PR

三隣亡やってはいけないこと8選

「三隣亡(さんりんぼう)にやってはいけないことがある」

三隣亡(さんりんぼう)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

暦注(れきちゅう)であり「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」と同じ「選日」のひとつです。「三隣亡(さんりんぼう)」は建築業界のなかで、大凶日とされています。

そのため、「三隣亡」の日は建築関係の祝いごとや工事を始め、地域によっては葬式を行ってはいけないという慣習があります。

そのほかにも、やってはいけないといわれていることがあります。

この記事では、

三隣亡にやってはいけないこと8選!

三隣亡と大安、一粒万倍日が重なったらどうなる?

山形県の年間三隣亡

2023年の三隣亡は、いつ?カレンダー

について、解説していきます!縁起や暦注が気になる人は、ぜひ、参考にしてください。

三隣亡とは?意味

凶日

三隣亡にやってはいけないことがあるといわれていますが、どういう意味があるのでしょうか。

三隣亡(さんりんぼう)とは、とくに建築業界で凶日とされ、この日に「上棟式、地鎮祭」を行うと「隣三軒まで災いが起こる」といわれています。六曜や九星のような暦注のひとつであり、江戸時代中期から暦に掲載されるようになり、明治時代に流行しました。

ただし当初は「三輪宝(さんりんぼう)」と書かれて、現在とは逆の吉日の意味があったといわれています。

江戸時代の本には「三輪宝」と書かれ、「屋立てよし」「蔵立てよし」と注記されており、現在とは正反対の吉日だったことになる。これがある年に暦の編者が「よ」を「あ」と書き間違え、それがそのまま「屋立てあし」「蔵立てあし」と伝わってしまったのではないかとされているが、真偽は不明である。後に「三輪宝」が凶日では都合が悪いということで同音の「三隣亡」に書き改められた経緯がある。

出典:Wikipedia『三隣亡』

もともと吉日だった日が、書き間違いにより凶日になったというのは不思議な話ですよね。

三隣亡にやってはいけないこと8選!

三隣亡は建築関係で大凶日といわれていますが、そのほかにも「やってはいけないこと」とされているイベントごとがあります。

三隣亡は迷信かもしれませんが、日本人は縁起ごとを気にする人が多いです。とくにイベントを行うときには、気をつけたいですよね。

三隣亡にやってはいけないことを8つ紹介しますので、イベントを予定するときには、ぜひ、参考にしてください。

①引っ越し

引っ越し

三隣亡にやってはいけないこととして「引っ越し」があげられます。

なぜなら、前述したように三隣亡は建築関係において凶日とされているからです。三隣亡に引っ越しをすると、隣三軒のご近所に災いがもたらされるといわれています。

実際には隣三軒のご近所に不幸が訪れないかもしれません。

しかし、ご近所の方が縁起を気にする人なら「三隣亡」という凶日に引っ越ししてくることをよく思わない可能性があります。

引っ越しをするなら「三隣亡」を避けたほうが無難でしょう。

②地鎮祭や上棟式

地鎮祭

三隣亡にやってはいけないこととして「地鎮祭や上棟式」があげられます。

なぜなら、前述したように建築関係の凶日となるためです。実際に、工務店の人は「地鎮祭・上棟式」は「三隣亡」を避けることが多いようです。

「三隣亡」は迷信といわれることもあります。しかし、一生に一度かもしれない「地鎮祭や上棟式」、できれば縁起のよい日に行ったほうが気分がよいですよね。

③宝くじの購入をする

宝くじ

三隣亡にやってはいけないこととして「宝くじの購入をする」ことがあげられます。

宝くじの購入は、建築関係ではないので直接関係ないようにも感じますよね。しかし「三隣亡」は凶日です。宝くじは「仏滅」や「不成就日」「赤口」のような凶日に買わないほうがよいとされています。

そのため「三隣亡」に宝くじを購入しないほうがいいのです。一般的に宝くじを購入するのに縁起がよいといわれるのは「大安」や「一粒万倍日」といわれています。

④納車

納車

三隣亡にやってはいけないこととして「納車」があげられます。

なぜなら、「納車」に関しても前述した宝くじの購入と同じで、凶日を避けたほうがよいからです。納車は仏滅や不成就日、受死日のような凶日はさけたほうがよいといわれています。三隣亡も凶日のため、納車を避けたほうがよいでしょう。

