神社仏閣を参拝したときに、おみくじを引くのは楽しいものです。
皆様は、おみくじが「末吉」だった時には、どのようなことを思いうかべますか?
おみくじの中で末吉は、大吉・中吉・小吉・吉の次にでてくる結果として、多くの人たちに知られています。
おみくじの結果は自分の運勢として考える人が多いかと思われますが、おみくじが「末吉」にもスピリチュアルな意味が込められているといわれています。
この記事では、おみくじが「末吉」だった時のスピリチュアル意味、対処方法やマナーなどをまとめて紹介していきたいと思いますので、おみくじを気軽に楽しみながらも、込められている意味やメッセージを受けとめるようにしてみて下さい。
おみくじが「末吉」だった時のスピリチュアル意味とは?
おみくじの中でも大吉や中吉と比べてしまうと、末吉はどのように捉えたら良いのかわからない運勢のように感じてしまうことがあるかと思われます。
おみくじが「末吉」だった時は、現在の運勢は、良くもなくて幸運とはいえないけれど、将来良い未来が訪れる、これから良い方向へと向かっていく、運気が上昇傾向に向かう可能性があるという、希望が持てるような運勢とされています。
この項目では、おみくじが「末吉」だった時のスピリチュアル意味を紹介したいと思います。
希望をもたらしてくれる
意味の1つめは、希望をもたらしてくれることです。
おみくじが「末吉」だった時に、何かしら達成したい目標や叶えたい夢を持っている場合は、希望をもたらしてくれるといわれています。
おみくじの「末吉」は、前向きに努力していくことが良いとされていますので、何事に対しても焦ることなく取り組んでいくことが重要となります。
神さまからのメッセージである
意味の2つめは、神さまからのメッセージであることです。
おみくじが「末吉」だった時は、現在の状態、未来への見通し、運勢の変化などに関する神さまからのメッセージが込められているといわれています。
おみくじの「末吉」には、時間が経つとともに現在の状態が改善されることや、改善するためのヒントが内容に書かれているとされています。
叶えたい夢や願いごとに向かって行動する
意味の3つめは、叶えたい夢や願いごとに向かって行動することです。
おみくじが「末吉」だった時は、叶えたい夢や願いごとを現実のものとするためには、行動することが大切ですという意味があります。
困難や試練を乗り越えるためには、自分のことを信じるなど前向きな思考が重要となります。
また、おみくじが「末吉」だった時は、身近で起こる偶然の出来事の中にも深いメッセージが込められている可能性がありますので、見逃さないようにすることが大切です。
自分自身が成長し変わる機会である
意味の4つめは、自分自身が成長し変わる機会であることです。
おみくじが「末吉」だった時は、自分自身を見つめ直して、過去に失敗してしまった出来事を乗り越えたり、努力を積み重ねていくことの大切さを意味しています。
自分自身が成長を果たして変わることができれば、望む未来や成功を手に入れることができるといわれています。
おみくじが「末吉」だった時の悪いスピリチュアル意味とは?
おみくじが「末吉」だった時は、今は良い運勢ではないではないとネガティブな方向に考えてしまうこともあります。
この項目では、おみくじが「末吉」だった時の悪いスピリチュアル意味を紹介したいと思います。
人間関係を見直す必要がある
意味の1つめは、人間関係を見直す必要があることです。
おみくじが「末吉」だった時は、家族や友だちなどと深い付き合いができなくなって孤独感を覚えたりなど、人間関係にも悪影響を及ぼすことがあるといわれています。
このときは、人間関係を見直してみて改善をしたり、結びつきを強くするための努力をすることが大切だとされています。
進んでいく方向に迷いがでることがある
意味の2つめは、進んでいく方向に迷いがでることがあることです。
おみくじが「末吉」だった時は、人生においての目的や使命を見失ってしまったり、進んでいく方向に迷いがでたりすることがあるといわれています。
このときは、自分自身と向き合って、心の声に耳を傾け人生の軌道修正をすることが重要となります。
モチベーションが下がっている
意味の3つめは、モチベーションが下がっていることです。
おみくじが「末吉」だった時は、モチベーションが下がってしまい、積極的に行動することができなくなっているという意味があります。
このときは、ヨガや瞑想などをして自分の波動を高めたり、自分に合った方法で心を癒したりする必要があります。
おみくじが「末吉」だった時は、自分が成長する機会が訪れたと捉えて、自分自身と向き合いながら、人生をより良い方向に導くための方法を見つけることが大切です。
おみくじが「末吉」だった時、内容はネガティブなものなのか?
