恋愛は人生において誰もが共感し経験できる幸せの象徴とも言えるものですが、時にとてつもなく辛いものであり、計り知れない痛み、挫折、苦しみの原因になることも少なくありません。
「恋愛は人生を彩る最高のスパイスである」なんて言葉もありますが、誰しもが常に恋愛を求めているわけではありません。
人に恋することに疲れてしまい恋愛そのものが面倒だと感じる期間も存在しています。
恋愛という行為・感情を通して私たちは苦悩から学び、必要な変化を起こして、最も本物の、あるいは最も真実の形で愛を経験できるようになります。
この記事ではスピリチュアルの観点から、恋に落ちるのが面倒になったときの深い意味を調査し、なぜ恋愛するのが面倒と感じるようになるのかについて具体的な例を挙げて説明し、その対処法までしっかりと紹介していきたいと思います。
恋愛するのがめんどくさいと感じるスピリチュアル意味
スピリチュアルの世界、特に占いの分野では恋愛相談が最も多いと言われています。
それだけ皆さんが恋愛に興味を持ち、スピリチュアルの力を借りてでもより良い恋愛を経験したいと願っていることがわかります。
しかし中には恋愛にはもう懲りてしまった。
恋愛なんて面倒だと思う人も存在しており、ある日突然恋愛に興味が持てなくなってしまったという話もあります。
ここでは恋愛がめんどくさいと感じる意味をスピリチュアルの観点から分析し６つの理由を紹介していきます。
① 過去の恋愛で嫌な思いを経験したから
恋愛するのがめんどくさいと感じるのは自身の過去に原因があるからかもしれません。
過去の恋愛での嫌な思いがトラウマになってしまっている。
例えば浮気をされたですとか、突然一方的な別れを告げられた。
DVやモラハラなどに苦しんでいたなど様々な要因があるでしょう。
頭の中では過去の話で終わったことと理解していても心についてしまった傷は簡単には消えません。
恋愛を面倒だと感じるのは潜在意識の深い所で過去の経験が原因となり、無意識のうちに拒絶しているのかもしれません。
スピリチュアルの世界ではこの様な状態をインナーチャイルドが傷ついた状態と言います。
インナーチャイルドとは直訳すると「内なる子供」であり、自身の心の中の最も繊細な部分にあたります。
よくインナーチャイルドは子供の頃の記憶や感情に左右されるため、虐待やイジメ問題などで耳にすることがありますが実は正確には子供の頃の話だけではありません。
心の中の一番深く繊細な場所に影響を及ぼす出来事であれば大人になってからでもインナーチャイルドが傷ついてしまうことは十分に考えられます。
恋愛感情はインナーチャイルドと深く関係しているため、恋愛に対する過去のトラウマは簡単には消えない傷となってしまうのです。
② 相手との駆け引きによって感情が左右されるのが嫌だから
恋愛するのがめんどくさいと感じるのは、相手との駆け引きで自身の感情が変化することに不安を感じるからかもしれません。
スピリチュアルの世界では波動と感情は密接に関係していると考えられています。
感情が乱れると波動も大きく影響を受けることになります。
例えば恋人と喧嘩をして「悲しみ」「怒り」の感情が増幅したとします。
これらの感情は基本的にはマイナスのエネルギーを帯びているので波動は大きく低下することになります。
波動の低下は自身と取り巻く環境や体調にまで悪影響を及ぼします。
このため無意識的に波動を下げたくないから恋愛を遠ざけるという人もいます。
また、波動が下がっている時も恋愛から遠ざかる傾向にあります。
人には周期的に情緒を安定させたい時期が訪れます。
これは波動を上げるために予備動作的に一時波動が下がる時期となり、この期間も恋愛が億劫に感じてしまうようです。
③ 相手に合わせたり気を遣うことに疲れてしまったから
恋愛するのがめんどくさいと感じるのは、パートナーに合わせたり過度に気を遣うことに疲れてしまったからかもしれません。
人の波動や波長は大きなターニングポイントを迎えることで随時変化していくと考えられています。
出会った頃や付き合いはじめの頃はお互いに波長が合い、運命を感じる相手だったかもしれませんが、それぞれの環境の変化や思想の変化などに伴って相手との波長にズレが生じることもあります。
