皆さんは暑い夏と寒い冬、どちらが好きですか?暑さと寒さのどちらが苦手かで答えが変わってくると思います。冬が好きな人、つまり暑さが苦手な人はスピリチュアルの観点から見るといくつもの共通点があります。
一見、季節や気温の好みなんてスピリチュアルには何の関係もないように思いますが、実は気温や温度は人が持つエネルギーや自然界に滞留するエネルギーと深く関係しており、時には波動の上昇下降にも影響を与えるとも考えられているのです。
またスピリチュアルの分野にも「気象病」という言葉もあり、気温などを含む気象条件によって心身のバランスが崩れてしまう病も認められています。この記事では特に暑さに弱い人に注目してスピリチュアルの観点からその特徴などを詳しく紹介していきます。
気象病とは
温度や湿度、気圧などの変化によって生じる体調不良のこと
特に元々関節痛や頭痛の症状がある人は、その症状が気象条件によって悪化することもあります。
- 関節リウマチ
- 気管支喘息
- 神経痛 など
この様に気象病は医学の世界でも認知されており、実際に身体に症状を発生させます。さらに気象病は精神疾患にも関係していると考えられており、うつ病の症状の悪化や不安症にも影響しています。
スピリチュアルの分野でも気象病は認知されており、気象とは心身の健康やバランスを大きく左右する1つのファクターとなっています。
気象病のスピリチュアル意味
過去の浄化
天候や気温、湿度などはスピリチュアルの世界でも自然エネルギーの象徴とも言えるものです。
自然エネルギーは人の波動やエネルギー、オーラなどにも大きく影響を与える存在であり、人の内面的エネルギーと環境などの外的エネルギーのバランスを調整する役割を担っています。
また、浄化の性質も持ち合わせており、特に雨や雷は過去を洗い流し浄化していく存在であると考えられています。悪天候の際に心身に変化が現れる場合は、浄化の作用が働きその反動が出ていると考えられます。
自然の持つ波動に同調する
気象病の症状が現れるということは、自然の持つ波動や波長に寄り添い同調を目指しなさいというサインかもしれません。太古の昔より人間は自然と共に生き、自然のエネルギーに助けられながら生きてきました。
そのため自然の持つ波動に同調することで心身共に充足感を得ることができます。難しく感じるかもしれませんが、例えば「夏は暑い」これは自然にとっては当たり前のことです。夏にも暑さにも固有の波動が存在しています。
それを暑さが苦手だからと言って冷房に頼りっぱなしの生活をしていると波動に同調することはできません。夏や暑さを感じ楽しむ気持ちを持つことで波動は同調し内部エネルギーと外的エネルギーのバランスが保たれるのです。
自分自身の潜在意識の変化
気象とは自然の力による外的エネルギーですが、この様な外部からの刺激は内的変化に気づくための良いきっかけとなります。具体的には潜在意識などの自身の根幹を成す部分の変化が影響します。
突然、気象関係に影響し心身に何か症状が現れるということは、これまでの自分自身から変化・進化があったからだと考えられます。急激な内的変化が環境の影響に呼応して特定の症状を引き起こします。
雨の日に頭痛がしたり、気温の低い日に関節が痛くなったりとその症状は様々です。ある日突然暑さに弱くなったりといったこともあります。これらの現象は潜在意識の変化など内的要因が落ち着くと、同じように落ち着きを見せます。
バランスの乱れ
気象病の悪い意味では「バランスの乱れ」が挙げられます。このバランスには様々な意味があり、人の持つエネルギーと自然エネルギーのバランス・心と身体のバランス・意識と行動のバランスなど様々です。
人はこのバランスに敏感な生き物であり、どれかひとつでもバランスが乱れると違和感や不調を覚えます。天候や気温、湿度などの気象条件はバランスの乱れによって生じた不調を増幅することによって私たちにサインを送る役割を担っています。
突然暑さが苦手になるなどの症状があれば、それは何かのバランスが乱れているサインなのです。例えば、意識と行動が伴っておらずバランスが乱れている。熱くなり過ぎず冷静に物事を見ることが必要だというサインかもしれないのです。
