伊豆半島の奥、熱海の温泉地帯と富士山脈にも近いエネルギー最大地に位置する場所に三嶋大社はあります。
この神社の特徴はとにかく社殿からして屈強で荘厳、力強いオーソドックスな外見。御祭神も男神2柱と鎌倉幕府武将源頼朝の強豪の組み合わせで成り立っています。
小笠原諸島が動くと伊豆半島も動くとされるため、海を制御する事も欠かせない場所でもあります。
故に強豪が組んでいるのかも知れません。強さのスピリチュアルが満載の三嶋大社を見ていきましょう。
三嶋大社 とは
静岡県三島市大宮町に鎮座する創建の正確な時期は不明の古い神社です。
源頼朝が京から伊豆の国に流人として過ごす日々に再興を願い、達成したことで以後頼朝から崇敬された神社として発展します。
三嶋大社は何の神様?御祭神
大山祇命(おおやまつみのみこと)森林農産業を司ります。
積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)商工漁業を司ります。
二柱の男神を三嶋大明神(みしまだいみょうじん)と総称しています。
三嶋大社は男性的で建物にも男神を象徴する秘法が施されています。
例えば屋根の部材も男神である事が分かる様に使われているそうです。
社殿は知恵や決断を表現した彫刻が施されており全体的に構え打つといった状態で鎮座している様です。
本当に強さを感じる三嶋大社です。
三嶋大社の不思議体験談
三嶋大社に参拝する事になった時から何故かミシマという名称に縁があるという人もいる様です。
ミシマさんと知り合ったり、ミシマという言葉を辿って行くと良い事が起きたり、導かれている様な体験をしている人もいる様です。
不思議だと気付いてからは2回目、3回目の参拝をする様になったそうです。
そうするとさらにミシマ繋がりで良い事が起こるそうです。
また不思議な光を見たり、見知らぬ参拝客から飲み物を頂いたり、沢山の参拝客の中から話し掛けられたりといった不思議な体験をする人もいる様です。
その後、何かの変化があったのかも知れませんね。
三嶋大社に参拝したら集中して草花を見てみたり、御神木からパワーを感じ取ったり、上空に目を向けてみると不思議な体験ができるかも知れません。
三嶋大社の宮司
三嶋大社の宮司は矢田部家となります。矢田部家に伝わる神宝が宝物館に保管保存され展示されています。
三嶋大社の歴史!源頼朝との関係って?
源氏復活を祈願した神社で、祈願成就されてからは源頼朝が感謝の念を込めて様々な奉納を行いました。
北条政子が奉納した「梅蒔絵手箱 及び 内容品 一具」は三嶋大社の神宝となっています。
三嶋大社の眷属
鰻が眷属となります。この地方では江戸時代まではそのため、鰻は食されていませんでした。
今では鰻は三島名物にもなっています。
鰻を頂く事で寧ろご利益を頂けると言われています。
三嶋大社の効果・ご利益
源頼朝が崇拝していた三嶋大社。御祭神2柱も男神です。
社殿の彫刻を担当した彫刻家も「強さ」「決断」を表現したそうです。勝利、復活、強さなどに満ちあふれています。エネルギーの溜った地域では様々な力を頂けると言われています。
勝負運
→源頼朝が頂いたご利益です。
商工漁業
→御祭神の得意分野です。
森林農業
→こちらも御祭神の得意分野となっています。
お祓い
→祓所神社が鎮座しています。お祓いをして貰うために呼ばれた神様です。
安産と裁縫、芸事
→市杵嶋姫命がお祀りされている事からのご利益です。
源頼朝の妻北条政子も安産祈願しています。厳島神社もお祀りされています。
三嶋大社を観光するときのポイント・おすすめ
四季折々の景色を見せてくれる境内。また多くの行事やイベントなどを開催する珍しい神社でもあります。