この様な状態で惰性で関係を継続していると心が擦り減っていき心身ともに疲れていきます。
恋人と一緒にいても疲れるだけだからと思い込むようになり、恋愛がめんどくさくなってしまいます。
④ 恋愛よりも大切なものができたから
恋愛するのがめんどくさいと感じるのは、自身の心の中で恋愛よりも大切であると感じる物が多くあるからかもしれません。
恋愛よりも趣味や仕事の方が大事だと思う人は男女問わず一定数存在しています。
また、波動の向上するタイミングや魂の成長のタイミングでは自身が一番大切だと思い、成長に必要と感じるもの以外には興味関心が薄くなる傾向にあります。
恋愛が突然に面倒に感じたのであれば、それは成長のタイミングのサインかもしれません。
自身の潜在意識としっかりと向き合い、今の自分には何が必要なのか自問自答することが大切です。
⑤ 同性と遊んでいる方が楽しいと感じるから
恋愛するのがめんどくさいと感じるのは、同性の友人と遊んでいる方が楽しいと感じているからかもしれません。
交友関係が広く常に友人たちとの予定が入っており、日々の生活が充実していると感じる人は中々恋愛に関心が向きません。
また、ターニングポイントが訪れ魂の変化が始まると波長も不安定になっていきます。
そうすると、より波長が近く安定させることができる同性との交友を求めるようになります。
異性間での交友はどうしても感情の揺さぶりが大きく変化の時期には向いていません。
⑥ シンクロニシティから遠ざかっているから
恋愛するのがめんどくさいと感じるのは、シンクロニシティから遠ざかっているからかもしれません。
シンクロニシティとは「意味のある偶然の一致」を意味しています。
日本語では共時性や同時性と訳されます。
簡単に説明すると日々の日常生活の中で起こる、全く関係のないように思える事柄が同時に起こる偶然の出来事を指します。
これだけ聞くと恋愛とは何も関係ないように思いますが、実はこのシンクロニシティは恋愛とも非常に深い関係を持っており、運命の出会いと呼ばれるものもシンクロニシティが引き起こしていると考えられています。
シンクロニシティが起こる理由として人の深層意識はすべて１つに繋がっていることが挙げられ、全ては自身の意識が引き寄せていると言われています。
シンクロニシティから遠ざかるということは恋愛や出会いに関係する意識からも遠ざかることになりますので、恋愛が面倒に感じてしまうのです。
恋愛する必要がない人のスピリチュアルな状態！どういう時期？
人を愛して好きになる恋愛感情は生きていく上でも大切な想いではありますが、必ずしも常に必要かと言うと決してそうではありません。
実は恋愛を必要としない時期。
恋愛から離れた方が良い時期というものも存在しています。
ここでは恋愛が必要でない人のスピリチュアルな状態を紹介していきます。
・一人の時間が充実しており満足しているという状態においては、恋愛の必要はあまりないかもしれません。
一人の時間が楽しくてワクワクを感じている人は恋愛は必要ないと感じているはずです。
人生においてワクワクは大きな原動力となります。
逆に言えばワクワクを感じる事があれば無理に他のことに挑戦することがなくなります。
パートナーがいなくても趣味や仕事にワクワクを感じているのであれば、恋愛を必要としないでしょう。
この時期は波動の向上する時期でもあり、自身のワクワクに向かって突き進むことで大きな幸せ、成長をつかみ取ることができます。
周りの友人たちが恋愛や結婚をしているからと言って無理に恋愛を始めても自身の成長を妨げてしまい、それが良い出会いになることはありません。
周りに流されることなく自分の感情を優先することが一番大切です。
恋愛するのがめんどくさいと感じたときにおすすめの対処法
恋愛するのが面倒になってしまったけども、また人を好きになってみたい、恋がしたいという気持ちになることがあるはずです。
そんな時は下記に挙げる４つの対処法を試してください。
塞ぎこんだ恋愛に対する感情が再燃するはずです。
① 真逆の行動をとる
