日々さまざまな色に囲まれて暮らす中で、ある日突然特定の色が気になったことはありませんか?
今回はさまざまな色の中でも、刃物の色であり、美しく個性的な光を放つシルバーについてのスピリチュアルな意味や効果的な使い方を解説します。
シルバーが気になる時や、目につくときのスピリチュアルなテーマも説明するので、自分自身と照らし合わせてみてくださいね。
カラーセラピーにおけるシルバー(銀色)の意味・効果
シルバーはアクセサリーなどに使われ、上品でシャープなイメージを持ちます。
銀メダルに使われるように、頂点に立つゴールドを輝かせる色でもあります。
どんな色に合わせても調和し、他とは異なる神秘的な雰囲気や洗練さを感じさせる色です。
ゴールドの輝きが外へ放つものならば、シルバーの輝きは内側から輝くものでしょう。
シルバーは独特の質感や光沢を持つ、洗練され研ぎ澄まされた色であることから、高級感や輝き、シャープ、洗練、都会的という意味を持ちます。
また刃物のような鋭さや洞察力、鋭敏さも表します。才能やプライド、気高さも表すでしょう。
どの色にも合わせやすく、他の色を引き立てるのでバランスや引き立て役、女性性という意味も持ちます。
シルバー(銀色)の種類・似た色
シルバーに似た色にはシルバーグレーやアッシュグレー、銀鼠(ぎんねず)があります。
シルバーグレーは光沢のあるシルバーのような少し明るい灰色、アッシュグレーは灰色のことです。
日本名でもある銀鼠はシルバーグレーと同じく、銀色をおびた少し明るい鼠色のことです。
鼠色は灰色全般を表し、江戸中期の頃から使われるようになった色名です。
奢侈禁止令(しゃしきんしれい)が出された江戸時代には、庶民に愛されさまざまな鼠色が誕生しました。
【深層心理】シルバー(銀色)が好き・選ぶ人の心理・性格
シルバーが好きな人は、洗練さを大切にするクールで知的な人です。自分に自信がありますが、控えめで目立とうとはしません。
また研ぎ澄まされた鋭い感性を持ち、カリスマ性ともいえる独特の雰囲気があるでしょう。
まわりを引き立てることができ、気遣い上手なのでまわりからも信頼されます。内面の美しさから慕われたり相談をされること多いです。
その一方で近寄りがたさや、ドライなクールさを感じられることもあります。
トップに立つことには興味がありませんが、自分に厳しく自己満足感を大切にするので、自己陶酔をすることがあります。
プライドを内に秘めており、自分を特別な存在として認めてほしいと思うこともあるでしょう。
恋愛面ではおしゃれで洗練された恋愛を好みます。都会的なデートや、まわりとは違う、高級感や上品さを自分自身にも相手にも求めるでしょう。
はっきりとした性格なので、物事の決断も早いです。冷静で心強いパートナーですが、時に冷たく感じられることもあります。
シルバー(銀色)を身につける効果
色は波長なので、見ているだけでなく身に着けることでもエネルギーを取り入れることができます。
女性がシルバー(銀色)を身に着ける効果
シルバーは光沢がありキラリと光る輝きを放つ色なので、シルバーを身に着けることで輝きや高級感を演出することができます。
都会的な雰囲気や、高級感ある上品な雰囲気を出したい時にはシルバーのアクセサリーが役立つでしょう。
一つ取り入れるだけで自分自身の個性を輝かせることができます。
男がシルバー(銀色)を身に着ける効果
シルバーはシャープですっきりとした印象を与えてくれる色です。
洗練された雰囲気や、人とは違う鋭さ、個性的な才能をアピールしたい時には、シルバーのスーツやネクタイ、ピンを身に着けると自分自身の輝きを引き立てることができるでしょう。
特に職人肌の人や、能力のあるサポーターを求めている人には強い印象を与えることができます。
シルバー(銀色)のスピリチュアル意味
シルバー(銀色)が気になる時のスピリチュアル意味・メッセージ
シルバーは高級な輝きを表し、洗練されたという意味があります。
自分の中にある研ぎ澄まされた輝きや、洗練さを表現したい時にシルバーは気になります。鋭利な刃物のように、唯一無二の自分の魅力をアピールしたくなっています。
カリスマ性を発揮し、まわりから一目置かれる存在になることができるでしょう。
シルバーには知性や才能、感性という意味もあります。
知性を身に着け、感性や洞察力を活かして自分の才能を開花させたいと思っている時にも、シルバーは気になるでしょう。
自分自身にストイックになり、その道を極めていきたいと感じている時です。
集中して物事に取り組むことができるので、興味があることを経験し、自分の糧として活かすことができます。
また自分の中の秘めた強さや内面の美しさにも目が向いています。外見ではわからない自分の中に眠る魅力を自分自身で感じ、自信を持つことができます。
