結婚願望がない・結婚できなかった・子宝に恵まれなかった・子供が苗字を継がないかもしれないなど、皆様は、自分の代で家系が途絶えてしまうのではないか？と思ったことはありますか？
家系が途絶える原因は、スピリチュアルな観点での先祖の因縁？それとも他の意味があるの？と思う方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、家系が途絶えるとは？家系が途絶えるのは因縁が原因なのかスピリチュアルで紐解いていきたいと思いますので、参考になさってみてください。
家系が途絶えるとは
家系が途絶えるとは、実家や本家を次ぐ跡継ぎ（相続者）がいなくて家が絶えてしまうことをいいます。
また、家を継ぐという言葉には、苗字だけではなく、お墓や家などさまざまなものが含まれます。
人は毎日当たり前のように生きていますが、その背景には自分たちの先祖が犠牲にしたものがあり、苦労の積み重ねがあったことを忘れてはなりません。
江戸時代ぐらいまでは物がない時代でしたので、干ばつや極端な食料不足があると、村の３割ぐらいの人は亡くなったとされています。
世界大戦でも多くの人たちの命が亡くなり、医療が発展していなかった時代では、病気で亡くなった人も多かったとされています。
家系が途絶えていた時代に、なぜ子孫が残ったのかというと、一部は相当のお金持ちの家系だったということもありますが、多くは、親は食べたい物も食べずに子どもに食べさせてあげていたからだといわれています。
老後の保障や生活の保障を国がしていない、どの家系でも子どもの死亡率が高い時代に家系が途絶えるということは、切実な死活問題となっていたため、子どもに恵まれない場合は、親戚や知人から子どもを養子に迎えて家系を継がせていました。
大昔の話ではなく、５～60年くらい前までの日本では当たり前のことでした。
家系が途絶えるということは、人それぞれの生命力の違いだったともいえます。
現代は、物余りの時代とされていますので、飢えで死ぬことは少ない傾向です。
なぜ、現代で家系が途絶えてしまうのかについては、不倫・同性婚・ストレスによる不妊・子どもをもたないと決めているなど、婚姻率の低下や少子化問題が原因の１つとされています。
家系が途絶えることに罪悪感を覚える人が急増中
現在ネットで「家系が途絶える」と調べてみますと、家系が途絶えることに罪悪感にも似た気持ちがあるという悩み相談や質問を見かけます。
・私で家系の本筋は途絶えますが、こんな世の中なら仕方ないかと。
https://news.infoseek.co.jp/
・うちは子供がいないため、絶家にしたくないとの希望もあり妹夫婦に譲りました。
・若い頃祖父からお前が子供を産まないと、家系が途絶えるといわれていました。若い頃は何とも思わなかったけど、未だ独身、そして子供を産める年齢ではない私は、祖父と両親、そして先祖に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
・自分で終わると思うと、なんか最後がむなしい。
・結婚して5年、今年40歳。もう子供は諦めています。でも、夫は一人っ子。義父母には普段から良くして貰っているので、孫を抱かせてあげられないのが心苦しくて仕方がない。
・子供はいるけど、息子2人が独身だからそこで途絶えるかも知れない。
・私たちには子供がいないので、このままいくと家系が途絶えます。義両親やご先祖様に申し訳ないとは思いますが、悲しいとか恥ずべきとかは思っていません。
アンケートの結果は、6割超が自分の代で家系が途絶えると答えています。
先祖に申し訳ない、戦争時代、戦国時代とずっと生き延びてくれたのにと、罪悪感を覚える人たちもいらっしゃいます。
ただ、自分の代で家系が途絶えることは、本当に罪悪感を覚えることなのでしょうか？
結婚しない・できない・離婚・不妊など、未婚の人が増えたり、子どもを生まない選択をしたりなどで途絶える家系が増えるのも、時代の移り変わりとともに自然の流れでもあり、特別に珍しいことではないともいえます。
家系が途絶える意味をスピリチュアルで紐解く
