古代エジプトでは神として崇められていたこともある猫。
猫のガラスのように透き通った真ん丸な目は愛くるしいだけでなく、すべてを見通せるともいわれるほど霊的能力の高い動物として知られています。
猫は古くから人間と共に生活を共にしてきた存在ですが、神秘的な部分が多く、猫の行動には謎が多いのも事実です。
本記事では、そんな猫の霊感について様々な角度から調査を行った結果をご紹介していきます。
猫と霊感の関係や、縁起が良いとされる猫の特徴など幅広く紹介していきますので、猫と霊感の関係に興味がある人は最後までご覧ください。
猫と霊感!猫はあなたと家を守る存在
犬は飼い主に忠実ですが、猫は飼い主を下僕と考えているといわれることがあります。
実際、猫は自由気ままな性格が多く、マイペースな振舞いをするためにそのように思われる人も多いかもしれませんが、猫は他のどの動物よりも霊感が高いといわれています。
古代エジプトでは猫は魔除けの存在としても重宝され、神として祀られるほどスピリチュアルな能力が高く神秘的な生き物です。
では、実際には猫はどのようにしてあなたや家を守ってくれているのでしょうか?
猫と霊感の関係性からわかる性質についていくつかご紹介していきます。
猫のオーラの特徴は保護力
猫は古くから魔除けの動物として大切にされてきました。
魔除けの動物とされるにはネズミなどから穀物を守る益獣など、いくつか理由は考えられますが、一番の理由は猫が身に纏うオーラの保護力です。
猫はオーラの特徴を瞬時に見分けるとも言われており、浄化と癒しの力が強い生き物だとされています。
悪い気を払い、猫自身や飼い主、居場所をオーラの力により守っているのです。
猫がのんびりと日向ぼっこしている場所にいると、自然とゆったりとした気持ちになるかもしれませんが、それは猫自身の持つオーラの保護力による部分もあるのです。
猫が近くにいる場合は、その周囲の気は浄化されるため、霊的な存在はその場に留まることさえできなくなります。
ポジティブなエネルギーを好む
猫は、安心できる居心地の良い場所を、つまりポジティブなエネルギーを好む動物です。
そして、ネガティブなエネルギーや霊的存在から飼い主や家そのものを守ろうとする本能を備えています。
猫はオーラやエネルギーを察知する能力が非常に高く、兼ね備えた能力でネガティブなエネルギーを払うことができます。
私たち人間は、視覚を使って周囲の環境を把握しますが、猫は視覚以外のオーラやエネルギーで環境を把握します。
職場の同僚などからネガティブなエネルギーを受け取ってしまったり、嫌な出来事に遭遇してあなた自身がネガティブなエネルギーを発していたりする場合も、猫はすぐに感知し浄化しようと自身の高いエネルギーを周囲に放出し、周囲のエネルギーを整えようとしてくれます。
霊的な存在がついてきてしまい自身のエネルギーだけでは中和させられない時には、威嚇したり、攻撃したりして悪いエネルギーを追い払ってくれることもあるのです。
あなたが外出した時に猫が額や体を摺り寄せてくることがありますが、あの行動もあなたを外の悪いエネルギーから守ろうとしているが故。
もしも、帰ってきたあなたを見て猫が威嚇してくるような場合は、霊的存在を連れて帰ってきている可能性もありますので、注意してくださいね。
ヒーラー的役割を担っている
猫は癒しと浄化の力が強く、それ故にヒーラーとしての役割を担っているとされています。
RPGなどで治癒の魔法などをかけるとプレイヤーの体が光で包まれ体力が回復していきますようね。
猫が近くにいると同じように飼い主の心が癒されて行っているのです。
猫を撫でたり、猫が近くにいたりすると自然と安らぎの気持ちがわいてきませんか?
