潜在意識書き換えの好転反応とは？

潜在意識の書き換えには好転反応がおきることをご存じですか？

波動の向上や魂の成長には様々な要因が関係していますが、潜在意識の書き換えはその中でも最も重要なファクターです。

今回は、その潜在意識の書き換えでおきるさまざまな好転反応について解説していきます。

スピリチュアルに興味をお持ちの方であれば潜在意識の変革の重要性はご存じかと思います。すでに話題になっているアファメーションなどを用いて潜在意識の書き換えに取り組んでいる方もおられるでしょう。

しかし、潜在意識の書き換えに伴う好転反応については、取り上げられることが少ないためご存じでない方もおられるでしょう。

変革には好転反応が伴うということを知らないと、自身の心身に異常が起きたのではないか、変革が何か良くない方向に向かっているのではないかと心配になるかもしれません。

この記事では、潜在意識の書き換えに伴う好転反応について具体的な症状などを紹介しながら詳しくお話していきます。

潜在意識の好転反応で起こること

そもそも「好転反応」とはどの様なものなのでしょうか。

好転反応とは、波動の向上や魂の成長などの変化に伴い心身に起こる症状のことです。

この変化の過程で一時的に体調を崩したり心が不安定になったりといった、さまざまな症状が出ることがあります。

それらを総称して、好転反応と呼びます。

東洋医学の世界では「瞑眩反応（めんげんはんのう）」と呼ばれており、医学の世界でも好転反応は認知されています。

治療行為に対する好転反応であれば、その治療箇所に関係する部位や症状に留まりますが、潜在意識は人間の心身全てに深く関係し影響を与えているため、潜在意識の書き換えに伴う好転反応は人それぞれ多種多様に発生します。

ここでは代表的とされるごく一部分の具体的症状を精神的なものと身体的なものに分けて紹介していきます。

潜在意識の好転反応で起こること【精神的な症状】

①不安や怒りを感じる

潜在意識の書き換えに成功すると「不安」や「怒り」の感情が好転反応として現れることがあります。

潜在意識は、人間の思考や思想の根源とも考えられている非常に重要なものです。

潜在意識の書き換えには心身の大きな変化が伴います。そのため書き換えの直後は意識や感情、情緒が不安定になる傾向があります。

その結果、マイナスの感情ともいえるような不安や怒りが押し寄せてくるのです。

②倦怠感に襲われる

潜在意識の書き換えに成功すると強烈な倦怠感が好転反応として現れることがあります。

潜在意識は人の心の根底にあり簡単には触れることはできませんし、意識の書き換えも非常に難易度が高く、強大なエネルギーを消費することになります。

潜在意識の書き換えに成功した直後は心身ともにエネルギー不足に陥っているため、寝付きが悪くなったり、寝ても疲れが取れないなどの現象が起きて、強烈な倦怠感に襲われることもあります。

③何故かは分からないがモヤモヤする

潜在意識の書き換えに成功すると「気分のモヤモヤ」が好転反応として現れることがあります。

潜在意識の書き換えという偉業を成し遂げ、理想の自分に近づいたはずなのに何故か気分が晴れずモヤモヤするといった状態がしばらくの間続きます。

これは書き換え後の新たな潜在意識が自身の心身に馴染むまでの期間に起こる症状であると考えられています。

潜在意識とは個人の意識その物を形成する存在です。

その心の根幹とも言える潜在意識を一新するわけですから、気持ちの切り替えも直ぐには追いつきません。

この気持ちの切り替え期間が気分のモヤモヤの正体です。

④自己否定感が強くなる

潜在意識の書き換えに成功すると強い自己否定感が好転反応として現れることがあります。

潜在意識を書き換えるということは、これまでの自身の思考や思想、価値観を一度捨て去り新たなものに一新するということです。

これには自分の過去の成功体験や誇りなども一度リセットする必要があるので、書き換えの成功直後は自身が空っぽで何も持っていない人間だと錯覚が起きてしまいます。

このタイミングで自己否定の感情が大きくなってしまうのです。

新たな潜在意識が定着すれば自然に自信も満ちあふれてきますので心配はいりません。

⑤過去のトラウマが蘇る

潜在意識の書き換えに成功すると過去のトラウマが蘇ることが好転反応として現れることもあります。

潜在意識とインナーチャイルドは非常に深い関係にあります。

インナーチャイルドとは「心の内側の子ども」という意味で、子どもの頃の記憶や心情のことを指します。

いじめや虐待などで傷ついたインナーチャイルドは、トラウマになることが多く癒すまでに長い期間が必要になるといわれています。

潜在意識の書き換えの際に意識の奥底、一番深くまで潜る必要があるため、そのときにインナーチャイルドに触れてしまい一時的に過去のトラウマをフラッシュバックさせてしまうのです。

