好きな人と別れるときは、どんな別れ方でも傷つくことになりますよね。
別れ方によっては、ひどく傷つけられてトラウマになることだってあるでしょう。
だからこそ、別れ方でその人の価値がわかるときがあります。
今回はそんな、人としての価値が低い別れ方を深掘りしていきます。
人としての価値を上げる別れ方も一緒に解説していくので、チェックしてみてください。
もしもひどい別れ方をされたのであれば、相手は付き合いを続けるほどの価値がなかったとわかるでしょう。
また、自分もそんな人間になってしまわないように注意しましょう。
「別れ」という人生でも大きな出来事だからこそ、人としての価値を失わないようにしなければいけません。
「別れ方で人の価値がわかります」の理由
別れ方で人の価値がわかるのは、どうしてでしょうか。
二人の関係性によって別れ方は違ってきますが、多くの人は誰と付き合っても同じ別れ方をする人がほとんどです。
なぜなら、別れ方にはその人のパーソナリティが出るからです。
ここからは、別れ方で人の価値がわかる理由を解説していきます。
どんな別れ方でも相手を傷つけることになるから
どんな別れ方でも、お互いが傷つくことになるのは変わりませんよね。
別れを切り出された側はもちろん、別れを言う側も心にダメージを負っています。
だからこそ、別れるときに相手のことをどれくらい気遣えるかで、その人が本当に優しい人なのかどうかがわかるでしょう。
別れ方で人の価値がわかるのは、相手を傷つけるとわかっている中の振る舞いに、その人の本質が出るからです。
相手の傷が深くなるような別れ方をする場合は、人としての価値が低いと言えるでしょう。
別れるときは気持ちに余裕がなくなるから
別れるときは、自分の気持ちに余裕がなくなっていることが多いです。
別れを言われた側はショックで、相手のことなど気遣えなくなっているでしょう。
また、別れを言う側も、これまでの不満が溜まっていたり他の誰かに好意が向いていたりするために、相手を思う気持ちはなくなっているでしょう。
人は、気持ちに余裕がなくなったときこそ、本性があらわれるものですよね。
気持ちに余裕がなくても相手のことを思いやることができたら、それは本物の優しさで、心からその人が良い人間である証拠になります。
自分のことしか考えられずに相手を傷つてけてしまう人は、今後付き合っていてもいざというときには自分を優先する人でしょう。
別れを決めるのは自分本位だから
カップルが別れるとき、「別れたい」と同じ気持ちになることはほとんどありません。
別れたい側と別れたくない側に意見が分かれるために、揉めることになります。
しかしどちらにせよ、自分の意見を押し付けていることには違いないでしょう。
別れを決めるのは自分本位です。
自分の意見に相手を合わせようとしている行動をどれだけ強引にとるかで、その人の本質は見えてくるでしょう。
人の価値が低い別れ方6つ
ここからは、人の価値が低い別れ方を紹介していきます。
別れを引きずっていたとしても、相手の価値が低かったと別れば、気持ちは前を向けるかもしれません。
ひどい別れ方ほど未練が残るものですが、相手は人としての価値が低いことを知っておきましょう。
自然消滅で別れようとする
自然消滅とは、相手に別れを告げずに連絡が取れなくなる別れ方です。
相手は別れに納得できずに、未練を残しやすくなるデメリットもあります。
メリットは、別れを直接言わないことで相手から責められずにすむので、自分が傷つかないことでしょう。
相手よりも自分の気持ちを優先させている別れ方であるため、人としての価値が低いことがわかります。
一方的に別れを告げる
別れたいと言ったきり連絡が取れなくなるなど一方的に別れを告げる別れ方も、人としての価値が低い別れ方の一つでしょう。
別れとは一方の愛情がなくなってしまえば成立するものですが、相手が納得していないのに自分の気持ちだけを押し付けて別れるのは、思いやりがあるとは言えません。
この先関わりがなくなる相手であっても、自分の気持ちだけを伝えて相手の気持ちを聞かないのは、人としての礼儀がないですよね。
恋人である前に、人としてのコミュニケーションさえとれなくなっているのであれば、人の価値は低いと言えるでしょう。
相手のせいにして別れようとする
別れるときに相手のせいにして別れようとするのも、人としての価値が低い別れ方と言えます。
相手の不満を理由に別れたいと言ってくるのは、自分が相手を傷つけることを正当化したいからです。
自分は一切悪くないと庇護するように別れるのは、自己中心的でしょう。
別れを恋人から告げられると、自分を否定されたような気持ちになるものです。
そこに加えて不満を言われてしまえば、ますます落ち込んでしまうでしょう。
そうなるとわかっていて、相手を責めるように別れを告げてくる相手なら、人としての価値は低いため別れて正解かもしれません。
別れたのに変わらず連絡してくる
別れたにも関わらず、今までと変わらず連絡してくる相手も、人としての価値が低い別れ方でしょう。
これは、別れを言った側でも言われた側がとった行動だとしても、人の価値が低いと言えるので注意が必要です。
別れを言った側が変わらずに連絡をすれば、別れを言われた側は別れを実感できずに未練が残ってしまうでしょう。
一見、別れても良い関係でいようといった思いやりに見えますが、本音は自分がひどい人間だと思われたくない、ナルシスト的な気持ちが隠れています。
また、別れを言われた側が今までのように変わらず連絡をしていれば、別れを言った側は別れたい気持ちが伝わっていないと悩んでしまうでしょう。
