「ライオンズゲート」という言葉を聞いたことがありますか?毎年8月8日前後に起こるとされる、宇宙からのエネルギーの流入。スピリチュアルな世界では話題になっているこの現象、あなたは信じますか?それとも胡散臭いと思いますか?
確かに、科学的な根拠に乏しいライオンズゲートは、嘘だと思う人も多いかもしれません。しかし、私たちの日常に起こる変化を見てみると、ライオンズゲートが嘘とは言い切れない部分もあるのです。
今回は、ライオンズゲートが嘘ではないかもしれない8つの理由をご紹介します。スピリチュアルに詳しくない方も、ぜひ読んでみてください。きっと、新しい視点から自分自身や世界を見つめ直すきっかけになるはずです。
ライオンズゲートを全面的に信じる必要はありません。でも、完全に否定してしまうのはもったいないかも。私たちの知らない宇宙の法則が、そこに隠れているのかもしれませんよ。さあ、一緒にライオンズゲートの謎に迫ってみましょう!
【参考記事】ライオンズゲートについて詳しく解説しています▼
ライオンズゲートは嘘なの?
結論から言うと、ライオンズゲートに科学的・天文学的根拠は乏しいのが現状です。
8月8日頃に宇宙からの強力なエネルギーが降り注ぐという説は、科学的に証明されたものではありません。
地球と太陽、星座の位置関係に特別な意味を見出すのは、占星術的な発想に基づくものであり、科学的な裏付けに欠けます。
また、ライオンズゲートの出自についても不明確です。
諸説ありますが、ディーン・ルディア氏の著書「Astrology of Personality」が初出という説が有力で1936年が初版と古い本ではありますが、占星術というくくりでみるとこの概念が比較的新しいものであることがわかります。
あくまでもディーンルディア氏の思想の一つなので、著名な占星術家の中には、当然ですがライオンズゲートを知らない人も多いです。
ですから、「ライオンズゲートは嘘」と思う方が多いのも仕方がないのかもしれません。そのため、ライオンズゲートを額面通りに受け取るのではなく、一つのスピリチュアルな考え方として捉えることが大切です。
しかし、人間が宇宙の影響を受けているのは紛れもない事実です。
季節の変わり目に体調を崩しやすいように、ライオンズゲートと呼ばれる時期にも、何らかの影響を受けている可能性はあるでしょう。
ただし、それが科学的に説明できるものなのか、それとも心理的な作用なのかは明らかではありません。
ライオンズゲートが嘘だと言われている理由
科学的な根拠がない
ライオンズゲートについては、科学的な根拠がないと指摘されています。
宇宙からのエネルギーの流入や、意識の変容などの現象は、科学的に証明することが難しいのです。
実際に、ライオンズゲートに関する学術的な研究はほとんど行われていません。このため、懐疑的な人からは「嘘だ」と言われてしまうのかもしれません。
情報源が不明
ライオンズゲートについての情報は、インターネット上に多く存在します。
しかし、その情報源が明確でないことが多いのです。ディーンルディア氏が初出かどうかも確認するすべがありません。現状では、古代エジプトまで話が遡って語られたりしています。
誰がどのような根拠で言っているのかがはっきりしないため、信憑性に欠けると感じる人もいるでしょう。
情報の出所が不明確なことは、ライオンズゲートが嘘だと疑われる一因になっているかもしれません。
スピリチュアル的な解釈が過剰
ライオンズゲートについては、スピリチュアル的な解釈が多くなされています。
宇宙意識との繋がりや、高次元へのシフトなど、目に見えない現象が語られることが多いのです。覚醒する人と覚醒しない人との二極化が起こるという話題が出たりしますよね。
しかし、こうした解釈は主観的なものであり、誰もが納得できるわけではありません。
スピリチュアルな側面が強調されすぎることで、ライオンズゲートが嘘だと思われてしまうのかもしれません。
商業的な利用
ライオンズゲートは、商業的に利用されることもあります。
関連するグッズやセミナーなどが販売されていたりするのです。
こうした商業的な利用を見ると、「ライオンズゲートは嘘で、お金儲けのためのネタにすぎない」と感じる人もいるかもしれません。
商業的な側面が目立つことで、ライオンズゲートの信憑性が損なわれている可能性があります。
ライオンズゲートがあながち嘘ともいい切れない理由
ライオンズゲートが開くと起こると言われている現象は、一見すると超常現象のように思えるかもしれません。
