日々さまざまな色に囲まれて暮らす中で、ある日突然特定の色が気になったことはありませんか?
今回はさまざまな色の中でも、澄み切った空や海に象徴され、涼しさが感じられる水色についてのスピリチュアルな意味や効果的な使い方を解説します。
水色が気になる時や、目につくときのスピリチュアルなテーマも説明するので、自分自身と照らし合わせてみてくださいね。
カラーセラピーにおける水色の意味・効果
水色の種類・似た色
水色は青に光を足し明るくした色で、涼しげで心地よく感じられる寒色の色です。
心と体を落ち着かせ、開放感やリラックス効果を与えてくれます。
世界中で愛されている水色は平安時代から使われ、着物の色としても愛用されてきました。
水色に似た色には和の色である薄浅葱(うすあさぎ)や薄水色、スカイブルーなどがあります。
薄浅葱は浅葱色を薄くした淡い青緑色、薄水色は水色を薄くした淡い青緑色、空色とも言われるスカイブルーは晴れた青空の日のような空の色を表します。
【深層心理】水色が好き・選ぶ人の心理・性格
水色が好きな人は感性が豊かで自己表現を自由にできる人です。
クリエイティブな才能があり、さまざまな方法で自分を表現して心を解放することを望みます。
経験を通して知識をつけ、自分なりに分析して新しいものを生み出す能力がある人でしょう。
多くの人と交流して仲良くなることができます。争いを嫌い、適切な距離感を保ち人とコミュニケーションをとることができるのです。
あまり自分からは積極的には動きませんが、関わる人たちと良い人間関係を作ることができます。
恋愛では才能がある人に惹かれ、特に自分にはない才能の持ち主を尊敬します。自分の能力を高めてくれる相手を選ぶでしょう。
将来の希望を大切にし、夢や幸せな恋愛生活を思い描ける人を好きになります。激しい感情の持ち主よりも、穏やかで優しい人を好むでしょう。
音楽や映画など文化的なものから感性を刺激され、表現力があるのでクリエイティブな仕事や役割を任せられることも多いです。
創造力や企画力があり、多くの新しいアイデアを生み出すことができます。分析能力もあり頭が良いので、会社の経営面でも能力を発揮することができます。
しかし束縛されたり自分に制限を与えられると、自分の能力が発揮できずにストレスが溜まってしまいます。
自分を自由に表現し、評価されることで自分の価値を認識し、輝いていける人です。
水色を身につける効果
色は波長なので、見ているだけでなく身に着けることでもエネルギーを取り入れることができます。
女性が水色を身に着ける効果
水色は青に光を加えた色なので、青の効果に清廉さや純粋さをプラスすることができます。
初めてのデートでは水色を身に着けると、相手にピュアで爽やかな印象を与えることができるでしょう。
また女性らしい優しさや穏やかさ、清潔感を感じることもできます。
多用してしまうと冷たくクールなイメージにもなってしまうので、他の色と組み合わせて使うことがおすすめです。
男が水色を身に着ける効果
水色はコミュニケーション能力を高める色です。また自分の能力をアピールすることもできます。
仕事でクリエイティブなことを任された時や、誰かと協力をしてプロジェクトを進めるときなどは、水色を身に着けることで自分の能力を発揮しつつまわりの人と良い関係を築くことができます。
水色は開放感やリラックス感を与えるので、まわりの人もアイデアを出しやすくなるでしょう。
不安な気持ちや行き詰まりを楽にし、落ち着きや安心感も与えてくれます。
水色のスピリチュアル意味
水色が気になる時のスピリチュアル意味・メッセージ
澄み切った空や海の色である水色は開放感を与え、自分の心を解放したい時に気になります。
心をオープンにして、さまざまな経験をしたい時です。多くの経験や関わった人から刺激を受けることで自分の能力に磨きをかけ、自分の感性を活かした自由な表現ができるようになります。
得た知識から学び、自分なりに分析して新しいものを生み出すのです。
美術館などの感性が刺激される場所へ出かけるのも良いでしょう。
水色は明るい未来へ向かって進んでいく色でもあります。
未来に夢や理想を描いている時にも水色は気になります。自由で開放感が感じられ、自分を表現できる豊かな未来を望んでいます。
相手を尊重し愛することができるので、平等で争いのない平和な未来を実現することができるでしょう。
マイナスの面では束縛されていたり、自分が制限されていると感じているかもしれません。自分の自由を奪われてしまうと感情が不安定になり、ストレスが溜まってしまいます。
ストレスがたまると眠れなくなることもあるので、自分の心が安らぐ時間を過ごしたり、ゆっくりと睡眠を睡眠をとることが大切です。
自分自身を上手く表現できない時にも水色は気になります。自分の中にある豊かな才能やクリエイティブ能力を上手く発揮できていないのです。
