好きな人や彼氏ができると、自分以外の女性と話しているだけで心がざわついてしまうことがあるでしょう。
彼の意識のすべてを自分だけに向けてほしいため「ほかの女と話さないで!」なんて、嫉妬してしまうこともあるのではないでしょうか。
彼を好きすぎるあまりすこしのことでもやもやしては、嫉妬の気持ちを抱いてしまいます。
実はこの独占欲から生まれる嫉妬の感情を抱えるのは、女性だけでなく男性も多いのです。
元々男性は性質的に自分の気持ちを隠したがる傾向があります。
好きな相手には嫉妬心を抱きますが女性のようにオープンな性質ではないため、どのような気持ちであっても隠してしまうのです。
そんな男性はどのようなときに嫉妬してしまうのでしょう。
今回は男性の嫉妬のサインや、LINEでの見抜き方や男性の心理も解説します。
男性の嫉妬に悩んでいる人はもちろん「嫉妬してくれない…」と、思い悩んでいる人の参考になれば幸いです。
男性の嫉妬のサインは脈ありなケースが多い?
以前から嫉妬は愛情の裏返しと言われています。
性別関係なく誰かを好きになると相手を自分のもの、独占したい気持ち・自分だけを見てほしいといった気持ちが生まれ嫉妬に繋がってしまうのです。
そのため嫉妬の気持ちを抱くというのは、基本的には好意を向けている相手に抱きます。
しかし場合によっては脈なしのパターンも存在しており、恋愛感情を持たない相手にも嫉妬の気持ちを抱くことも多々あるのです。
ゆえに相手の男性がどういった嫉妬のサインを出しているのか、しっかりと見極めることがポイントになります。
そもそも人はなぜ嫉妬するの?
好きな人や恋人ができると「いつかは失ってしまうかもしれない…」と不安が生まれてしまいますよね。
このような嫉妬の感情を抱くことはネガティブですが、この気持ちは人が抱く通常の感情。
そのため、嫉妬の気持ちをコントロールすることは難しいと言われているのです。
やきもちも嫉妬のひとつで、相手に好意があるからこそ抱いてしまいます。
反対に自分よりも優れている・恵まれている人には、好意を持たない嫉妬を抱いてしまうこともあるのです。
嫉妬とやきもちの気持ちを2つに分類すると
- 嫉妬 → 元々の性質や恵まれている環境など、恋愛以外のこと
- やきもち → 恋愛感情からの寂しさを感じた心の状態
このように分けられるでしょう。
また嫉妬は相手を格下だと思っていたのにもかかわらず、自分よりも優れたものを持っていたことがわかったことから嫉妬の感情が芽生えてしまうのです。
男性の嫉妬の原因となる心理
嫉妬の感情を抱くのは女性だけだと思いがちですが、男性も嫉妬の気持ちを抱きます。
自分では気づいてないだけで、相手に嫉妬心を抱かせてしまうことも多くあるのです。
どのような気持ちが男性の嫉妬の心理となるのか解説します。
好きだから独占したい
好きな相手だとどうしても「独占したい!」という気持ちから嫉妬が生まれてしまいます。
そのため、あなたが自分以外の人と仲良くしていることに不満を持ち「ずっと一緒に過ごしたい!」と常に考えているのです。
そのため職場の飲み会やプライベートで友だちや、ほかの男性と仲良く過ごしていると強い嫉妬の気持ちを抱きます。
また男性と一緒にいるのにもかかわらず、ほかの男性の話題が出ることも気に入らないと思っており、男性は話題が出る=その男性を意識していると感じてしまうもの。
好きになると独り占めしたいという独占欲が強く、常に一番でありたいと思っています。
あなたにその気がなくても話題に出ること自体あまり良く思っていないため、このようなやきもちから男性は嫉妬心を抱いてしまうのです。
自分だけを見てほしい
男性の嫉妬の気持ちは、自分だけを見てほしいという心理です。
好きな人がほかの男性と仲良くしていると「自分のことを見てくれてない…」という現実に不満を抱きます。
この心理は承認欲求がとても強く「好きな人の一番の存在でありたい!」とあなたに認めてほしいことから男性が抱きやすい感情。
あまり自分に自信を持つことができずに、
- 「自分のことは好きではないのかも…」
- 「自分から離れるかもしれない…」
と不安を抱き、不安に支配されてしまっている可能性があります。
あなたからしっかりと気持ちを伝えて安心させてあげることで、嫉妬の気持ちを手放すことができるでしょう。
寂しがりやでかまってほしい
寂しくてかまってほしいために、嫉妬の原因に当てはまります。
お互いに仕事やプライベートが忙しく、なかなか会う時間を作れない時期がありますよね。
このようなときに、わざと無愛想な態度や不機嫌な表情をすることがあります。
もちろん男性も、女性のように寂しく感じる一面を持っているのです。
あなたの意識が男性以外に向いてしまっているため、寂しさを感じているのです。
そんなあなたの様子を感じて心が満たされずに、かまってほしい気持ちから嫉妬心を生み出してしまうのです。
男性の嫉妬のサイン5選
