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般若心経は唱えてはいけない?リスクと対策をスピリチュアルな観点から考察

般若心経は唱えてはいけない?唱えてはいけない人の特徴やリスクと対策を解説

般若心経は仏教の経典のひとつで、空の理論を説くものです。

しかし、この経典を唱えることには危険が潜んでいるという説があります。

なぜ般若心経を唱えてはいけないのでしょうか?オカルト好きな人に向けて、般若心経の怖い話を紹介します。

般若心経とは何か?

般若心経は、仏教の大乗経典のひとつで、般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)という智慧の教えを説くものです。

般若波羅蜜多とは、すべてのものが空であるという智慧であり、これを悟ることで、煩悩や執着から解放されるということです。

般若心経は、この智慧を簡潔にまとめたものであり、日本では最も有名な仏教経典のひとつです。

多くの人が唱えたり聞いたりしていますが、その意味や効果を正しく理解している人は少ないかもしれません。

般若心経を唱えてはいけない人の特徴

般若心経は、仏教のお経の中でもとても有名で、多くの人にとって有益な仏教の教えですが、すべての人に適しているわけではありません。

スピリチュアル好きなあなたに、般若心経を唱えるのに適さない人の特徴をわかりやすくご紹介しますね。

般若心経をおまじないと思っている人

般若心経は、仏教の真理を説く深いお経です。

それを唱えることで、現世利益や不思議な力が得られると思っている人は、般若心経の本質を見失っています。

般若心経は、自分の心を磨き、悟りに近づくために唱えるものです。

おまじないとして唱えると、かえって自分のカルマを重くする可能性があります。

日蓮宗系や浄土真宗系の宗派に属している人

日蓮宗系や浄土真宗系の宗派は、般若心経を唱えないことが教義になっています。

それぞれに理由がありますが、簡単に言うと、自分の信仰する教えと相容れないからです。

日蓮宗系は法華経を最高の教えとし、浄土真宗系は阿弥陀仏の本願力による救済を信じます。

般若心経は自力仏教のお経であり、他力仏教とは相反するものです。

自分の信仰する教義に反するお経を唱えると、かえって自分の信仰心を揺らすことになります。

自分の信仰と相反する教えを持つ人

般若心経が自分の信仰や教義と相反する場合、無理に唱える必要はありません。

例えば、前述したように日蓮宗系の宗派の信者は、般若心経を唱えることは避けるべきです。

般若心経の言葉や意味に抵抗を感じる人

般若心経の言葉や意味に違和感や抵抗を感じる人は、他の経典や瞑想方法を試すことをおすすめします。

心地良く取り組めるスピリチュアルな方法を見つけることが大切です。

般若心経の内容を理解していない人

般若心経は、仏教の最高峰とも言われる「空」の理論を説くお経です。

「空」とは、すべてのものが無常であり、固定された本質や自我がないことを意味します。

この「空」を理解することで、執着や苦しみから解放されることができます。

しかし、「空」は非常に難解であり、一朝一夕に理解できるものではありません。

般若心経の内容を理解せずに唱えると、ただ口先だけで空虚な言葉を繰り返すことになります。

般若心経を唱える前に、「空」について学び、自分の心に落とし込む努力が必要です。

無理に唱えることでストレスを感じる人

般若心経を唱えることがストレスを感じる原因になる場合、無理をせず他のスピリチュアルな方法を試すことが良いでしょう。

無理に唱えることで、かえって心のバランスを崩すことがあります。

唱えることに過度に執着する人

般若心経を唱えることに過度に執着して、他のスピリチュアルな活動や日常生活が疎かになる人は、注意が必要です。

バランスを大切にし、唱えることだけに依存しないようにしましょう。

般若心経を唱えない宗派

般若心経は仏教の中でも最も有名で広く読まれているお経のひとつですが、実はすべての仏教宗派が般若心経を唱えるわけではありません。