マイナスの面では自分がまわりから理解されず、浮いてしまっていると感じていることがあります。認められたいと思いなら素直に自分を出すことができていない状態です。
自分から心を開き、自己顕示欲にとらわれないことが大切です。
理想やプライドが高くなりすぎている時にもシルバーは気になります。自分への厳しさをまわりの人にも求めようとしています。
自分と同じレベルを人に無理に課さないようにしましょう。
シルバー(銀色)をよく見かける時のスピリチュアル意味・メッセージ
シルバーをよく見かける時は、潜在意識でその色を強く意識している時です。
シルバーの洋服や小物をよく見かける時は、洗練された雰囲気や、都会的なおしゃれなものが気になっている時です。
自分の感性を活かし、アンテナを張ってこだわりのあるものを取り入れることで、日常が心地よく感じられるようになります。
人をサポートしている時や、引き立てている時にもシルバーをよく見かけます。自分の中の女性性や需要の力を発揮し、人をサポートしたり輝かせることで信頼感を得ることができるでしょう。
周りからも影役者として感謝されるようになります。
色々なものを白黒はっきりさせ、すっきりしたい時にもシルバーをよく見かけるでしょう。いらないものをそぎ落とし、身軽な自分になりたいと感じています。
研ぎ澄まされた自分になり、気高く孤高な自分に生まれ変わりたい時でしょう。
また孤独に陥っていたり、他の人を寄せ付けたくない時にもシルバーはをよく目にします。一人でいたい時には無理せず、自分自身の時間を持つことで、きらりと光る個性や輝きを取り戻すことができるでしょう。
シルバー(銀色)色のオーブ・光のスピリチュアル意味・メッセージ
オーブとは写真などに写りこむ小さな水滴のような光の球で、肉眼では見ることができずに写真の中だけで確認ができます。スピリチュアル的には、さまざまな魂が写真に写りこんだものです。
シルバーのオーブはご先祖達から強く守られていることを意味します。
高いスピリチュアルなエネルギーを持ち、さまざまな幸運を運んできてくれるでしょう。ご先祖達に感謝し、積極的に行動することで良い結果を得ることができます。
また自分自身が着実に成長していることを先祖が喜んでいるという意味もあります。これまで積んできた努力を認め、更に努力を重ねていくことで益々ご先祖達からの恩恵を受けることができるでしょう。
シルバー(銀色)色のオーラを持つ人
オーラとは身体から発する霊的なエネルギーのことです。その人の持つ波動とも言うことができます。
それぞれの人が発する雰囲気や風格を表しているもので、色や大きさは人それぞれにあり、一人一色ではなく複数の色が重なっている人もいます。
シルバーのオーラを持つ人は、荘厳な雰囲気を持ちカリスマ性があります。
静寂を好み、目立とうとはせずに、トップに立つよりもサポート役にまわります。知的で高い理想を持ち、自分の信念を貫くことができるでしょう。
周りの人を正しく導く力も持っています。
プライドが高く、自己主張をあまりしないので、才能を十分に発揮できない面もあります。また自分自身にこだわるあまりまわりの人から理解されにくいこともあるでしょう。
色々なシルバー(銀色)の意味
シルバー(銀色)とチャクラの関係・意味
チャクラとはサンスクリット語で「車輪」という意味で、生命を司るエネルギーセンサーのことを意味します。
人間には基底部から頭頂部まで七つのチャクラがあり、車輪のようにそれぞれのチャクラが上手く回って活性化していると心身ともに健全な状態であると言われます。
反対にチャクラが部分的に活性化していなければ車輪が上手く回らず、不健全な状態になってしまいます。
各チャクラには色がついていて、基底部は赤、下腹部はオレンジ、胃の部分は黄色、胸は緑、喉は青、眉間はロイヤルブルー、頭頂部は紫が当てはまります。
【シルバーのチャクラ】第八チャクラ 頭頂の上
シルバーの対応する第八チャクラは、第七チャクラのさらに上の部位で精神と宇宙を繋げるより高次元のチャクラになります。
魂の目的や使命、宇宙の叡智を意味し、愛のエネルギーを持つスピリチュアルなチャクラです。
全ては自分自身を映し出す鏡だと気付き、自分に起こる出来事には必然性があると感じます。癒しや愛情を受け入れてまわりの人にも還元できるようになるでしょう。自分は一個体ではなく、宇宙の中で一つの存在として生かされていると感じることもできます。
第八チャクラのバランスが崩れてしまうと、利益やエゴに捕らわれて偏った考え方に陥り、さまざまなことを善悪で判断するようになります。
見えない世界を信じられず、独りよがりの愛情を求めてしまうでしょう。
シルバー(銀色)と陰陽五行・風水の関係・意味