猫はそばにいるだけで周囲を癒すことができる天性のヒーラーともいえるでしょう。
また癒すだけでなく、そのばの空気を浄化する力もあるため、猫の周辺には悪い気はとどまることができません。
猫は、日々あなたや周囲の環境を癒すことで、家そのものを守ってくれているのです。
猫には一体何が見えている?
猫の目はビー玉のような真ん丸な瞳が特徴的です。
研究によると猫の目は人間よりも多くの光を感知でき、より広い範囲の視野を持っているといわれています。
猫は元々狩猟生活を送っており、夜でもわずかな光で活動できるようにするためにそのような特徴を持っています。
そのため、人間の見えている世界とはまた異なった視点で世界を見ているとされています。
また、猫は非常に優れた聴覚を持っています。
一説によると猫の可聴域(音が聞こえる範囲)は3~4倍以上あるとされており、人の耳には届いていないわずかな物音にさえ反応することができます。
猫は目と耳以外にもう一つ周囲の状況を把握する手段を持っています。
それがヒゲです。
猫のヒゲが対象物の距離を測る役割を持っているということはご存じの方も多いと思いますが、それ以外に「温度や気圧の変化」「気の流れ」「空気の振動」なども感じ取ることができることをご存じでしょうか?
猫のヒゲはまさに高性能なレーダーのようなもの。
このように猫は、広い範囲を見渡せる目、わずかな音も聞き取れる耳、そしてわずかな変化すら逃さないヒゲにより周囲の状況を感知しています。
だからこそ、人間は気付かない霊的な存在のエネルギーに誰よりも敏感に気付くことができるのです。
猫の種類で霊感が変わる?白猫と黒猫の霊性の違い
猫と一言にいっても様々な特徴の猫が存在します。
特に対照的なのが白猫と黒猫。
同じ猫なのに毛色が全く違い、古くからの言い伝えも正反対な部分が多い2種で、白猫は縁起が良いけれど黒猫は不吉と言われることさえありました。
しかし、それは本当なのでしょうか?
ここでは、白猫と黒猫の霊性の違いについてやまた他の種類の猫たちについてもスピリチュアル的な観点も含めてご紹介していきます。
白猫は幸福の象徴
神聖な色の象徴ともいえる白色。
天使や教会、神主、巫女など神を祀る場所には白が用いられることが多いのもその神聖さ故です。
そんな白色を身にまとった白猫は幸福の象徴とされています。
お店などでよく見かける「招き猫」も白猫が多いのも、白猫がモデルになったからともいわれています。
白は浄化の色であり、白猫が持つ浄化のパワーは非常に強力で近くにいるだけで、心が洗われるような気持になっていくでしょう。
白猫の持つ神聖なイメージから、幸福を招く以外にも次のような効果がもたらされるとも言われています。
- 恋愛運がよくなる
- 金運があがる
- 厄除け・厄払い
さまざまな運を引き寄せる効果があるだけでなく、悪い気を払ってくれる浄化のパワーにも優れた白猫。
道で出会っただけでも幸運が訪れる可能性が高くなりますよ!
