恋は盲目と言われるように、好きな人のことをどんなときでも考えずにはいられないのが恋愛というものです。しかし、どんなに好きな人であっても、どうでもよくなることがあります。自分でも、あれほど好きだった人がどうでもよくなって、驚いた経験があるのではないでしょうか。この記事では、好きな人がどうでもよくなったスピリチュアルな理由について解説すると共に、出会いにはどのような意味があるのかについても紹介します。
好きな人がどうでもよくなったスピリチュアルな理由
好きな人がどうでもよくなることには、次のようなスピリチュアルな理由があります。
その人が自分の人生に必要ないことがわかったから
スピリチュアルでは、どんな出会いも必然であり、無駄な出会いはありません。しかし、魂が成長してステージが変わることにより、それまでどんなに好きだった人でも必要がなくなることがあります。
好きだった人との出会いも人生にとっての意味があり、魂の成長のために必要な機会だったとしても、その相手から学ぶべきことをすべて学び尽くしたなら次のステージに進むために別れる必要が出てきます。
そのようなタイミングで好きな人がどうでもよくなったと感じるようになるでしょう。好きだった人でも、どうでもよくなってしまったら、相手が自分を成長させてくれたとは思えないかもしれません。
しかし、良い出会いも悪い出会いも人生にとって必ず意味があります。
運命の人ではなかったから
恋は盲目と言われるように、好きになった相手のことを運命の人だと思うことが多いでしょう。スピリチュアルでは運命の人のことをツインレイと呼び、初めて会った瞬間に強い絆や運命を感じるのが特徴です。
しかし、運命の人だと思って付き合ったとしても、本人をよく知るようになってからツインレイではないことに気づいて気持ちが覚めてしまうことも少なくありません。最初のインパクトの強さで運命の人だと勘違いしたとしても、その後の関係性から間違っていたと気づいたなら、離れるのが正解です。
せっかくツインレイだと思って付き合ったことが無駄になるわけではありません。その出会いがあったことが、次の新しい出会いにつながる可能性が高いので、前向きに捉えるようにしましょう。
自分の魂が成長したから
人間は成長段階によって、興味の対象が変わります。子供のときなら好きだったものでも、大人になれば興味が薄れるように、変化するタイミングによって、それまで好きだった人がどうでもよくなることがあります。
そのような現象が起きる原因のひとつが、自分自身の魂が成長したことによるものです。魂の成長は外観を見ただけではわからなくても、内面から湧き上がる感覚で実感することができます。
相手の魂がそのままのレベルなのに対して、自分の魂が成長すれば相対的にバランスが悪くなって、気持ちが冷めてどうでもよくなっても不思議ではありません。
運命の流れが変わってきたから
運命の流れが変化しているときほど、好きな人がどうでもよくなる可能性が高くなります。運命の流れは自分でコントロールできるものではなく、神様や天使などの高次元の存在によってコントロールされています。
高次元の存在が試練を与えるのは本人の成長のためなので、運命の流れに逆らう必要はありません。無理して逆らうと、それ以上の試練が与えられますから、好きな人がどうでもよくなった現実を受け入れましょう。
波動の相性が合わなくなった
波動とは誰もが持っているエネルギーであることでは共通するものの、高い波動から低い波動まで個人差が強いです。波動が合う人間同士はお互いを引き寄せ合うのに対して、波動が合わない人間同士は弾き合います。
好きな趣味のグループでは似たような波動の人たちが集まるのを見ても、波動の高低やタイプが人間関係に多大な影響を与えるのがわかるでしょう。しかし、波動はいつまでも同じではなく変化するものです。
最初は同じ波動を持つ者同士で惹かれ合ったとしても、自分の波動が変化したことで、好きだった相手のことがどうでもよくなることがあります。付き合っていることに違和感を感じているなら、波動が合わなくなっている可能性が高いです。その場合は、無理に付き合いを続けるのではなく、距離を置くようにしましょう。