家系が途絶える意味をスピリチュアルでは、新たな変化を遂げる地球や宇宙の流れととらえているため、地球規模で考えた場合、永遠に続く家系はないといわれています。
大地や海や風だけが自然物ではなく、人間も宇宙とともにこの世に生きている自然物ですので、家系が途絶えることは自然の摂理にかなっており、悪いことではないとされています。
宇宙は不自然な状態を望んではいないとされていますので、家系を継がせたい・続けさせたいと願うのは人の自我の１つだといわれています。
人生は１度きりであることを考え、今この世に生をうけた１つの魂をどのように使っていくのかが、家系を継続させることよりも大切なのだとスピリチュアルではいわれています。
家系が自分で終わるのは悪いこと？
スピリチュアルな視点では、子孫が繁栄しても、家系が途絶えてしまっても、どちらにも良い悪いはないため、家系が自分の代で終わるのは悪いことではありません。
100年前はおよそ16億人だった世界の人口が、現在では約76億人となっているため、100年後には110億人以上になるのではないかと予測されています。
人口が増え続けると、住むために山や森を切り開いたり、生きていくために海や大地からの自然の恵みを採ったり、公害による海や空気の汚染など、現実としてもスピリチュアル的にも良くないことが分かります。
もし、家系が自分の代で終わってしまったとしても、人口が増えすぎた地球にとっては良いことであるのだと考えることもできます。
なぜか結婚できないスピリチュアルな理由とは
この項目では、なぜか結婚できないスピリチュアルな理由を５つ紹介したいと思います。
前世の経験が影響している
結婚できないスピリチュアルな理由の１つめは、前世の経験が影響していることです。
前世の経験や記憶は、良いことも悪いことも現世に影響を及ぼすことがあるといわれています。
現世で結婚をし子どもを持つことを魂の課題として生まれてきた場合は、結婚に対して積極的に行動することができるでしょう。
しかしながら、前世で生涯独身を貫いてきた経験を持つ魂の場合は、現世で結婚に対する憧れを持っていたとしても、結婚という不慣れな状況に不安を感じることが多い傾向にあり、結婚に踏みだせないこともあります。
先祖が相手を見極めている
なぜか結婚できないスピリチュアルな理由の２つめは、先祖が相手を見極めていることです。
先祖は自分の大切な子孫を任せるために、厳しく相手を見極め、この人だと思った相手を見つけたときは、相手がたの先祖と２人のことを話し合い、引き合わせることがあるといわれています。
別の使命を持って生まれてきている
なぜか結婚できないスピリチュアルな理由の３つめは、別の使命を持って生まれてきていることです。
スピリチュアルな視点では、結婚できないという訳ではなく、結婚して子どもをもうける以外に、別の使命を持って生まれてきている場合があるといわれています。
ナイチンゲール(死没年齢90歳)は神からの啓示を受けて生涯独身を貫き、看護法や病院建築に一生を捧げ、近代看護教育の母と呼ばれるようになりました。
ナイチンゲールのように、結婚して家庭を持つよりも、仕事を全うする課題を持って生まれてくることもあるといわれています。
潜在意識で結婚を望んでいない場合もある
なぜか結婚できないスピリチュアルな理由の４つめは、潜在意識で結婚を望んでいない場合もあることです。
友だちや職場の同僚など周囲の人たちが結婚をしている、両親が結婚をすすめてくるから自分も結婚しようと、その場の状況に合わせている場合は、潜在意識では結婚を望んでいないこともあるといわれています。
この場合は、自分が結婚を引き寄せる波動を持っていないため、状況を変えることは難しい傾向にあります。
新しい環境を受け入れる準備ができていない
なぜか結婚できないスピリチュアルな理由の５つめは、新しい環境を受け入れる準備ができていないことです。
仕事が安定している、没頭できる趣味がある、１人での生活を楽しんでいるなど、今の生活に満足している場合は、結婚という変化が訪れることに対して、不安な感情が沸き上がることもあるといわれています。
前世から持って生まれた魂の特徴が、結婚という新しい環境を受け入れる準備ができていない可能性もあります。
子どもができない家系のスピリチュアルな理由とは
