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アーシングは怪しい?効果なし?科学的根拠や健康効果は嘘か真相に迫る

アーシングは怪しい?効果なし?科学的根拠や健康効果は嘘か真相に迫る

皆さんは、アーシングという言葉を聞いたことがありますか?グラウンディングとも呼ばれるアーシングは、補完代替医療のひとつとして人気が高まっています。

アーシングを行うことで、様々な健康効果が期待できるため、多くの人が日頃から実践しています。

しかし、伝統的な方法であるがゆえに、その効果に疑問を持つ人も少なくありません。

この記事では、アーシングの背後にある証拠を探索し、疑わしいかどうかをあらゆる視点から判断します。

アーシングとは?

アーシングとは、身体と地球の間に電流が流れ、その結果、健康に良い影響を与えるという概念です。

これは、地球がマイナスの電荷を持っており、それが人体のプラスの電荷を中和する働きをするという考えに基づいています。

つまり、地球が持つマイナスの電荷が、外部からの電磁波の悪影響から身を守るためのバランス、あるいはバッファーの役割を果たしていると考えられています。

アーシングの健康効果は嘘?

アーシングの健康効果については、科学界では懐疑的な意見が多く聞かれます。

しかし、実際に研究も進んでおり、アーシングの実践に関するエビデンスも増えています。代表的なものは炎症、痛み、ストレス軽減、血流、睡眠、活力改善です。現在までに約20以上の研究が、アーシングされている場合とアーシングされていない場合に比べて、広範囲で有意な生理学的改善の興味深い証拠を報告しています。※1

その結果、現在では「地球表面の電子は未開発の健康資源である」という興味深い可能性がある状態が続いています。

裸足のグラウンディングには費用も掛かりませんし、30分~40分取り入れるだけで効果があるという研究結果もある以上、試してみることに損やリスクは一切ないものと思われます。

※1 Integrative and lifestyle medicine strategies should include Earthing (grounding): Review of research evidence and clinical observations

アーシングの科学的根拠

アーシングの科学的根拠は、人体が自然に帯電し、その均衡を保つために地球との接触を必要とするという前提の上に成り立っています。

アーシングは炎症を抑え、免疫力を高め、傷の治癒を早め、エネルギーレベルを上げ、ストレスや不安を軽減したり、心拍数の変動を改善することが最近の研究で証明されています。しかし、その主張を裏付ける科学的根拠は今のところありません。

アーシングの研究が進んでいるのに、科学的根拠がないというのはどういうことかというと、アーシングの原理が解明できていないからです。

つまり「アーシングしたらすごい効果があるけど、なんでなのかはわかんないよ」という漠然とした状態なのです。

有力な仮説は電子レベルで何かが起こっているというもので、量子力学の分野になるのですが、そもそも電子の性質もまだまだ謎だらけなんです。

今後量子力学などの物理学の分野の進歩で、アーシングの原理が解明されたとき、はじめて科学的根拠があると認められるかもしれません。

もっとも原始的なことが、最先端の科学でも分からないというのは不思議であり皮肉です。

それもそのはずで、この地球に住んでいる私たち80億人、誰もどうやって地球ができたのか、なぜ地球ができたのか正しく答えられる人はいないのです。せいぜいわかることは、宇宙から見ると地球は青くて丸いぐらいです。

アーシングは詐欺?危険性や注意点

注意

地球は「地球規模の治療台」であり、アーシングに特別なアイテムやグッズは必要ありません。

本来は無料で誰もが享受できるエネルギーなわけですから、アーシングの実践に大金を取るような組織や、ものを買わせようとしてくる団体には注意したほうがいいでしょう。

アーシングは宗教か?

アーシングは、宗教でもカルトでもありません。

アーシングを実践している人の中には、スピリチュアルな要素を取り入れたものもありますが、それらはアーシングの中心的なものではありません。

また、アースリングは個人と地球との物理的な接触からなるウェルネスです。また、アーシングを実践するために、特定の宗教的教義を信じる必要はありません。

まとめ

アーシングやグラウンディングは、科学的根拠はありませんが、アーシングの実践によるエビデンスは多く出ています。

多くの健康上のメリットを提供する可能性を持っていることは間違いありません。

したがって、アーシングは疑わしい活動ではないかもしれませんが、より多くの研究が必要です。

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