自分のエネルギーが弱っている
自分のエネルギーが弱っているときも、好きな人がどうでもよくなることがあります。好きな人と付き合うことにもエネルギーが必要なため、エネルギーが弱くなっている状態で付き合い続けるのは大きな負担になります。
エネルギーが弱くなる原因として一番考えられるのが、ストレスです。仕事でのストレスから人間関係でのストレスまで、ストレスの範囲は広いので、何が原因かをよく考える必要があります。
エネルギーが弱くなると、気持ちも落ち込みやすくてネガティブな思考に陥りやすいですから、好きな相手に対して不満を感じるようになりがちです。そのような状態になったなら、相手との関係を見直してみましょう。
好きな人がどうでもよくなっている状態とは
次のような状態に該当するなら、好きな人がどうでもよくなっていると言えるでしょう。
相手の欠点ばかりが目につく
好きな人に対しては欲目が勝って、欠点には目をつぶる傾向が強いのが恋愛関係です。好きになってしまえば、見た目や性格に本当は気に入らないところがあっても、否定的な気持ちに蓋をしてしまうのが恋の力です。
しかし、恋は盲目とばかりに我慢するにも限界があります。一度嫌いになり始めると、以前なら我慢できた欠点が鼻についてきて我慢できなくなります。さらに悪くなると、もともと魅力的だと思っていた部分まで欠点に見えてくることすらあります。そこまで欠点だらけに見えるならば、相手のことがどうでもよくなっています。
連絡がなくても不安を感じない
好きな人から連絡がこなくなると、本来なら不安になるものですが、どうでもよい相手からの連絡がなくても何も不安にならないでしょう。以前は連絡がちょっとでも途絶えると不安になっていたのに、慣れてしまったり、不安をさほど感じなくなっているならば、好きだった相手がどうでもよくなっている兆候です。
それがさらにひどくなると、相手からの連絡を迷惑にすら感じるようになります。
魅力的な人が他にもいることに気づいたから
好きな人が世界で一番魅力的だと盲目的に思っていても、冷静に世の中を見てみれば、それは自分の思い込みであることに気づくかもしれません。身近にも他の魅力的な人がいると思うように気持ちが変化してきたならば、相手のことをどうでもよくなっている兆候です。
一途に追いかけているときには好きな人のことしか目に入らなくても、そんな気持ちがいつまでも続くものではありません。相手に執着している自分に疑問が出てきたようなタイミングで魅力的な他人が目の前に現れたら、気持ちが揺らいで、好きだった相手のことがどうでもよくなる可能性があるでしょう。
相手に対してときめきを感じなくなっている
最初は好きで付き合い始めても、いつまでもときめきを感じられるものではありません。ときめきを維持できるカップルよりも、倦怠期を迎えるカップルの方が多いでしょう。あれほど好きだった相手に対してときめきを感じなくなっているのは、相手のことをどうでもよくなってるからです。
相手のためにお洒落ができなくなっているのも、ときめきがなくなっている証拠です。好きな人のためにできるだけ綺麗な自分を見せたいと思うのが自然な感情ですが、どうでもよくなると、お洒落が面倒になってきます。
デートに何を着ていけばいいかを考えるのが面倒になっているなら、相手をどうでもよくなっている兆候です。
愛されている実感がない
最初は意気投合して運命の人だと思ったとしても、長く付き合ううちに愛されている実感を持てなくなることが少なくありません。自分から相手に対する気持ちが冷めるように、相手からの気持ちも冷めるからです。
いくら一生懸命尽くしても、愛されている実感がないならば、どこかで気持ちが冷めてしまいます。恋愛では、特に好きな人の気持ちがどれほど自分に向いているかに敏感ですからなおさらでしょう。
愛されている実感がなく、それがストレスになっているなら相手のことがどうでもよくなっているからです。
スキンシップを拒否してしまう
