パグ飼ってはいけない?理由3つと飼っていい人診断

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小さくてコロンとした体格がとてもかわいいパグ。

しわくちゃの特徴的な顔が印象深い犬種です。

しかし一部ではバグを飼ってはいけない!と言われています。その理由には、パグの特徴や気質、また身体的特徴が関係しているようです。

そこで今回はパグを飼ってはいけない!と言われている理由とパグを飼うと大変なポイント、そしてパグを飼うのに向いている人と向いていない人の特徴を徹底的に解説します!

パグを飼ってはいけない理由3つ!

パグはあまり無駄ほえもしないことから、マンションや集合住宅でも飼いやすそうな印象がありますが、実はパグは飼ってはいけない!なんて言われることもあることをご存知ですか?

ここでは、その理由に迫ります。

①頑固だから

パグは基本的にはとても性格が良いですが、実は頑固な一面もあります。

一度決めたら、テコでも動かない!と意地になることも多く、飼い主を困らせることも珍しくありません。

自分の気が済むまで譲らないところがあるので、しつけの面でも苦労することが多いでしょう。

②興奮しやすいから

パグは、温厚な性格をしていますが興奮しやすい一面があります。

きっかけさえあれば火がついてしまい、暴走してしまうことも…。

特に散歩中は注意が必要です。

突然興奮して暴れることがあるため、何かの拍子にリードが離れてしまう危険性も…。

③世話が大変だから

パグは、一見世話が楽そうに見えますが実は手のかかる犬種です。

後ほど詳しく解説はしますが、病気のなりやすさや抜け毛の多さ、鼻ペチャにより体温調節が苦手などさまざまな特徴があります。

そのため、一般的には初心者向けではない犬種として知られています。

パグを飼うのが大変なポイント

パグは見た目の可愛さからつい安易に手を出してしまいやすい犬種ですが、パグの世話は意外と大変なことだらけ。

ここでは、パグを飼うのが大変なポイントについて解説します。

①手がかかる

パグはお世話が楽そうに見えて、意外と手がかかる犬種です。

パグは抜け毛が少ないと思われがちですが、短毛種のダブルコートという少し特殊な特徴が…。

ダブルコートの犬種は、換毛期がありその時期には季節に合った毛に抜け替わるため大量の抜け毛が発生します。

②体温調節が苦手

パグは、見ての通り鼻ペチャの犬種です。鼻ペチャの犬種は体温調節が得意ではないため夏場は特に注意が必要。

犬は元々体温調節が苦手な動物です。人間のように皮膚から汗を出して体温を下げることができないので、体を直接冷やしたり「ハァハァ」と舌を出して呼吸をすることで体内に溜まった熱を吐き出し体温を調節します。

しかし、短頭蓋犬種は呼吸機能自体が弱いため、呼吸によって体温を下げることがとても苦手。

そのため、夏場は熱中症になる危険性がとても高く、よく様子を見てあげる必要があります。

室内の温度調節もよりしっかり行わなければ命に関わることがあるので、一般的な犬種よりとても手がかかるんですよ。

③体が弱い

パグは病気になりやすい…なんてことも言われています。

パグがかかりやすい病気には以下のような病気があります。

  • パグ脳炎
  • 短頭種気道症候群
  • 鼻腔狭窄
  • 軟口蓋過長
  • 皮膚疾患
  • 肥満細胞種
  • 外耳炎
  • 角膜炎
  • 眼瞼内反症
  • 水頭症

命には危険のない病気から、時に命が奪われる恐れがある病気までさまざま。

どんな病気も早期発見が大切。普段の様子をしっかり観察しなければ愛犬の異変に気づくのが遅れてしまうこともあります。

犬は症状が出てきたら相当悪くなっていることがあるため、注意深く見てあげる必要があるでしょう。

パグを飼っていい人診断

パグに限らず、犬を飼うときにはまずはその犬種を飼育するにあたって自分のライフスタイル的に可能なのかどうかを見極める必要があります。

可愛いのはわかりますが、飼ってみたのはいいもののイメージと違った…なんてことも実際には起こっていること。

パグのお世話で楽なところだけでなく、大変な部分にも目を向けてみることで、より判断ができるはずですよ。

パグを飼うのに向いてる人?

