルが逃げ出す恐れもあります。
そのため安全性を重視して柵やゲートを二重に設けるなど、ピットブルが誤って脱走することがないよう工夫をすることが必要でしょう。
どんなにしつけが通っていて温厚で人を噛まない子であったとしても、そもそも脱走させないことが大切です。
残念なことに、ピットブルに対して怖いと言う印象を持っている人もいるはず。
そんな人にとってはリードもつけていないピットブルが前から走ってきたらトラウマレベルの恐怖に陥る事は免れません。
ピットブル自体も脱走によって咬傷事故を起こしてしまったりすると、怪我をした人はもちろんですがピットブルも不幸な結果になります。
周囲の安全と愛犬の安全を守るためにも飼育環境は厳重に整えるようにしましょう。
飼い主以外の人と触れ合うときには慎重に
ピットブルは基本的に温厚で友好的な犬種です。しかし、飼い主以外の人と触れ合うときには慎重になる必要があります。
特に子供との触れ合いには気をつけてください。
小さい子供は突発的な動きや甲高い大きい声、また急に触ったりしてしまうなどの犬が驚いてしまうような行動を多々することがあります。
どんなに温厚な犬でも勢い余って噛んでしまったりすることもあるため注意深く見ておく必要があるでしょう。
2017年に東京都で飼い犬のゴールデンレトリバーに噛み付かれ赤ちゃんが亡くなってしまうと言う事故が発生したことを覚えていますでしょうか?
ゴールデンレトリバーは犬の中でもずば抜けて温厚で適応能力の高い犬として知られていますが、そんなゴールデンレトリバーでもこのような悲しい事故につながってしまう事はあります。
そのためもともと闘犬として作られた闘争心の高いピットブルに対して慎重な位に注意を向けるのは、やりすぎなことではなく当然のことといえるでしょう。
ピットブルのオーナーとしてはそんなふうに見られるのは心外だなんてふうに思うかもしれませんが、常に最悪の事態を想定しながら安全性を確保することはどんな犬種であっても飼い主としての義務です。
悲しいトラブルを避けるためには、来客時などはケージに入れておくことも大切です。
思わぬトラブルを避けるために日ごろからケージで大人しくしていられるようにトレーニングをしておきましょう。
ケージにおとなしく入れるようになると、来客時だけではなく震災等が起こったときにもとても役に立ちますよ。
まとめ
今回は、ピットブルを飼っている芸能人や有名人、そしてピットブルを飼育するときの注意点、ピットブルの魅力について紹介しました。
ピットブルは、「凶暴な犬」「危険な犬」「普通の人は選ばない犬」など、ネガティブなイメージを持っている人が多いです。
闘犬というルーツがあることと、重大事故を起こしてしまったことがある犬種ということからも多くの人が警戒をするのは無理はありません。
しかし、必要以上に警戒してしまうのはナンセンス!
凶暴だと言われているピットブルでもしっかりとトレーニングをして飼育環境を整えてあげれば最高のパートナーになります。
現に、芸能人や有名人でピットブルと共に生活をしている人はいますし、今回は国内の芸能人や有名人に限って紹介をしましたが、海外まで視野を広げるとピットブルと生活をしている人は実に多くいるんですよ。
ピットブルの危険性を理解することは必要ですが、一方で愛情あふれる魅力的な犬だということも知っておきましょう。
ぜひ参考にしてくださいね!
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