おみくじが「末吉」だった時に、内容は結果とし後から良くなるとはいえ、今は良い運勢ではないではないというネガティブな傾向にあります。
この項目では「末吉」のおみくじにどのような運勢が書かれているのか紹介していきたいと思います。
良くない内容としては、
待ち人=訪れそうな前兆はあるものの、来ることはない
恋愛=今はまだその時ではない
商売=思いがけないところで損をしてしまう
転居=良くない
などがあります。
このような内容を見たときは、凶とあまり変わらないのではないとがっかりしてしまうこともあるかと思われます。
ですが、末吉には末広がりの意味がありますので、希望を持つことが大切です。
後から良くなる内容としては、
縁談=あせることなく待つようにする
待ち人=おそくなったとしても来る
争い事=勝てることはない、争いになるような言動は慎む、時期が来るのを待つ
などがあります。
今すぐに良い方向にいくことはないけれど、あせらずに待てば良くなる可能性があるということになります。
全体的に、しばらく静かにしていたほうが良い、自分の感情は抑える、騒げば破れてしまうという内容が多い傾向にあります。
このときは、努力を積み重ねながら、運気が上昇するのを待つのが良いというアドバイスになるとされています。
おみくじの引き方
皆様は、明確な意図や何かしらの目的を持つことなく、おみくじを引いていませんか?
おみくじは長い間、多くの人たちの願いにアドバイスを与え続けてきたものです。
おみくじを引くときには、神さまからのアドバイスやメッセージをいただくのだという気持ちで引くほうが良いとされています。
この項目では、おみくじの引き方を紹介したいと思いますので、大切にいただくための参考になさってみて下さい。
おみくじの引き方
1.参拝はおみくじを引く前におこなうのが良いとされています。
まずは、神社に参拝をし、神さまに感謝の気持ちを伝えることが大切です。
おみくじを引くときは、今取り組んでいる仕事は成功するのか、恋愛が成就するのかなど、お願いしたいことがある場合は心から願うようにしたり、また、前もって聞きたいことを決めておくのも良いとされています。
2.おみくじを引くときは集中して引くようにします。
また、左手は受ける手とされており、神さまからのアドバイスやメッセージを受け取りやすくなるとされています。
3.引いたおみくじを読みましょう。
おみくじが「末吉」だった場合でも、神さまからのアドバイスやメッセージとして受け止めることが大切です。
おみくじには書かれている内容の結果だけではなく、言葉に深い意味が込められています。
書かれている内容を、現在の自分の状態や、抱えている悩みごとに照らし合わせてみたり、どのように行動したら良いのかを考えることも大切です。
4.おみくじに書かれている内容を3回声にだして読んでみましょう。
このときは、願いごとを叶えるために、おみくじを読みながら将来をイメージすることが大切です。
5.おみくじを神社の木に結ぶか、もしくは持ち帰って大切に保管しましょう。
おみくじを引く時に大切にしたいこと
人はおみくじを引いたときに、書かれている結果ばかりを気にしてしまう傾向にあります。
ですが、おみくじは、書かれている内容に捉われることなく、意味を読み取り、今後の行動の指針にしたり、対処方法を見つけたりすることが大切です。
たとえばですが「大吉」もしくは「大凶」がでた場合でも、陰陽思想によっては、対極にあるものは反対の運勢に転じやすいという考え方もあります。
ただ、大吉がでたとしても変わらずに注意をして行動するようにしたり、大凶がでたとしても物事に対して誠実に対応をしたりするようにすると、運勢がさらに良い方向に変わる場合もあるとされています。
おみくじが「末吉」だった時にあまり良い内容ではなかったとしても、前向きに捉えて行動することが重要となります。
おみくじが「末吉」だった時の対処方法
この項目では、おみくじが「末吉」だった時の対処方法を紹介していきたいと思います。
前向きに考えること
1つめは、前向きに考えることです。
おみくじが「末吉」だった時は、何かしらの問題を乗り越えたり、挑戦したりするときに、前向きに考えることが重要となります。
おみくじの「末吉」は、今の状態が永遠に続くものではないということを示していますので、前向きに考えるようにしてみると、より良い未来へ導かれるといわれています。
ただ、楽観的に考えたり、すぐに良い変化や幸運が訪れることを期待することはやめたほうが良いとされています。
努力を積み重ねていくこと
2つめは、努力を積み重ねていくことです。
