付き合いが長くなると彼氏の欠点に目が向いては、喧嘩してしまったり言いすぎてしまったり傷つけられた際、絶対に謝らない男性っていますよね。
なんだかんだ言い訳をしては絶対に謝ろうとはしないため、そうした相手を彼氏にしていると不満が溜まってさらにイライラしては、大きな喧嘩に発展してしまうことも少なくありません。
そのため、これから先も一緒にいることが想像できずに「別れた方がいいのかな……」と、頭を悩ませている女性も多いのではないでしょうか。
この記事では、謝らない彼氏の心理や対処法をご紹介します。
なかなか謝らない彼氏に疲れた……
喧嘩をしたときや傷つけるようなことを言ってしまったとき「ごめんね」という言葉が当然出てくるもの。
ですが、プライドの高さであったり優位に立ちたいことであったり、負けを認めたくないといった理由から謝らない男性も少なくありません。
そのため、このような男性が彼氏だと傷つけられる言葉を投げかけられたとしても、彼との仲を壊さないように自分の感情を抑え込むことも多く、一向に謝らない彼にイライラしてしまうでしょう。
また、ごめんと言えない男性は元々誰かに向けて謝る習慣がないため、いけないことをしても笑って許してくれていると思っている人もいます。
ゆえに「こういうときは謝らなければいけない」というタイミングがわからないため、謝罪の言葉が出てこないこともあるのかもしれません。
謝らない彼氏の心理4つ
たとえばデートに遅刻されたり約束を破られたりした際「ごめんね」と、なにか謝罪の一言があれば「今日はもういいよ」と、女性もイライラを引きずることはないでしょう。
ですが、謝らない男性は責めると謝罪よりも先に「仕方ないじゃんっ」などと、言い訳の言葉が出てくるため、それほど怒っていなかったとしても男性の言い訳に逆上してしまう女性も少なくありません。
まずは、ごめんが言えない彼の心理について解説します。
謝ったら負けだと思っている
彼はプライドの高さゆえにあなたより優位に立ちたいという気持ちがあるため、謝ったら負けだと思っているのかもしれません。
男性はオスの本能として闘争心が根強く残っているため「弱さを見せてはいけない」「相手よりも優位でなければ」といった想いを抱いているのです。
特に他人に怒られたり非難されることをとても嫌っており、プライドを守るために簡単には謝りたくないと頑なになっています。
そのため、自分のプライドを守れるのであれば、どれほど自分が悪かったとしても、絶対に謝ることはしたくないと思っているのでしょう。
彼女が謝ることを待っている
どれほど好き同士であったとしても長く一緒にいると、些細なことで喧嘩や言い合いが増えてしまうものですが、そうしたときにあなたから謝ることを待っているのです。
喧嘩や言い合いに対して「なにも感じていない」「別れることになってもいい」などと思っているのではありません。
ですが、彼には歩み寄ろうという気持ちがないため、どれほど大きな喧嘩をしたとしても謝ることがないのでしょう。
このタイプの彼は、自分から行動を起こしたり相手に寄り添うことが苦手で面倒なので、あなたから謝ってくれることを待っているのです。
また、あなたが尽くしたいタイプの女性であると、なんでもしてあげたり甘やかせてしまったり許してしまうこともあるはず。
そんな2人ゆえに普段からあなたが先に謝ってしまうため、喧嘩をしても謝る必要がないと甘えてしまっているのかもしれません。
謝る必要性を感じない
彼との喧嘩や言い合いが起きたとしても原因をそれほど大きく捉えてはおらず、些細な言い合いと受け取っているため「謝ることではない」などと思っているの可能性もあります。
女性であるとちょっとしたことであっても気まずさであったり罪悪感などをあまり残したくないため、たとえ悪くなかったとしても「この間はごめんね」といって謝ることがあります。
ですが、男性はどうでもいい些細なことだと思い込んでいるところがあるため、自分から謝る必要はないと感じているのでしょう。
性別や性格によって物事の重要レベルであったり、価値観や考え方は当然異なるもの。
そのため、謝らないというよりも彼は「謝る問題ではない」が、正しいのかもしれません。
謝ることに慣れていない
今までの人生で謝ったことがないというわけではないものの、自分の中にあるプライドが邪魔をして謝れなくなっていることもあります。
これまでは自分から謝ることをしなくても、周りが先に気遣って謝ってくれたりしていたのかもしれません。
だからこそ、自分から進んで謝ることには慣れておらず、
- 「どのタイミングで謝ればいいのか」
- 「どんな言葉で謝るべきなのか」
- 「どのような言葉で言い出すことが正解なのか」
- 「彼女を怒らせない言葉とは……」
などといったことが本当にわからず、彼から謝れなくなってしまっているのでしょう。
こうしたタイプの彼は自分から言い出せないだけであり、心の中ではあなたに対して申し訳ない気持ちを抱いているもの。
そのため「こんな言葉に傷ついた」「あんなことされたのが嫌だった」などとわかりやすくきちんと伝えてあげることで、彼も謝れるようになれるはずです。
謝らない彼氏はモラハラの可能性かもしれない?
