皆様は、デジャブを経験したことがありますか?
ほとんどの人が「前にどこかで見たことがある」「同じような状況があった」などデジャブを経験するといわれていますが、違和感を感じるだけで、それが何を意味するのか分からないまま忘れてしまうとされています。
今回は、デジャブのスピリチュアル意味やデジャブは多いと注意しなければならないことなのか?などについて、分かりやすく紹介していきたいと思います。
デジャブとは?
デジャブは、フランス語のdéjà-vu(デジャヴュ)が語源で、日本語の直訳では、すでに見たという意味になります。
デジャブという現象は、フランス人の心理学者エミール・ブワラックが1917年に発表し、世界中に広めたといわれていて、日本語では既視感(きしかん)と書くように、見るだけではなく、実際には一度も経験したことがないのに、既にどこかで経験したことがあるように感じることを示しています。
また、デジャブを感じる原因については、心理学や脳神経学で研究はされているものの、いまだに解明されていない部分も多いとされていますが、日本人の6~7割の人たちが経験したことがあるといわれているため、特別めずらしい現象ではないとされています。
見たことないのに見たことあると感じる
デジャブとは、自分が見たり経験したこと、人の言動や感情など、さまざまな過去の断片的な記憶を、見たことがあると思ってしまう現象のことをいいます。
初めて訪れた場所のはずなのに、街の外観や雰囲気などから、前にもここに来たことがあると懐かしく感じるとき、それが、過去に行った記憶からきているものなのか、夢で見たものなのかなど、見たことがないのに見たことがあると感じる不思議な感覚だとされています。
このシーン見たことあると感じる
デジャブには、すでに見た、見たことがあるという意味があります。
まだ経験していないのに、なぜか経験したような懐かしさを覚えたり、友達や家族たちと何気ない会話をしている最中や、ドラマや映画などを見ているときに、ふと、このシーンを見たことがあると感じる場合があります。
初めて聞いた言葉・単語なのに知ってるような馴染み深い感覚がある
代表的なものは「レムリア」でしょう。この言葉に馴染みがある場合は、自身の過去世はレムリアに関連していた場合があると言われています。
このような既視感を覚える単語は人によってさまざま。なにか新しい言葉を見聞きしたとき、感覚を研ぎ澄ませておくことをおすすめします。
デジャブの具体的な例
デジャブの具体的な例としては、友達や職場の同僚などと、普段と変わらない会話をしていたときに、ふと、前にもこのようなやり取りをしたことがある気がする、自宅で何かしらの作業をしていたときに、この状況と全く同じ状況が前にもあったような気がするなどと、実際には、初めて経験したことなのに、以前にも同じような会話や行動をしたように感じることです。
前にも同じような経験したと感じるデジャブは、無意識のうちに自分が経験したことを元にして、次に起こることを予測していたり、または、過去の似たような経験と被せているという説もあります。
デジャブは病気?正体とは
あまりにも頻繁にデジャブが起こると、ストレスに感じてしまう人がいるともいわれています。
デジャブは、自分にとって意味のあることだからこそ起こることが多いといわれていますので、無理に抑えこむことはせずに、自分に合った方法でデジャブと付き合っていくことを考えることが大切だとされています。
デジャブによって気持ちが落ち着かなくなってしまったときは、静かな場所で瞑想をして、呼吸に意識を集中させていくと、気持ちが落ち着いてくるとされています。
また、充分な睡眠をとって、心身共にしっかりとエネルギーを養っておくことも大切です。
デジャブを感じるときは、自分で自分を癒す段階であるというスピリチュアル的な意味もあります。
前にも見たことがある気がすると感じるのは、過去の記憶を思いだし、過去のエネルギーや記憶を追体験して解消させることに繋がるからだとされています。
ただ、デジャブがスピリチュアルな現象の1つだとしても、科学的な視点から考えることが大切ですので、デジャブがあまりに多すぎて気になったり、日常生活に支障が出る場合は、自分で判断せずに病院で診て貰うことも必要です。
デジャブの原因は脳のバグと言われている
この項目では、デジャブの原因について、代表的なものを紹介したいと思います。
脳のバグ・脳の疲れ
毎日の生活の中で多くの情報や経験したことを記憶していく人の脳は、バグを起こすこともあるため、似たような経験やシーンなどを区別することができなくなることがあるといわれています。
初めて訪れた場所なのに、前にも来たことがあると感じるなど過去に似たような経験をしていると、似たような景色の場所と勘違いした脳のバグにより、デジャブを感じることもあるとされています。