好きな者同士であれば、スキンシップが欠かせません。当たり前のようにスキンシップがあったのを拒否したくなるようなら、相手をどうでもよくなっているサインです。愛情というのは突然なくなることよりも、徐々に消えていくことが多いので、スキンシップそのもの以上に他の原因があるかもしれません。
相手とのスキンシップが苦痛になっているなら、その原因をよく考えてみるといいでしょう。
行動に幻滅している
相手の行動に幻滅することも、どうでもいいと思うようになる原因です。顕在意識ではちょっと無理して許している行動でも、潜在意識では許せなくて、それが積もり積もって相手のことをどうでもよくなっていきます。
自分に対しては優しい人なのに、飲食店の店員などの反発できない立場の人に対して横柄だったりすると、顕在意識では気にしないようにしていても潜在意識では幻滅しています。
潜在意識に溜まった不満がある日、顕在化して相手に対する気持ちが急激に冷めていくのを実感するでしょう。
相手に対して嫉妬しなくなった
相手に対して嫉妬しなくなっているなら、どうでもよくなっているからです。嫉妬するのは相手をそれだけ好きであることの裏返しであり、自分でもコントロールできないほどの激しい感情です。
好きな人が自分以外の誰かと楽しそうに会話しているだけでも嫉妬心が湧いてくるのを抑えられません。それが恋愛とは関係ない会話であっても、自分以外の人間と楽しそうにしているだけで十分に嫉妬心が芽生えます。
それほど激しい嫉妬という感情が出てこなくなっているのは、相手をどうでもよくなっているからでしょう。
価値観が合わなくなった
出会った当初は価値観が似ていることで意気投合したとしても、価値観の違いが2人の仲に亀裂を入れることがあります。価値観は、年齢や環境などに影響されて変わってきますから、いつまでも同じままではありません。
相手の価値観が変わることはもちろん、自分の価値観も変わります。学生時代なら一緒にいるだけで満足できたものが、結婚を意識するようになれば、経済力や将来性に対する価値観を重視するようになります。
その結果、経済力や将来性がないと判断したら、相手に対する気持ちが冷めてどうでもよくなるのでしょう。
好きな人がどうでもよくなったときのスピリチュアルな対処法
好きな人がどうでもよくなったときに効果的な対処法を紹介しましょう。
距離を置いて自分の内面と対話してみる
好きな人がどうでもよくなっているのは今だけの一時的なことなのか、ずっとこれからも変わらないのかを見極めるためには、しばらく距離を置いて自分の内面と対話してみるのが効果的です。
相手の嫌な部分ばかりが目について、どうでもよくなっていても、しばらく会わないことで冷静さを取り戻せるでしょう。離れた場所から冷静に相手のことを考えてみると、自分の気持ちがはっきりするかもしれません。
相手と離れてみたら寂しさや物足りなさを感じたなら、相手に対する気持ちがまだ残っているということです。
それとは逆に、離れたことで気持ちが明るくなるなら、どうでもよくなっている気持ちは本物でしょう。
好きな人以外にも目を向けてみる
好きな人がどうでもよくなってしまったなら、好きな人以外にも目を向けてみることで、新しい発見があるかもしれません。いつも同じ相手ばかり見ているために、その人の欠点ばかりが見えている可能性があります。
他の人と比較してみれば、好きな相手の良さを再確認できることもありますし、もっと自分と相性の良い相手と出会える可能性もあります。自分の気持ちを知るためにも、他の人に目を向けてみるのもいいでしょう。
執着を手放す
人を好きになると、恋は盲目状態になって、ひとりの相手以外に見えなくなります。その結果、相手の欠点が目についてどうでもよくなっていながら、執着して手放せなくなってしまいがちです。
相手のことが好きだという気持ちが本当であるかもしれない反面、自分にとっての思い込みに過ぎない執着かもしれません。本当にどうでもよい相手であるなら、執着を手放すことで本来の自分を取り戻せるでしょう。
しかし、執着を手放しても、まだ相手に対して思いがあるなら付き合い続けるべきです。