池の中を通っている参道を歩くだけで浄化されるパワースポットでもあります。
平安時代から鎌倉幕府の頃のシックな建造物に接しているとタイムスリップしたかの様に思えるのではないでしょうか。
金木犀
→国の天然記念物として指定されている樹齢1200とされる金木犀が植えられています。9月に2回満開となり黄色い花からは甘い香りが漂います。
福太郎餅
→縁起餅として有名な三嶋大社の福太郎餅はこしあんで草餅をくるんだ餅です。野草の蓬を使い無添加で作られている健康食です。
蓬は邪気を祓い漢方薬としても使われ昔から良く食されてきました。お茶付きで200円。境内にある福太郎茶屋で休憩をとりながら頂けます。
お土産には1箱1000円で購入できます。神事において餅が蒔かれ、参拝者が餅を拾う事で福を拾う事となり喜ばれていたそうです。
神事に因んで福太郎餅ができ上がったため、縁起物と言われて人気となっています。
宝物館(ほうもつかん)
→古い歴史を持つ三嶋大社の御神宝、資料、宮司矢田部家に伝わる文化財を展示しています。北条政子が奉納した「梅蒔絵手箱」は模造復元品を展示しているそうです。
鹿
→境内には鹿が住んでいる神鹿園(しんろくえん)が設置されています。毎年3月には神鹿記念祭が行われています。
屋台
→初詣の日には屋台が100店舗以上出店される事で有名な三嶋大社。浄化された空間で五穀豊穣のご利益を頂く事は縁起が良いものです。
三嶋大社では行事やイベントなどが良く行われ、境内で全国大陶器市が開催される事もあります。屋台は五穀豊穣、商売繁盛を表します。ご利益に預かり頂きたいものです。
流鏑馬神事
→三嶋大社は東海地方随一の神格高い神社とされ祭事も毎月行われています。
8月17日には御例祭が行われます。
走っている馬の背から3カ所の的を射る流鏑馬神事です。平安時代から行われているそうです。前日の16日には三嶋大社を深く信仰していた源頼朝が祈願後の初勝利を記念して頼朝公旗揚出陣式が
再現され、市中パレードとして凱旋します。
まるで平安時代にタイムスリップしたかの様な夏の数日。8月16日から17日まで続けて行われる三嶋大社の夏のお祭りとなります。
三嶋大社の御朱印
御朱印帳はサイズにより1500円と1300円で頂けます。色も紺色、ピンク、赤など選ぶ事ができます。
御朱印は初穂料300円。
三嶋大社のお守り!おすすめのお守りは?
勝守(かちまもり)は源頼朝が復興した名残が感じられ三嶋大社のお薦めお守りとなります。北条政子が境内にお呼びした安産の神様のご利益で安産守なども北条政子のパワーが入っていそうです。
お守りはどれもご利益が高いパワーを感じられるでしょう。
香り守やカラフルな色が揃っている福鈴守、黄色い袋の色が効果を高めている金運守などがおすすめです。
どれも強力なパワーが感じられるお守り。気に入れば更に効果が大きくなるので是非気に入ったお守りを買い求めてください。
錦守にしきまもり(身体健全)
子供守
身代守
厄除守
開運守
病気平癒守
縁結守
学業守
合格守
仕事守
願いかなう守
めでたい守
金運守
交通安全守
三嶋大社のおみくじ
幸福(しあわせ)みくじ守は200円。凶などの表記がないと言われています。縁起物が付いて来る人気のおみくじです。当たると評判の声も聞こえました。
三嶋大社のスピリチュアル・パワースポット効果
熱海の温泉地帯から富士山に囲まれた最も活発な地域に鎮座する三嶋大社。
小笠原諸島をも関係する東海地震の震源地にもなる強大なエネルギーを溜め込んだ土地ですが、ここには勇気と決断力、強さを司る男性神が2柱がいらっしゃる意味は?