とはいえ、白猫は目立つ存在であるが故に非常に警戒心の強い性格の猫が多いのも特徴です。
猫が怖がっている場合には無理に近寄ろうとせず、「姿を見せてくれてありがとう」と感謝の気持ちを送ってあげてくださいね。
黒猫は福猫
「黒猫が横切ったら不幸が訪れる」「黒猫は不吉の象徴」そんな話を一度や二度聞いたことがある人も少なくないでしょう。
これは、西洋魔女の使いと描かれていたことに端を欲しているのではないかとされています。
また、人は視界のきかない暗闇を本能的に恐れるようになっていることもあり、黒い毛皮の黒猫を恐れた理由の一つかもしれません。
しかし、過去の歴史を紐解くと黒猫は福猫として扱われてきた記述が数々残っているのです。
- 江戸時代には黒猫を飼うと結核が治るとされ黒猫は重宝されていた
- 平安時代初期にしるされた宇多天皇の日記には「父から譲られて黒猫を飼っている」と記述されている
- 明治時代の文豪である夏目漱石の代表作「吾輩は猫である」のモデルは黒猫といわれている
このように古くから黒猫の幸運を信じて授かろうとしてきた記述が多数残されているのです。
元々日本では、黒猫は幸運の象徴とされていたけれど、西洋文化が日本に入る過程で黒猫の誤った認識が広まってしまった部分もあるかもしれませんね。
しかし、実際は黒猫は猫の中でも群を抜いてスピリチュアル能力が高いのです。
その理由は主に2つあります。
- 黒猫は知恵と知識の象徴とされている
- 浄化するパワーが非常に強い
黒猫は知恵と知識の象徴とされ、洞察力、観察力、記憶力が優れているといわれています。
そのため、周囲の些細な変化を敏感に察知し、即座に対応することができるのです。
猫の毛色は遺伝で決まるとされており、白が優性遺伝で黒が劣性遺伝のため黒猫が生まれてくる確率は少なくなっています。
そんな貴重な黒猫に出会う機会があったという事はあなたに運が回ってきている証。
特に、あなたが落ち込んだり、ひどく疲れたりしている時に黒猫が近寄ってきたときは、あなたを癒そうとしてくれているのかもしれません。
もし許されるのであれば、その黒猫にそっと触れてみてください。
あなたの気持ちが軽くなっていき、自然と笑顔になることができるはずですよ。
茶トラ猫は豊かさの象徴
茶色の縞模様が特徴の茶トラ猫。
明るい毛並みが鮮やかな茶トラ猫は、「家内安全」「商売繁盛」などの豊かさの象徴とされています。
茶トラ猫は、好奇心旺盛な性格で身体的なエネルギーも非常に強いのが特徴です。
茶トラ猫を家に招き入れると、その家の流れは良くなり明るさと豊かさがもたらされることもあるそうです。
映画「ボブという名の猫」でも知られている茶トラ猫ボブもジェームズを救った奇跡の猫として知られています。
薬物中毒で彷徨っていたジェームズを救ったのは一匹の茶トラ猫の存在でした。
ボブと出会ったことによりジェームズは人間らしさを取り戻し、心の豊かさを手に入れることになっていくのです。
三毛猫は福を呼び寄せる
三毛猫は、白、黒、茶の3色の毛を持つ猫のことをいいますが、三毛猫もまた福を呼び寄せる猫だとされています。
理由は、三毛猫の特徴でもある3の数字が非常に縁起がいいとされているからです。
「三度目の正直」「早起きは三文の得」というようにことわざにも使用されていますし、更に日本語での3は読みが「みっつ」であることから、「満つ」「充つ」とすることができるため願望成就の象徴ともされています。
他にも魂、精神、肉体の三位一体であったり、宇宙などの高次元も3次元で構成されたりと3は安定を表す数字であることから非常に縁起が良い数字とされています。
また、三毛猫は猫の中でも特に丈夫で病気になることも少ないという特徴もあり、福を呼び寄せる猫として古くから大切にされてきました。
特にオスの三毛猫は希少性の高さもあり、出会うだけで幸福が訪れるといわれるほどです。
サビ猫は癒しを与えてくれる
錆びついた色合いの毛色の猫を「サビ猫」といいます。
大人しい性格の子が多く今人気の高い猫種とされています。
主に黒と茶色の毛が不規則に入り混じっており、全く同じ柄の子は存在しません。
スピリチュアルなパワーに優れており、心の目で相手のすべてを見通すことができ、的確に癒しを与えることができる存在とされています。
また、サビ猫は三毛猫の一種であることもあり、幸福を呼び寄せる存在であるともいえます。
霊感の強い猫の特徴5つ!霊に反応しているケースは?