暑さとスピリチュアルの関係
暑さ・熱は実はスピリチュアルの世界と深い関係にあります。気温や温度は物理的な現象であり一見スピリチュアルとは関係がないように思われますが、「気」や「エネルギー」などは熱からの影響を受けやすい性質を持っています。
「気」はオーラやプラーナとも呼ばれ、生命の源や宇宙そのものを構成していると考えられています。つまり暑さや熱もただの気象条件や物理現象ではなく、人々の根源や意識の世界そのものに影響を与える存在であると言えるはずです。
生命の源である気に影響を与える力があるわけですから、暑さに対する反応でその人の本質や現状など読み取ることも可能です。
暑さとスピリチュアル能力の向上
暑さや熱は、霊力などのスピリチュアル能力の向上や魂の格の上昇に欠かせない存在であると言われています。鉄も熱を加え高温にさらすことで鍛錬し、その純度や強度を増していきます。スピリチュアル能力も魂もこれと同じことが言えます。
ただしスピリチュアルの世界で言う熱は物理的現象だけではありません。情熱や意志の強さなども熱と考えます。鋼の意思を持ち情熱を燃やすことで魂は強度を増していき格が上がっていきます。
霊力などの特別な力もある程度の暑さを感じる方が効果が発揮される上、修業にも最適であると考えられています。ここでひとつ注意が必要なのが、時には適切なタイミングで冷却することが必要であるということです。
刀の鍛錬の工程も同じで、熱した鉄を叩いた後必ず水につけて冷却します。この冷却の過程がないと鉄は強度が上がりません。魂もスピリチュアル能力も同じです。
暑さや熱を加え続けるだけでは純度や強度は上がっていきませんし、やがてはオーバーヒートを起こしてしまい再起不能になってしまうかもしれません。熱を加えた後は必ず冷静になりクールダウンタイムを設けてください。
暑さに弱くなったと感じる時は、もしかすると心身が冷却期間を求めているサインかもしれません。一度立ち止まって冷静に客観的に物事を見つめ直すことで新たな発見があるかもしれません。
暑さに弱い人の特徴
上記で気象病についてお話しましたが、ここでは特に「暑さに弱い人」に注目して特徴を紹介していきます。
陽のエネルギーの低下
暑さに弱い人の特徴として、陽エネルギーの低下が挙げられます。陽エネルギーとはプラスエネルギーのことを指します。太陽は自然の中でもダントツに強大なプラスエネルギーを保有しています。
日光浴で太陽からのプラスエネルギーを得ることでうつ病の緩和効果があるとまで言われるほどです。この太陽の象徴である「暑さ」に弱くなっているということは体内に存在するプラスエネルギーが低下していることを示しています。
忍耐力や耐性の低下
古来より暑さや熱さは何かを鍛える際に用いられてきました。精神面でも同じように暑さや太陽は忍耐や耐性の象徴であると考えられています。暑さに弱い人というのは、単純に忍耐力や耐性の低下が認められます。
ある日突然暑さに弱くなった場合や極度に暑さが苦手になってしまった場合は、忍耐や耐性の低下が原因で何か危機が迫っていることを知らせるサインかもしれません。
活力や細胞活性の低下
暑さに弱い人の特徴として、活力や細胞活性能力の低下が挙げられます。スピリチュアルの世界では太陽の光には細胞の活性を促したり、活力を増幅させる効果があると言われています。暑さに弱いということは太陽が苦手と等しくあります。
活力の低下や細胞活性の停滞などの悪影響が出ているかもしれません。
浄化のすすめ
暑さの象徴でもある太陽にはプラスエネルギーや活性の他にも「浄化」の意味があります。古来より太陽は神聖なものとされ崇められてきました。それは太陽が持つ強大なエネルギーの他に浄化の力の影響も大きかったと考えられています。
暑さに弱くなるということは、体内に溜まった邪気などが多くなり無意識に太陽を避けているからかもしれません。この様な場合には意識的に太陽の光を浴びて、暑さを感じることで内部から浄化を施す必要があります。
暑さに弱い人は霊感体質