般若心経を唱えない理由は宗派によって異なりますが、大きく分けると以下の二つの宗派が般若心経を唱えません。

  • 日蓮宗系の宗派
  • 浄土真宗系の宗派

日蓮宗系の宗派は、法華経を最高の教えとし、法華経に説かれた南無妙法蓮華経(題目)を唱えることが教義の中心です。

法華経以外のお経は方便として法華経に導くものであり、般若心経はその中でも最も低い教えであると考えます。

そのため、日蓮宗系の宗派では般若心経を唱えることはありません。

浄土真宗系の宗派は、阿弥陀仏の本願力によって救われることを信じる他力本願の教えです。

自分でお経を唱えたり、神仏に祈ったりすることは自力による修行であり、阿弥陀仏の本願力に背くことになります。

そのため、浄土真宗系の宗派では般若心経を唱えることはありません。

一方で、般若心経を唱える宗派は以下のようなものがあります。

  • 密教系の真言宗や天台宗
  • 禅系の曹洞宗や臨済宗や黄檗宗
  • 奈良仏教系の華厳宗や法相宗や律宗

これらの宗派では、般若心経は空性や智慧など仏教の根本的な教理を示すお経として重視されています。

また、般若心経に含まれる六字大明呪(おん まか きゃろにきゃ そわか)は密教的な真言としても用いられています。

そのため、これらの宗派では般若心経を唱えることが多く見られます。

般若心経を唱えると悪霊に取り憑かれる?

般若心経を唱えることには、様々な効果があると言われています。

例えば、病気や災難から守られたり、願い事が叶ったりするというものです。

しかし、これらの効果は、本来の般若心経の目的ではありません。

般若心経は、空の真理を悟ることで、すべての苦しみから解放されることを目指すものです。

そのため、空の真理に反するような欲望や執着に囚われている人が唱えると、逆効果になる可能性があります。

なぜなら、空の真理に触れることで、自分の欲望や執着が虚しく無意味であることに気づき、混乱や恐怖に陥るからです。

また、空の真理に触れることで、自分の存在や自我が揺らぎ始めることもあります。

これは、自分が無常であり空であることに気づく過程ですが、それに耐えられない人は精神的に崩壊する危険があります。

さらに、般若心経を唱えることで、自分の周囲にあるエネルギーや波動が変化します。

これは、自分が高次元の真理に近づくことで、低次元の存在やエネルギーとの乖離が起こるからです。

このとき、低次元の存在やエネルギーは、自分に対して敵意や嫉妬を抱き、攻撃してくることがあります。

これらの存在やエネルギーは、一般的に悪霊や邪気と呼ばれるものです。

悪霊や邪気に取り憑かれると、体調不良や不運などのトラブルが起こったり、精神的に苦しんだりすることがあります。

般若心経を唱えることで、悪霊や邪気から守られるという説もありますが、それは自分が空の真理を完全に悟っている場合に限られます。

空の真理を悟っていない人が唱えると、かえって悪霊や邪気を引き寄せる可能性があるといわれています。

般若心経を唱えると自分の存在が消える?

般若心経は、すべてのものが空であるという智慧を説きます。

空とは、すべてのものが無常であり、本質的には存在しないということです。

つまり、自分も含めて、この世界にあるすべてのものは幻であり、実在しないということです。

このことを理解することで、自分は自分ではなくなります。

自分は自分以外のものでもあり、自分以外のものは自分でもあるからです。

これは、一体感や無我と呼ばれる境地です。

一体感や無我に達することで、自分はすべてのものと一つになります。

これは、究極的な解脱や覚醒と言われるものです。

しかし、この境地に達することは容易ではありません。

自分が自分ではないということを受け入れられない人は、恐怖や拒否感に襲われます。

自分が消えてしまうような感覚に陥ります。

これは、エゴデス(ego death)と呼ばれる現象です。

エゴデスは、自我や個性が消滅することで、死に近い体験をすることです。

エゴデスを経験する人は、その後に大きな変化や成長をすることがありますが、その過程は非常に苦痛で危険です。

般若心経を唱えるとカルマが増える?

