「行ってはいけない神社仏閣」
スピリチュアルの分野で、そのようにいわれることがあります。神聖な場所であるはずの神社仏閣に、なぜ行ってはいけないのでしょうか?
この記事では、
「行ってはいけない神社仏閣とは」
「行ってはいけない神社仏閣ランキング10」
について解説していきます!
何も知らずに「行ってはいけない神社仏閣」を訪れて、マイナスエネルギーの影響を受けないように、ぜひ、参考にしてください。
行ってはいけない神社仏閣とは
「行ってはいけない神社仏閣」とは、どのようなパワースポットなのか気になりますよね。せっかく神社仏閣に行くのなら、しっかりご利益を授かりたいですよね。
神社仏閣は神様や仏様が祀られる聖域ですが、正しい参拝方法が必要だったり、魔が存在する場所があります。
行ってはいけない神社仏閣ランキング10
「行ってはいけない神社仏閣ランキング10」で、気をつけるべきパワースポットを解説していきます!ぜひ、参考にしてください!
①行ってはいけない神社仏閣【御霊信仰の神様を祀る神社】
行ってはいけない神社仏閣として、「御霊信仰の神様を祀る神社」があげられます。
正確には「妬み」「私利私欲」にまみれた人は「行ってはいけない神社仏閣」となります。なぜなら、「御霊信仰」とは、怨霊とされた人物が神様になったからです。日本には古くから「御霊信仰」と呼ばれるものがあります。昔は、恨みをもって非業の死をとげた人物が怨霊になると信じられていました。そして怨霊となった人物が、亡くなったあとに、自分を陥れた敵の一族に不幸をもたらしたり、天災、疫病を流行らせると思われていたのです。
平安時代のころから、怨霊の怒りを鎮めるために、官位や諡号(しごう/亡くなったあとに功績を称えて贈り名)をたてまつり、神として崇めるようになったのです。そして怨霊ではなく「怨霊(ごりょう)」とよばれるようになります。神となった御霊は、災いではなくご利益をもたらしてくれると考えるようになりました。これが御霊信仰の考えです。
御霊信仰の神は、もともと世の中に恨みをもち怨霊となった人物です。そのため、「軽い気持ちで参拝する人」や、「妬み」「私利私欲」にまみれた人は、行ってはいけない神社仏閣となります!
御霊信仰は穏やかな気もちで、正しく参拝すれば強力なご利益を授けてくれるかもしれません!
■御霊信仰の神様が祀られた神社
北野天満宮
主祭神:菅原道真
菅原道真は、平安時代の学者・政治家であり、幼いころから賢く神童と呼ばれました。右大臣にまで出世しましたが、左大臣の藤原時平に妬まれてしまいます。「醍醐天皇にたいして謀反を企てている」という藤原時平の言葉を天皇が信じてしまい、菅原道真は大宰府へ流罪となってしまったのです。
流罪となった二年後に菅原道真は、失意のうちに亡くなりました。その後、藤原時平、醍醐天皇、皇太子が次々に亡くなるのです。災いは、御霊になった菅原道真の祟りだと恐れられました。そして、菅原道真の怒りを鎮めようと、北野天満宮が建てられ、神様として祀られたのです。
ご利益
学業成就、農耕豊穣、芸能上達、和歌上達、厄除け、えん罪を晴らす
電話番号 | 075-461-0005 |
住所 | 京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮 |
URL | http://kitanotenmangu.or.jp/about/ |
②行ってはいけない神社仏閣【稲荷神社】
行ってはいけない神社仏閣として「稲荷神社」があげられます。
なぜなら、お稲荷様は1度祀ったら、生涯信仰しなくてはいけないといわれているからです。
また、お稲荷様に祈願をして願いを叶えて貰ったのにお礼をしなければ祟られるともいわれます。
「稲荷を祀ると3代で家が潰れる。」という言い伝えがあります。
■稲荷を祀ると、3代で家が潰れる。
- 一代目のお祖父さんは、お稲荷様を祀り、毎日手を合わせる。
- 二代目のお父さんも、一代目の背中を見ているため、お稲荷様に毎日手を合わせる。
- 三代目の孫は、家業が大きいのが当たり前だと思い、お稲荷様への感謝の心を忘れる。
その結果、お稲荷様の祟りにあい、家が潰れる。
お稲荷様が狐と思っている人は多いですが、実は違います。
狐は「神使」と呼ばれ、お稲荷様の使いになります。祈願をするさいに、まずはお稲荷様の使いである狐にお供えをすることが多かったようです。そこから、いつのまにかお稲荷様と狐が同一視されたといわれています。
■お稲荷様は何の神様?
