あなたはこれまで、原因が分からず、不運やトラブルに遭った経験はありませんか?
または今現在、目に見えない力や働きに邪魔されてはいませんか?目に見えないものは信じるに値しない…本当にそうでしょうか?
邪気や目に見えない影響に無頓着でいると、必要以上にトラブルが起こったり、不運に見舞われることがあります。
今回は毎日を穏やかに、そして軽やかに過ごすために、邪気についての解説をしていきます。
邪気とは?
邪気とは、簡単に言えば「悪い気」です。
「気」を別の言い方をすると、「エネルギー」や「働き」、「目に見えない力の集合体」となります。
” 邪 ” という漢字は、邪悪や邪心といったものに関連があります。
邪気を具体的に表現すると、以下のようになります。
- 悪感情・負のエネルギーの塊
- 特定の場所・土地に集まっている悪い気
- 負の情報、ネガティブ・マイナスな情報
- 毒素、悪しき要素、悪魔性
- 陽の気を吸収するもの・奪うもの
- 陰り、陰気、陰湿さ、本来の働きや力を損なうもの
邪気の対義語は「正気 (せいき) 」ですが、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
この世には、二元性というプラスとマイナスの対極の働きがあります。
役割自体に良いも悪いもないように思いますが、プラスであれマイナスであれ、行き過ぎると損失が生まれます。
特に邪気やネガティブなエネルギーは、本来の力を損なう働きがあるため、邪気を放置しておくことは危険です。
邪気と波動
邪気から連想されるものは、ネガティブ・陰気・影・湿気・暗闇・悪感情などです。
邪気と同じように、これらの力や働きを持つものが「波動」。
波動は、” 波が動く ” と書き、運やエネルギー、気の流れで、科学的に言えば小さな粒子のようなものです。
邪気は、それらの力や働きがマイナス・陰に傾き、凝り固まった状態です。
目に見える世界・目に見えない世界ともに、あらゆるものは常に変化し続けています。
ですが邪気や波動の低い力や働きは、循環や変化を嫌い、周囲のその影響を広げ、膨らんでいきます。
本来波動や気、エネルギーに高低差はなく、分かりやすい表現として書きましたが、本来は「軽い」か「重い」かです。
となると、邪気や低波動は重い気・エネルギーとなります。
邪気は、運気の流れを止めたり、活気や活力、生命力を奪ったりと、好ましくない現象を起こします。
邪気が邪気が溜まると起こること【症状や体調不良・スピリチュアルサイン】
邪気が原因で、体調不良が起こることがあります。
ここでは、症状別にスピリチュアルサインをご紹介していきます。
頭痛
額には第6チャクラが、頭の上には第7チャクラがあります。
ですから頭痛という形で、霊的・エネルギー的な影響が表面化します。
頭痛と一言で言っても、沢山の種類や症状がありますね。
- 一瞬のズキッとした痛み
- 短時間に頭痛が繰り返される
- 不規則に起こる偏頭痛
- 特定の場所や時間に起こる頭痛
- 誰かに会った時に起こる頭痛
- リラックスした時に起こる頭痛 etc
人によって頭痛が起こる条件や状況は異なります。
緊張によって頭痛が抑制される場合もあれば、感受性が豊かな場合、すぐに頭痛の症状が表れる場合もあります。
体質的な頭痛や、持病ではない頭痛、風邪をひいていない時に、突然頭痛が起こる場合、邪気の影響を受けていると考えられます。
身に覚えが無い頭痛が起きた場合、邪気を払ったり、邪気の影響を大元を絶つ必要があることを覚えておいてくださいね。
悪夢
邪気は時に、悪夢として影響を与えることがあります。
夢を見る時、私たちは非常に無防備な状態です。かといって、リラックスしているとも限りません。
また夢の内容は、私たち自身の思考や感情、意識や深層心理の他に、他人や場所などのエネルギーや気の影響を受けることがあります。
悪夢は色んな解釈できます。
- 危険のサインを予知的に知らせている
- 実際に悪影響が投影されている
- 外部からの邪気や悪感情を消化している
- 自分の感情やエネルギー、気ではないものと繋がっている
- 過去の追体験や、思考・感情の反芻 (はんすう)、または再解釈を行っている
- 心理的・エネルギー的な変化のプロセスの断片を投影している etc
邪気による悪夢の内容は、恐怖や不安、危険といったネガティブなものが多いでしょう。
傷つけられる、襲われる内容の他に、曖昧で実体の分からない恐怖、特定の人が悪役にされるなど、その内容は様々。
実際にあなたに害を与える人が、そのまま悪夢に現れる場合もありますが、その場合は敵意や憎悪の気持ちが強いため、対処が必要になります。
「夢にまで出る」という言葉があるように、悪夢を見てしまう場合、身の回りでおかしなことが起こっていないかを探してみましょう。
イライラする
物事には必ず原因や始まりがあります。
急にイライラしたり、ソワソワする時、私たちは外部の影響を受けていることが考えられます。
邪気は重いエネルギー・気であり、増幅しようとする性質があり、あなたを取り込もうとします。
イライラが募ることで、怒り、激昂、憎しみと、感情や情緒はエスカレートし、理性が働かなくなります。