潜在意識の好転反応で起こること【身体的な症状】

①強烈な眠気に襲われる

潜在意識の書き換えに成功すると「強烈な眠気」が好転反応として現れることがあります。

潜在意識は人の心の根底にあり簡単には触れることはできませんし、意識の書き換えも非常に難易度が高く、強大なエネルギーを消費することになります。

潜在意識の書き換えに成功した直後は心身ともにエネルギー不足に陥っているため、どれだけ寝ても睡眠が足りず日中でも強烈な睡魔に襲われることがしばしばあります。

②偏頭痛

潜在意識の書き換えに成功すると「偏頭痛」が好転反応として現れることがあります。

スピリチュアルの世界では「意識」で物事を感じ取り「頭脳」で物事を考えると言われています。

潜在意識の書き換えに成功するとまずは心が順応していきます。

潜在意識と心は密接に関係している為、ここでは拒否反応が出ることは少ないはずです。

次に、頭脳で潜在意識が書き換えられたことを認識するフェーズに移るのですが、意識と思考は直結することが非常に難しく、ここでは一時的に拒否反応が出る場合が多数あります。

この拒否反応が偏頭痛となって身体への症状として現れるのです。

③排便異常

潜在意識の書き換えに成功すると「排便異常」が好転反応として現れることがありま　　す。

医学の世界でも「腸は第２の脳」と言われており、人間の心身の状態に応じて様々な症状が現れます。

スピリチュアルの世界では第２のチャクラ（スヴァディシュターナ）が消化器官と密接な関係にあると考えられています。第2チャクラは仙骨部分にあるとされており、セイクラルチャクラと呼ばれることが多いため、こちらの言葉に耳馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。

潜在意識の書き換えは身体のチャクラに様々な影響を与えるため、その大きなエネルギーの変化を第２のチャクラが受け、その影響としてチャクラが落ち着くまでの一時的な期間、便秘や頻尿などの排泄異常が症状として現れることがあります。