お稲荷様は、食の神様であり、農耕や商業を守護するといわれています。
- 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
神道における、お稲荷様です。「宇迦(うか)」とは「食」をさし、稲穂を神格化した神様とされています。
- 荼枳尼天(だきにてん)
仏教のお稲荷様です。インド由来の女神で、もとは「ダーキニー」という「人を食す夜叉神」だったのです。大黒天様の導きで、福神になった神様です。
③行ってはいけない神社仏閣【相性が合わない神社仏閣】
行ってはいけない神社仏閣として「相性が合わない神社仏閣」があげられます。
なぜなら、相性が合わない神社仏閣はご利益が期待できない可能性があるからです。スピリチュアルな分野では、神社仏閣、神様、パワースポットには相性があると考えられています。人を含めて、世の中のあらゆるものは「火」「水」「地」「空」「風」の5つの属性から構成されているという考えがあり「繭気属性(けんきぞくせい)」といわれています。
自分の繭気属性と相性の合う神社仏閣に参拝すると、ご利益が受けやすいといわれています。
自分の繭気属性と相性が合わない神社仏閣に、絶対に行ってはいけないわけではありません。ただし、ご利益を受けにくいといわれているのです。
また、相性が合わない神社は参拝しようと予定を立てていても、下記のようなことが起こりたどりつけないことがあるといわれています。
・神社仏閣に参拝する予定の日に、体調を崩した。
・カーナビをセットしても、道に迷い行くことができない。
・車が故障したり、公共の交通機関が運行休止するなどして、たどり着けない
そのため、「相性の悪い神社仏閣」は「行ってはいけない神社仏閣」のひとつといえるでしょう。
自分の繭気属性の調べ方については「神社の属性とは?相性や調べ方・合わない神社の行き方など徹底解説!」の記事を参考にしてください。
④行ってはいけない神社仏閣【ご先祖様や氏神様と敵対している神様が祀られた神社仏閣】
行ってはいけない神社仏閣として「ご先祖様や氏神様と敵対している神様が祀られた神社仏閣」があげられます。
神社仏閣に祀られている神様が、自分のご先祖様と敵対していた歴史があるようなら、参拝しないほうがよいといわれています。
たとえば、神田明神には前述した三大怨霊の平将門が祀られています。平将門を討ち取った藤原秀郷(俵藤太)の子孫は神田明神に参拝しないほうがよいといわれているのです。苗字に「藤」が入る人は、藤原秀郷の子孫の場合があります。
また「神田明神に参拝したあとに、成田山新勝寺を参拝してはいけない」という話は有名ですね。その理由は、成田山新勝寺の由来は、「平将門の乱」を鎮めるために21日間、御護摩を焚いたことが始まりとされているからです。そしてこの祈願の最終日に、平将門の額に流れ矢があたり敗北したといわれています。
そのため、成田山新勝寺と神田明神は、はしご参拝をしてはいけないとされているのです。
■神田明神
主祭神
一之宮:大己貴命(おおなむちのみこと)
縁結びの神様とされる、だいこく様です。
二之宮:少彦名命(すくなひこのみこと)
商売繁盛のご利益がある、えびす様です。
三之宮:平将門命(たいらのまさかどのみこと)
三大怨霊の一人、平将門です。
ご利益
縁結び、夫婦和合、商売繁盛、開運招福、健康長寿、災難厄除け
電話番号 | 03-3254-0753 |
住所 | 東京都千代田区外神田2-16-2 |
URL | http://kandamyoujin.or.jp/sp/contact/ |
■成田山新勝寺
御本尊
不動明王
ご利益
心願成就
電話番号 | 0476-22-2111 |
住所 | 千葉県成田市成田1番地 |
URL | https://www.naritasan.or.jp/ |
⑤行ってはいけない神社仏閣【人が多く集まる神社仏閣】
行ってはいけない神社仏閣として「人が多く集まる神社仏閣」があげられます。
なぜなら、多くの人が集まると「私利私欲」や「ネガティブ」な気が停滞することがあるからです。神社仏閣は神聖なパワースポットですが、多くの人が集まると、マイナスエネルギーを浄化しきれないことがあります。そうすると、本来は願いを叶えるパワースポットであるはず場所が「マイナスエネルギーがたまった場所」になることがあるのです。そのため、「人が多く集まる神社仏閣」は「行ってはいけない神社仏閣」といえるでしょう。
人気がある神社仏閣は、年末年始やお盆のように混雑する時期を避けて参拝することが、おすすめです。
⑥行ってはいけない神社仏閣【さびれて汚れた神社】
行ってはいけない神社仏閣として「さびれて汚れた神社」があげられます。
なぜなら、人に管理されていないさびれた神社には「魔」や「低級霊」が潜んでいる可能性があるからです。神様や仏様は、綺麗に掃除された場所を好みます。人が管理することがなくなり、雑草が生え、埃で汚れた場所は、神様や仏様がいなくなっている可能性があるのです。人も、汚れた部屋だと、居心地が悪くなりますよね。神様や仏様も、汚れた場所は居心地が悪くなり、出ていってしまうのです。