般若心経は、空の真理を悟ることで、苦しみから解放されると教えます。

苦しみとは、仏教ではカルマ(業)と呼ばれるものです。

カルマとは、自分の行いや思いによって生じる因果応報の法則です。

カルマは、善いものも悪いものも、自分に帰ってきます。

カルマが積み重なることで、自分は輪廻(りんね)という生死のサイクルに縛られます。

輪廻は、無限に続く苦しみの連鎖です。

般若心経は、空の真理を悟ることで、カルマを断ち切り、輪廻から抜け出すことを目指すものです。

しかし、この目的を達成するには、非常に高い修行が必要です。

空の真理を悟ることは、一朝一夕にできることではありません。

空の真理に近づくためには、自分の欲望や執着を捨てなければなりません。

しかし、多くの人は、欲望や執着を捨てることができません。

欲望や執着を持ったまま般若心経を唱えると、かえってカルマが増える可能性があります。

なぜなら、般若心経を唱えることで、自分の欲望や執着が満たされることを期待したり、自分が高尚な人間だと思ったりするからです。

これは、自分のエゴやプライドを強めることになります。

エゴやプライドは、カルマの原因です。

エゴやプライドが強くなることで、自分は他者や世界との調和を乱し、苦しみを生み出します。

般若心経を唱えることで、カルマを断ち切るどころか、増やしてしまう可能性があります。

般若心経を唱えるリスクと対策

リスク1: 唱え方が間違っている

般若心経の発音や語句が正確でないと、その力を十分に発揮できない場合があります。

正しい唱え方を覚えるために、専門家や経験者から学ぶことが大切です。

対策: 正しい唱え方を身につける

リスク2: 慣れすぎて無意識になる

毎日繰り返し唱えることで、般若心経の言葉がマンネリ化してしまうことがあります。

例えば私たちは日常的に「ありがとうございます」という言葉を使っていますが、その言葉の本来の意味を忘れがちです。

「ありがとうございます」は仏教用語の「有り難し」が語源で、仏の慈悲などを得られていることに感謝する言葉です。

意識的に唱えることで、その言葉の意味を深く理解し、心に響かせることが大切です。

対策: 意識的に唱える・意味を理解する

リスク3: 無理に唱える

無理に般若心経を唱えることで、ストレスが溜まってしまうことがあります。

無理をせず、自分に合ったペースで唱えることが重要です。

対策: 自分に合ったペースで唱える

リスク4: 他人と比較して焦る

他人と比較して焦ってしまうことが、心のバランスを崩す原因になります。

般若心経を唱える目的は、自分自身の内面を磨くことですので、自分のペースを大切にしましょう。

対策: 自分のペースを大切にする

リスク5: 唱えることだけに依存する

般若心経を唱えることだけに頼らず、瞑想や自己省察など、他のスピリチュアルな活動もバランスよく行いましょう。

そうすることで、心の安定や成長が促されます。

例えば、慈善活動などをすることで、自分の利益や欲望ではなく、他者や社会のために行動することができます。自分は他者や世界と一つであることに気づくことができます。

他にも、断食することで、自分の身体にある不要なものや毒素を排出することができます。自分の身体が軽くなり、空の真理に近づく手助けになるでしょう。断食するときには、水分や栄養素を摂取することを忘れないようにしましょう。

対策: スピリチュアルな活動をバランスよく行う

般若心経を尊敬する

般若心経は、仏教の最高の智慧である空の真理を説くものです。

空の真理は、人間の理解や言葉では表現できないものです。

そのため、般若心経は、空の真理に近づくための手段であり、目的ではありません。

般若心経を唱えるときには、般若心経に対して尊敬や感謝の気持ちを持つことが重要です。

般若心経に対して尊敬や感謝の気持ちを持つことで、自分は空の真理に近づくための助けを受けていることに気づくことができます。

まとめ

仏教の最高の智慧である空の真理を説くものです。

空の真理を悟ることで、自分はすべての苦しみから解放されます。

しかし、空の真理を悟ることは容易ではありません。

空の真理に触れることには、様々なリスクがあります。

今回はそのリスクと対策を説明しました。

以上のリスクと対策を踏まえたうえで、般若心経を唱えることは、スピリチュアルな観点からも非常に価値のある実践であると言えます。

般若心経は、心の安定や智慧を得るための素晴らしいツールであり、それ自体は何ら悪いものではありません。

しかし、唱える際には、リスクに気を付けながら、自分に合ったペースで取り組むことが大切です。

般若心経を唱える目的を見失わず、心を込めて取り組むことが求められます。

また、般若心経だけに頼らず、瞑想や自己省察など、他のスピリチュアルな活動もバランスよく行うことが心の成長につながります。

最後に、般若心経を唱えることが自分にとって本当に適切な方法であるかどうか、自分自身で見極めることが大切です。

心身に無理を感じる場合は、無理をせず他の方法を試すことも考慮しましょう。

スピリチュアルな道は一つではありません。

自分に合った方法で、心の成長と浄化を目指しましょう。

般若心経を唱えることが、あなたのスピリチュアルな旅に役立つことを願っています。

コメント

  1. ブッセ より:

    初めまして、宜しくお願い致します。
    般若心経を唱えると悪霊に憑りつかれる。
    の所で、

    「このとき、低次元の存在やエネルギーは、自分に対して敵意や嫉妬を抱き、攻撃してくることがあります。

    これらの存在やエネルギーは、一般的に悪霊や邪気と呼ばれるものです。

    悪霊や邪気に取り憑かれると、体調不良や不運などのトラブルが起こったり、精神的に苦しんだりすることがあります。」

    という分が有りますが、これは、般若心経に限ったことでしょうか?例えば、日蓮系なら自我偈や方便品を一般的には御唱えすると思います。
    般若心経と比較して、方便品等は、余り悪霊に憑りつかれるという意見が出ませんが、この点について、御教示を御願い致します。