関係を変えたいと感じて、別れを切り出したはずだからです。
どちら側の行動だとしても、相手の気持ちよりも自分の気持ちを優先していることに変わりはありません。
人の気持ちを思いやれない人間は、人としての価値が低いのです。
いつまでも別れを受け入れようとしない
別れを切り出す側と切り出された側では、どうしても切り出された側が可哀想に見えて、別れを切り出した側が人としての価値が低いと感じますよね。
しかし、いつまでも別れを受け入れようとしない姿勢は、自分の気持ちしか考えていないことのあらわれになります。
相手から別れを切り出されたということは、今までに何かしらの問題が二人の関係にあり、相手が不満を持っていたと考えられますよね。
つまり別れは、相手だけでなく自分にも非があるのです。
自分の悪い部分を認めずに、相手の意見を拒み続けているのは、相手と向き合っていないとも言えます。
自分を憐れんで気持ちを押し通そうとする別れ方も、人としての価値は低いでしょう。
泣いたり怒ったりして別れを拒む
別れ際に、泣いたり怒ったりして別れを拒むのも、人の価値が低い別れ方です。
「泣く」「怒る」といった負の感情を相手にぶつけるのは、人として失礼に当たる行為ですよね。
感情が剥き出しになってしまえば、相手と向き合って話すことはできなくなるからです。
また、感情が昂った相手には自分の気持ちが言えなくなってしまい、相手の意見を受け入れるしかなくなるでしょう。
もちろん、泣いたり怒ったりするのは、それだけショックが大きかったからです。
しかし、だからと言って自分の感情だけをその場で出して、相手の感情を無視するのは卑怯だとも言えるでしょう。
別れに傷ついて泣いたり怒ったりしている姿は可哀想に見えますが、相手の気持ちを考えていないため、実は人としての価値は低い別れ方なのです。
人の価値を上げる別れ方3つ
ここからは、人の価値を上げる別れ方を解説していきます。
人の価値が低い別れ方をして一番に損をするのは、相手ではなく自分自身です。
人としての価値が低いままだと、自身が気づいていないだけで周りからは白い目で見られますし、人が寄り付かなくなるデメリットがあります。
別れることになったとしても、自分の魅力を下げないためには、人の価値を上げる別れ方を意識しておきましょう。
はっきりと別れたいことを話す
別れ話を自分から切り出すときは、別れたいことをはっきりと話しましょう。
相手を傷つけるとわかっていると、別れ話はしにくいものです。
また、別れたいと言ったときの相手の悲しい表情を見ると、可哀想に思えて別れたい気持ちが揺れるかもしれません。
しかし、ここで別れたい気持ちがどっちつかずのように話してしまう方が、より深く相手を傷つけることになります。
相手が次の恋に早く進めるように、未練ができるだけ残らない方法で別れようと考えることが、人としての価値を上げていきます。
相手が別れを受け入れるまで待つ
別れ話をしたとき、相手がすんなりと受け入れてくれるとは限りませんよね。
自分自身はずっと別れを考えていて、覚悟が決まっていたとしても、相手にとっては急に聞いた話です。
現実を受け入れられずに、別れることを承諾できない場合が多いでしょう。
しかし、ここで自分は別れを告げたからと、勝手に別れを決めてしまうのは「自分さえ良ければそれでいい」というセルフィッシュな考え方です。
人としての価値は低いでしょう。
別れを切り出すときは、相手が別れを納得するまで辛抱強く待つことが、人の価値を上げる別れ方です。
もちろん、時間がかかるかもしれません。
しかし人として誠実であるには、相手の気持ちを納得させることが必要なのです。
それをきちんとできるのが、一人の人間として価値が高い人なのでしょう。
別れはあっさりと受け入れる
別れを言われたとき、まず最初に「別れたくない!」と感じることが多いですよね。
別れの理由を聞いたとしても、納得できないことがほとんどでしょう。
しかし、そこでいつまでも別れを受け入れないのは、相手の気持ちを無視していることになります。
人として思いやりがあるのであれば、自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先しましょう。
相手のことを諦められない気持ちがあって良いので、一旦は相手の希望を聞き入れるのが、人の価値が高い別れ方です。
相手も自分の気持ちをわかってくれたと感じれば、それまでの不満があったとしても好感度がグッと高くなります。
復縁の成功率も別れ方で大きく変わってきます。
別れを告げられたときは目の前が真っ暗になり、何も考えられなくなるかもしれません。
それでも相手のことを考える気持ちを持てる人が、その後復縁したり、もっと素晴らしい恋に出会うことができたりします。
おわりに
辛い別れを経験すると、相手に気持ちが残ってしまいがちになりますよね。
でもよくよく考えてみると、実は相手はそこまで思う価値のなかった人間かもしれません。
ひどい別れ方をする相手は、自分のことしか考えていないために、付き合いを続けていても幸せにはなれなかったからです。
恋人との別れを引きずっているときは、相手の別れ方を考えてみましょう。
そもそも、未練を残すような別れ方をする相手は、自分にとって価値の低い人なのです。
また、自分も人の価値が低い振る舞いをしていないかどうか、振り返ってみることも大切です。
幸せになれる出会いを引き寄せるためにも、人としての価値をまずは上げていきましょう。
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