自分の表現したものに対して、満足な評価を得られずに不満なのかもしれません。どんなアイデアでも発信し、多くの人に見てもらうことで満足感を感じることができるでしょう。
水色をよく見かける時のスピリチュアル意味・メッセージ
水色をよく見かける時は、潜在意識でその色を強く意識している時です。
水色の洋服や車などをよく見かける時は、クリエイティブな活動をしたい時です。自分の中に眠る何かを表現したいのです。
新しいアイデアを思いつき、自由な発想と持ち前の頭の良さで素晴らしいものを作り出すことができます。
インスピレーション能力も高まっているので、自分の感性が刺激される場所へ行き、さまざまなものに触れるようにしましょう。
自由になりたい時や、旅行などに行きたい時にも水色をよく目にします。好奇心のおもむくまま新しい場所で新しい人に出会い、さまざまな経験をしたいのです。
子どものように無邪気な感情を持ち、純粋な心で楽しむことで気持ちも浄化されるでしょう。
リラックス感や開放感を感じたいと思っている可能性もあります。不安や心配を落ち着かせて気持ちを楽にしたいのです。
まわりの人と良いコミュニケーションを取りたいのかもしれません。心をすっきりさせて安心感を感じることで、柔軟さを取り戻し、向上心があり、夢を描ける自分になれます。
水色のオーブ・光のスピリチュアル意味・メッセージ
オーブとは写真などに写りこむ小さな水滴のような光の球で、肉眼では見ることができずに写真の中だけで確認ができます。スピリチュアル的にはさまざまな魂が写真に写りこんだものです。
水色のオーブは強いスピリチュアルなエネルギーを持ち、全く危険性がないものです。
高次元なエネルギーが流れている場所で現れ、癒しの力があります。
守護霊や見えない存在に守られ、恩恵を受けているので安心しましょう。
また真実を表すサイキックゲートとの繋がりがあるのかもしれません。
近いうちに自分の使命がはっきりする可能性があるでしょう。
水色色のオーラを持つ人
オーラとは身体から発する霊的なエネルギーのことです。
その人の持つ波動とも言うことができます。それぞれの人が発する雰囲気や風格を表しているもので、色や大きさは人それぞれにあり、一人一色ではなく複数の色が重なっている人もいます。
水色のオーラを持つ人は感受性が強く、自由で感情豊かな人です。
コミュニケーション能力が高く、人と争うことを好みません。
愛情深く知性があるので、多くの人を癒し、円滑な人間関係が築けるでしょう。
繊細さも併せ持ち、全ての人の平和や調和を望んでいます。
繊細な面があるので、感情が不安定になったり神経質になることがあります。自分の評価を求めたり、人を気にしすぎてストレスを溜めてしまうこともあるでしょう。
色々な水色の意味
水色とチャクラの関係・意味
チャクラとはサンスクリット語で「車輪」という意味で、生命を司るエネルギーセンサーのことを意味します。
人間には基底部から頭頂部まで七つのチャクラがあり、車輪のようにそれぞれのチャクラが上手く回って活性化していると心身ともに健全な状態であると言われます。
反対にチャクラが部分的に活性化していなければ車輪が上手く回らず、不健全な状態になってしまいます。
各チャクラには色がついていて、基底部は赤、下腹部はオレンジ、胃の部分は黄色、胸は緑、喉は青、眉間はロイヤルブルー、頭頂部は紫が当てはまります。
【水色のチャクラ】第4.5チャクラ 胸と喉の間
水色が対応するチャクラは、ターコイズと同じく胸と喉の間の第4.5チャクラになります。
自分自身の心を表現し、自由になることを意味します。自分の内側を表現することで「自分が何者なのか」を知る手掛かりが得られるでしょう。
また人との心のコミュニケーションも表します。愛情を持って心と心で関わり合い、安心感のある関係を築くのです。
自分一人ではなくまわりの人の気持ちを考えて行動することで、自由で平和な未来を実現することができます。
第4.5チャクラのバランスが崩れてしまうと、自分自身を上手く表現できなくなってしまいます。喉が詰まり、言いたいことが言えなくなってしまうこともあるでしょう。
豊かな感受性と繊細さが強く出て、感情が不安定になってしまうかもしれません。束縛感や不自由さを感じてしまうこともあるでしょう。
水色と陰陽五行・風水の関係・意味
陰陽五行とは東洋医学の中心になる3000年前からの中国の考え方です。
「宇宙の万物は<全て陰と陽の二つのエネルギーで構成されている」という思想で、陰と陽どちらも必要なものと考えられています。
陰の性質はより物質的でゆっくりしていて冷たく、固まるエネルギーがあり、陽の性質はより非物質的で動きがあり、早くて暖かいエネルギーがあります。
この思想は自然の摂理に基づいていて、東洋医学の他にも食事療法、さまざまな自然療法や代替医療と密接な関りを持ちます。