納車をするのに縁起がよいのは「大安」「友引」「天赦日」「一粒万倍日」といわれています。

⑤入籍や結婚式

結婚式

三隣亡にやってはいけないこととして「入籍や結婚式」があげられます。

入籍や結婚式は直接建築関係に関係ないように思えますが「これから家庭を築いていく。二人で家を守っていく」ということで、まったく関係がないわけではありません。

また人生の大きな転機でもある入籍や結婚式は、凶日がよくないといわれます。

それだけでなく、結婚式にはお互いの親族も出席しますよね。親族のなかには「三隣亡」は凶日のためよく思ってない人がいるかもしれません。「三隣亡」のような凶日に結婚式をあげるなんて、と思う人もいるでしょう。

なにより、人生の一大イベントなので気持ちよく結婚式をあげたいですよね。

⑥贈り物をする

贈り物

三隣亡にやってはいけないこととして「贈り物をする」ことがあげられます。

なぜなら、群馬県や新潟県の一部の地域では三隣亡に贈り物をすると、貰ったほうは没落すると言われているからです。

贈り物を送ったほうは成金になるとされていますが、貰ったほうが没落するという言い伝えのため、群馬県や新潟県の一部の地域では三隣亡の日に贈り物を送らない人が多いようです。

⑦高いところに登る

高所に登る

三隣亡にやってはいけないこととして「高いところに登る」ことがあげられます。

なぜなら、暦のなかには「高いところに登ると怪我をする」と書かれているものがあるからです。とくに、建築関係の作業をさしていると思われます。三隣亡が迷信かもしれなくても、安心して作業ができませんよね。

できれば三隣亡の日は、高いところに登る作業は避けたほうがよいですね。

⑧葬式

葬式

三隣亡にやってはいけないこととして「葬式」があげられます。

なぜなら、地域によっては「三隣亡」に葬式を避けるべきといわれているからです。一般的に葬式は「友を引く(親しい友人を道連れにする)」といわれ「友引」は避けるべきとされています。そのため、友引が定休日になっている火葬場が多いですよね。

地域によっては「三隣亡」も葬式は避けるべきといわれています。「三軒隣まで亡ぼす(ほろぼす)」という言葉の並びと意味から、葬式を行うのは避けるべきと考えられているようです。

和歌山県では、「三隣亡」に葬式を行うのは避けるべきとされています。※1

また、それだけでなく葬式に参列する人が「三隣亡に葬式を行うなんて」と思う可能性があるのです。そのため、地域や宗派にもよりますができるだけ「三隣亡」の日は葬式を行うのは避けたほうが無難でしょう。

※1参考:株式会社よりそう「よりそうお葬式 和歌山県での葬儀の風習・事情」

三隣亡 やってはいけないこと【大安や一粒万倍、吉日が重なったらどうなるの?】

前述した三隣亡にやってはいけないことは、「大安」や「一粒万倍」のような吉日が重なったときはどうなるのか気になりますよね。

地鎮祭を行いたい日が「三隣亡」だけど、カレンダーをよく見たら大安と重なってる。吉日なら大丈夫かな?

確かに吉日と重なったら大丈夫なイメージがありますね。しかし、「大安」であっても「三隣亡」の日であれば縁起が悪いので、避けたほうがよいといわれています。

 地鎮祭のような建築関係のことをはじめ、入籍や納車も、「大安」や「一粒万倍日」「天赦日」であっても「三隣亡」と重なる日であれば避けたほうがよいといわれています。

山形県は、一年間、三隣亡の年がある?やってはいけないことが年中続く?【年間三隣亡】

山形県には地域独自で「年間三隣亡」の言い伝えがあります。これは「寅(とら)午(うし)亥(いのしし)」の年は、一年間「三隣亡」になるというものです。正確な期間は、「立春から、翌年の節分の日まで」となります。

たとえば、寅年の年間三隣亡は、「寅年の立春から卯年の節分まで」の期間です。つまり「年間三隣亡の年」は、「三隣亡のやってはいけないこと」が一年間続くことになります。