人は魂の修行をするために生まれ変わるといわれていますが、魂のレベルや修行の内容は人それぞれで違うとされています。
現世で子どもを授かる・授からない、子どもを持たないというのは、魂が神のそばにいるときに与えられた修行だといわれています。
前世で宗教上、修道女や尼僧(にそう)だった場合は、現世では結婚しない、子どもを持たない・子どもができない家系を選んで生まれてくることがあるというスピリチュアルな理由があります。
ただ、子どもができない家系に生まれてきたとしても、子どもを授かって育てたいと真剣に願ったり、不妊治療を夫婦で協力しあって乗り越えたことは魂の修行の１つとなり、この経験で学んだことは来世につながっていくといわれています。
家系因縁の現れ方を徹底解説
先祖の中に他者からの強い恨みをかってしまった人がいると、霊障によって家系を途絶えさせられることがあるといわれています。
女性問題に関する恨みをかっている先祖がいる家系の場合は、妊娠することができない・死産・中絶など子供が生まれない・結婚詐欺にあう・結婚できないなど、子孫が繁栄しない因縁が霊障となって現れるとされています。
男性問題に関する恨みをかっている先祖がいる家系の場合は、病気や事故で亡くなる・男性不妊・結婚詐欺などで土地や財産を騙し取られるなど、家系を継ぐ者がいないという因縁が霊障となって現れるとされています。
ただ、縦横の法則によると兄弟全員に先祖の因縁があるとは限らないといわれています。
・曽祖父の因縁は長男・曽祖母の因縁は長女
・祖父の因縁は次男・祖母の因縁は次女
・父の因縁は三男・母の因縁は三女
先祖の因縁というのは、特に3代前・7代前・12代前の先祖の個性や経験、行いなどが子孫にも影響を及ぼしていることを意味していますが、縦横の法則では、先祖が男性の場合は因縁は子孫の男性に、先祖が女性の場合は因縁は子孫の女性に現れると考えられています。
また、先祖の因縁は精神的なものが多い傾向にありますが、先祖代々が同じような特徴の不幸が続いている場合は注意が必要となります。
幸せになれない家系の特徴
幸せになれない家系の特徴としては、家運衰退（かうんすいたい）の因縁があるといわれています。
家運衰退の因縁が霊障として現れた場合は、家の運気が衰退していくため、夫婦・親子・兄弟の仲が悪く、イライラしていたり、ののしり合いの喧嘩になったり、常に家庭の雰囲気が悪かったり、病気や怪我に見舞われることが多かったり、金銭的な問題で不自由な生活をしていたり、人にだまされたりなど、不幸や災難に見舞われ、家族の間で争いごとが絶えなくなるといわれています。
不幸なときほど家族全員が協力し合わなければならない状態であるにも関わらず、家運衰退の因縁が霊障として現れると、家族間の争いは深刻度を増していく傾向です。
幸せになれない家系とは、先祖がマイナス思考で自分は不幸であると感じやすいことが、子孫にも遺伝してしまい、生まれつき他の人たちよりも不幸を感じやすい特徴を持つとされています。
子孫が繁栄しない家系
子どもができない原因として、男性原因・女性原因・遺伝・病気・ホルモンバランスの崩れなどがあり、医学的にみても、遺伝で妊娠しにくい要素を持っている家系というのはあるといわれています。
スピリチュアルでは先祖の因縁が霊障として現れて供養を訴えかけるために、子ども・跡継ぎに恵まれない、子孫が繁栄しない家系というものもあるとされています。
家系を遡ったときに、子どもを望んでいたにも関わらず、強制的に流産させられてしまった、死産だったなど、女性の恨みや悲しみを持つ先祖がいる場合は、先祖の供養をしてみると不妊が解消される場合があるでしょう。
ただ現代は、子どもを望まない夫婦の増加や、両親が、もしくはどちらかが特異体質や不妊の原因となる障害を持っている場合もあるといわれていますので（健康な夫婦でも1%が不妊に悩んでいる）、健康な子どもを授かること自体が貴重なことかもしれません。
一人っ子は家族の因縁？
一人っ子は、一代前の先祖である父親(母親)の因縁を受け継ぐといわれていますが、父親がまだ生きていている場合は、父親の人生が終わっていませんので、これから人生のやり直しをしたり、失敗や過ちの清算をしていくこともできるため、どのような先祖の因縁を受け継ぐかは単純には判断できないとされています。