悪いことをしてしまったときや喧嘩をしたときに自分から謝るようなことはせず謝罪を強要させたり、何日もイライラを引きずっては当たり散らかすこともあるでしょう。
このような振る舞いをする彼は、もしかするとモラハラの可能性があるかもしれません。
あなた自身がモラハラの可能性を気づいているのにもかかわらず「彼が言ってるからその通りにしなきゃ」「彼の言うことがきっと正しい」などと思い込んでいると、本当の正しさがわからなくなり精神的にも不安定さが続いてしまうもの。
早い段階で彼の言動がモラハラだと気づいて自分自身を守るため、彼の振る舞いが当てはまるのかどうかチェックしてみましょう。
- 喧嘩のあとはあなたが謝るまで何日も無視をする
- 彼のおかしな部分を指摘すると逆ギレする
- 意見を否定して非難してくる
- 自分の非を認めようとしない
- 言葉と行動が伴ってない
- あなたよりも優位でいようとする
- 思い通りにならないと逆ギレする
- 育った環境や価値観を否定する
- プライドが高すぎる
- 二面性の性格を持っている
頑なに謝らない彼氏の対処法
まったく謝ろうとしない彼にイライラさせられては「いつも私が謝ってばかり……」と、不満を抱いている人も多いのではないでしょうか。
あまりにも非を認めようとしない彼との関係に未来が見えず、別れを考えてしまう人も少なくないはず。
ここでは、頑なに謝らない彼氏への対処法を解説します。
嫌なこと謝ってほしいことをきちんと伝える
女性が思っているよりも男性は鈍く「気づいてほしいのに……」と、ちょっとしたアピールをしていたとしてもなかなか気づいてはくれません。
だからこそ彼は、あなたが怒っていることであったり喧嘩を大きく受け止めていないことも多く、悪かったという認識がない可能性もあります。
性格によっては我慢しがちな女性も多いものですが、嫌な気持ちになったときには想いを溜め込んでしまわず、
- 「あの言葉は傷つくからやめてほしい」
- 「それは嫌だから謝ってほしい」
- 「これは本当にされたくなかった」
など伝えきれていない気持ちを伝えるようにして、彼に嫌な気持ちを理解させることが大切です。
しっかりと話し合いをする
彼に反省してほしい部分や嫌な気持ちになってしまったことを伝えても理解してもらえず、一向に変わろうとしてくれないのであれば一度しっかりと話し合いをすべきでしょう。
謝ってくれないことが嫌ということをきちんと伝えることはもちろん、
- 謝ってくれない理由
- 悪いことを理解しているのか
- 反省や変わるつもりはないのか
などという2人の問題ではっきりさせたいことに対して隠し事はせず、伝えるだけではなく彼の気持ちも否定せずに受け入れることが大切です。
こうしてきちんと話し合いをすることで彼が抱えていた想いに気づくことができ、反対にあなたの想いも彼に受け止めてもらうことができます。
謝らない彼氏に疲れたときに試してほしいこと
喧嘩をしても謝ることをせず怒っていることに気づかなかったり、気持ちを伝えても理解していないような彼の態度に「もういいや……」と、疲れを感じては期待することをやめてしまうことも多いでしょう。
こうした場合は特にあなたが落ち着いて「どうしたいのか」「この先も一緒にいたいのか」などと、これからのことを考えられるように彼とすこし距離を置いてみることです。
何度話し合いをしても変わらず、寄り添う姿勢を見せてくれないのであれば「なんで怒っているんだろう」「俺は悪くない」と、思っていることが多いもの。
そのため、すこし距離を置いて「これからの人生に必要なのか」ということをしっかりと考え、謝らない彼とこの先も一緒にいることが難しいのであれば、別れも選択のひとつとして考えるべきでしょう。
まとめ
なにがあっても謝ろうとはしない彼に「もういいや……」といって、呆れや期待はしたくないという気持ちから疲れを感じてしまうことも少なくありません。
自分だけが我慢すればうまくいくからといい「彼はこういう人だから仕方ない」と、現状のまま彼を受け入れてしまうとあなた自身の限界が訪れてしまうこともあります。
そのため、自分の気持ちを我慢してまで彼と一緒にいることを選ぶのであれば、まずはしっかりと話し合いで互いに抱く気持ちを知ることが大切です。
彼が抱く想いを知ることで謝らない理由が明確になり「次からはこうしよう!」といった2人だけのルールなどを決めることができ、頑なに謝れなかった彼も言い出せるようになるのではないでしょうか。
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