猫は霊感が強い動物とされていますが、実際に霊的存在を感じたとしても言葉をしゃべることができないため「霊がいるよ!」と言葉で教えてくれることはありません。
しかし、猫を飼っている方は猫の行動から異変を感じ取ることができるでしょう。
基本的に、猫は寝る+観察する+遊ぶ+瞑想+食べると5つの行動しかとりません。
基本行動をその時の気分で気ままにしながら好きなように過ごしているからこそ、常に高いエネルギー状態を維持することができているのです。
そんな猫がいつもとは違う行動を取った時は、異常を察知した証拠。
無理に猫を黙らそうとしたり、無視したりするのではなく、しっかりと猫の行動から伝えたいことを読み取ってあげてくださいね。
猫が何もないところで唸る・何かを威嚇している
猫は普段は「ニャー」という猫なで声で飼い主に話しかけてくることがあります。
しかし、恐怖や怒りを感じている時は、「ウーーー」という低い唸り声をあげたり、「シャー」と威嚇したりします。
猫がこのように怒りや恐怖を露にするのは自分のテリトリーに不穏な空気を見つけた事を周囲に知らせるためです。
知人が訪れていたり、他の動物と接したりしたなど猫の怒りや恐怖の原因がはっきりしていればいいのですが、理由がない時は霊などの悪い気を感じてとっている可能性が高くなります。
また、唸ったり威嚇したりしている時の猫は興奮状態にあるため、容易に近づいたり触ったりしてはいけません!
猫が驚いて引っかいたり噛みついたりする危険があるからです。
猫が落ち着くのを待って、あなたの方に助けを求めるような仕草をしてきたらすぐにその場を離れて、何らかの対処をするようにしてください。
猫がなにもないのに鳴いている
猫の中にはお話し好きな性格の子がいて、何かあるたびに飼い主に話しかける猫もいます。
ご飯だったり、遊びのおねだりだったり、気を引きたかったりと理由はさまざまですが、そういう時は決まって飼い主を見て「ニャー」と鳴きます。
しかし、何もない場所に向かって何度も鳴いているような時は、あなたではなく他の何かに向かって何かを訴えかけている可能性があります。
ただし、威嚇したり唸ったりしていないのであれば、それほど悪い気ではないのでしょう。
猫の方も「ここはあなたの場所じゃないよ」と教えてあげているのかもしれませんね。
猫が何かに怯えている
猫が理由もなく怯えたような行動をとるときも何かの存在を感じ取っているサインです。
猫が怯えた時は主に次のような行動をとります。
- 腰を低くしてソロリソロリと歩く
- 物陰に身を潜める
- 震える
- 耳が後ろにペタンとくっつく
- ヒゲが後ろ向きになる
- 唸る・威嚇する
猫が怯えている時は、不用意に抱き上げたり、触れたり、大きな声を出したりするのは絶対にやめましょう。
猫が上記のような行動を取るときは恐怖心からパニック状態に陥っている可能性が高く、不用意な行動をすることで猫をさらに追い詰めてしまうからです。
猫が怯えてしまっている時は、猫が落ち着くのを待ってあげましょう。
時間が経過することで猫自身も徐々に落ち着きを取り戻し、次の行動にうつりますので、そうなったときに抱き上げるなり、撫でてあげるなりするようにしてください。
あまりにも頻繁に怯えるような場合には、その家自体に良からぬ霊が憑いてしまっている可能性もありますので、お祓いをするなど専門家に相談するようにしてくださいね。
何かを必死に探している
ついさっきまで何事もなくのんびりしていた猫が急に何かを探しだしている時は、何かの存在を感知している場合があります。
猫は視覚以外にも、オーラや気を感じる能力に優れています。
縄張り意識が強い猫は、自分のテリトリーに違和感を感じた時には、その対象を探し出して排除しようとします。
猫が必死に何かを探している場合には、よくない気配を感じ取っているのでしょう。
その後に威嚇したり、怯えたりする場合には、あなたの家によくないものを見つけた証拠。
猫がいつまでも落ち着かないようであれば、窓を開けて気を入れ替えたり、神棚がある方は祈ったりするなどして悪い邪気が出ていくようにしてみましょう。
