誰かとお付き合いをしていると「連絡や会うことが面倒……」「2人よりも自分のために時間を使いたい」など、互いの気持ちに大きなズレを感じてしまうような倦怠期がやってくるもの。
そのため、頻繁に会えない遠距離恋愛中では寂しさが徐々に変化し、これまでのように連絡や会わなくても平気になり、相手に対する気持ちが薄れてしまうことがあるのです。
将来まで考えている相手と倦怠期が原因で別れることだけは避けたいと、多くの人が頭を抱えてしまっているのではないでしょうか。
今回はそんな、遠距離恋愛の倦怠期について解説します。
遠距離恋愛中の倦怠期っていつ頃やってくるの?
どれほど大好きな想いを抱いていたとしても互いの状況によって倦怠期はどうしてもやってくるものですが、普通の恋愛に比べて遠距離恋愛はなかなか会えない距離感が原因となり早い段階でやってくるもの。
環境の変化やタイミング・状況によって変わってしまいますが、連絡の頻度やメッセージの内容・会う頻度や満足度など些細なことで影響を受けてしまうのです。
会いたいときに会えなくなるからこそ初めは寂しさを感じつつ、互いに歩み寄ることをします。
ですが、遠距離ゆえに会えないことに慣れてしまうと徐々に連絡を取ることが面倒に感じ「連絡も会うこともいいかな……」などという気持ちの変化が始まると倦怠期のサイン。
そのため、遠距離恋愛が始まりそれぞれの状況や環境の変化に慣れ始めた頃、2ヶ月〜3ヶ月ほど経った頃に倦怠期がやってくることが多いのです。
遠距離恋愛中の倦怠期の4つの原因
遠距離というなかなか会えない状況が原因ですれ違いが起きないように、しっかりとコミュニケーションを取ったり会うことが大切になってくるもの。
もちろん物理的な距離が原因ではあるものの、そもそも連絡を取ることが苦手なタイプだと恋人への優先順位が低いため、特に意識を向けることが少ないことで早くから倦怠期がやってくるのかもしれません。
まずは、遠距離恋愛中の倦怠期になる原因をご紹介します。
恋人に慣れてマンネリ化する
普通の恋愛と違って遠距離恋愛中は、なかなか会うことができずにLINEや電話ばかりになってしまうため、物理的な距離感が原因となりマンネリ化してしまうのです。
恋愛では特に新鮮さが大切になります。
ですが、遠距離恋愛中は会いたいと思っても簡単には会えず、たとえ会えたとしても毎回同じようなデートばかりになってしまうもの。
その結果、2人の関係に刺激や進展が感じられないと満たされない気持ちがいつしか飽きに変化し倦怠期を迎えてしまうのです。
そのため、遠距離恋愛中でも互いが満足できるように、連絡のメッセージ内容やデートは些細な変化が求められるでしょう。
遠距離恋愛ゆえに状況がわからない
遠距離恋愛ということでこれまでのように相手の状況がわからないため、心配や不安などネガティブな想いが変化して倦怠期を迎えてしまうこともあります。
これまでのようにいつでも相手の状況だったり会える距離感でないこともあり、遠距離恋愛になると相手の状況が当然わからなくなってしまうもの。
いつでも会うことができると忙しい時期や時間帯、あなたに向けてくれている愛情をしっかりと受け止められるでしょう。
ですが、遠距離恋愛になるとなかなか会えない状況や連絡のタイミングが掴めず、連絡が取れたとしても状況がわからない不安から心から楽しむことができなくなってしまうのです。
そのため、互いにしっかりと向き合うことが大切になり、忙しい時期や時間帯などはもちろん相手への気持ちを伝え合うことが重要になるでしょう。
連絡を取ったり会うのが面倒
近距離恋愛だと互いの都合が合えばいつでも簡単に会うことができるものの、遠距離恋愛になると「明日会いたいな」「いいよ!」とはいかないため、徐々に面倒に感じてしまうことも少なくありません。
初めは相手に対して「好きだから会いたい」「離れているのが寂しい」など感じることが多いものの、会えない期間が長くなり気持ちの変化が起こると相手への優先順位が下がってしまうのです。
人の気持ちはなにかきっかけがあれば簡単に変わってしまうと言われています。
そのため、寂しい気持ちが変化してイライラやつらさを感じ始めてしまうと、楽しかった連絡のやりとりが義務感になり負担に感じてしまうのかもしれません。
遠距離恋愛で互いが面倒に感じてしまわないためにも定期的に会うように予定を合わせてみたり、互いに寂しさを共有するなど深い理解が必要になります。