しかし、これらの変化を合理的に説明することも可能です。ライオンズゲートの影響と思われる出来事も、実は日常生活の延長線上にあるのかもしれません。
エネルギーの増幅→季節的な影響でオープンになり外に出ることが増える
最近の8月は夏真っ盛りで、太陽の光が強く、日中の時間も長いです。
この時期は外出する機会が増え、アクティブになりがちです。
太陽の光を浴びることで、体内のセロトニンの分泌が増加し、エネルギッシュな気分になるのです。
ライオンズゲートという概念がなくても当てはまりますよね。
気づきの増加→夏の疲れが出る時期で内面と向き合う時間が増える
夏の暑さで体調を崩したり、夏バテになったりすると、日常生活のペースが乱れがちです。
そんなとき、自分と向き合う時間が増え、普段見逃している自分の内面に気づくようになるのかもしれません。
感情の揺れ→暑さとイライラ
暑さは人を敏感にさせ、イライラを引き起こすこともあります。
感情の起伏が激しくなるのは、暑さによるストレスが原因かもしれません。
人間関係の変化→夏は出会いと別れの季節
学校は夏休みなどの長期休暇もあったり、職場も変わり目の季節。
新しい出会いがある一方で、別れもあるでしょう。環境の変化が、人間関係の変化を引き起こしているのかもしれません。
直感力の向上→リラックスしているから
夏休みなどでリラックスしているときは、直感力が冴えるものです。
日常から離れ、ゆっくり過ごすことで、普段気づかないことに敏感になれるのです。
体調の変化→暑さと冷房
8月8日頃は立秋で夏の終わりと秋の始まりが重なる季節の変わり目です。
この時期に体調の変化を感じるのは、人間が自然のサイクルと同調しているからかもしれません。体内時計がシフトし、新しい季節に適応しようとする過程で一時的な不調を感じると考えられます。
暑さは体に負担をかけ、冷房は自律神経を乱します。夏特有の体調不良は、気温の変化が原因だと考えられます。
夢の増加→睡眠リズムの乱れ
夏は寝苦しい夜が続き、睡眠リズムが乱れがちです。
浅い眠りが続くと、夢を見る機会が増えるかもしれません。
シンクロニシティの増加→意識が外に向かうから
夏は外に出る機会が増え、色々な人やものごとに触れます。意識が外に向かうことで、偶然の一致に気づきやすくなるのかもしれません。
お盆の時期と重なる
ライオンズゲートの時期はお盆とも重なります。
故人を偲ぶ機会が多くなることで、感傷的になったり、悲しみや喪失感を感じたりする人もいるかもしれません。
おわりに:ライオンズゲートから学ぶ、新しい視点の取り入れ方
ライオンズゲートの功績は、これらの概念をまとめて解説できるようにしたという点かもしれません。
何かあっても「ライオンズゲートだから、しょうがないよね」という言い訳ができますよね。理由のないものに、理由を付けれる便利さと魅力がこの言葉にはあります。日本は血液型占いのような、型にはめる考え方が好まれる傾向にあるので、ある程度合理的に当てはまるライオンズゲートがヒットしたのかもしれません。
ライオンズゲートに限らず、スピリチュアルな考え方というのは、時として現実離れしているように感じられるかもしれません。でも、そんな新しい視点を完全に否定してしまうのではなく、自分なりの解釈を加えてみるのはどうでしょうか。きっと、今まで気づかなかった自分の一面に出会えるはずです。
ライオンズゲートを通して、自分自身と向き合ってみるのも一つの方法ですね。普段の忙しさから少し離れて、自分の内面と対話してみましょう。そこには、あなたの新しい可能性が隠れているかもしれません。
また、ライオンズゲートは、私たちと宇宙のつながりを感じるチャンスでもあります。自然の中で過ごしたり、星空を眺めたりすることで、大いなる存在の一部であるという感覚を味わってみるのはいかがでしょうか。
もちろん、ライオンズゲートには不思議な力があるのかもしれません。私たちにはまだわからないことがたくさんありますから。でも、そんな神秘的な可能性を信じるか信じないかは、あなた次第です。
大切なのは、ライオンズゲートを楽しむ心を持つことです。新しい視点を取り入れることで、きっとあなたの人生はより豊かになるはず。ライオンズゲートを機会に、自分なりの方法で人生を味わってみてくださいね。あなたの幸せを心から応援しています。
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