好意を抱くと性別関係なしに嫉妬の感情が生まれます。
女性と比べて男性は性質的にあまり嫉妬心を抱くことがありません。
しかし、男性も好きな相手だと独占したいという感情から嫉妬心を強めてしまうのです。
男性の嫉妬のサインは女性のようにわかりやすいサインではないため、気づかないことが多いでしょう。
どのようなものが嫉妬のサインになるのか5つ解説します。
突然甘えてくる
普段あまり甘えるタイプではない男性が突然、甘えてくるのであればそれは嫉妬のサイン。
あなたの意識が自分以外の男性に向いており、そのことに対して寂しさを感じているのでしょう。
男性は元々、性質的に気持ちを素直に伝えるということができません。
そのため、あなたに対して嫉妬の気持ちが生まれても直接伝えることがないのです。
言葉で伝えることができない代わりに急に抱きしめたり、甘えることで気持ちを誤魔化します。
普段あまり甘えることをしない男性が急に甘えたら「嫉妬しているのかな」と気にしてあげるようにしましょう。
愛情確認をしてくる
性別関係なく誰だって好意を抱く相手には「自分のことを一番の存在でありたい!」と思ってほしいですよね。
ですがあなたがほかの男性と仲良く話をしているところを目撃してしまうと
- 「自分以外の誰かに気持ちがあるのでは?」
- 「自分では支えになれないのかもしれない…」
などとネガティブに考えてしまい、不安に支配されてしまうのです。
このようなときに「俺のことどう想っている?」「俺のこと好き?」などと、あなたの気持ちを確認します。
あなたの気持ちを確認することで自分のことを一番に考えてくれていることを再確認できるのはもちろん、密かに「もっと自分のことを見てほしい!」というアピールをしているのです。
自分アピールをする
男性が自己アピールをすることも嫉妬のサインのひとつです。
好意を抱く相手には、自分のことをもっとたくさん知ってほしいと思うもの。
自分の自慢話はもちろんあなたが知らないことを教えることで、自分のことをもっと知ってほしいとアピールしています。
現在あなたの意識はほかの男性にあるのではありませんか。
そのようなことから男性は、あなたの気を引こうとしているのでしょう。
もっと自分がすごいことを知って、あなたに意識してほしいと思っているのです。
突然のアピールをされたのであれば、あなたに嫉妬しているサインと受け取って良いでしょう。
意地悪なことをしたり言う
男性は「好きな子ほどいじめたくなる」という性質を持っています。
そのため深く考えず、あなたが気にしてしまう・傷つけるような言葉を投げかけてくるのです。
このタイプは自由人タイプの男性に多い傾向があります。
物事をあまり深く考えないため、コミュニケーションのひとつとして捉えているのです。
ゆえにあなたが傷ついていることに気づくことが少ないのでしょう。
ですが、この心ない言葉を投げかけてくることも嫉妬のサインのひとつ。
あなたがほかの男性と仲良くしていて傷ついたため、あなたにも同じように傷ついてほしいと思っているのです。
このように酷いことを思っている男性ですが実は「俺のことだけを見ていてほしい!」という本音が密かに込められているのです。
急にそっけなくなる
普段同じように接していたのにもかかわらず突然、そっけなくなったり冷たくなってしまう場合も嫉妬のサイン。
男性は女性のように自分の感情をうまく伝えることができません。
そのため、不安や怒りなどといった嫉妬の感情を溜め込んでしまう傾向を持ち合わせています。
あなたがほかの男性と仲良くしていたり、ほかの男性の話をしたときの反応が悪く冷たくされるのであれば嫉妬のサインに当たるでしょう。
また、男性は「男が嫉妬するものではない」と思い込んでいます。
現在もこのように思い込んでいる男性が多くいるため、あなたに嫉妬していることを気づかれたくないと思っているのです。
このような傾向から言動であなたにバレてしまわないよう、口数が減ってしまったり冷たくなってしまうのです。
【LINE編】脈あり濃厚!男性の嫉妬のサイン3選
男性の嫉妬のサインをLINEで見分ける方法を解説します。
直接会っているときとは異なり目で相手の反応を見ることができないため、男性がどのようなことを思っているのか理解することが難しいです。
そのため、男性からのLINEをしっかりと判断することがポイントになります。
LINEでの嫉妬のサインはどのようなものがあるのでしょうか。
予定を知りたがる
好意を持つと、相手のことをすべて知りたいと思いますよね。
LINEでのやり取りの中で「週末、なにをしているの?」と、あなたの予定を聞き出して把握しようとします。
何気なく聞かれただけだと思いますが、あなたの行動を把握しておきたい・独占したい気持ちの現れでしょう。
しかし、その気持ちが強すぎてしまうと「今なにしているの?」とあなたを束縛しようとしてくるのです。