迷信とはいえ縁起を気にする人が多く、「年間三隣亡」の年は、ほかの年よりも新築の数が減るといわれています。

しかし、年間三隣亡に建築工事をしたい場合の対策法とされているものがあります。

◼️「年間三隣亡」に建築をしたい場合

「年間三隣亡」の年に建築をしたい場合は、前の年にご祈祷をしてもらい「仮杭」を工事現場に打っておく方法があります。つまり、工事の開始は「年間三隣亡」の前の年から始まっていることにするのです。

たとえば、「寅年」に建築をしたい場合は、前の年の「丑年」に仮杭を打っておきます。※2

2参考:菊池技研よいいえ「~年間三隣亡対策」

◼️「年間三隣亡」の前の年に仮杭が打てない場合の対策

「年間三隣亡」に建築をしたいけれど、前の年に仮杭を打つことができない状況の場合は、もうひとつ対策方法があります。

下記の日程で工事を始めるとよいといわれています。

寅年2月5月8月11月以外で「大将軍の平素遊行日」
午年3月6月9月12月以外で「大将軍の平素遊行日」
亥年1月4月7月10月以外で「大将軍の平素遊行日」

大将軍とは陰陽道の八将神の1人で魔王天王とも呼ばれています。大将軍は3年ごとに方位を変えますが、その方位は全てにおいて凶になるといわれているのです。しかし「平素遊行日(ゆぎょうび)」は大将軍が留守になるので悪いことが起こりにくいとされているのです。

2023年の三隣亡は、いつ?カレンダー

2023年の三隣亡はいつなのか、事前にチェックして対策しておくと安心ですよね。2023年の三隣亡にあたる日は下記になります。「三隣亡にやってはいけないこと」といわれる祝いごとや建築関係の予定を組まないように気をつけましょう。

2023年の三隣亡カレンダー

日程凶日吉日
1月12日(木)三隣亡大明日
1月24日(火)三隣亡大明日、天恩日
日程凶日吉日
2月10日(金)三隣亡
2月22日(水)三隣亡大明日
日程凶日吉日
3月9日(木)三隣亡一粒万倍日、天恩日
3月21日(火)三隣亡一粒万倍日、天赦日
日程凶日吉日
4月2日(日)三隣亡一粒万倍日
4月6日(木)三隣亡大安
4月18日(火)三隣亡大安、大明日
4月30日(日)三隣亡大明日
日程凶日吉日
5月17日(水)三隣亡
5月29日(月)三隣亡大明日
日程凶日吉日
6月13日(火)三隣亡大明日
6月25火(日)三隣亡
日程凶日吉日
7月11日(火)三隣亡一粒万倍日、大明日
7月23日(日)三隣亡大安、一粒万倍日、大明日
日程凶日吉日
8月4日(金)三隣亡大安、一粒万倍日、天赦日
8月9日(水)三隣亡
8月21日(月)三隣亡大明日
日程凶日吉日
9月2日(土)三隣亡
9月17日(日)三隣亡
9月29日(金)三隣亡
日程凶日吉日
10月15日(日)三隣亡一粒万倍日、大明日
10月27日(金)三隣亡一粒万倍日、大明日
日程凶日吉日
11月13日(月)三隣亡
11月25日(土)三隣亡大明日
日程凶日吉日
12月10日(日)三隣亡大明日
12月22日(金)三隣亡

まとめ

今回は「三隣亡にやってはいけないこと8選!」「三隣亡、『大安や一粒万倍のような吉日』が重なったらどうなるの?」「山形県は一年間、三隣亡の年がある?」「2023年の三隣亡は、いつ?カレンダー」について解説しました。

「三隣亡(さんりんぼう)」は暦注のひとつで、江戸時代~明治時代は「三輪宝(さんりんぼう)」と書かれ吉日だったといわれているのです。。

現在は、建築の世界で大凶日とされ、地鎮祭や引っ越し・入籍・葬式は避けたほうがよいとされています。

古くからの迷信ともいえますが、日本人は縁起を気にする人が多いです。イベントごとを行うときは、ぜひ、この記事を参考にしてチェックしてください。

コメント