パグは見た目のイメージと違って意外と手がかかる犬種です。

自分のキャパやライフスタイルがパグを飼育するのに合っていないと、のちのち「こんなはずではなかったのに…」なんていう気持ちが芽生えてくるかも。

ここでは、パグを飼うのに向いている人の特徴について徹底的に解説します。

①犬が好きで世話が苦ではない

犬が好きでも世話は面倒くさい…そう思う人は珍しくありません。

そのため、犬が好きなことにプラスしてお世話することが苦ではない人はパグを飼うのに向いています。

パグは上記でも説明した通り、大変手のかかる犬種です。抜け毛の処理や夏場の温度調節や体調の管理など、どうしても日頃からしっかりとケアをすることを習慣づける必要があります。

パグの持っている特性をきちんと理解し、自分の時間を多少犠牲にすることがあっても犬のお世話を楽しくできる人ならきっとパグを幸せにしてあげられるでしょう。

②抜け毛が気にならない

A pug lying on a grooming table during the molting procedure. The concept of seasonal molting of pets.

パグは見た目のイメージとは違い抜け毛が多い犬種です。

抜け毛が多い犬種は日ごろのブラッシングは欠かせません。

ただ、ブラッシングを毎日していたからといって抜け毛がなくなることはなく、気づいたら床に抜け毛がいっぱいになっている!なんてことも珍しくないのです。

抜け毛はホコリと一緒になって魂になり部屋の隅に溜まってしまうなんてこともあります。

また、一緒の空間で生活している場合には洋服に毛がついたり布団に毛がついたりタオルに毛がついたりすることも…。

そのため、犬の抜け毛がそもそも別に気にならない人でなければパグを飼うのは難しいでしょう。

「犬を飼うんだから抜け毛ぐらい仕方がない」と思える人は、バグの飼い主としてふさわしいと考えられます。

③日頃のケアをできる人

パグはイメージとは違い手のかかる犬種です。

パグは抜け毛が多いため日ごろのブラッシングが欠かせないし、たるんでいる皮膚の間には汚れが溜まりやすいなどの特徴があります。

そのようなケアを日ごろから出来る人、またその時間がある人でないと飼い主としては満足のいくケアは到底無理なのではないでしょうか?

④金銭的に余裕がある

パグに限らず、犬を飼うときには金銭的に余裕がある方が当然ながら良いです。

日ごろのケアに加え、万が一病気や怪我をしてしまったときに躊躇なく治療にお金が払えなければ、犬を飼うのは難しいでしょう。

犬はとてもお金のかかる動物です。

飼ったからには最後まで責任を持って見る義務があるのです。

また、パグは病気にかかりやすいことでも知られている犬種ですので、ある程度の年齢になってくると治療費がかさむ心配があります。

そんな時に自分の家に金銭的余裕があるのとないのとでは全く違ってきますよね。

パグを飼うのに向いてない人

パグを飼うのにふさわしい人の特徴を紹介してきましたが、それでは一方でバグを飼うのにふさわしくない人の特徴はどのようなものがあるのでしょうか?