ただ、一人っ子は、父親(母親)が受け継いだ先祖の因縁を一緒に受けていくことになりますので、父親が先祖に感謝をして乗り越え、さらに夫婦仲が良ければ、先祖の因縁が解消されて一人っ子に悪い影響はでないといわれていますが、夫婦仲が悪いと、悪性面が強調された状況で一人っ子に影響がでるとされています。
また、一人っ子は、親を見て育ち学習することにより、その後の人生を大きく変えることができるといわれていますので、両親とは真逆の人生を歩む場合もあります。
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家系が途絶えないようにする方法は先祖供養
人は先祖がいたからこそ、この世に生まれてきていますので、先祖との縁は切れるものではありません。
もし、先祖の因縁が子孫に影響を及ぼすと、事故や病気、災難に見舞われることが多くなり、家系が途絶えてしまうこともあるといわれています。
家系が途絶えないようにするには、命日、お盆やお彼岸、お正月などに、お花やお線香、掃除道具を持ってお墓参りに行き、先祖の供養をすることが大切です。
お墓参りに行ったときは、先祖にお願いごとはせず、この世に生まれてきたこと、無事に毎日を過ごせていることの感謝の気持ちを伝えることが大切です。
また、現在の自分の状況やこれからやりたいことなどを報告するのも良いとされています。
お墓参りに行くのが難しい場合は、朝晩にお線香をあげて先祖のことを思い手を合わせるだけでも供養となります。
先祖の存在を忘れない、感謝の気持ちを持つということが重要となります。
まとめ
今回は、家系が途絶えるとは？家系が途絶えるのは因縁が原因なのかについて紹介してみましたが、いかがでしょうか？
家系が途絶えるとは、実家や本家を次ぐ跡継ぎ（相続者）がいなくて家が絶えてしまうことをいいます。
また、家を継ぐという言葉には、苗字だけではなく、お墓や家などさまざまなものが含まれます。
家系が途絶える意味をスピリチュアルでは、新たな変化を遂げる地球や宇宙の流れととらえているため、地球規模で考えた場合、永遠に続く家系はないといわれています。
また、スピリチュアルな視点では、子孫が繁栄しても、家系が途絶えてしまっても、どちらにも良い悪いはないため、家系が自分の代で終わるのは悪いことではないとされています。
なぜか結婚できないスピリチュアルな理由には
・前世の経験が影響している
・先祖が相手を見極めている
・別の使命を持って生まれてきている
・潜在意識で結婚を望んでいない場合もある
・新しい環境を受け入れる準備ができていない、の５つがありました。
また、さまざまな状況でのスピリチュアルな理由をまとめますと、
・子どもができない家系のスピリチュアルな理由としては、前世で宗教上、修道女や尼僧(にそう)だった場合がありますが、子どもができない家系に生まれてきたとしても、魂の修行として学んだことは来世につながっていくといわれています。
・幸せになれない家系の特徴としては、家運衰退（かうんすいたい）の因縁があるといわれています。
・先祖の因縁が霊障として現れて供養を訴えかけるために、子ども・跡継ぎに恵まれない、子孫が繁栄しない家系というものもあるとされています。
・一人っ子は、父親(母親)が受け継いだ先祖の因縁を一緒に受けていくことになります。
人は当たり前のように日々の生活を送っていますが、その背景には自分たちの先祖が犠牲にしてきたものがあったり、苦労の積み重ねがあったことを忘れてはいけません。
のような先祖の存在を忘れないで、感謝の気持ちを持つということが重要となります。
先祖の供養をしても、状況が変わらないという場合は、自分で判断せずに、占い師霊能者などプロの方に、まず話しをしてみることをおすすめします。
この記事が少しでも、皆様の幸せのお手伝いとなれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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