一度ならまだしも何度も何度も予定を聞かれるのであれば、嫉妬していると受け取って良いでしょう。
急に愛情を伝えてくれる
自分の気持ちを伝えることを苦手としている男性が突然「好きだよ」「愛してるよ」と、伝えてくれる機会が増えたら嫉妬のサイン。
普段言葉にしない自分の気持ちを伝えることで、あなたの気持ちを確認しているのです。
不安の気持ちから嫉妬してしまい、現在とてもネガティブな感情になっているのかもしれません。
そのため気持ちを素直に伝えて自分の気持ちを再確認すると同時に、あなたの気持ちを引き出そうとしているのでしょう。
今まで言わなかった人が急に「好きだよ」「愛してるよ」と伝えてきたら不安になっている証拠なので、あなたからも気持ちを伝えるようにしてあげることが大切です。
既読スルーされる
LINEでの嫉妬のサインでわかりやすいものは、既読スルーされることでしょう。
嫉妬したときにイライラしたり拗ねたり怒る男性は、既読スルーをします。
男性はあなたに対して怒っているため「LINEしたくない」「すこし独りで考えたい」と、あなたと関わることを避けるのです。
そのため、既読スルーという手段に出ます。
ですが既読スルーされると、なにも手につかなくなるほど気になってしまうでしょう。
気になりすぎて追いLINEを送っては、何度も何度も変わらず既読スルーされてしまうのであれば嫉妬継続中のサイン。
男性を気遣うことなくさらにLINEを送ってしまうと、火に油を注いでしまう状態になってしまいます。
こういった態度で気持ちを示してくる男性は、すこし時間が必要になるでしょう。
男性の気持ちが落ち着いて冷静になれたとき、再びLINEをくれるので待つことが大切です。
また、男性は「自分の気持ちを言わない」という性質を持ち合わせています。
そのため嫉妬してもあなたにバレたくないと内に秘めている気持ちを隠しており、本心ではあなたに「嫉妬していることに気づいてほしい」「わかってほしい」と思っているのです。
男性の嫉妬への対処法
身近な男性があなたに嫉妬心を抱いているとわかったとき、どのように対処すれば良いのでしょうか。
嫉妬されることに対する嫌悪感を感情に任せて指摘してしまうと、男性からの嫉妬の気持ちはさらに強いものとなってしまいます。
大きなトラブルとなってしまわないよう、嫉妬されたときにお役立てください。
愛情表現をしっかりとする
男性があなたに嫉妬の感情を抱いてしまうのは、あなたが自分以外の男性に興味を示しているからなのです。
「自分よりほかの人が好きなのかも…」と男性は不安を抱え、嫉妬してしまっています。
そのため、男性に対してしっかりと愛情表現をすることが大切。
「愛してるよ」「大好きだよ」と、わかりやすい言葉で伝えてあげましょう。
このようにはっきりとわかりやすい愛情表現をマメにしてあげることで、あなたの愛情がきちんと男性にあることが伝わり嫉妬心を取り除くことができます。
またどこが好きなのか細かく伝えてあげることや、言葉だけではなくスキンシップを意識することもポイントです。
自分から甘えることをする
どんな男性であっても、好きな女性から甘えてくれるのは嬉しいもの。
嫉妬を抱く男性はとても愛情が深い人が多い傾向にあるため、相手からわかりやすい愛情を表現されると安心できるのです。
男性が嫉妬をしているときは、あなたからの愛情が十分に伝わっていない・きちんと男性のことを見ていないと思われてしまっているときでしょう。
そのため、男性は「自分のことは好きじゃないのかも…」と不安な気持ちを抱いているのです。
男性の嫉妬心を強めてしまわないためにも、あなたから甘えて男性を安心させてあげましょう。
そうすることで男性から嫉妬心を取り除くことができます。
疑われるような言動は控える
嫉妬している男性に今以上に嫉妬心を抱かせないよう、男性に疑われるような行動や発言には気をつけることです。
あなたの言動を普段から疑っており、男性は嫉妬の気持ちを抱いていることがあります。
嫉妬の感情は疑いから生まれるため、場合によっては大きな問題にもなり得ます。
例えばいくら友だちと思っていても頻繁に連絡を取ったり、2人っきりで遊びに出かけるといったことは控えた方が良いでしょう。
男性の嫉妬心を強めてしまわないように、このような言動には十分に注意することが大切です。
まとめ
嫉妬という感情は、性別関係なく抱いてしまうもの。
好きな人がいると「独占したい!」「自分以外は見ないで!」と、どうしても思ってしまうもの。
ですがこういった気持ちは強い愛情であったり、相手に対しての不安な気持ちから作り出してしまっていることがほとんど。
嫉妬に悩んでいる男性はもちろん男性の嫉妬に悩んでいる女性も、記事を参考にしてうまく嫉妬を手放すお役に立てていただければ幸いです。
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