おみくじが「末吉」だった時は、毎日努力を積み重ねていくようにすると、望む結果がもたらされる可能性が高いといわれています。
おみくじの「末吉」は、積み重ねた努力は無駄になることはないとされていますが、行動することなく受身の姿勢をとったり、期待しすぎないようにすることが大切だということを示しています。
そのため、目標設定を明確にすることと、努力を積み重ねていくことが大切です。
自己成長するための機会と捉える
3つめは、自己成長するための機会と捉えることです。
おみくじが「末吉」だった時は、自己成長するための機会と捉えて、新しいことに挑戦したり、新たな人間関係を築いたりすることが大切です。
おみくじの「末吉」は、自分自身を改めて見つめ直すことの重要性を示しています。
学びを得て改善していく
4つめは、学びを得て改善していくことです。
おみくじが「末吉」だった時は、考え方や価値観、生活習慣、人間関係など、書かれている内容から学びを得て改善していくようにすると、運勢が上昇したり、人生が好転する可能性があるといわれています。
また、日ごろから感謝の気持ちを持つようにしているか、他の人たちに謙虚な気持ちで接しているかなど、変える必要があると感じた場合は、改善していくことが必要となります。
どのような結果でも受け止める
5つめは、どのような結果でも受け止めることです。
おみくじが「末吉」だった時に、あまり良くない結果がでたとしても気にすることなく、受け止めることが大切です。
書かれている内容からアドバイスや気をつけなければならないことを受け止めて、今後の生き方や言動につなげていくことが重要となります。
おみくじを引いた神社にお礼参りをする
6つめは、おみくじを引いた神社にお礼参りをすることです。
おみくじを引くことを運試しと考える人もいれば、悩みごとを抱えていたり、自分では決められないことがあったりするときなどに引く人もいるとされています。
おみくじが「末吉」だった時でも、悩みごとが解決したり、願いごとが叶った場合は、感謝の気持ちを伝えるために、おみくじを引いた神社にお礼参りをするのが良いとされています。
おみくじのマナーとは?
この項目では、おみくじのマナーについて紹介していきたいと思います。
おみくじを参拝する前に引いても大丈夫なのか?
おみくじは神さまからのメッセージをいただくものですので、まずは、手水でお清めをした後に、二礼二拍手一礼で参拝をしてから、おみくじを引くのが良いとされています。
このようにしておみくじを引くようにすると、より正確なメッセージを受け取ることができるとされています。
また、おみくじを引くときは、日ごろの感謝の気持ちを神さまに伝えたり、聞きたいことや自分の願いごとなどを思いながら引くのが良いとされています。
おみくじに書かれている内容を他の人に見せても大丈夫なのか?
おみくじに書かれている内容を他の人に見せてもまったく問題はないとされています。
逆に、家族や友だちが読んで解釈した言葉が、思わぬヒントを導き出す可能性もあります。
良くない結果がでたときは引き直しても良いのか?
おみくじの結果が自分にとって良くない内容だった場合、引き直したくなることもあるかと思われます。
ただ、おみくじの「末吉」がでたとしても、解釈の仕方によっては良い内容の場合もありますので、おみくじの内容はしっかりと読むことが大切です。
何回もおみくじを引いても良いのか?
おみくじは、神さまからいただくメッセージであり、今の自分に対してのアドバイスが書かれていることが多いため、何回もおみくじを引くことは、基本的に良いこととはいわれておりません。
ただ、おみくじの結果に自分の気持ちが納得できない場合は、おみくじを境内の指定の場所に結んで帰り、日にちをあけてから参拝をしてまた引いてみたり、他の神社に出向いたときに引いてみたりするのも良いとされています。
しかし、最初に引いたおみくじの内容を読み解き、今の自分の状況と照らし合わせてみることが大切です。
引いたおみくじは神社に結ぶものなのか?
引いて内容を読んだ後のおみくじは、神社が指定しているルールに従って結んでも持ち帰ってもどちらでも好きなほうでかまわないといわれていますが、神さまからのメッセージが書かれているおみくじは持ち帰って大切に保存してほしいと、参拝客に呼びかけている神社もありますので、参拝した神社でどのようにしたら良いのかを聞いてみるのが良いとされています。
ただ、おみくじの結果が大凶などひどい内容だった場合は、境内の指定の場所に結んだほうが良い場合もあります。
引いたおみくじを持ち帰る場合は?