何日も続く場合には、神社やお祓いを専門としている人などに相談してみてくださいね。
何もない空間を見つめて目が真ん丸になる
猫を飼ったことがない人は猫の目は細いという印象があるかもしれませんが、猫は明るさや感情によって黒目部分が変化します。
暗い場所にいる時や驚き、興奮、恐怖などの感情を感じた時には黒目部分が真ん丸になります。
猫がリラックスしている時に大きな音を出したり、遊びに夢中になったりした時には、感情が変わるため真ん丸になります。
かし、何もない空間を見つめて真ん丸になっている時は、人間の目には見えない存在を感じ取っている可能性があります。
この場合にも、怯えたり興奮したりしていることが多いため、触れようとすると引っかかれてしまう場合がありますので注意してください。
猫が落ち着くのを待ってから声をかけたり抱き上げたりするなどの行動をとるようにしてくださいね。
猫が霊的存在にしてくれること3つ
猫は人が気付かない霊的な存在も敏感に察知することができるとされています。
そして、私たちの知らない間に霊的存在に対処してくれているのです。
猫が霊的存在にしてくれることは主に次の3つです。
- 守る
- 追い払う
- 邪気を払う
それぞれの行動について詳しくみていきましょう。
猫が霊から守ってくれる
猫は霊的存在からあなたとあなたの家を守ってくれるとされています。
猫はとても楽観的で、五行陰陽でいえば陽の存在です。
そのため、ポジティブなエネルギーに溢れており、周りの環境も温かく明るい場所を好みます。
一方、霊的な存在は暗くてジッメジメした場所を好むため、そもそもお互いに相容れない存在なのです。
猫は、身近にいる人と家を何よりも大切に思っているため、ネガティブなエネルギーが近づくことさえ許しません。
そのため猫がいるだけで、霊的存在は近づこうとしませんが、何らかの理由であなたに近づこうとした時には猫はその浄化の力を発揮し威嚇したり、時には攻撃したりして霊的存在を撃退し、あなたを守ってくれているのです。
猫が霊を追い払ってくれる
猫は非常に高い浄化の力を持っています。
霊的な存在は、本来であればこの世にとどまっていてはいけない存在。
何かしらの理由があってとどまることを選択している霊もいますが、中には死んだことに気付かずに彷徨い続けてしまっている霊もいるのです。
猫はその霊に「ここにいてはいけない」と教えて霊を追い払ってくれます。
このような時は、威嚇したり唸ったりせずに静かに見つめていることも多いです。
猫が邪気を払ってくれる
猫はスピリチュアル能力が高くポジティブなエネルギーに満ち溢れた動物です。
そのため猫がいるだけでその場のネガティブなエネルギーは中和されますし、邪気の強いものについては猫自身が邪気を払うための行動をとってくれます。
行動は猫によって違いますが、しばらくその場にとどまったり、そこら中に体をこすりつけたりするなどして邪気を払ってくれます。
そして、猫がこのように様々な行動で霊的存在を追い払ったり、邪気を払ったり、あなたを守ろうとしたりしてくれる理由は、あなたが大好きだからです。
犬は飼い主に忠実に従うといいますが、猫は忠実さからというよりも、単純に好きなものを大切にしているだけです。
猫が気に入ったおもちゃを寝床に隠していたり、持ち歩いていたりすることがあると思いますが、あれも好きという気持ちからの行動です。
飼い主に危機が訪れていることを察知したら必死に鳴いて知らせてくれたり、死期を感じた時にはあなたを悲しませまいと姿を隠したりすることさえあります。
それもすべてあなたのことが大好きという猫の愛情表現なのです。
猫は自由気ままで愛情表現が少ないと思われる方もいるかもしれませんが、猫ほど愛情深い生き物はそうそういないのかもしれませんね。
亡くなった猫が守護霊になってくれるケースもある
飼っていた猫を亡くすのは尋常ないほどの喪失感を感じてしまいますよね。
辛いし、悲しいし、何を見てもその子を思い出してしまい、立ち直るのに相当な時間がかかったという人も少なくはないでしょう。
でも、ふとした時に飼っていた猫の気配を感じることはありませんか?
