パートナーに浮気をされたら、立ち直れないほどのショックを受けるでしょう。
しかし、それでもそのパートナーのことが好きで、お付き合いを継続していきたいのであれば、気持ちを切り替えて立ち直らなければなりません。
こちらの記事では、浮気されたときの立ち直り方や関係を修復する方法、浮気されたときに避けるべき行動、浮気されたことがトラウマになったときの対処法について解説します。
浮気されたときの立ち直り方
まずは浮気されたときの立ち直り方をご紹介します。
浮気されたショックから立ち直るには時間も必要です。無理をせず、ご自身に合った方法を試してみてください。
感情を思い切り吐き出す
ショックや悔しさ、悲しさなどの感情を思い切り吐き出しましょう。泣きたいときには我慢せずに泣くことが大切です。
自分の気持ちを抑えたままでいると、ネガティブな感情がいつまでたっても消化されず、ずっとモヤモヤとした気持ちが残ってしまいます。場合によっては精神のバランスを崩してしまうこともあるでしょう。
そのため、心ゆくまで泣いてスッキリさせましょう。
また、紙に今の気持ちを書き出すなど、感じたことを言語化する作業も効果的です。ため込まないように、しっかりと吐き出しましょう。
信頼できる人に話す
一人ではどうしようもないときは、信頼できる人に話を聞いてもらうのも1つの方法です。
誰かに話を聞いてもらったり、共感してもらったりするだけでも心が落ち着くことがあります。
何でも一人で抱え込むのではなく、本当につらいときには人を頼りましょう。
体を動かす
体を動かして、リフレッシュするのもおすすめです。
運動をして汗をかくことで、モヤモヤとした気持ちやストレスが吹き飛ぶような感覚になることがあります。
また、ストレスで眠れない場合、運動をして肉体的に疲れることで眠りにつきやすくなるでしょう。
浮気されたことを思い出してはいろいろ考えてしまう、心が沈んでしまう、というときこそ体を思い切り動かしてみるのが良いといえます。
気分転換に出かける
気分転換に出かけるのも良いでしょう。
好きな場所や景色がきれいな場所、好きなご飯屋さんなど、行くと気分が上がる場所に行ってみるのがおすすめです。
また、旅行をして非日常を味わうのも良いです。普段と違う場所で時間を過ごすことで、気分転換ができるでしょう。
一人で出かけたり、パートナー以外の友達や家族と出かけたりすることで、「浮気された現実」と距離を置いてみるのが良いといえます。
心が動く体験をする
浮気されたことばかりを考えて落ち込んでいると、悲しみから抜け出すのが難しくなってしまいます。
そのため、別のことをして心を動かすことが大切です。
思い切り泣いた後は、思い切り笑ったり、思い切り感動したりすることをしましょう。
例えば、感動する映画やアニメを見る、絶景を見に行く、温泉に入る、美味しいものを食べる、お笑いを見て笑う、などです。
五感を使って、悲しみ以外の感情を味わいましょう。
環境や習慣を変える
悲しみが落ち着いてきたら、思い切って今いる環境や習慣を変えてみるのもおすすめです。
例えば、引っ越しをする、スキルアップのための勉強を始める、ジムやヨガに通い始める、習い事を始める、などです。
心機一転、新しい場所に移動したり、新しいことに挑戦したりすることで、今までの落ち込んだ気持ちをリフレッシュできるでしょう。
イメージチェンジをする
髪形やメイク、服装を変えてみるのも良いでしょう。
新しいものを取り入れてみることで、今までとは違う自分になったように感じられます。
また、自分磨きをすることでより魅力的になり、浮気したパートナーに後悔させることもできるかもしれません。
新しいコスメや洋服を探すのも気分転換になるため、おすすめの方法です。
自分と心と向き合う
気持ちが落ち着いてきたら、自分の心と向き合うことも大切です。
「自分はこれからどうしたいのか?」、自分の気持ちを優先して考えましょう。
「浮気は絶対許せないから、もうパートナーとは別れたい」「浮気されたのはショックだけど、やっぱり好きだから付き合い続けたい」「今はまだ答えが出せないから、少し距離を置きたい」。
