一時期話題となった女性脳と男性脳。男性=男性脳、女性=女性脳と思っている人もいますが、生物学上の性別と脳は一致しません。男性でも女性脳の人、女性でも男性脳の人がいるのです。
自分の脳の性別を知ることで、仕事や恋愛に役立てることができます。自分の脳の特徴を知ることは能力を最大限に発揮することに繋がるのです。今まで苦手としていたことや、嫌なことを克服する手掛かりにもなるでしょう。
自分が女性脳か男性脳か診断してみましょう。それぞれの脳の特徴についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
女性脳 男性脳診断
以下の10個の質問で、AかBどちらが多いかチェックしてみてみましょう。
あまり深く考えずに直感で答えてみてください。
1、理系か文系どちらかというと?
A 理系 B 文系
2、パソコンの画面はどんな感じ?
A ファイルが少ない B ファイルがたくさんある
3、相手に場所を伝える時はどうする?
A 距離や方向を地図を使い説明する B 大きな目印を説明する
4、どんな系統の色が好き?
A 白や黒のモノトーン系 B 赤や黄色のカラフル系
5、あなたは感情的?
A 感情的ではない B 感情的である
6、ストレスがたまった時の発散方法は?
A 黙って作業に集中する B いろいろな人に話す
7、作業はどのように進める?
A 一つの作業に集中する B 複数を同時進行で進める
8、いつも使うバッグの中はどうなっている?
A きれいに整頓されている B 色々なものがごちゃごちゃ入っている
9、買い物をする時に重要にすることは?
A スペックや機能 B 見た目や雰囲気
10、人の話を聞く時のあなたの態度は?
A 相槌をうたない B 相槌をうつ
診断結果
Aが0~1の人
Aの数が極端に少ないあなたの脳は女性脳100%です。
女性脳100%のあなたは、自分の話に感情移入して欲しいと感じています。ストレスがたまった時や、問題が起きた時には人に話すことですっきりとするでしょう。アドバイスよりも自分の話をただただ聞いて、慰めてもらいたいと思っています。人間関係を大切にし、人から拒絶されるのを嫌がる面もあるでしょう。
Aが2~4の人
Aの数が少ないあなたの脳は、女性脳80%です。
女性脳80%のあなたは、直感力や感性に優れています。物事を判断したり、何かを購入する時も機能性より見た目や雰囲気を大切にするでしょう。解決できないことは話し合うことが重要だと考え、まわりの人との協調性があります。結果よりもプロセスを大切にし、物事の周辺を見ることができる共感性を持つ人です。
Aが5~6の人
Aの数が平均的なあなたの脳は、女性脳と男性脳の中間です。
女性脳と男性脳の中間であるあなたは、バランス能力に優れています。起きたことに対して臨機応変に対応することができるでしょう。人の話を聞く時には相手にあわせてただ話を聞いたり、アドバイスをすることができます。社会性がありどんな人とでも上手くやっていくことができる人です。自分の気分で態度をコロコロ変えないように気をつけましょう。
Aが7~9の人
Aの数が多いあなたの脳は、男性脳80%です。
男性脳80%のあなたは全てを論理的に考えます。問題が起こった時や、何かを購入する時にも雰囲気より機能性、スペックを重視するでしょう。スピーディーな成果を求め、プロセスよりも結果を重要視します。俯瞰的に物事を見ることができ、感情に左右されることはあまりなさそうです。変化に対して鈍感な面もあります。
Aが10の人
Aの数が極端に多いあなたの脳は、男性脳100%です。
男性脳100%のあなたは自分の話を褒めてもらいたいと感じています。悩みや不安がある時には起こった出来事を分析し、問題解決をしようとするでしょう。落ち込むと黙り込み、一人になることを求めます。恋愛や仕事で挫折したくないとも考えているようです。競争することが好きで、勝ち残るために努力をすることもできるでしょう。
女性脳 男性脳とは
基本的に男性脳の人は論理性を重要視し、女性脳の人は感情を重要視します。男性の行動は全て結果や目的に対して行われるのです。それに対して女性の行動は共感すること、されることが大切になります。
狩猟生活時代、獲物をとっていた男性は効率的に、より多くの獲物をとることが必要でした。そのため遺伝子レベルで結果を求め、称賛されることを喜ぶようになっています。逆に男性を待つ女性は、危険から身を守るためにまわりとコミュニケーションをとることが必要とされていました。そのため人の表情を読み取り、共感することができるようになったのです。
また会話にも大きな特徴が求められます。結果を重要視する男性脳の人は、ただただ話を聞くことが苦手です。話を聞く時にも相手に自分の考えを伝えたり、アドバイスをしようとします。要点がない会話は、男性にとってはストレスなのです。
それに対して女性脳の人は自分の話に共感し、感情移入してもらうために会話をします。アドバイスや意見は求めておらず、ただ自分の話を聞いてほしいだけなのです。自分の気持ちに寄り添い、静かに聞いてくれるだけで満たされた気持ちになることができるでしょう。
喧嘩をした時の対応も大きく異なります。男性脳の人はその問題自体を解決しようとします。過去の出来事や他の要因は関係なく、一つの問題にしか目を向けないのです。それに対して女性脳の人は過去の出来事までさかのぼり、相手を責めてしまうこともあるでしょう。問題に対しても解決策より自分の感情を聞いて欲しいと思っています。
自分の脳の活かし方
物事に取り組む時に、自分の脳を活かすことでよりスピーディーに結果を得ることができます。
男性脳の人は一つの仕事に集中し、自分が称賛されるために行動しましょう。モチベーションが上がり努力をすることができます。相手と会話をする時には、ただ話を聞いてほしいだけなのか、解決策を求めているのかをしっかりと見極めてください。男女の場合、喧嘩の原因になってしまうこともあるでしょう。
女性脳の人はコミュニケーション能力に優れています。まわりの変化を知り、対応することができるのです。感性や直観力があるので、美しいものや感受性豊かなもので心を満たすこともできるでしょう。喧嘩をした時には、過去のことを引っ張り出さないように気をつけてください。
まとめ
男性脳も女性脳も、それぞれに良い面・悪い面があります。
自分の脳のタイプを知り、上手く活用できるようにしましょう。
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