匂いがしたり、寝ている時に温もりを感じたり、時には声が聞こえたりしたという事がある場合は、飼っていた猫があなたの守護霊になってくれている可能性が高いです。
守護霊とはあなたを守り、サポートしてくれる存在ですが、人であるとは限りません。
時には、飼っていた猫があなたの守護霊になりあなたを見守ってくれる場合もあるのです。
中には飼っていた猫すべてが守護霊となり鉄壁ガードのようにあなたを守ってくれているということさえあります。
偶然休憩室でその人(便宜上『見える人』と呼ぶ)と二人きりになった時のこと。
引用元:本当にあった2chの怖い話より抜粋
見える人が
「ちょっとお話があるんですがいいですか?
小さい頃から今まで猫を飼ってらっしゃいましたよね?
そのうち亡くなってる猫ちゃんて、サバトラのオスと、シャム猫っぽい雑種がオスメス一匹ずつですよね。
その三匹さんがマフラーみたいになってます」
http://itenkowai5ch.doorblog.jp/archives/37975686.html
このように飼っていたすべての猫に守られている方も存在しています。
愛する存在を失った時に悲しいというのはある意味当然の気持ちです。
それを責める必要はありませんし、無理に元気に振舞う必要はありません。
でも、あなたを大好きな猫は、あなたには笑っていてほしいと願っているはずです。
あなたと飼い猫が共に過ごした日々が戻ってくるわけではありませんが、その経験や記憶はあなたの魂にちゃんと刻まれています。
また、生あるものは二度死ぬといわれています。
一度目の死は肉体の死であり、二度目の死は誰からも存在を忘れ去られた時です。
あなたが覚えている限り、飼い猫はいつまでもあなたの中で生き続けています。
辛いと感じた時に、ほんの少しでもこのことを思い出していただければ幸いです。
霊障に悩まされている人は霊避けに猫を飼うのもあり!
霊障とは、霊が憑いたり、霊がその場にとどまることによって心身に支障をきたしたりするようなことをいいます。
霊能力があり霊が視える人は、霊への対処法を心得てるかもしれませんが、見たり感じたりできない人にとっては恐怖の存在でしかありません。
猫はスピリチュアル能力が高く、古くから魔除けの効果があるとされ人間を守ってきてくれた動物です。
霊障や霊的トラブルに悩まされている人は、魔除けの効果を期待して猫を飼うというのも一つの方法です。
実際に、ヒーラー的仕事をされている方の中には、浄化のためにと猫を飼っている方もおられます。
魔除けの効果以外にもあなたを癒したり、サポートしたりと、猫を飼う事であなた自身を幸せに導いてくれていると実感することができるでしょう。
ただし、猫は命ある存在。
飼うと決めた以上は、責任が伴うことは決して忘れないでくださいね。
霊除け以外にも幸運も招いてくれる猫の特徴
猫は、スピリチュアル能力が高く霊的トラブルにも対処することができる動物とされ、古くから日本だけではなく多くの国で愛される存在とされてきました。
しかし、猫が愛される理由はスピリチュアル能力的な部分だけではありません。
ビー玉のように透き通るような目、プニプニとした肉球、モフモフの毛など外見的にも愛くるしい存在であるため、多くの人の心を惹きつけてやまないのです。
猫好きな人は猫がそばを通るだけでも幸せを感じるかもしれませんが、日本でも古くから幸福の象徴とされ、縁起の良い動物としても親しまれてきました。
すべての猫に当てはまる事ですが、その中でも特に縁起が良いとされてきた猫の特徴をいくつかご紹介していきます。
かぎしっぽ
長いしっぽ、丸くうさぎのように短いしっぽ、中くらいの長さのしっぽなど猫のしっぽには個性があります。