答えは人それぞれです。正しさやパートナーの気持ちにとらわれず、自分がどうしたいのかを考えましょう。
関係を修復する方法
「浮気されたのはショックだけど、お付き合いを続けていきたい」という結論に至る方もいると思います。
一度浮気されたパートナーとの関係を修復する方法をご紹介します。
自分の気持ちを伝える
自分の気持ちを整理したら、パートナーにしっかりと伝えましょう。
曖昧にして許したような感じになり、そのまま関係を続けるのではなく、「自分がどう思っているのか」「これからどうしていきたいのか」を伝えることが大切です。
パートナーに事の重大性や心の傷の深さを理解してもらいましょう。
パートナーのことをただ責めるのではなく、信じていた人に裏切られたショックや、それでも関係を続けていきたいと思った気持ちを伝えるのです。
話し合う
自分の気持ちを伝えたら、パートナーの気持ちや考えも聞きましょう。一方的に話すのではなく、「話し合う」ことが大切です。
「お互いに直してほしいところはあるか」「どうやったら関係を改善していけるのか」など、今後も関係を続けていく上で必要なことを話し合いましょう。
二人でコミュニケーションを取ることは、同じ過ちを繰り返さず、より良い関係を再構築していくために重要なことです。
行動で示してもらう
話し合ったとしても、すぐにパートナーのことを心の底から信じられるわけではないと思います。
そのため、パートナーに行動で示してもらうことも大切です。一度壊れかけた関係を再構築するには、努力や歩み寄ることも必要です。
そして、あなたはパートナーの言葉ではなく、行動を見ることが大切です。
口だけでなく、ちゃんと実行してくれるかどうかで判断しましょう。
時間をかけて許す
「今後もお付き合いを続けたい」と思っていても、話し合いをしても、まだ心の底から許せてはいないという状況の方もいると思います。
ショックが大きければ大きいほど、心の傷も大きく、すぐには消えないでしょう。
そのため、無理に許す必要はありません。焦らず、時間をかけて心から許せる日がくるのを待ちましょう。
「時間が薬」とも言うように、時間が解決してくれることもあります。
パートナーを信じてみる
話し合いをして、お付き合いを続けていくことになったのであれば、もう一度パートナーのことを信じてみることが大切です。
許せないこともあると思います。また、一度裏切られたらトラウマになり、疑ってしまうこともあるでしょう。
しかし、「相手を信じると決めた自分を信じる」と決めると、少し心が軽くなるのではないでしょうか。
相手を信じるというより、自分を信じることにフォーカスすることで揺らがない自分になれるでしょう。
別れさせ屋・復縁屋に依頼する
浮気された後の関係修復は、多くの場合困難を伴います。
深い傷つきや信頼関係の喪失で、関係を元通りにすることは容易ではありません。
再構築を望んでいても、浮気した側が拒むようなケースもあるでしょう。
しかし、そのような状況から関係修復を望む場合、別れさせ屋や復縁屋のサービスを利用する選択肢も存在します。料金相場は非常に高額ですが、最終手段の一つとしてこのような方法があるということも認識しておくと気持ちが楽になるかもしれません。
別れさせ屋は、浮気相手とターゲットの関係を断ち切るための工作を行います。具体的には、ターゲットにアプローチして関係を築き、浮気相手との関係を自然消滅に導くといった方法が用いられます。
復縁屋は、破綻した関係を修復するためのサポートを行います。カウンセリングやアドバイスを通じて、パートナーとのコミュニケーションを改善したり、関係再構築のための戦略を練ったりする手助けをします。
どちらのサービスも提供している業者が多いので、自分の内容にあった無料相談をしてみるのが良いでしょう。
- 対象者を調査・分析し、復縁のためのプランを提案
- プロの工作員が復縁できる状況を作り出す
浮気されたときに避けるべき行動
浮気されたけど、お付き合いを続けていく場合に避けるべき行動をご紹介します。
感情的になりすぎる
浮気されたらショックで落ち込んだり、怒りが湧いてきたりすることは当たり前のことです。
しかし、それをそのままパートナーにぶつけてしまうのは避けた方が良いでしょう。