また、脳が疲れやストレスを抱えているのも、錯覚やバグを起こしやすくなる原因の1つとされていますので、デジャブを感じやすくなります。
左右の目
人の目には、利き手と同じように効き目があります。
人はものを見ようとしたときに、効き目から先に見る傾向にあります。ただ、右目と左目では物事を見る速さが違うため、目からの情報を脳に記憶する速さにも差がでます。
この差はわずかなものですが、まれに脳が混乱して過去の記憶と誤って認識してしまうことから、デジャブの原因の1つとなっているのではないかといわれています。
ですが、デジャブは盲目の人も経験することがあるといわれているため、目の問題だけが原因だとは解明されていないと伝えられています。
デジャブのスピリチュアル意味
この項目では、デジャブのスピリチュアルな意味にはどのようなものがあるのかを紹介したいと思いますので、参考になさってみて下さい。
霊感・悪い予感があたる
波動が高いもの同士はお互いに引き寄せ合うといわれているため、守護霊など高次元の存在からのスピリチュアルメッセージをデジャブという形で、霊感がある人は受けとることができるとされています。
高次元の存在からのスピリチュアルメッセージはポジティブなものが多く、誰と一緒にいて、どのような行動をしていたとしても、間違った道には進んではいないということを示しています。
デジャブが起きたときに、不思議な感覚は味わっても、偶然として忘れてしまう人たちが多い傾向にありますが、自分の進むべき道が分かるようになったり、デジャブが起こった場所や状況を考えてみることで、悪い予感を避けることができるようになったりなど、デジャブが持つ意味に気づけるようになれば、今後の人生をプラスの方向に活かすことができる可能性も高まります。
前世の記憶
現世での経験をきっかけに反応してしまった前世で経験した記憶が、無意識のうちに思い出されているといわれています。
デジャブが起きたときは、このシーンを見たことがある、初対面の人に対しては、この人とどこかで会ったことがあるという感覚を得ることがありますが、それがいつどこで起きたことなのかについては、はっきりと思い出すことはできないとされています。
確かなデジャブの現象であるにもかかわらず、その繋がりについて何も思い出すことができないのは、それが前世に経験した記憶であり、現世で経験した記憶とは違うものだからと考えられています。
多くの人たちは前世の記憶を持って生まれてくるわけではないといわれていますので、断片的にでも前世の記憶を思い出すことができるデジャブは、前世で成し遂げるはずだった目標や夢などを知るきっかけになる可能性があります。
魂の記憶
人の魂は、カルマの解消をするために輪廻転生を繰り返しているといわれています。
基本的に前世の記憶は持っていない人が多いとされていますが、強烈な経験は魂に刻まれていることがあり、現世でその強烈な経験が刻まれたときと同じような状況が起きた場合、魂の記憶がデジャブとなって現れることもあるといわれています。
デジャブは、前世で経験した過ちを現世でも繰り返してはならないという魂からの重要な警告の場合もありますので、デジャブを感じたときは、今の自分の言動を振り返ってみることが大切です。
潜在意識
人は、褒められたい、特別な経験をしたいという願望を潜在意識の中に持っており、実際にその願望が現実になったときに、デジャブとして現れるとされています。
また、デジャブは頭の回転が速い人ほど起こりやすいともいわれています。
頭の回転が速い人は、その場の状況や過去に経験したこと、周囲の情報などから、次に起きるであろう出来事を無意識のうちに潜在意識で予測している場合があり、それが実際に起きたとき、デジャブのように感じるとされています。
人生をループしている・繰り返している
人の魂は、前世・現世・来世と輪廻転生を繰り返し、死んだ後に身体から離れた魂は、次の人生へ移る準備を始めるといわれています。
多くの人生の中で経験を積み重ねてきた魂は、生まれ変わってきた現世でも、前世と同じような行動や経験を何度も繰り返すとされています。
それは、庭のお花に水をあげるとか、椅子に座るとかなど、日常生活の中でのありふれた行動が前世の記憶を呼び戻し、現世で思いだした記憶とリンクしてデジャブとして現れるとされています。
別の時間軸・世界線に飛んだ
過去・現在・未来と時間は経過するものと人は思い込んでいますが、過去・現在・未来という時間の流れというのはそもそも存在せず、ただ、今というときが続くという考え方があるといわれています。
また、人が存在しているこの世界には、並行した現実がいくつもあるという考え方があり、その別世界のことをパラレルワールドといいます。
別世界であるパラレルワールドと、今の自分がいる世界が、あるとき、何かしらの要因によって混線してしまうことがあり、そのようなときにデジャブを感じるといわれています。
