恋愛では、付き合っている相手がいても、他に好きな人ができることがありますよね…。
他に好きな人ができた側も、相手から「他に好きな人ができた」と言われた側も、最低な行為としてショックを受けたり悩んだりすることが多いでしょう。
どちらの立場になっても、どう気持ちに整理をつければ良いのかわからなくなることもあるはずです。
そこで今回は、カップルで他に好きな人ができたときの心理と対処法を深掘りしていきます。
恋愛は、自分の気持ちであっても思う通りにいかないことがあるでしょう。
だからこそ、お互いに相手の心理を知ることは大切であり、正しい対処法をとるためのヒントにもなるはずです。
他に好きな人ができたときも、そして相手から「他に好きな人ができた」と告げられたときも対処ができるように、記事を参考にしてみてください。
「他に好きな人ができた」は最低じゃない!?人間なら誰にでも起こりうる現象
付き合っている相手がいるのに、他に好きな人ができたことは、最低な行為に感じますよね。
でも実は、どれだけ相手のことを好きだと思っていても、人が恋をする限り、他に好きな人ができる可能性は非常に高いのです。
なぜなら人間の脳は、基本的に一人の相手に対して3年で恋愛のときめきがなくなるようにできているからです。
気持ち的にはときめきでドキドキすることはメリットが多いですが、身体的にドキドキすることは、それだけ心臓に負担をかけることになります。
緊張しやすかったり、些細なことでびっくりしたりする人は脈拍が速く、心臓が鳴るペースも多くなりるでしょう。
それは恋愛でも同じで、相手にときめくほど脈拍は上がって心音も回数が上がっていきます。
これが永遠に続くとなると、身体の死期を早めることに繋がってしまうのです。
そのため人間の脳は、自分を守るためにどんなに相手を好きになっても、3年でときめきがなくなるようにできていると言われているのです。
カップルが3ヶ月や3年など、3に由来する数字でマンネリ化しやすくなったり別れの危機に陥ったりするのは、そういった脳の仕組みが理由の一つになっていることもあるでしょう。
3年で相手へのときめきが消えてしまえば、別の相手に目がいくのは仕方がないことなのです。
他に好きな人ができてしまうのは、人間なら誰にでも起こりうる現象です。
「他に好きな人ができた」側の気持ち
ここからは、他に好きな人ができた側の気持ちを解説していきます。
付き合っている相手が、他で好きな人ができてしまうと心に大きな傷を負いますよね。
そのためどうしても、「最低だ!」と相手を責めたい気持ちが出てくるでしょう。
ただ、他に好きな人ができた側がどんな心理状態に陥っているかは、知っておくべきかもしれません。
他に好きな人ができた側も、気持ちとしては苦しんでいる可能性が高いからです。
罪悪感が大きい
他に好きな人ができたときは、付き合っている相手に対して罪悪感を持ちます。
相手を裏切っているとハッキリとわかるため、自分を責める気持ちになるでしょう。
人によっては誠実ではない自分に失望するなど、自信を失うことも多いです。
相手がいるのに他の人を好きになってしまうのは最低なことだと自覚しているため、悩ましい心理に陥ることがほとんどです。
でも好きな気持ちを止めることはできない
他に好きな人ができたとき、多くはその気持ちをなかったことにしようとするかもしれません。
他に好きな人ができたことは、最低なことだと思っているからです。
できるなら、相手に隠したまま恋心を終わらせようとするでしょう。
しかし、好きになってはいけないと思えば思うほど、気持ちは強くなることが多いです。
そのため、付き合っている相手よりも好きな気持ちは大きくなり、自分でも止めることができなくなってしまうでしょう。
恋する気持ちが深くなれば、人は空回りした行動をすることが増えてきますよね。
結果的に、他に好きな人ができたことがバレてしまったり、自分の気持ちが我慢できずにありのままに行動してしまったりと、望んでいないのに付き合っている相手を傷つけることになるのです。
正直に言って別れようか迷う
他に好きな人ができたとき、正直に付き合っている相手に言うべきか迷うことも多いでしょう。
好きになって付き合った相手だからこそ、嘘をつきたくない心理を持つこともあるからです。
他に好きな人ができたという最低な気持ちを持ってしまったからこそ、付き合っている相手に少しでも誠実な気持ちで向き合いたいと思います。
ただ、他に好きな人ができたと言うときは、そのまま別れ話に発展することがほとんどでしょう。
そのため相手を傷つけることを恐れて、言うことができずに悩んでしまうことがあるのです。
「他に好きな人ができた」と振られた側の気持ち
「他に好きな人ができた」と言われることは、実質振られることになりますよね…。
悲しみや怒りなど、相手に対して複雑な感情が入り混じることも多いでしょう。
人間なので、気持ちが変わることがあると頭では理解していても、他に好きな人ができたことは、浮気されたことのように感じてしまうからです。
ここからは、「他に好きな人ができた」と振られた側の気持ちを深掘りしていきます。
感情の整理がつかないときほど、自分が何を一番強く感じているのかをハッキリさせることで、気持ちが落ち着くことがあります。
他に好きな人ができたと言われたとき、自分がどう感じているのかを知っておきましょう。
自分を否定されたと感じて悲しい
他に好きな人ができたと振られたとき、真っ先にくる感情は悲しみです。
ただ、好きな人から裏切られたと感じるために、傷ついて悲しくなったと心理的に勘違いしやすいので注意しなければいけないでしょう。
他に好きな人ができたと言われて悲しいのは、自分を否定されたように感じているからです。
