この記事は
・TOEICのリスニングについて
・TOEICリスニングスコアを伸ばす方法
・TOEICリスニングがききとれない初心者がまずやるべきこと
・TOEICリスニングスコアを伸ばす方法
・TOEICリスニング対策におすすめのYouTube
・TOEICリスニング対策におすすめのアプリ
・TOEICリスニング対策におすすめの参考書
・TOEICリスニングのコツ
について書いています。
TOEICのリスニングについて
それでは2022年4月現在のTOEIC公式ページに載せられているリスニングセクションの添付写真を参照しながら、TOEICのリスニングについて説明していきます。
TOEICの勉強をしようと始めようと思ったからには、まずは最新のTOEICの問題の構成を知ることが大切です。
パートごとにリスニングの特徴を簡単に説明します。
①Part1 写真描写問題 6問 所要時間約3分
・写真の内容はオフィスなどの「仕事」に関するものや、スーパーマーケットや公園、道路、噴水などの「日常」に関するものが多い。
・問題数は少なく、英語のナレーションも短文で聞きやすいので、一見簡単そうに見えるが、必ず落とし穴が1〜2問あるので要注意!!
・初心者でも取り組みやすい問題なので、確実にスコアを取りたいパートでもある。
②Part2 応答問題25問 所要時間約9分
・問題も選択肢も全て音声を聞くだけのシンプルなリスニング問題。
・Part1と同じく初心者でも解きやすいリスニング問題。
③Part3 会話問題39問 所要時間約17分
・2人または3人の男女の会話アナウンスのリスニング。
・Part 1&2に比べて難易度が上がる。
④Part4 説明文問題(30問)所要時間約16分
・スピーカーが1人のアナウンスやナレーション。
・内容は演説・ラジオのパーソナリティ・留守番電話のメッセージなどが多い。
・Part3よりも内容がシンプルで簡単。
・Part 4はリーディングのPart7のリスニング版。
TOEICリスニングがききとれない初心者がまずやるべきこと
TOEICのリスニングパートで一番の悩みは本番で問題文が 1回しか流れないということです。
普段の勉強をする際、答え合わせをして何度か問題の内容を聞いていると、TOEICの英文はそんなに難しい構文が使われていないのです。
ということは、TOEIC対策を基礎からしっかり学べば、段々とTOEICに出てくる単語や英文にも慣れてきて、2〜3回聞いたら意味がわかるのだけど・・・ということがよくあります。
まずは、2時間のテストで一度しかリスニングの内容を聞けないこと、解き方のテクニックを学ぶことです。
最初はつまらないかもしれませんが、公式問題集の過去の問題の音声を聞き流しでもいいので、どんなものか聞くことをしてみてください。
私も今でもこの過去問の聞き流しを通勤の車の中で行っていますが、聞き取れたところだけでもブツブツシャドーイングしたり、試験中のイメージを考えるだけでも耳を鍛える勉強になります。
TOEICリスニングスコアを伸ばす方法
初心者にとっては、まずはPart 1と2のシンプルなリスニングでスコアを確実に取れるトレーニングから始めましょう。
難しい問題からチャレンジしても挫折するだけなので、短い文章の英文の構造を理解して、完璧に聞き取れるようになるとリスニングに対する焦りも解消できます。
リスニング力を上げるために最も大切なトレーニングはシャドーイングとディクテーションです。
シャドーイングとは聞き取ったことをシャドー(陰)のように後から追って真似をすることです。
英語だけでなく日本語でも赤ちゃんが周りの話していることを真似して言葉や文章を覚えていくわけですよね。
それと同じ過程だと思ってください。
深く文法や単語の意味を考えずに、最初はまず真似をして英語のリズムを掴んでみてください。
ディクテーションは聞いたことを書き取ることです。
シャドーイング(音読)とディクテーション(書き取り)をすることで、英文の構造の理解力とリスニング力を鍛えるいいチャンスです。
そして、これらを鍛えることでリーディング問題の理解力アップにも繋がるので、相乗効果もあるのです。
シャドーイングは大きな声でするよりサイレントシャドーイングをしましょう!!
大きな声でシャドーイングすると、音声が聞こえなくなり、ちゃんとしたリズムを掴みにくくなるためです!!
簡単にリスニング対策のためのステップをまとめます!!