恋愛以外のことに打ち込んでみる
好きな相手がどうでもよくなっているのは、付き合いに慣れて刺激がなくなっているからです。そのような場合には、恋愛以外の趣味や仕事などに打ち込んでみるのも解決策になるでしょう。
恋愛以外に打ち込めるものがあれば、視野が広がり、相手との関係性も多角的な視点で見ることができるようになります。恋愛とは関係ない趣味や仕事に打ち込むことで、新しい可能性が開花するかもしれません。
自分に原因がなかったかを考えてみる
熱烈に好きだった人がどうでもよくなる理由にはさまざまなパターンがあり、相手に原因がある場合ばかりではなく、自分自身が原因になっていることも少なくありません。相手の短所ばかり見て、長所を見逃しているのであれば、自分の考え方や行動を変えることで解決できる可能性があります。
どんなに好きな人であっても他人である以上、他人を変えるのは難しいです。考え方も育った環境も違う他人である以上、自分の思い通りにするのは決して簡単ではありません。
それに対して、自分の考えや行動であれば、自分でコントロールできます。好きな人がどうでもよくなっていることに悩んでいるなら、自分に原因がなかったかを考えてみるといいでしょう。
相手の短所よりも長所に目を向けてみる
好きだった相手がどうでもよくなっている人は相手の短所に妥協できないことが多いです。どんな人間でも短所がありますが、相手の短所にばかり注目していると、気持ちが冷めてどうでもよくなりがちです。
人間は誰でも短所があれば、長所もあります。相手の短所ばかり見て、どうでもよい気持ちになっているなら、長所に目を向けてみるのも解決策になります。もともと、その人を好きになったのは、短所よりも長所に目を向けていたからでしょう。その頃の気持ちを取り戻して、長所を見るように心がけるのがポイントです。
出会いに意味があることを知ろう
好きな人がどうでもよくなっている理由を知るには、どんな出会いにも意味があることを知る必要があります。
どんな出会いには意味があることを理解する
スピリチュアルの視点で見れば、どんな出会いであっても意味があります。一見すれば意味がないと思えるほどひどい展開になる出会いであっても、その経験を通じた学びを得られることが出会いの意味になります。
熱例に好きになった人との出会いであれば、その後にどうでもよくなるとしても、大きな学びを得られたことが意味のある出会いであったことを証明しています。どうでもよくなったことが別れの原因になるかもしれませんが、最初の出会いから付き合った経験は決して無駄になることはないでしょう。
別れがあるから新しい出会いがある
好きな人との別れは悲しいものですが、別れがあるから新しい出会いがあるので、一概に悲しいとばかりは言えません。新しい出会いのために別れが必要だったとも言えるでしょう。
仮に好きな人との別れがなかったとしたら、未来が変わってしまい、本当に出会うべき人と出会えないままで終わってしまうかもしれません。ずっと好きだった人と別れることで、一時的に寂しい思いをしても、その別れをポジティブに考えた方がより良い未来を引き寄せられる可能性が高くなります。
別れを恐れて消極的になるよりも、自然の流れに身を任せる方がより良い結果につながるでしょう。
ターニングポイントで出会う人が運命の人である可能性が高い
人生のターニングポイントで出会う人は人生にとって特に大きな意味を持ちます。これからの人生を左右する大きな意味を持つのは、その人が前世からつながっているツインレイである可能性があるからです。
ツインレイは、この世に生まれる際に別れてしまった魂の片割れであり、再び魂を統合させるための出会いを求めています。ツインレイとは固い絆で結ばれているため、人生のターニングポイントで再び出会うのは偶然ではありません。ツインレイとの出会いは衝撃的であり、初対面でのインパクトが強いのが特徴です。
ツインレイは基本的に男女の対になっているため、出会ったならば、恋愛や結婚に発展する可能性が高いです。