人には他人と自分を比べる競争心や闘争心があり、どんな場面でも無意識に気にしてしまっていることが多いです。
失恋の場合は、他の異性よりも自分が劣っていると感じて、悲しみが強くなっているのです。
他に好きな人ができたと言われて悲しい気持ちになったときは、どうして自分が悲しんでいるのかを正しく読み解いていないと、気持ちを引きずりやすくなってしまいます。
悲しみの波が引いてくれないときこそ、深層心理まで一歩踏み込んでみることが大事かもしれません。
浮気されたと怒りが湧いてくる
他に好きな人ができたと振られたとき、悲しみよりも怒りが湧いてくることがあるかもしれません。
もしくは、悲しみの後に怒りの感情がやってくることもあるでしょう。
でも実は、相手に対して怒りの感情が出てくることは悪いことではありません。
怒りとは、自分のために湧いてくる感情であり、相手と向き合ったり、前に進んだりするためのきっかけになってくれるからです。
例えば、悲しみの感情を相手にぶつけようとは思わないでしょう。
一人で悲しみに浸って泣くことが多くなり、憔悴する傾向が高くなります。
しかし怒りは、相手に「浮気者!」「最低!」などと罵倒したい気持ちが強くなるため、エネルギーは憔悴することなく、逆に高くなるはずです。
また、相手を罵倒するのは自分の気持ちを伝えたい思いがあるからで、自分の価値を大切に守ろうとしているからですよね。
思いのままに相手にぶつかることが良いことではありませんが、怒りの気持ちが湧いてくると、失恋からの立ち直りも早くなるでしょう。
嘘でもいいから言わないで欲しかった
他に好きな人ができたと振られた側は、嘘でもいいから言わないで欲しかったと思うこともああります。
他に好きな人ができた側は、せめてもの誠実さとして正直に言おうとしますが、言われた側がそれを望んでいるとは限りません。
他の人を選んだことを告げられるくらいなら、違う理由で別れを告げて欲しかったと感じる心理は、意外と多いでしょう。
それほど、他に好きな人ができた理由で振られることは、心に大きな傷やトラウマを残す出来事に繋がってしまうのです。
お互いに理解し合うためのポイント
カップルで他に好きな人ができたとき、お互いに気持ちを理解し合うのは難しいことですよね。
しかし、どちらかに他に好きな人ができた以上、付き合いを続けることは不可能でしょう。
二人の関係性にケリをつけるためにも、どうにか意見を擦り合わせていかなければいけないのです。
お互いに気持ちを少しでも理解するためには、どんなポイントを意識するべきなのか解説していきます。
他に好きな人ができたことで別れるときは、どうしても揉めることになりますが、できるだけ関係を拗らせないためにも、チェックしてみてください。
元々人はわかり合えないことを確認する
他に好きな人ができた側と、他に好きな人ができたと振られる側は、永遠にわかり合うことはできないですよね。
しかし、カップルであっても、人と人が気持ちをピッタリと理解し合うことは元々難しいことなのです。
人と人はわかり合えないからこそ、相手の気持ちを認めることが大切ですが、多くの人がそのことを忘れがちになります。
特に恋愛では、付き合うときに自分達が同じ気持ちだと確認し合うために、相手との境界線を見失ってしまうことがあるでしょう。
最初から理解できない相手だったとわかっていれば、相手が他に好きな人ができたとしても、また他に好きな人ができたことを相手が受け入れてくれなくても、そこまで悩むことはありません。
わかってもらえなくても、前に進んでいくしかないと気づくことができるからです。
相手を気遣う姿勢を忘れない
他に好きな人ができたことで別れるときは、相手を気遣う姿勢を忘れないようにしましょう。
特に、他に好きな人ができたと言われる側は、逆上しやすくなるため注意が必要です。
他に好きな人ができた行為を最低だと思っても、それを言ったところで相手の気持ちが元に戻ることはありません。
むしろ、罵ってくるあなたへの印象は悪くなってしまうでしょう。
別れ話になったときは、カップルとしてではなく、一人の人間として相手と向き合うことを意識するとその後自分に対して後悔をすることが少なくなります。
自分の気持ちを押し付けない
他に好きな人ができたときは、自分の気持ちを押し付けないことが大切です。
他に好きな人ができると、どうしてもそちらばかりに思いが強くなってしまい、今まで付き合ってくれた相手を蔑ろに感じがちになるでしょう。
他に好きな人ができることは、恋愛では誰にでも起こりうることだとしても、相手を傷つけていることに変わりはありません。
相手の気持ちが落ち着くまで待つことが、別れを拗らせないポイントです。
また、他に好きな人ができたと言われた側も、相手の気持ちを受け入れない姿勢をとるのはやめましょう。
最低な行為だと思ったとしても、すでに好きな気持ちが動いてしまっていれば、どうしようもないからです。
相手に罪悪感がないわけではありませんよね。
悩んだ末に告白してきたことをわかって、自分の気持ちばかりを押し付けないようにしましょう。
おわりに
他に好きな人ができたときは、どちら側に立っても「最低だ…」と思う気持ちが出てくるかもしれません。
しかし、恋愛で気持ちが変化することは自然なことで、自分でコントロールすることはできないのです。
だからこそ、対処法は知っておくべきかもしれません。
ただ、どうしても気持ちの整理がつかないときは、周りを頼ってみるのも方法です。
彼を傷つけない別れ方に迷ったり、他に好きな人ができたと振られたときは電話占いで相談しよう
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