④微熱が続く

潜在意識の書き換えに成功すると「微熱」が好転反応として現れることがあります。

スピリチュアルの世界では微熱はクリアリングが行われている時に起きる症状であるといわれています。

クリアリングとは浄化状態のことであり、潜在意識の書き換えの場合は書き換え処理が終わった時に古い意識を浄化している状態のことを指します。

この浄化処理が行われないと新旧２つの意識が混在してしまい、精神が不安定になってしまいます。

このクリアリング処理の際に身体への症状として微熱が現れることがあります。

⑤関節の痛み

潜在意識の書き換えに成功すると「関節痛」が好転反応として現れることがあります。

関節はスピリチュアルの世界では心理的な考え方とリンクしているといわれています。

感性が柔軟な人は関節も柔らかく、感性が凝り固まっている人は関節も硬くなり関節痛などを引き起こすとされています。

潜在意識の書き換えに成功するということは、これまでの感性とは全く別のものに変化を遂げることになります。

そのため一時的に感性と深くリンクしている関節に影響を及ぼし、関節痛の症状を引き起こすことがあります。

⑥いつも以上に汗をかく

潜在意識の書き換えに成功すると「発汗」が好転反応として現れることがあります。

汗はデトックス効果を持っており、心身に溜まった老廃物や邪気を体外に排出する役割を担っています。

潜在意識の書き換えに成功し、魂や細胞が活性化されている状態になると浄化作用が強く働くことがあります。

この時、身体に起こる症状としていつも以上の発汗が現れる場合があります。

⑦ニキビなどの肌荒れ

潜在意識の書き換えに成功すると「肌荒れ」が好転反応として現れることがあります。

特にニキビなどの吹き出物は、心身に溜まった老廃物や邪気がクリアリングのために溢れ出た物だと考えられています。

潜在意識の書き換えに成功し、魂や細胞が活性化されている状態でクリアリングが起こると通常以上の毒素が排出されるため、大きな肌荒れなどが起こる可能性があります。

⑧知覚過敏

潜在意識の書き換えに成功すると「知覚過敏」が好転反応として現れることがあります。

潜在意識の書き換えには非常に強大なエネルギーと繊細さが必要になります。

書き換え直後は感覚が鋭敏になっており、通常よりも外的刺激に対して敏感になっています。

口内は特に感覚に対して敏感になるため知覚過敏の症状が現れることがあります。

潜在意識の書き換えが恋愛に与える影響と好転反応について

潜在意識の書き換えは恋愛観にも大きな影響を与えることになります。

恋愛観においての潜在意識とは簡単に言えば「思い込み」です。

思い込みによって自分でも知らないうちに恋愛観が左右されているのです。

例えばいつまで経っても結婚できない人、これは口では結婚したいと言っていても、潜在意識では「どうせわたしなんか結婚できない」などと思い込んでしまっているのです。

この様な負のエネルギーを持った思い込みは潜在意識の書き換えによって一新することができます。

書き換えに成功すれば心の底から結婚を願うことができるようになるため、高次元の存在ともリンクが繋がり引き寄せの法則なども真の力を発揮できるようになります。

恋愛観における潜在意識の書き換えにも好転反応は起こります。

書き換えに成功すれば一時的に恋愛に興味がなくなり、異性とも距離を置きたくなるはずです。

この様な好転反応の後には必ず素敵な出会いが待っていますので、好転反応は休息の期間だと思ってしっかりと受け入れてください。

潜在意識の書き換えの好転反応の平均的な期間

そもそも潜在意識とは、千差万別なものです。形もなく目にも見えないため、人それぞれ感じ方も好転反応の出かたも異なります。

そのため潜在意識に関することで明確な答えはなく、全て個人差によると前置きをした上でここからはあくまで平均的な数値としてお話していきます。

潜在意識の書き換えには約２週間かかると言われています。

そして好転反応は３～１０日続くと考えられています。

潜在意識の書き換えが始まると直ぐに好転反応も出てくる人もいますので、好転反応の期間は最長で約２４日症状が続くこともあります。

潜在意識書き換えの好転反応の見分け方

潜在意識の書き換えは当人が強く願い正しい手順を踏めば何回でも行うことができます。

初めての潜在意識の書き換えは、全てが初体験であり右も左もわからないはずです。

そんな中、一見悪い症状である好転反応が起きてしまうとパニックになってしまうかもしれません。

好転反応のことを知っていても自身に今起きていることが体調不良なのか好転反応なのか判断が難しいところだと思います。

ここではその見分け方の代表例を２つ紹介していきます。

①起きている症状が「願い」に直結しているか

自身に起きている症状が願った潜在意識の書き換えにリンクしているかで好転反応かどうか見分けることができます。

例えば恋愛観の潜在意識の書き換えを願った後に、急に異性に興味がなくなったり、今の恋人と喧嘩をしてしまったりといった事象が起こったのであれば、恋愛観とリンクした出来事ですから好転反応と言えるでしょう。

② ポジティブでいられるかどうか

これは非常にわかりやすい判断方法です。

症状が起こっている最中にポジティブな気持ちでいられるかどうかでわかります。

例えば頭痛の症状が起こった時、体調不良であれば気分が滅入ってしまい寝込んでしまうだけでしょう。

しかし好転反応による症状であれば頭は痛いけれど、痛みによって思考がリセットされ物事を新たな視点で考えられる。

などといったポジティブな気持ちが表に現れくるはずです。

まとめ

この記事では「潜在意識書き換えの好転反応とは？」のテーマのもと潜在意識の書き換えやそれに伴う好転反応にスポットを当てて詳しく紹介してきました。

潜在意識の書き換えは魂や波動の成長にとっては欠かすことのできない重要なファクターであり誰にでも起こり得る事象です。

それに伴い、好転反応も誰にでも起こり得る事象といえます。

あなたが今抱えている悩みの種は、もしかすると好転反応による症状なのかもしれません。

自身の潜在意識としっかりと向き合うことで自ずと答えは出てきますので、まずは自身の心と正面から向き合うことから始めてみてはいかがでしょうか。