そして、中にはしっぽが途中で曲がってしまっている場合もあるのですが、このようなしっぽは「かぎしっぽ」もしくは「尾曲がりしっぽ」と呼ばれています。
かぎしっぽの猫は縁起が良い猫として有名です。
曲がったしっぽの部分で幸せをひっかけてきてくれるというのが理由とされているようです。
かぎしっぽの猫を飼っているだけで、幸せを運んできてくれるとされています。
オスの三毛猫
元々三毛猫は三色の毛色を持つ猫として縁起が良い猫とされていますが、三毛猫のオスは特に幸福の象徴とされてきました。
その理由は三毛猫のオスの希少性の高さです。
猫の毛色が茶色になる場合「O遺伝子」が含まれており黒い毛色になる場合は「o遺伝子」が含まれています。
つまり三毛猫の特徴である茶色、黒色の毛になるにはこの二つの遺伝子が組み合わさった「Oo遺伝子」がなければならないのですが、どちらの遺伝子も「X」という染色体にしか存在しません。
猫の染色体はメスが「XX」でオスが「XY」となっているため、茶色か黒のどちらか一方しか現れず三毛猫にはならないのです。
では、三毛猫のオスがなぜ生まれるのかというと、染色体異常により「XXY」という染色体を持っている場合にオスの三毛猫が生まれることになるのです。
このような理由から三毛猫のオスの出生率は3万分の1とも言われており非常に希少な存在です。
ただでさえ商売繁盛などで縁起が良いとされている三毛猫の、さらに珍しいオスの場合にはより縁起が良い猫とされるようになったといわれています。
オッドアイ
「オッドアアイ」とは左右の瞳が違う色のことをいいますが、オッドアイの猫も幸福の使者とされています。
オッドアイになる原因は、遺伝子の突然変異です。
猫の目は生まれた直後はどんな種類でもキトンブルーと呼ばれるグレーがかった青色ですが、成長するにつれ両親の遺伝子情報を元にして色が変化していきます。
しかし、片方の目に色素の遺伝子情報が載っていない場合には、左右の目の色が違う色になってしまいオッドアイになってしまうのです。
どの猫でもありえるのですが、色素細胞の少ない白猫に多く存在しています。
オッドアイの猫は珍しい存在であるため、そんな猫がそばにいるあなたも選ばれた存在であり幸運の持ち主であるとの考えによりオッドアイの猫は幸福の死者とされる存在になっていったようです。
猫を飼えない家は?霊障相談に電話占いがおすすめ
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まとめ
今回は猫の霊感能力やスピリチュアル能力についてご紹介してきました。
猫は暗闇でさえも見通せることができることから魔除けの存在として人々から愛されてきました。
また、霊感やスピリチュアル能力の高さから霊的トラブルを解決したり、飼ってくれる人に幸運をもたらしたりするといわれることもあります。
猫を飼ったことがある人は、愛猫の行動を振り返って思い当たる部分もあったのではないでしょうか?
猫は高い霊的能力であなたを癒してくれますが、それは猫に選ばれたからこその特権です。
猫は飼い主を自分で選び、自分の意志で居場所を決めています。
もし、そばに猫がいる環境である場合は、選んでくれたことや日々守ってくれていることに感謝の気持ちを送ってあげてください。
猫はあなたから感謝されたいから守ってくれているわけではありませんが、あなたの感謝の気持ちが届けばより一層あなたに寄り添ってくれるでしょう。
また癒しの存在としてだけではなく、日々を共に過ごすパートナーとしてこれからも素敵な日々を送ってくださいね。
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