傷ついたことや悲しかったことは相手に伝えても問題ありません。しかし、感情的になりすぎて相手を責めたり、喧嘩腰になったりすると話し合いができなくなるため、一度冷静になった方が良いといえます。
また、感情的になりすぎることでパートナーに冷められてしまう可能性もあります。
どうしても感情的になって相手を責めてしまいそうなのであれば、気持ちが落ち着くまで時間を置くのが良いでしょう。
束縛する
一度浮気をされると、今までのようには信じられなくなったり、ちょっとしたことで疑ったりしてしまうこともあるでしょう。
「もう二度と浮気されて傷つきたくない」と思うのは当然のことです。
しかし、不安や恐怖からパートナーを過度に束縛するのはやめた方が良いでしょう。
パートナーの行動を監視したり、スマホやSNSを勝手にチェックしたりすると信頼関係を築くのが難しくなります。
また、一時的な安心感は得られても本当の意味では安心できず、苦しくなってしまうでしょう。
浮気の話を蒸し返す
お付き合いを続けていく中で、パートナーに苛立つこともあると思います。
しかし、そのようなときに過去に浮気した話を蒸し返して責めるのは避けましょう。
「浮気したこと、忘れてるの?」など、事あるごとに過去の話を持ち出して責められると、「いつまでこのことで責められるんだ」「どうしたら許してくれるんだ」と思われてしまいます。
過去の出来事は変えられません。そのため、どうしようもないことで相手を責めるのは良いこととはいえません。
「浮気されたけど、好きだからもう一度信じる」と決めたのであれば、過去のことを蒸し返さず、前を向きましょう。
浮気されたことがトラウマになったときの対処法
最後に、浮気されたことがトラウマになったときの対処法をご紹介します。
パートナーとの関係を再構築すると決めても、ふと浮気されたことを思い出して不安になったり、疑ってしまったりすることもあると思います。そんなときにおすすめの対処法をご紹介します。
不安や疑いの気持ちを受け入れる
まずは、不安や疑いの気持ちを受け入れることが大切です。
不安に思ってしまった自分や、パートナーを疑ってしまう自分を責めないようにしましょう。
心の中で「不安に思っても仕方ないよね」「浮気されたんだから、疑ってしまっても仕方ないよね」と自分に寄り添いましょう。
不安や疑う気持ちを受け入れることで、心が落ち着いてくるでしょう。
また、紙に書き出すのもおすすめです。モヤモヤとした感情を言葉にすることで心がスッキリとしてきます。
自分の時間を大切にする
浮気されたことから不安になり、パートナーの行動を監視したくなったり、行動を制限したくなったりするかもしれません。
しかし、そんなときこそパートナーのことを考えるのをやめ、自分のことを考えましょう。パートナーに向いている矢印を自分に向けるのです。
一人の時間を充実させたり、パートナー以外の友達や家族と過ごす時間を楽しんでみたりするのがおすすめです。
パートナーのことを考えない時間を作って楽しむことで、少しずつ心の傷を癒やしていきましょう。
ストレスを発散する
浮気されたことを何度も思い出してしまい、苦しくなることもあると思います。
思い出したくないのに、思い出してしまう。忘れたいと思えば思うほど、頭から離れなくなる。そんな状態が続くと、心に大きな負担がかかるでしょう。
そんなときには、運動をして考え事をしない時間を作ったり、信頼できる人に話を聞いてもらったりするのが良いでしょう。
趣味に没頭したり、旅行で非日常を楽しんだりするのもおすすめです。恋愛から離れている時間でリフレッシュしましょう。
おわりに
浮気されたときの立ち直り方や関係を修復する方法、浮気されたときに避けるべき行動、浮気されたことがトラウマになったときの対処法について解説しました。
まずはショックや悲しい気持ちを抑えず、自分の気持ちを大切にしましょう。もしパートナーとの関係を続けたいと思うのであれば、焦らず時間をかけて許し、関係を再構築していくことが大切です。
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