邪気による影響は、あなたに過激な行動や衝動的な言動に導くことで、影響を及ぼす範囲を増やそうとするのです。
胃痛・腹痛・下痢
エネルギーや気は、全身を巡ります。
五臓六腑には、それぞれ感情や情緒が割り当てられ、外部からの影響を見つけることができます。
- 胃痛は、外部からの影響に対する同情、共感、同調を表す
- 腹痛は、感情の溜め込み、外部からの影響に対応し切れていないことを表す
- 下痢は、悪影響のリセットや全身の解毒を表す
邪気は冷えや感情、夢に影響を与える、とお伝えした通り、内臓にダイレクトに影響が表れることもあります。
特に同情・共感・感応によって、邪気に影響されて、潜在的に持っていた感情が増幅し、体調不良に発展します。
肯定的な見方によれば、邪気によって健康状態や生活習慣、感情の持ち方や意識の在り方を見直すキッカケにもなるでしょう。
ですが、邪気に影響され続け、体調不良が断続的に続く場合、目に見えない影響を受けている、もしくは持ち帰っていることを疑い、対処することも大事です。
耳鳴り
耳鳴りが起こる原因は様々です。
耳鳴りは「不振なものに触れた」ことを象徴します。
- 特定の空間・土地や、人、物が持つ「地場」に触れる、立ち入る
- 瞬間的にエネルギー・気の影響を受ける
- 特定の人の感情や情動、観念の影響を受ける
- 情報の集積や集合意識に取り込まれる etc
耳鳴りは ” 気のせい ” で済む場合と、そうではない場合があります。
感受性が豊かであったり、体調や精神が安定しない場合の耳鳴りは、邪気からの影響を受けている場合があります。
私たちは常に外部からの影響を受けていますが、健康な状態であれば、深刻な影響に発展することはありません。
ですから断続的に耳鳴りが起こる場合は、対処が必要になります。
肩こり
身体的・医学的に言えば、肩こりの原因は肩以外であることが多いと言われています。
首や背中、腰の痛みにより肩こりに発展する場合があるからです。
また目に見えない影響で言えば、邪気や霊障が肩に集中する場合もあります。
漫画やアニメで、肩に幽霊や妖怪が乗る、という描写がありますよね?
実際のところ、肩には気やエネルギーが溜まりやすい部位です。
肩が ” 凝る ” ということで、力が「凝縮する」という意味となります。
邪気があなたの身体に入り込むことで、できることはその邪気を払うことです。
邪気そのものに意志はありません。
ですから邪気の影響を受け、普段感じたことのない肩こりが出た場合は、筋肉疲労以外を疑い、対処することをおススメします。
倦怠感
やる気が出ない、無気力になるなど、急に倦怠感に襲われた場合、原因が内面的なものか、外部からの影響か、を見極めるのは難しいものです。
邪気や霊障の影響は、まるで自分の問題のように「同化」することで、悪い状態が長続きします。
邪気の影響で倦怠感が起こる場合、邪気の周波数やエネルギー状態に同調している証拠です。
邪気があまりに強かったり、邪気に触れる機会が多い場合、内面にまで邪気が影響が出ます。
以下が、邪気による倦怠感が起こりやすい条件です。
- 体調不良を起こしている時
- 精神的に不安定な時
- 事故に遭った、事故を目撃した時
- 不安や恐怖を煽る情報や映像を見た時
- 陰湿さ、悪い雰囲気、寒さなどを感じる人や場所に触れた時
- 人生の岐路に立っている時、重大な決断に迫られている時
- 人に危害を加えられている時、特定の人に攻撃されている時 etc
私たちが倦怠感を覚える時、心身やエネルギーの調整が行われている真っ最中であることもありますが、外部からの強制的な干渉である場合もあります。
もし上記にあるような条件の時に、あなたが倦怠感に襲われ、どうしようもない状況・心境にある場合、人に助けを求めることを惜しまないでくださいね。
眠い・眠気・眠れなくなる
” 眠気 ” は、エネルギー的・霊的な影響の ” バロメーター ” になります。
睡眠は、私たちにとって生存レベルで重要な安息の時間。
その時間を安定的に確保できない、もしくは睡眠サイクルが崩れる場合、原因を特定することが大切です。
- 急に眠くなる
- いつまで経っても眠気が取れない
- 寝ても寝ても寝たりない
- 寝つきが悪くなる
- 不眠症のように、眠れなくなる
- 寝るのが怖くなる
- 寝てもスッキリしない etc
断片的に見れば、体調不良で片づけてしまいそうですが、睡眠障害は自律神経や心理的な不調だけが原因ではありません。
目に見えるものの働きは、重さや強さといった ” 量的 ” な力が重要視されます。
反対に、目に見えないものの働きは、細やかさや浸透性といった ” 質 ” によって影響力を持ちます。
邪気の影響を受けることによって、私たちは身体的・精神的、そしてエネルギー的にも一時的、または中長期的に普段の状態からブレてしまいます。
そのブレを調整するために、私たちはいつもより睡眠時間を多く取ろうとするのです。
ですが眠れない場合は、邪気や霊的な干渉によって、極度の緊張や不安、恐怖心が起こり、平穏な心身の状態が脅かされています。
そういった場合は、邪気や悪い地場の影響を疑い、専門家の力を借りることをおススメします!