スピリチュアルの視点での時間軸では、パラレルワールドにいる自分の1人と共に、2つの次元を同時に体験すると説明されています。
未来予知・先がわかる
直感力が鋭い人は、デジャブを感じた数秒後に、次に何が起こるのかを予知することができるといわれています。
初対面の人との会話をすでに経験したことがあるように感じ、更に、この人は次にこのような行動をするだろうと予測し、それが本当に起こるといった予知感覚もデジャブの1つだとされています。
また、未来予知の中でも、運命的な出会いを教えてくれたり、今後人生を変えるであろうメッセージを受け取るなど、デジャブに良い印象を感じた場合は、将来、良いことが起こる可能性が高いといわれています。
たとえば、初めて訪れた場所に来たことがあるような懐かしさを感じるのは、その土地から特別なエネルギーを得ているとされていますので、引っ越しや転勤など、大きな人生の転機を迎えるときに、印象残っている場所を選ぶのが良いとされています。
また、まだ経験していない未来のことが本当になる、夢の中で先に体験してしまうというのは、スピリチュアル界では霊感の強い方が良く見る予知夢だといわれています。
ですが、多くの人たちは、日常のありふれた出来事を予知夢で見ている可能性もあるとされていて、予知夢で見ていたことを現実で体験した場合、デジャブのように感じることもあります。
人は、多くの夢を見て、大抵は朝起きたときに夢の内容を忘れていることが多いといわれていますが、見た夢を無意識で覚えており、たまたま見かけた景色やシーンが夢で見た光景と似ていると、知っている、見たことがあるとデジャブを感じることがあるとされています。
夢は、印象に残った記憶や、強く考えている想いなどを映像として見るといわれていますが、予知夢とデジャブの関係性は科学的に解明されてはいないものとされています。
デジャブのスピリチュアルサイン
1年のうちに何度デジャブが起きたら多いのか、はっきりと解明されてはいないといわれていますが、一生の間に数回程度しかデジャブを感じない人と比べると、1年に何度も感じる場合は、デジャブが多いとされています。
この項目では、デジャブのスピリチュアルサインについて紹介したいと思いますので、参考になさってみて下さい。
デジャブが多いスピリチュアル意味
デジャブが多いのは、疲れてストレスが溜まっているか、心が安定しているかのどちらかだというスピリチュアルな意味があります。
疲れすぎていたり、ストレスが溜まっている場合は、エネルギーが混乱するような状態となるためデジャブが多くなり、心が安定しリラックスを感じているときは、直観力が鋭くなるため、こちらの場合もデジャブが多い状態になるといわれています。
また、本当のデジャブではないものに対してもデジャブだと激しい思い込みをするという特徴も、デジャブが多くなる原因の1つといわれています。
思い込みが強い人は、無意識のうちにデジャブだと思い込んでしまったり、初めて経験したことだと思ったのにも関わらず、後から落ち着いて考えてみると、経験したことがあったということが多いとされています。
デジャブが多い日のスピリチュアル意味
デジャブが多い日は、脳がしっかり休めていないというスピリチュアルな意味があります。
充分な睡眠がとれていないと、脳はストレスを感じやすくなり、そのストレスがデジャブを引き起こす原因になっているといわれています。
仕事が忙しくて睡眠時間が短いときや、夜勤などで睡眠時間が不規則なときなどに、デジャブは起こりやすい傾向にあります。
デジャブが増えたスピリチュアル意味
ストレスを強く受ける状態が多いときは、デジャブが増えるというスピリチュアルな意味があります。
神経質な人や、ネガティブ思考の人などは、精神的な疲労や苦労を感じることが多いため、脳が疲れてストレスを受けやすく、錯覚や混乱などが起こりやすい状態に陥り、デジャブが増える傾向にあります。
頭痛を伴うデジャブ
何かを見たときに、前の記憶なのかそもそも体験したことがあるのかも分からないシーンを感じることが多いデジャブの後には、ひどい頭痛が伴う場合があります。
ストレスとは、脳の疲れだけではなく、肉体的なストレスも含みます。
仕事が激務だったり、肉体労働など身体を酷使し疲れ果てていたり、ストレスを感じる状態が続いていたりするときは、デジャブが頻繁に起こることもあります。
脳と身体は密接に関係しているため、肉体的なストレスは脳へも影響し頭痛を伴い、勘違いや錯覚を起こして、デジャブが起こる確率を上げてしまうとされています。
気持ち悪くなるデジャブ
人は、誰でも忘れたい記憶を1つは持っているといわれています。
辛い、悔しい、恥ずかしいことなど忘れたい記憶があったり、トラウマを抱えている人などは、その忘れたいと思っている記憶に近いようなことが起こると、脳が強いストレスを受けて、トラウマがフラッシュバックしデジャブとなって現れることが多いといわれています。