神様がいなくなり、さびれた神社仏閣には、魔や低級霊のようなものが住み着く場合があります。そのような場所に足を踏み入れてしまうと、運気はよくなるどころか悪くなることもあるのです。
そのため、「さびれて汚れた神社仏閣」は「行ってはいけない神社仏閣」になります。
⑦行ってはいけない神社仏閣【戦場となったことがある神社仏閣】
行ってはいけない神社仏閣として「戦場となったことがある神社仏閣」があげられます。神社仏閣のような神聖場所が戦場になるの?と思うかもしれませんが、昔の日本では、境内を陣地とすることがあったのです。
戦場となった神社仏閣は、戦いで討たれた人の無念な思いがあるかもしれません。そのため、ネガティブな感情や、私利私欲み満ちた思いで参拝する人は「行ってはいけない神社仏閣」となります。
■戦いの場となった神社仏閣
⑧行ってはいけない神社仏閣【宮司や住職が親切ではない神社仏閣】
行ってはいけない神社仏閣として「宮司や住職が親切ではない神社仏閣」が、あげられます。
なぜなら、神聖な場所を管理する神職の気持ちがマイナスのエネルギーに満ちていると、神様や仏様が不在になる可能性があるからです。
宮司や住職が、参拝客にたいしてよくない態度をとっていれば、訪れる人が減るかもしれませんよね。「態度がよくない神職のマイナスの気が停滞して、参拝客が減った神社仏閣」は神様や仏様が出ていってしまう可能性があるのです。
また、それだけでなく、せっかく神聖な気もちで訪れた参拝客が、態度がよくない宮司や住職に苛立ちを覚えてネガティブな感情を持ってしまうのです。
そのため、「宮司や住職の態度がよくない神社仏閣」は「行ってはいけない神社仏閣」となります。
心穏やかな神職が管理をしている神社仏閣に、気持ちよく参拝したいですね。
⑨行ってはいけない神社仏閣【行き道が険しすぎる神社仏閣】
行ってはいけない神社仏閣として「行き道が険しすぎる神社仏閣」があげられます。
北海道にある「太田山神社」は、日本で一番危険な神社といわれています。その理由は、命がけの登山といわれるほど参道が険しいからです。
■太田山神社の危険な参道
- 鳥居の先に140段の石段がありますが、傾斜角度は約45度、階段の歩幅は約20センチと大変細いです。傾斜もきつく危険なため、両サイドの手すり以外に、足元にロープが二本はられています。
- 140段の石段を登りきると、岩場や木の根が階段になるような山道があらわれます。登山靴で登らないといけないような山道です。急斜面でロープが張られています。
- 二つ目の鳥居と女人堂というお堂がみえてきます。本堂までは、あともうひと踏ん張りです!
- 3つめの鳥居がみえてきたら、鉄の網で組まれた橋を渡ります。
- そして、橋を渡りきると「北尋坊の崖」といわれる断崖絶壁が目の前に広がります。この断崖絶壁を7メートル登ったさきに洞窟のような穴があらわれるのです!驚くべきことに、本堂は、断崖絶壁を登った先の、穴のなかにあります。
本堂に続く「北尋坊の崖」にはロープや鉄製の鎖が、何本か張られていますが、事故があれば命の危険が伴います。断崖絶壁を7メートルも登るとなれば、ザイル、ハーネス、カラビナは常備したほうが安心です。本堂は地上から標高約330メートルの場所にあるため、立派な登山といってよいでしょう。
そのため、登山の経験のない人や、軽い気持ちで行く人は「行ってはいけない神社仏閣」となります。
登山経験に自信のある人なら、険しい道の先に、神聖なエネルギーを感じることができるパワースポットかもしれませんね。
電話番号 | 0139-84-5152 |
住所 | 北海道久遠郡せたな町大成区太田17番地 |
URL | https://www.town.setana.lg.jp/sp/otajinja/ |
⑩行ってはいけない神社仏閣【怖いと感じる神社仏閣】
行ってはいけない神社仏閣として「怖いと感じる神社仏閣」があげられます。
なぜなら、インスピレーションや霊感で、その場所にいる「何か」を感じ取っている可能性があるからです。
その正体が「魔」や「低級霊」になるかもしれません。また、参拝客がおとずれたときの「ネガティブな念」が残っている可能性があります。そのような場所に参拝すると、マイナスのエネルギーの影響を受けてしまうかもしれないのです。
あなたのインスピレーションや霊感が「ここには近づいてはいけない」と教えているのかもしれません。
そのため、「怖いと感じる神社仏閣」は「行ってはいけない神社仏閣」といえます。
まとめ
今回は「行ってはいけない神社仏閣とは」「行ってはいけない神社仏閣ランキング10」について、解説しました。
歴史上、非業の死をとげ怨霊になったとされる人物を神様として祀る神社仏閣は、「妬み」「私利私欲」にまみれた人は行ってはいけません。また、稲荷神社は「感謝する心」を忘れた人は行ってはいけないのです。
さびれた神社は、「魔」がひそんでいるかもしれないので気をつけましょう。
自分と相性のよい神社仏閣に、誠実な心で参拝してご利益を授かりましょう!
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