①Part 1&2の文章をスクリプトなしで聞く。
②今度はスクリプトを見ながら再度聞く。
日本語訳がある場合は、まずは日本語だけを見ながら英文を聞き、次に英文スクリプトを見ながら聞く。
③シャドーイング
一つの文章につき最低でも10回は取り組みましょう。
④ディクテーション
慣れるまでは短文で取り組みましょう。
ディクテーションをするとリスニング力と集中力がかなり身につきます。
③④の順番は自分の取り組みやすい方法でしてください。
私の場合は中級者なので先にディクテーションをしてから、シャドーイングをしていますが、初級者の場合は先にシャドーイングで英文を頭に記憶させてからの方がディクテーションはやりやすいかもしれません。
TOEICリスニング対策におすすめのYouTube
TOEIC /リスニング対策/初心者と検索すると山程のYouTubeチャンネルが出てきますが、私の一番のおすすめはYouTubeで初心者に向けての勉強ノウハウを教えてくれている「TOEICリスニング勉強法 by かめちゃん」の動画は初心者の方に向けて、わかりやすく説明されています。
独学でどうやってTOEICの勉強をしたらいいのかと迷った時は、YouTubeで学習法を学ぶのはとてもいい方法だと思います。
TOEICリスニング対策におすすめのアプリ
私自身が今も利用していてTOEICリスニング対策におすすめのアプリは
①スタディサプリEnglish TOEIC TEST
書店に行くとTOEICの対策本が色々な出版社から出ていて、どれを使えばいいのか悩むところと、単語対策やリスニング・文法・リーディングなどそれぞれの参考書を揃えようと思うとかなり金額もかかってしまいます。
この学習アプリは色々な参考書を何冊も買うよりも、スマホ一つでスキマ時間に取り組めるシステムとなっています。
そこで、スタディサプリのTOEIC対策は短時間でポイントを網羅されていて、神授業と言われている関正雄先生の講義も見放題なので、とてもコスパの良いアプリだと思います。
スタディサプリならディクテーションとシャドーイングも取り組みやすくなっていますので、毎日の時間管理や独学が苦手な方にはぜひお勧めします。
TOEIC ® L&R TEST対策コース – スタディサプリ English
②もう一つはスタディサプリのパーソナルコーチプランを受講していた時に教えてもらった「abceed」という英語学習アプリです。
私は無料プランで利用していますが、まずAIによるレベル診断でTOEICのスコアを予測してくれる機能もあります。
無料で使えるものは限定されていますが、私の場合はメインが「スタディサプリ」を使っていて、サブ教材アプリとして「abceed」でTOEICの公式問題集の音声をダウンロードして、通勤中の車の中で聞き流しをするようにしています。
公式問題集を聞き流しするだけでも、TOEICのネイティブスピーカーの英語のリズムやリスニング問題のイメージがしやすくなるので、無料で使わないと損なアプリです。
TOEIC®対策ならabceed(エービーシード) 4+ – App Store
TOEICリスニング対策におすすめの参考書
TOEIC学習においての参考書は書店に行くと、沢山の種類がありすぎて迷いますよね。
私が個人的に色々試してみて、初心者向けで挫折しなさそうなものを選んでみました。
①キクタンTOEIC(R)L &Rテスト SCORE500
これは単語本ではありますが、スコア別になっていて例文もTOEIC向けで、リスニング対策にも役立っています。
ただ単語を暗記するだけではなく、聞く→聞いたことを書いて覚えるというキクタン独自のメソッドで、私はキクタンで出てきた例文を少なくとも10回は音声を聞きながらシャドーイングの練習をしています。
②新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)
スタディサプリシリーズのカリスマ英語講師の関正夫先生の本は本当にわかりやすいです。
学生の時に関先生の授業に出会っていたら、TOEICのスコアアップに苦労しなかっただろうなぁと思うくらいの神授業の中の厳選された書籍版です。
新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング) https://www.amazon.co.jp/dp/4046016051/ref=cm_sw_r_cp_api_i_27VE7QDKWN010SHM9FGG
③こちらは参考書ではありませんが、ちょっとTOEICのリスニングに疲れた時に月刊雑誌「ENGLISH JOURNAL」は色々なトピックの情報が毎月掲載されていて、ニュースや異文化理解などについてリスニング対策にもすごくおすすめです。
リスニングのスキルアップや勉強のノウハウも紹介されています。
楽天マガジンやKindle Unlimitedの読み放題プランだと、アルク社の「ALCO」というアプリから雑誌のパスワードを入力すると、無料で音声もダウンロードできます。
TOEICリスニングのコツ
私が初心者におすすめするTOEICリスニング力を向上させるコツはまずは無理をして自分の持っている英語力よりも難易度の高い内容のリスニングをするのは挫折につながる可能性があるので、シャドーイングや音読を何度かして理解できる内容のレベルに挑戦することが大切だと思っています。
よく英語の聞き流しをするという意見もありますが、英語のリズムをつかむといった意味ではとても聞き流し学習は意味があることなのですが、それだけで満足しては十分なリスニング対策はできません。
必ず、聞き取った内容を確実に理解するトレーニングは必ず行うようにしましょう。
TOEIC特有の内容に飽きた時は、好きな英語のドラマや映画などを英語字幕で見て、好きなシーンを確実に聞き取れるようになるのでもいいのです。
英語を聞くことが苦痛にならないように楽しいと思える内容のものに取り組んでみて、慣れてきたらTOEIC特有の内容のリスニングを集中して学習することも一つです。
ぜひ、自分が英語を聞き取れるようになったという自信を持てるように、楽しくリスニング学習に取り組んでみてくださいね。
まとめ
TOEIC初心者向けのリスニング対策について色々と私自身の体験談やオススメをご紹介してきましたが、これらはほんの一部の情報です。
昨今では私だけでなく、次々と色々な方がTOEIC対策についてのレビューや動画などを配信されています。
こういった情報社会のメリットを活かして、一つの意見だけでなく、色々な方の意見やオススメなども参考にして、ご自身に合った勉強法が見つかることを願っています。
そして、私のレビューも皆様のお役に立てる一部となっていただけると光栄です。
Never give up and just keep enjoying listening to English every day!!
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