暑さに弱い人は、霊感体質である可能性が高いと言われています。上記で暑さに強い人や熱を持っている人が霊力やエネルギーが強いと述べましたが、ここで言う霊感体質はどちらかというとマイナスな霊力を指します。
暑さは陽の気の象徴でもある太陽を司るものであり、暑さに弱いということは体質的に陰の気が満ちていると考えられます。陰の気にはどうしてもマイナスエネルギーや邪気が集まりやすく、長期間陰の気を貯めていると低級の悪霊などを呼び寄せてしまうこともあります。
ですから霊感体質と言っても霊力などが使える訳ではなく、
- 憑依されやすいこと
- 悪霊が見えやすい
などの悪影響をもたらすものになります。本人は気づかないことが多いですが、不自然な不幸が続いたり体調が悪くなったりと現実に症状が出ることもあります。
暑さに弱くなった時の対処法
暑さに弱くなるということは、波動の低下や活力の減衰などを引き起こすため基本的には良くないこととされています。しかし、環境要因のストレスや心身の疲労などが原因で突然暑さに弱くなるということは誰にでも起こり得ます。
そうなってしまった時どの様に対処すれば良いのか、効果的な方法をいくつか紹介していきます。
食事
暑さに弱くなったと感じた時は、食生活の改善から取り掛かると良いと言われています。身体の中に滞留するエネルギーの低下が原因となり波動の低下を引き起こします。その波動低下の影響を受けて暑さに弱くなるということは日常的に起き得ます。
夏バテなどがひとつの例と言えるでしょう。
- 食欲不振で何も食べない
- 食べないから波動が低下する
- 波動が下がるから益々暑さに弱くなり活力も減衰していく
食事を疎かにするとこの様な悪循環が形成されてしまうのです。暑さに負けない魂を作るには食生活を整えることが必要になります。
日光浴
暑さに弱くなったと感じた時は、積極的に日光を浴びてください。暑さが苦手になっているのに日光浴なんてできないと思われるかもしれませんが。日常生活の中で陽の光を浴びないと、これもまた暑さに弱くなる悪循環を生み出してしまいます。
適度な日光浴は医学的にも良いとされていますし、スピリチュアルの面から見ても太陽の持つ強大なプラスエネルギーを浴びることで活力の向上や浄化作用など様々なプラスの効果があると考えられています。
瞑想
暑さに弱くなったと感じた時は、瞑想に取り組んでみてください。理想的なのは朝起きてすぐと夜寝る前の1日2回ですが、夜寝る前の1回でも大きな効果は見られます。
暑さに弱くなったことと瞑想は一見何も関係なさそうに思われますが、実は深い関係にあります。暑さに弱くなるということは、意識が弱くなり活力が低下するということです。
瞑想は潜在意識との繋がりを強固にする効果があるため、生活の中に瞑想を取り入れることで意識を高めることができます。意識が高まるだけで活力も漲り、暑さに負けない魂を形成することに繋がっていきます。
④ヨガ
暑さに弱くなったと感じた時は、ヨガに取り組んでみてください。
- 体内の邪気を排出するデトックス効果
- チャクラに働きかけることで生まれる波動の向上
- 基礎体温の向上効果 など
どれも暑さに負けない魂を作るためには欠かせない効果であると言えます。短時間でも良いので毎日取り組むことが良い効果を発揮させる近道になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では「暑さに弱い人の特徴」のテーマのもと、特徴の具体例や気象病について、その対処法などを詳しく紹介してきました。
暑さとスピリチュアルは一見関係なさそうに思いますが、実は暑さや熱という現象はスピリチュアルの世界でも重要視されておりスピリチュアル能力の開花や向上には欠かせないものとなっています。
突然暑さに弱くなったと感じた時は、心身からの何らかのメッセージである可能性が高いです。自身の心と身体と向き合ってみると物事が好転していくかもしれません。
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