地のエネルギーを鎮めてくれるためではないでしょうか。
この伊豆半島のエネルギーは巨大です。パワーアップしたい時はこの地の三嶋大社にぜひ参拝してください。
そして神池を渡る参道では水に浄化されながら本殿に向かいます。
三嶋大社に呼ばれた人のサイン
男神2柱を御祭神としている三嶋大社。境内も力強い男性的な色の建造物、配色となっており男性の参拝客を呼び寄せるのではないでしょうか。
勝負運を高めたい人は呼ばれる
→受験や競合しているビジネスマンなどを惹き付けます。
一度負けたり、挫折した人
→勝負を掛けて再起に導いてくれます。
境内で突然突風が起こる
→霊力は風を起こすと言われます。突然突風が吹いたらメッセージだと言われています。
境内に入ると眠くなる
→エネルギーを受信すると眠くなると言われます。パワーを受信しているのかも知れません。
三嶋大社と龍神
伊豆半島そのものが龍神の守護地域です。特にこの地域は大きな地震が警戒されています。
山系には湧き水、伊豆半島と小笠原諸島に至るまでの海域を司る龍神は三嶋大社周辺を守護しています。
時には三嶋大社の上空に龍神が現れ画像に写り込んだりといった話も聞きます。
三嶋大社の属性
無属性の様です。
三嶋大社の参拝・お参りの仕方
【たたり石】
大鳥居をくぐると右にたたり石が置かれています。
この石は2900年前の富士山噴火で東海道と下田街道の真ん中に運ばれてきた石と言われています。参道を進み神池(しんち)の橋の手前には牧水歌碑があります。
【相生の松】が牧水歌碑の後ろに茂っています。源頼朝が源氏再興の祈願のために参拝している時、安達藤九郎がこの場所で警護をしていたそうです。
【厳島神社】
神池の真ん中に北条政子により市杵嶋姫命がお祀りされています。
三嶋大社は男性神がお祀りされた力強いエネルギーが高く社殿も男らしい彫刻作りとなっています。
その中で赤い厳島神社は紫陽花の季節には女神様らしさが満開となります。
【総門】神池を渡り終えると総門をくぐり、いよいよ本殿に近付きます。総門を入ると左手に社務所があります。
社務所の反対側に【宝物館】【芸能殿】【神鹿園】があります。芸能殿は旧総門で昭和5年の北伊豆地震で倒壊したため、今の場所に運ばれ例祭などで奉納芸能を行う場所となっています。
とても古い建物で懐かしさがこみ上げてくる様です。
【大社のよりどころ】池の右には大社のよりどころと呼ばれるお土産販売所が見えます。参拝した後はこちらでお土産や「福太郎餅」を食べる事ができます。
また池を渡り終えると左側には祓所神社が小さい池の中に見えます。
【祓所神社】
瀬織津姫神、速秋津姫神、気吹戸主神、速佐須良姫神をお祀りしている神社です。
お祓いをするために祓所大神を鎮座したそうです。
総門をくぐり参道を進むと左手に【客殿】その前に【矢田部盛治(やたべもりはるのぞう)の像】が立っています。
客殿では祈祷や御朱印などの受付が行われています。
【神門(しんもん)】の入り口の前には【神馬舎(しんめいしゃ)】と【腰掛石】があります。
毎朝神様を乗せて箱根山に登る神馬の伝説から、この神馬舎に子供の成長や足腰の健康祈願をすると良いと言われています。その側には源頼朝が源氏復活祈願をした時に腰を掛けたと言われる石が置かれています。
その隣の小さい方の石は北条政子が座った石と言われています。これが腰掛石です。
いよいよ神門をくぐります。この神門は三島市指定文化財となっている1867年竣工の彫刻が見事な門となっています。
神門の右手には芭蕉句碑、その奥に【伊豆魂神社(いずたまじんじゃ)】、最右には弓道場があります。
伊豆魂神社は伊豆地方出身者の西南の役以降に戦没された方達をお祀りしている神社となります。
神門をくぐると右手に金木犀の木が佇んでいます。参道の先に【舞殿(ぶでん)】があり、左手に
【水神社】、舞殿の右奥には授与所があります。こちらでお守りやおみくじを購入します。
舞殿も三島市指定文化財となっています。
舞殿の左奥には見目神社が鎮座しています。そして舞殿の裏に【本殿】が構えています。本殿の左側には【若宮神社】がお祀りされています。
本殿と幣殿、拝殿が一緒になっています。国指定重要文化財となっています。
JR東海道新幹線、東海道線 三島駅から徒歩約15分
三島駅からバスで10分
伊豆箱根鉄道 三島田町駅から徒歩7分ほど
車で参拝する場合は有料駐車場があります。※御祈祷申し込みの場合は無料となります。
まとめ
四季折々の景色を楽しめる三嶋大社。
その景色も自然のなす不思議な現象です。御神木の存在も考えてみると不思議です。
金木犀の甘い香りも色も何故存在するのでしょうか。
境内に存在するもの全てが不思議に思える三嶋大社。
東海地方でも莫大なエネルギーを溜め込んだ伊豆半島に鎮座する男神2柱と武将源頼朝の組み合わせも不思議です。
日本列島の最も危険な地域だからこそ力強さ、決断力が込められた社殿の創りになっているのかも知れません。
ここ三嶋大社が地下活動を抑えてくれているのではないでしょうか。
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