今まで好きだった人がどうでもよくなるのは、運命の人と出会うためのシナリオであるとも考えられます。
好きな人がどうでもよくなったことが運命の出会いを引き寄せる
それまで熱烈に好きだった人のことがどうでもよくなるのは偶然ではなく、運命の人と出会うために必要なプロセスです。ここでは、運命の人との出会いを引き寄せるために効果的な方法を紹介しましょう。
出会いの願望をノートに書く
ノートに出会いの願望を書くことで潜在意識とつながることができて、現実の出会いを引き寄せます。ただ思考しただけでは具体化しない願望をノートに文章化することにより、脳内にある本質が明らかになります。
文章に書くことで、頭で考えるだけではモヤモヤしてはっきりしない思考が整理されて具体的になるのも大きなメリットです。ノートに願望を書くことは視覚的に認識してイメージしやすくなります。
使用するノートは特別なものは必要なく、自分で使いやすいノートを選べば大丈夫です。
アファメーションを実践する
アファメーションを実践することも新しい出会いを引き寄せるのに効果的です。アファメーションというのは、自分の内面にある願望を断言、宣言して顕在化させることでリアルに実現するための自己実現法です。
アファメーションの際に重要なのが正確に断言することと、誰が言っているかをはっきりさせることです。そのために自分という主語を明確にして潜在意識に刷り込ませるようにしましょう。
また、自分には無理かもしれないなどとネガティブな気持ちでアフォーメンションすると、潜在意識がその不安を読み取ってネガティブな願望を現実化してしまいます。常にポジティブな気持ちでアフォーメンションを実践するのが理想的な出会いを引き寄せるために必要です。
サークルや習い事に積極的に参加する
サークルや習い事に積極的に参加することも新しい出会いを引き寄せるのに効果的です。趣味などのサークルや習い事には魂レベルが近い人たちが集まりやすいので、意気投合できる相手と出会える可能性もあります。
魂の片割れであり、運命の人であるツインレイと出会えるかもしれません。出会いを引き寄せるためには、自分と趣味や興味が似ているタイプの人たちが集まる場所に行くのが近道です。
友人の紹介を活用する
友人の紹介を活用するのも、新しい出会いを引き寄せるのに効果的です。知り合いの知り合いを辿っていくと、意外な人とのご縁があったりします。それだけ世間は狭いとも言えますが、自分に必要なご縁は案外身近に存在していることの証明にもなっています。
自分のことを良く知っている友人であれば、相性などを考慮して紹介してくれる可能性が高いです。本当の友人であるほど、相手のことを考えて親身になって紹介してくれますから、有意義な出会いにつながるでしょう。
出会いを見逃さずに積極的に行動する
人生とは不思議なもので、意外な場所で運命の出会いを果たすことが少なくありません。旅行先で偶然会った人と意気投合して、恋愛関係になったり、結婚まで発展することが珍しくないのを見てもわかるでしょう。
合コンや飲み会に誘われたなら、積極的に参加しましょう。意外な出会いがあるかもしれません。
好きな人がどうでもよくなったことに悩んだ場合の解決策
好きな人がどうでもよくなったことに悩んだときや新しい出会いのために、自分の力ではどうにもならない場合の解決策として効果的なのがスピリチュアルの専門家に鑑定やカウンセリングを依頼することです。
スピリチュアルの専門家であれば、好きな人がどうでもよくなった本当の理由や、これからどうすべきかなどのアドバイスもしてくれます。スピリチュアルの専門家として代表的なものを紹介しましょう。
占い師
占い師は基本的な手相を始めとして、四柱推命や西洋占星術といった命術、タロットなどを使って現状や未来を鑑定するスピリチュアルの専門家です。手相だけ、タロットだけに特化した占い師もいますが、それらの占術に加えて、四柱推命や西洋占星術などを駆使して鑑定する占い師が多いです。