五行説は「万物は木・火・土・金・水の五つの物質に分けられ、それぞれがお互いに影響しあって宇宙が成り立っている」という考え方です。
それぞれの物質には色やテーマがあり、臓器や味にも対応しています。
五行を色に当てはめると、木は青、火は赤、土は黄、金は白、水は黒になります。
水色は五行には対応しませんが、陰陽五行説を基にした風水では「水の気」を持ち、浄化効果が高く悪い運気を取り払ってくれる色です。
南の方向に置くと幸運を呼び込むことができ、東の方向に置くと仕事運や勉強運が上昇します。
水色と四元素思想の関係・意味
四元素思想は古くからのヨーロッパの考え方で「万物は風・火・水・土の四つの元素から成り立っている」という思想です。
古代ローマやギリシア時代からの思想で、近代医学が発達する前には医学のベースにもなっていました。今でもアロマセラピーやハーブ、西洋占星術はこの思想の理論に基づいて考えられています。
各四元素には色やテーマがあり、惑星や星座にも対応しています。四元素に対応する色は風は黄、火は赤、水は青、土は緑(茶)になります。
水色に対応する四元素はありません。
水色と占星術・星座の関係・意味
占星術でも各星座に色が対応しています。
【水色の星座】魚座・支配星 木星
水色が対応する星座は、感性が鋭く、感覚で行動をする魚座です
適応能力が高く、どんな人とでも仲良くなることができます。争いや対立を嫌い、まわりの人みんなが平和であることを望むでしょう。
積極的に行動することはありませんが、まわりの人の感情を察して調和をとることができます。
しかし感性が鋭いので、まわりを気にしすぎたり、自分の言いたいことを我慢してしまい精神的に疲れやすいです。
精神の疲れが体の不調にも繋がってしまうので、ストレスを溜めないようにすることが大切でしょう。
水色とアロマ・精油・エッセンシャルオイルの関係・意味
アロマセラピーとカラーセラピーは関りが深く、対応させることができます。色の持つエネルギーに精油が影響されて、色と同じような作用を持つことがあるのです。
植物の葉や花、精油自身が色を持っているものもあります。
【水色の精油】ジュニパーベリー・サイプレス
ジンの香り付けで有名なジュニパーベリーは、古くから魔除けや宗教儀式で使われてきた植物です。浄化効果が高く、不安や悩みなどを解消してくれる力を持ちます。
心がクリアになり、冷静な判断ができるようになるのです。また心を強くし、自信を持たせてくれる効果もあります。
死と関連付けられ、古くはお葬式やお墓に使われたサイプレスは死と再生を意味し、変化への恐れをなくして新しいスタートをする勇気を与えてくれます。
人生の流れにうまく乗り、楽しむことができるようになるでしょう。
変化に対しての気持ちを安定させてくれます。
水色が対応する精油には、水と同じように浄化をしたり流れに乗るパワーを与えてくれます。よどんだ感情や不安を解決し、心の強さを与えてくれるでしょう。
気持ちが不安定な時や、すっきりとしてうまく流れに乗りたい時は水色の精油を取り入れるのがおすすめです。
水色とパワーストーンの関係・意味
自然の産物であるパワーストーンも色と深く関りがあります。
【水色のパワーストーン】アクアマリン、エンジェライト
アクアマリンは永遠の若さや喜びを象徴し、身に着ける人に若さとパワーを与えてくれます。清らかな気持ちになり人に優しく接することができるようになるでしょう。
幸せな結婚へと導いてくれるとも言われ、女性に人気のパワーストーンです。
祈りの石とも言われるエンジェライトは、スピリチュアルな世界と繋がる手助けをしてくれます。見えない世界を感じたい人や、ヒーラーに絶大な人気があるパワーストーンです。
祈りの石として、恋愛から世界平和まで幅広い愛をもたらしてくれます。
清らかで上品な水色のパワーストーンは女性に人気があります。優しい気持ちになりたい時や、愛情を持ちたい時には、水色のパワーストーンを身に着けてみましょう。
その他の水色の意味や使い方
青系の色は優しく波長が小さいので、筋肉を弛緩させて涼しく感じることができます。同じ温度・湿度の赤い部屋と青い部屋を用意し、目隠しをして一定時間過ごす実験では青い部屋では脈拍や血圧が下がり、涼しく感じる結果が得られました。
体感温度差は3度にもなったようです。
色は波長なので、皮膚を通して感じることができます。暑い夏や熱が出た時などは、青系のファブリックやパジャマを着ることで涼しく過ごすことができるのです。
まとめ
色は飾ったり身に着けるだけではなく、香りや皮膚でも感じることができます。
未来への希望を感じたい時や、自分の想いを自由に表現したい時、円滑なコミュニケ-ションを取りたい時には水色のエネルギーをぜひ活用してくださいね。
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