パグを飼う前には自分がパグの飼い主としてふさわしいのかどうかきちんと見極めることが必要です。

①初めて犬を飼う

初めて犬を飼う場合には、率直に言うとパグはあまりおすすめできません。

パグは見た目の可愛さや小さいサイズ感によって、お世話が楽そう!なんていうイメージを持つ人も多いと思いますが、実は手のかかる犬種です。

病気になりやすかったり、体温調節が苦手だったり、また日頃から皮膚のケアをしっかりしてあげなきゃいけなかったり…と、さまざまなケアが必要になります。

また、温厚で活発な性格の裏にはとても頑固で譲らないと言う気質を持っているため、初心者には少し難しい犬種といっても過言ではありません。

②犬の世話に時間が割けない人

犬の世話に時間が割けずなかなか犬と向き合う時間がない人はパグを飼うのにはふさわしくありません。

例えば、仕事やプライベートが忙しくてなかなか家にいる時間が少ない、家を空けることがとても多い場合には、パグの日ごろのケアはどうしても怠りがちになります。

そうなってしまうと、パグのささいな変化にも気づけずに病気を見逃してしまったり皮膚の汚れが溜まって皮膚病になってしまったりなど、さまざまなトラブルに素早く対応することが不可能になってきます。

パグは病気になりやすい犬種ですから、やはりパグと向き合う時間が十分にあり普段の様子をよく観察することができる人の方が向いているといえます。

③めんどくさがりの人

パグを飼うのにふさわしくない人は、ズバリめんどくさがりの人です。

何度も言いますがパグは手のかかる犬種です。

どんなにめんどくさくても日ごろのケアをしっかりできなければパグとの良い関係は築くことはできませんし、いつしか世話がめんどくさくなってパグがいることをストレスに感じてしまう…なんてことに繋がる恐れもあります。

めんどくさがりの人は散歩をサボったり、ご飯をあげるのを忘れていても「まぁいいや」なんて感覚で済ましてしまうなど、少し責任感に欠けるところもあります。

犬も命あるものですから飼ったからにはしっかりと責任を持ってお世話をする義務が飼い主にはあります。

そのため自分よりも他の者に時間を割くことがめんどくさい人は残念ながらパグを飼うことは向いていないでしょう。

④神経質な人

パグを飼うのに向いていない人は、神経質な人です。

パグは抜け毛もとても多い犬種。

そのため、部屋中には毛が抜け落ちてしまっている…なんてことも珍しくはありません。

抜け毛が気になってストレスになる…なんて人は抜け毛の多いパグを飼うのは向いていないでしょう。

また、部屋に毛が落ちるだけでなく、洋服についていたりタオルについていたりすることもあります。

また、来客のときにはより抜け毛を気にしなければいけないなどの手間がかかるので、神経質な人にはとてもストレスになってしまうのではないでしょうか?

⑤犬とベタベタしたい人

犬とどんな時でもベタベタしたいと思っている人はパグを飼うことは向いていません。

パグはとても温厚で人懐っこい犬種ではありますが、一方で自立心が旺盛と言う特徴を持っています。

自立心を持っている犬種というのは、いくら大好きな飼い主であってもベタベタされるのは好きではありません。

ある程度の距離感を大切にするところがあるので、あまりベタベタされるとそれ自体がストレスになることがあります。

過度なストレスは病気を引き起こす原因になることがあるほか、飼い主と犬の関係を悪くする要因になるので注意が必要。

自立心のある犬種は基本的には距離をしっかりととりメリハリがついた生活をしてあげることがとても大切なのです。

そのようなパグの特性を無視して、ベタベタ触ったり構ったりしてしまう人はパグの飼い主としては残念ながらふさわしくないと言えるでしょう。

まとめ

今回はパグを飼ってはいけないと言われている理由とパグを飼うことの大変さのポイント、そしてパグの飼い主として向いている人向いていない人について解説をしました。

パグは見た目のフォルムやサイズ感からかわいいらしいイメージがありますが、実は頑固だったり自立心が旺盛だったります。

また、病気になりやすいというのもパグの特徴ですから、それらのパグの特徴を知らずに飼ってしまうとのちのち大変なことになる可能性があります。

特に単身一人暮らしでパグを飼おうとしている人は要注意です。

小さいから飼いやすそうというイメージだけで飼うのではなく、その犬種それぞれが持っている気質や特徴、特性を理解して飼育することがとても大切ですよ。

もしあなたがパグを飼うことを検討しているのであれば、ぜひ参考にしていただければと思います。

早まって飼ってしまうことで、後悔することがないようにしましょう。

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