占い師が最もよく使用するタロット占いは相談者が知りたいことをピンポイントで当てるのに効果的な一方で、最長でも半年までの未来までしか当てられません。これに対して、四柱推命や西洋占星術などの命術は相談者を長いスパンで鑑定することができ、人生全体の運勢まで鑑定可能です。
よく当たる占い師はタロットと四柱推命や西洋占星術などを組み合わせて、的確なアドバイスをしてくれます。
霊能者
相談者の潜在意識や魂にコンタクトしたり、守護霊などの目に見えない高次元の存在と交信できる特殊能力を持つのが霊能者です。後天的な修行で能力が開花することもありますが、基本的にはもともと生まれ持った才能によるものであり、普通の人間が努力して手に入れられる能力ではありません。
好きな人がどうでもよくなった理由やこれからどうすべきかなどの質問だけでなく、もっと大きな霊障やお祓いなどにも対応できる霊能者もいます。占い師のようにタロットなどの道具を使うことなく、目に見えない存在とコンタクトして知りたいことを聞き出すのも霊能者の特徴です。
スピリチュアルカウンセラー
スピリチュアルカウンセラーも霊能力を使う点では霊能者と共通しているものの、霊能者のように視えた事実を伝えるだけではなく、カウンセリングで相談者が進むべき方向性をしっかりと伝えてくれます。
守護霊や天使などの高次元の存在とも交信できるのはもちろん、相談者に寄り添ったアドバイスの両方ができる点で、霊能者と心理カウンセラーを掛け合わせたような存在です。
スピリチュアルな能力を使ったアドバイスは相談者が自分で答えを出せるように導きます。悩みを解決するのを始めとして、精神的な安らぎや癒しを与える存在としても定評があり、多くの相談者を救っています。
スピリチュアルカウンセラーとして活動するために資格が必要なわけではありませんが、民間の協会が認定している資格を持っているカウンセラーは実力についての信用度も高いと言われています。
スピリチュアル専門家を選び方
スピリチュアル専門家とは言っても、ピンからキリです。国家資格が必要なわけではないので、玉石混交なのが実情です。ここでは、失敗しないスピリチュアル専門家の選び方を紹介しましょう。
実力で選ぶ
占い師、霊能者、スピリチュアルカウンセラーのいずれの専門家にしても、実力で選ぶのが確実です。これらのスピリチュアル専門家がどれぐらい実力があるかは個人差が大きく、事前によく調べる必要があります。
鑑定を実際に受けた人に話を聞くのがわかりやすいですが、実際には難しいでしょうから、口コミで調べるのが現実的でしょう。口コミは鑑定を受けた人たちの体験談ですから、調べてみる価値があります。
口コミのすべてが信用できるわけではないものの、スピリチュアル専門家の実力の判断の参考になるでしょう。
人気で選ぶ
人気と実力が比例するとは限りませんが、人気あるということはそれだけ多くの相談者から支持されている証明です。何の理由もなく人気が出ることがないのはスピリチュアルに限らず、どこの世界でも同じです。
広告による大々的な宣伝で一時的に相談者が増えたとしても、実力や人柄が伴わなければ、人気は続きません。
人気が高いことは優秀なスピリチュアル専門家としてのバロメーターになります。
相性で選ぶ
どんなに実力があるスピリチュアル専門家でも、相談者との相性が悪ければ実力を発揮することができません。
相談者の方にしても、相性が悪いスピリチュアル専門家に相談しても、悩みの解決にならないでしょう。相性の良し悪しは実際に鑑定を受けてみないとわからない面もありますが、公式サイトやブログ、口コミなどでもある程度は判断できます。気になるスピリチュアル専門家がいたら、できるだけ調査してみるのがおすすめです。
もしも、実際に鑑定やカウンセリングを受けてみて、相性が良くないと感じたならリピートするのはやめておくのが正解です。それとは逆に、相性が良かったなら、長く付き合える先生である可能性が高いでしょう。
料金が適正かどうかで選ぶ
専門家の鑑定やカウンセリングを受ける以上、ある程度の料金がかかるのは当然ですが、その料金が法外な場合は注意が必要です。スピリチュアル専門家の料金の相場は1時間で1万円から2万円を基準に考えましょう。