運気が下がる・金運が下がる
邪気は、あなたの運気を下げ、負のスパイラルに導くことがあります。
運気には、健康運、金運、恋愛運・対人運など、様々な運気がありますよね?
運気も邪気も、本質的には同じ性質を持っています。
それは「流れる」性質と「固まる性質」です。
良い運気の流れとは、循環している状態。
逆に悪い運気の流れとは、変化や進展が無い停止状態。
邪気の影響で、あなたの運気が下がる時、人・物・お金・情報の流れがストップし、トラブルが起こりやすくなります。
特にお金は水のように、流れる性質があり、邪気に影響されることで、お金の流れが停滞したり、金運が下がったりするのです。
邪気は固まる性質を強く持ち、そして ” 損なう ” ように働きます。
ですから冒頭で、邪気を「本来の力や働きを損なうもの」と表現しました。
正常な気の流れが腐敗した気が邪気で、邪気は周囲の力を奪い、そのテリトリーを広げていきます。
ですから邪気によって運気が影響されることを知っていただき、またその影響が分かった時、すぐに対処することが必要です。
邪気が溜まる原因とは?
邪気が溜まる原因は、流れが止まる、固着・固定する、放置される、意識の外にあるなど、マイナスの働きによるものです。
邪気をまた別の言い方をすると、「成就しなかったもの」と言えます。
成就しなかったモノは、” 未成仏 ” ということですね。
成就しない ” モノ ” とは、夢、目標、目的、感情などで、個人の場合もあれば、集団の場合もあります。
私たちはそれぞれ違う人生を生きていますが、身体的・心理的な構造に差はありません。
ですから集合的無意識や潜在意識を介すると、邪気や負のエネルギーは強大になります。
邪気が溜まる条件は、以下の通りです。
- 風通しが悪い
- 掃除が行き届いていない・不衛生
- 不平不満、悪口、陰口、誹謗中傷の言葉が集中する
- お祓い・浄化がされていない
- 陰が多い
- 湿気が多い
- 染みや汚れ、傷がある etc
邪気はある意味、感情と同じで、「意識に上げる」ことでその影響が認められます。
私たちが認識・判断しない限り、邪気や負の働きは、知らず知らずのうちに力を増していくため、邪気の性質や対処方法を知っておくことが大切です。
邪気はうつる?影響を受けやすい人は要注意!