おみくじには、神さまからのメッセージや、今の状況に対してのヒントが込められていることから、持ち帰るようにしましょう。
ていねいに小さく折り畳んで、ポーチやお財布の中に入れておけば、お守りとして持ち歩くこともできます。
また、日常生活の中で、悩みごとを抱えたとき、何かしらの変化が訪れたときなどに、おみくじを読み返してみるようにすると、進むべき方向がわかったり、ヒントが見つかる可能性もあるといわれています。
おみくじの保管方法とは?
市販のノートやおみくじ帳を使って貼りつけておくようにすると、いつでも読み返すことができます。
ノートやおみくじ帳に、
・おみくじを引いた日、神社の名前
・このときになぜおみくじを引こうと思ったのか
・神さまに参拝したときにお願いしたこと、聞いたこと
・おみくじを読んだときに感じたこと、気がついたこと
・神さまのお告げの和歌を調べたら意味を書いておく
・その他に忘れてはならないこと
などを書いておくようにすると、読み返したときに、おみくじを引いたときにはこのような悩みごとがあったのだ、悩みごとは解決に向かっているのか、自分の気持ちは当時と変わったのかなど、振り返ることが簡単にできるとされています。
おみくじに期限はあるのか?
おみくじに期限は設けられていないとされていますが、初詣で引いたおみくじは、年内が期限と考えられていますので、新しい年を迎えたら新しく引き直すのが良いとされています。
何かしらの願いごとがあって、願いごとに強いといわれている神社で引いたおみくじは、願いごとが叶うまで、何かしらの進展がみえてきたりするまでは、効力があると考えられていますので、上記で紹介したように大切に保管をして読み返すのが良いとされています。
おみくじを返すときはいつが良いのか?
・初詣で参拝をしたとき
初詣で引いたおみくじは、年内が期限と考えられていますので、初詣で参拝をしたときに新しく引き直し、前の年に引いたおみくじは返すのが良いとされています。
・おみくじに書かれていた内容が実現したとき、願いごとが叶ったとき
おみくじに書かれていた内容が実現したとき、願いごとが叶ったときは、おみくじを引いた神社に返すのが良いとされています。
また、神社に参拝をしたときに、感謝の気持ちを伝えることも重要となります。
他の神社におみくじを返しても良いのか?
持ち帰ったおみくじは、引いた神社に返すのが良いとされています。
神社に設置されている古札入れや古札受付と書かれたところに返すようにしましょう。
ただ、返ししたいという気持ちはあっても、旅行先で引いたおみくじの場合は返すことが難しいこともあります。
このときは、おみくじを引いた神社に郵送で返すことができるかどうか聞いてみるという方法もあります。
どうしても返すことが難しい場合は、おみくじを和紙で包んだり、封筒の中などに粗塩と一緒に入れてから、捨てるのも良いとされています。
おみくじを返すときにどのような方法をとったとしても、感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。
おわりに
今回は、おみくじが「末吉」だった時のスピリチュアル意味、対処方法やマナーなどについて紹介しましたが、いかがでしょうか?
おみくじが「末吉」だった時のスピリチュアル意味には、
・希望をもたらしてくれる
・神さまからのメッセージである
・叶えたい夢や願いごとに向かって行動する
・自分自身が成長し変わる機会である
など、4つの意味があることがわかりました。
おみくじが「末吉」だった時の悪いスピリチュアル意味には、
・人間関係を見直す必要がある
・進んでいく方向に迷いがでることがある
・モチベーションが下がっている
など、3つの意味があることがわかりました。
おみくじが「末吉」だった時は、現在の運勢は、良くもなくて幸運とはいえないけれど、将来良い未来が訪れる、これから良い方向へと向かっていく、運気が上昇傾向に向かう可能性があるという、希望が持てるような運勢とされています。
また、自分自身を成長させる機会でもありますので、困難や試練が訪れたとしても、希望を捨てることなく、前向きに乗り越えていくことが大切です。
おみくじが「末吉」だった時に、自分で読み解いたり、理解をするのは難しい場合があります。
このようなときは、電話占いを利用して、スピリチュアルに特化したプロの占い師に相談することをおすすめします。
電話占いサイトは安心の上場企業運営が多いため、厳しい審査を通過した占い師が多く在籍していますので、ご相談者様の気持ちに寄り添いながら、的確なアドバイスをいただけます。
電話占いでしたら、自分と相性の良い占い師を探して、ご自宅から好きな時間に電話で相談ができますし、無料特典を利用すればお得に鑑定してもらえますので、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
この記事が少しでも、皆様の幸せのお手伝いとなれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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