知名度や人気、実力などの条件によって料金に違いがあるものの、1回の鑑定やカウンセリングで法外な金額を請求されるようなら問題です。良く知られた大手の占い館やスピリチュアルサロンならば、料金体系がはっきり決まっていて公表されていますから、それほど心配はありません。
しかし、フリーで鑑定している占い師やスピリチュアルカウンセラーの場合は、料金がどれほどかを公式サイトやブログなどで確認しておきましょう。特に霊能者の場合、最初は安い鑑定料金から始めても、有名になると、非常に高額な鑑定料金を請求してくる場合があるので注意が必要です。
対面以外の方法で鑑定してもらえるかで選ぶ
対面鑑定だけでなく、電話鑑定やメール鑑定などにも対応しているかで選ぶのもおすすめです。直接、対面鑑定を受けるのが理想ですが、地理的に遠方だったり、仕事などで時間が取れない場合には事実上受けられません。
電話鑑定であれば、日本全国どころか外国からでも鑑定を受けられて地理的な不利を解消してくれます。メール鑑定であれば、さらに時間的な制約もないことに加えて、鑑定の文章を後から読み返せるメリットもあります。
高額な商品を売りつける人は避ける
高額な商品を売りつけようとする人も要注意です。占い師や霊能者が壺などを買わないと不幸になるとでも言い出したら、霊感商法に近いですから逃げた方がいいです。そのような占い師や霊能者は実力的にも大したことがないので、鑑定を受ける価値もありません。
スピリチュアル専門家というのは、お金を稼ぐのが目的になってはいけない仕事です。人助けすることが目的で始めても、人気が出て、お金儲けに走る人もいます。そのような人をしっかり見極めるようにしましょう。
不安ばかり煽って依存させる人は避ける
スピリチュアル専門家の中には、不安ばかり煽って依存させようとする人もいます。専門家に不安になることを言われれば、多くの相談者は問題を解決してもらうために何度もリピートしてくれるからです。
しかし、不安につけ込んだ手口に騙されて何度も鑑定やカウンセリングを受けても、いつまでも不安を煽られるだけで何も解決しません。依存させようとする人はどこまでも依存させますから、注意が必要です。
もちろん、相談者のために不安になることをあえて言わなければならないこともありますが、信頼できる専門家はできるだけネガティブな言い方を避けるものです。この人は依存させようとしているなと感じたら、リピートするのはやめて、それ以上の鑑定を受けないようにした方がいいでしょう。
まとめ
好きな人のことはいつまでも同じように好きでいられると思いがちですが、現実には、好きな人がどうでもよくなることが少なくありません。熱烈に好きだった人のことがどうでもよくなるスピリチュアルな理由としては、運命の人ではなかったから、自分の魂が成長したから、波動の相性が合わなくなったなどが考えられます。
いくら好きな相手であっても、つき合っていれば欠点も見えてきます。以前ほどのときめきを感じられなくなることもあるでしょう。それらの状況が積み重なって、どうでもよくなる可能性があります。
好きな人がどうでもよくなったときのスピリチュアルな対処法としては、好きな人以外にも目を向けてみたり、恋愛以外のことに打ち込んでみる、相手の短所よりも長所に目を向けてみるなどがあります。
これらの対処法を実行してみても解決しない場合もありますし、好きな人がどうでもよくなったことが運命の人との出会いを引き寄せる可能性もあります。そのような場合でも、好きだった人との出会いに意味がなかったということにはなりません。その人との出会いによって、多くの学びが得られるからです。
好きな人がどうでもよくなったことに悩んだときには、スピリチュアル専門家のカウンセリングや鑑定を受けてみるのが解決策になることが多いです。スピリチュアルの専門家を選ぶ際には、実力や人気、相性の良し悪しで選ぶのがおすすめです。不安ばかり煽って依存させるタイプの専門家は避けるようにしましょう。
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