邪気はうつります。邪気が生まれる大元を絶ったり、邪気に対する対策を取らない限り、邪気は無限に供給されます。
イメージとしては、蛇口を締めない限り、水が流れ続けるような感じです。
蛇口を締めるのか、それとも水を塞き止めるために障害物を置いたり、川や海に流れるようにするのか、ということですね。
邪気の根源は、人・物・場所や土地のどれかです。
邪気がうつる・乗っかるのは、あなたが人や物に触れたり、場所や土地に入ったりすることがキッカケになります。
そういう意味では、邪気は感染症のように移動すると言えますね。
私たち人間は、様々なモノを持って生きています。
- 意識・意志
- 意思・感情・情緒・観念・情念
- エネルギー・気
- 思考 etc
これらは自発的・意図的に持っている場合もありますが、無自覚・無意識に持っている場合もあります。
また持っているだけであればいいのですが、外へ発信・発言し、人に影響を与えていることもあるのです。
感受性が豊か・エンパス・エネルギーに敏感、という体質の人は、人が持っている無形のものに影響されます。
- ” 目が合った ” だけで、瞬時にエネルギーが飛んで来る
- 一瞬会っただけ、短時間の接触で影響を受ける
- 長時間話や電話をして、相手の邪気や悪感情を引き受ける
- 共感や同情をすることで、相手の苦しみや悲しみと同調する
- 特定の場所にいる人の感情や意識に同調し、調子が悪くなる etc
影響を受けやすい体質や性質は、その人が持つ特徴です。
外部からの影響を受けることで、多くの場合は損をすることが多いかもしれません。
ですから邪気の性質や、邪気がうつりやすい条件などを知り、自分自身を守り、また人に影響を与え過ぎないための知識を持っておくことが大切です。
人に触れる仕事の人
人に触れる仕事をしている場合、邪気の影響を強く・早く受けやすい傾向にあります。
なぜなら人に直接触れることで、その人のエネルギー場からダイレクトに影響を受けるからです。
- 美容師・理容師
- ボディセラピスト
- 鍼灸
- ヒーラー
- 整体師
- 医師・看護師
- 介護士
- 納棺師 etc
上記は、直に人に触れる代表的な職業の例です。
美容や健康に関することは、「生死」に関することでもあります。
また健康や寿命に関する関心事は、私たちの本質的な生存欲求が関わるため、上記の職業に関わるお客さんは、感情や悩みを吐露しやすい傾向が強く出ます。
人には「パーソナルスペース」があり、特定の場所では、個人的な影響力が強まるケースが多いです。
あなたが人に直接触れる仕事をしている場合、ご自身の身体とメンタル、エネルギー的な健康に、人一倍気を配る必要があるでしょう。
人から受ける影響は、良いものばかりとは限らず、邪気や望まないエネルギー的な繋がりが起こる場合があるからです。
邪気を跳ね返す・受けないようにするには?
邪気の影響を跳ね返す・受けないようにするためできることは、5つです。
- 日頃から肯定的な言動を心がける
- 自分の身体と心、エネルギー、空間を綺麗な状態にする
- 邪気の影響を受ける場所や人には近づかない
- 浄化や邪気を清浄化する
- 人に邪気の影響を無効化してもらう
1~4は、あなた自身が心がけ次第、行動次第になります。
ご自身で邪気が寄って来ない体質、” 幸運体質 ” でいることで、邪気の影響を受けなくなります。
エネルギーや気は、滞ったり、放置したり、無視したりすることで悪化します。
時に自分では対処できない・分からないことは、専門家の力を借りて、お金や時間を惜しまないことが大切。
あなたの状態が邪気によって損なわれてしまうと、長期的に見て損害が大きくなりますからです。
自分で邪気を払う方法・邪気を浄化・身を守る方法
最後に、あなたがご自分で邪気に対する対処方法をご紹介します。
邪気は「清浄化されること」で、その力や働きを失います。
簡単に言ってしまえば、あなた自身が正常・清浄な状態になればいい、ということ。
以下が邪気を払う・浄化する、または邪気から身を守る方法です。
- 肯定的な言葉を使う
- 人の悪口・陰口・不平不満に参加しない
- 雰囲気が悪い人や物、場所を避ける
- お祓いをあげる、お祓いを受ける
- 部屋・家を掃除する
- よく寝る
- 運動をし、気を動かす
- 栄養のある食べ物・旬の食べ物を食べる
- 塩とお神酒を入れたお風呂に入る
- クリスタルチューナーやシンキングボウルで浄化をする
- お香やインセンスで空間を浄化する
- 自然に触れる時間を増やす
- 自然音や邪気を無効化する音源・映像を流す
- 定期的にお守りを交換する
- 信頼できるヒーラーやセラピストの施術を受ける
普段から ” 邪 (よこしま) な ” ものに触れないこと、心身を正常な状態に保つことが大切です。
また邪気に触れてしまった時は、上記に挙げたような方法で、気分もエネルギーも浄化してください。
それでも不調が出たり、トラブルが続くようであれば、専門家の手を借りてくださいね。
あなたが不運に見舞われていると、あなたの周りの人にも邪気の影響が出てしまう恐れがあるからです。
まとめ
今回は、邪気について詳しく解説させていただきました。
身の回りに邪気になりそうなものがあれば、綺麗にし、邪気がありそうな場所には近づかないでくださいね。
邪気を「成就しなかったもの」と表現しましたが、あなたがすべてを受け止めて、自己犠牲を払う必要はありません。
あなたが健康・幸せであることで、あなたは周りに幸せと喜びのエネルギーを与えていくことができます。
あなたは邪気に対して、清浄であり続け、自然に邪気が少なくなっていくことが望ましいのです。
もしあなたが邪気に影響され、どう対処していいか分からない場合は、邪気に詳しく、実績と能力のある占い師・鑑定士、霊能者の方の力を借りてください。
こういった方々は、あなたの邪気を払うだけでなく、幸せな人生を歩むためのアドバイスをしてくれますよ!
それでは、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう!
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