自分の精神状態を守るために、脳は都合の悪い記憶を無意識に消してしまうことがあるといわれていますが、それらの記憶はただ思い出せないだけで、脳には記録が残っているとされています。
このように忘れたいと思っている記憶やトラウマがフラッシュバックすることで、気持ちがわるくなったりする場合がありますが、吐き気や頭痛を伴う場合は、メニエル症や三半器官に異常が起きたことも考えられますので、早めに病院に行くことが大切です。
怖い・恐怖を感じるデジャブ
人は、明日行ったことがない場所へ行くとなったときに、無意識で、今まで行ったことがある似たような場所を思い浮かべて予測をし、危険の回避や最良の行動パターンを考えるといわれています。
デジャブを怖いと感じるのは、予知能力やシックスセンスがデジャブを引き起こしているからだと考えられています。予知(予測)能力というと特殊な能力のように感じられますが、人は少なからずこの能力を持っているといわれています。
デジャブが起こりやすい人の特徴
デジャブは、一度も体験したことのない状況や場所について、強烈な既視感を覚える現象です。
この不思議な感覚は誰にでも起こりますが、一部の人々にとってはより頻繁に起こることがあります。
では、デジャブが起こりやすい人の特徴とは一体何でしょうか。
まず、デジャブは若い人々、特に15歳から25歳の間の人々によく見られる現象です。
これは、この年齢層の人々が新しい体験を頻繁にするため、それらの体験が混同されやすいからかもしれません。
次に、物事を深く考える傾向のある人、創造的な思考を持つ人、夢想家と呼ばれるような人々もデジャブを経験しやすいとされています。
これらの人々は通常、自分の思考に没頭し、その結果として現実世界と内面世界の間で混乱が生じ、デジャブを引き起こす可能性があります。
また、ストレスが多い人や睡眠不足の人もデジャブを体験しやすいと言われています。
ストレスや疲労は、脳の情報処理能力を低下させ、結果としてデジャブのような誤解を引き起こす可能性があります。
最後に、旅行好きな人や多くの新しい経験を積む人も、多くのデジャブを経験することがあります。
新しい場所や経験が多いほど、それらが既存の記憶と混同しやすくなり、デジャブが引き起こされやすくなると考えられます。
これらの特徴を持つ人々は、より頻繁にデジャブを体験する可能性があると言われています。
しかし、デジャブはまだ完全には理解されていない現象で、誰にでも突然訪れることがあります。
その神秘性が、デジャブをさらに魅力的なものにしているのかもしれませんね。
デジャブはよくないの?
デジャブは、人によってはなかなか体験できるものではありませんので、貴重な経験を楽しむという気持ちで感じるのが良いとされています。
デジャブに対する怖いという考え方を、偶然が一致することが不思議であり面白いとポジティブな考え方に変えることで、デジャブが起きたときに、ストレスを感じることは少なくなるといわれています。
ただ、あまりにもデジャブが多すぎたり、デジャブが起こることに対してストレスを感じて困っている場合は、病気からデジャブが多くなっている可能性も否定できないため、早めに病院で診てもらうことが大切です。
まとめ
今回は、デジャブのスピリチュアル意味やデジャブは多いと注意しなければならないことなのかなどについて紹介してみましたが、いかがでしょうか?
デジャブには、すでに見た、見たことがあるという意味があります。
デジャブは、見るだけではなく、実際には一度も経験したことがないはずなのに、既にどこかで経験したことがあるように感じることを示しています。
科学的にも解明できていない部分が残されているデジャブには、スピリチュアルな意味やサインがあるということが分かりました。
また、霊感のある人は高次の存在からの精神的なメッセージを受け取ることもあるといわれていますので、何かしらの警告の場合、自分の人生をより良い方向に歩める手助けにもなりえます。
電話占いサイトには、スピリチュアルの専門家である占い師や鑑定士が多く在籍していますので、あまりにもデジャブが多く気になるようでしたら、スピリチュアルの専門家に相談して、サポートをしてもらったり、原因をつきとめたり、アドバイスをもらうのも1つの方法です。
ご自宅から時間の余裕があるときに、電話で相談ができますし、一部無料もありますので、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
今よりも幸せな人生を歩むためのヒントを得るために、この記事が少しでも、皆様のお手伝いとなれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
コメント