恋愛するのがめんどくさいと感じたときは、思い切って今とは真逆の行動を取ってみてください。
めんどくさいという感情はマイナスのエネルギーを生み出します。
人生において「ワクワク」しない事柄は大抵は波動を低下させマイナスの方向に進んでしまいます。
もし今の恋人と一緒にいてマイナスの感情ばかり生まれるのであれば思い切って別れることも必要かもしれません。
恋に焦って無理にパートナー探しばかりしているのであれば、一度恋愛のことは忘れて他のことに集中してみるのも良いはずです。
自分が「ワクワク」することを探して集中して取り組むことが解決への糸口となるはずです。
ワクワクでプラスの感情に満たされれば、自ずと恋愛にも前向きになり素敵な出会いも訪れます。
② めんどくさいと感じる理由を紙に書きだす
恋愛するのがめんどくさいと感じたときは、その面倒だと感じる理由を紙に書きだしてみてください。
まずは自分自身の潜在意識と向き合うことが必要になります。
綺麗な文章にする必要はありません。
とにかく自分が恋愛に対して思うことを箇条書きでも良いので紙に書き出します。
紙に書いたものを改めて見ることで自分では気づかなかった本当の気持ちを知ることができるかもしれません。
自分の本心というものはふとした瞬間に出てくるものなので、スマホのメモアプリなどを活用して瞬間の気持ちを逃さないことがポイントです。
③ 自分と同じ波動や価値観を持つ相手を探す
恋愛するのがめんどくさいと感じたときは、自分と同じ波動や価値観を持つ相手を探してみてください。
恋愛が面倒だと感じてしまう原因の大部分はパートナーとの関係を構築する段階にあります。
特に波長や価値観が合わない相手とは様々な場面で不和が生じやすくなるため、面倒であると感じることが多くなってしまいます。
ですから、同じ波動を持つ相手を見つけ出すことが非常に重要になります。
運命の相手を探すことと同義といって良いでしょう。
上記で波長はターニングポイントを迎えることで変化していくものであると述べましたが、波動が持つ本質は変わることはありません。
運命の相手とはこの本質が同じ人であり、本質から引かれ合う人のことを指しているのです。
④ 恋愛を切り離した上で自分磨きに取り組む
恋愛するのがめんどくさいと感じたときは、一旦恋愛のことは全て忘れて自分磨きに取り組んでみてください。
上記でも述べていますが恋愛が面倒だと感じるのは、自分の中で恋愛よりも大切なものができたからかもしれません。
波動の向上するタイミングや魂の成長のタイミングでは自身が一番大切だと思い、成長に必要と感じるもの以外には興味関心が薄くなる傾向にあります。
恋愛が突然に面倒に感じたのであれば、それは成長のタイミングのサインかもしれません。
この時期に無理に恋愛に取り組んでも自身の成長を妨げる行為であり、良い出会いにも巡り合うことはありません。
さらに魂の成長のタイミングを逃してしまう恐れがあるため非常に危険な行為とも言えます。
決して無理をせず、今自分は何がしたいのか。
何が自分にとって大切なのかを良く見極め行動することが一番大切なことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では「恋愛するのがめんどくさいと感じるスピリチュアル意味」のテーマのもと、その原因と対処法を詳しく紹介してきました。
人にとって素敵な相手に惹かれ「好き」という感情を持つことは当たり前のことであり、大切な感情です。
しかし、常に「恋愛」を求める必要はありません。
恋に疲れてしまう時期も必ず訪れます。
そんな時は決して無理をせず、なぜ恋愛が面倒だと感じてしまうのかを自分自身と向き合って探ってみてください。
答えは必ずあなたの心の中に存在しています。
もしかすると魂の成長のタイミングかもしれませんし、傷ついたインナーチャイルドが一時の安らぎを求めているのかもしれません。
答えがわかればあなたに見合った対処法も自ずと見えてくるはずです。
面倒だと感じる時は無理をせず、自分のペースで素敵な恋愛を楽しんで行きましょう。
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