陰陽五行とは東洋医学の中心になる3000年前からの中国の考え方です。「宇宙の万物は<全て陰と陽の二つのエネルギーで構成されている」という思想で、陰と陽どちらも必要なものと考えられています。陰の性質はより物質的でゆっくりしていて冷たく、固まるエネルギーがあり、陽の性質はより非物質的で動きがあり、早くて暖かいエネルギーがあります。
この思想は自然の摂理に基づいていて、東洋医学の他にも食事療法、な自然療法や代替医療と密接な関りを持ちます。
五行説は「万物は木・火・土・金・水の五つの物質に分けられ、それぞれがお互いに影響しあって宇宙が成り立っている」という考え方です。
それぞれの物質には色やテーマがあり、臓器や味にも対応しています。
五行を色に当てはめると、木は青、火は赤、土は黄、金は白、水は黒になります。
シルバーに当てはまる陰陽五行はありませんが、陰陽五行説をベースにした風水ではシルバーにはマイナスのエネルギーから守る効果があります。
また才能の開花も手助けしてくれる色です。インテリアでシルバーのものを置く時は北西の方向に置くことで仕事運や出世運がアップするでしょう。
マイナスのエネルギーを断ち切りたい時や、才能を開花したい人、仕事で成功したい人はぜひシルバーを取り入れてみましょう。
シルバー(銀色)と四元素思想の関係・意味
四元素思想は古くからのヨーロッパの考え方で「万物は風・火・水・土の四つの元素から成り立っている」という思想です。
古代ローマやギリシア時代からの思想で、近代医学が発達する前には医学のベースにもなっていました。
今でもアロマセラピーやハーブ、西洋占星術はこの思想の理論に基づいて考えられています。
各四元素には色やテーマがあり、惑星や星座にも対応しています。四元素に対応する色は風は黄、火は赤、水は青、土は緑(茶)になります。
シルバーに当てはまる四元素はありません。
シルバー(銀色)と占星術・星座の関係・意味
占星術でも各星座に色が対応しています。
シルバーに対応する星座はありませんが、月を表す色でもあります。
月は感情と結びつき、心を司る惑星です。
月の満ち欠けのように人の感情は起伏をし、表向きの自分と素の自分を表現します。月は素の自分を表し、傷ついた心を癒してくれるのです。
シルバー(銀色)とアロマ・精油・エッセンシャルオイルの関係・意味
アロマセラピーとカラーセラピーは関りが深く、対応させることができます。色の持つエネルギーに精油が影響されて、色と同じような作用を持つことがあるのです。
植物の葉や花、精油自身が色を持っているものもあります。
【シルバーのアロマ】シルバーファー
シルバーファーは古くから薬として使われてきたモミの木です。
心のバランスを取り、元気にさせてくれます。さまざまなことを受け入れる余裕ができて、優しい心や感謝の気持ちを取り戻してくれるでしょう。
神経質になっている人や、不安を抱えている人におすすめの精油です。
シルバー(銀色)とパワーストーンの関係・意味
自然の産物であるパワーストーンも色と深く関りがあります。
【シルバーのパワーストーン】セイクリッドセブン、ムーンストーン
セイクリッドセブンは、アメジストやスモーキークォーツなど7種類の鉱物を含む、希少性が高い石です。潜在能力を開花させ、運気を総合的に上げてくれる力があります。
7つのチャクラ全てに働きかけて、肉体にも精神にもパワーを与えてくれるでしょう。高い浄化力を持つ、素晴らしいヒーリングストンです。
ムーンストーンは月のエネルギーを受容し、永遠の若さや永遠の愛を象徴します。女性の優しい感受性を高める効果もあるでしょう。恋愛や結婚のお守りとしても使われる石です。
高いヒーリング効果を欲しい時や、心身のバランスを取り、運気を総合的にあげたい時にはセイクリッドセブンを、女性的なエネルギーが欲しい時にはムーンストーンを身に着けてみましょう。
その他のシルバー(銀色)の意味や使い方
シルバーをアクセサリーやインテリアに取り入れることで、品のあるイメージにすることができます。銀が加わることで、ぞのものが上質で、良いものという印象が与えられるのです。
また、シルバーは鮮やかな色に合わせると、その色を引き立ててくれます。どんな色とでも調和するので、洗練さがサラに加わるでしょう。
スマートさやスタイリッシュさを演出したい時には、インテリアやアクセサリーにシルバーを組み合わせるのもおすすめです。
まとめ
色は飾ったり身に着けるだけではなく、香りなどでも取り入れることができます。
洗練され、上質な雰囲気をアピールしたい時や、自分の価値を高めて、きらりと光る個性を発揮したい時、女性的な魅力を取り戻したい時にはシルバーのエネルギーをぜひ活用してみてくださいね。
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