会えないから関心が薄れる
なかなか会えないこの距離感が原因となっては、会えない期間が長くなるにつれて相手への気持ちが徐々になくなってしまうことも少なくありません。
遠距離恋愛ゆえに相手となかなか都合が合わず、会えない期間が長くなってしまうこともあります。
こうして付き合っていたとしても会えない生活が当たり前になると「付き合う意味はあるのかな……」と、徐々に相手への気持ちが薄れて倦怠期を迎えてしまうのです。
また、些細な喧嘩であったとしてもその後、きちんと連絡を取らなければ遠距離恋愛ゆえに仲直りのタイミングが掴めず、相手への関心がなくなってしまうことも少なくありません。
そのため、会えない代わりに普段からしっかりと連絡を取るようにしたり、早くから次に会える約束を決めておくことで楽しみな気持ちから関心がなくなることを防げるはずです。
遠距離恋愛中に起こる倦怠期のNG行動3つ
遠距離恋愛だからこそわからないことが多くなっては、倦怠期を迎えてしまうことも少なくありません。
相手との関係をどうにかしようと勢いで行動してしまうと、場合によっては問題を深刻化させてしまい別れにつながってしまうこともあるのです。
ここでは、遠距離恋愛中に起こる倦怠期のNG行動を解説します。
わがままを言って振り回す
遠距離恋愛中に起こる倦怠期でのわがままは、相手との関係をより悪化させる原因になるため注意が必要です。
距離感は関係なく倦怠期が起こる多くの原因は、互いの気持ちが離れていたりすれ違いが起きていることが理由。
そんな中これまで以上に相手を困らせたり無理を言ってしまうようなわがままは、さらに気持ちが離れてしまいかねません。
遠距離恋愛中のお願いや頼みごとを控える必要はありませんが、いつも以上に相手のことを気遣ったりしっかりと考えることが大切になります。
しつこく質問攻めばかりをする
遠距離恋愛中はいつも以上に不安や心配・寂しさなどを強く感じてしまうものですが、だからといって何度も質問攻めをしてしまうのはNGです。
好きだからこそ「嫌いになってない?」「なにしていたの?」「時間作ってくれないの?」など、ネガティブ思考になりがち。
ですが、感情的になってしつこく聞いてしまうと「重い」「面倒」などと感じて、関係がさらに悪化してしまうこともあるのです。
また、相手の性格によっては「なにしていたの?」「誰といたの?」などの質問は束縛に感じて別れを考えてしまう場合もあるため、心配や不安だったとしてもあまり干渉しないように注意しましょう。
連絡を取らなくなって距離を置くこと
遠距離恋愛中に連絡を取らなくなったり距離を置くことは、自然消滅してしまう可能性が高いため、別れを考えていないのであればコミュニケーションをきちんと取るようにしましょう。
すでに遠距離恋愛で物理的に距離があるのにもかかわらず、倦怠期だからといってこの状態で距離を置いてしまうと、さらに気持ちが離れて別れに至ることもあるのです。
倦怠期の多くの理由はコミュニケーション不足ゆえに、距離を置いてしまうと関係が悪化してしまうもの。
たとえ喧嘩中であったとしても積極的にメッセージや電話など、コミュニケーションをできるだけ取るようにしましょう。
遠距離恋愛の倦怠期の対処法3つ
倦怠期の多くの原因は離れ離れになっている物理的な距離が影響して、互いの状況や気持ちが見えないことですれ違いが起きているのです。
そのため、遠距離恋愛中はこれまで以上に相手を理解し、思いやりの気持ちを大切にしなければ関係が悪化して別れにつながってしまいかねません。
最後に、遠距離恋愛中の倦怠期の対処法を解説します。
会う頻度を増やしてみる
遠距離恋愛中で倦怠期が起こる理由は、距離が原因となってこれまでのように頻繁に会うことができず、不安や寂しさ・心配などネガティブな気持ちを抱いてしまうことです。
連絡を取っている間は一時的に不安や寂しさを手放せるものの、連絡を取っていない時間帯であったり時間が経つとネガティブを再び抱いてしまうもの。
そのため、不安や寂しさなどネガティブな想いを溜め込んでしまわないためにも、互いに無理のない程度で会う頻度を増やすことです。
会う回数が増えると同じく楽しみも増えるため、些細な不安を感じていても溜め込みすぎることはなく、気持ちを切り替えて遠距離恋愛を楽しめるのではないでしょうか。
しっかりとコミュニケーションを取る
倦怠期を迎えるカップルの多くがコミュニケーション不足が原因であるため、連絡の頻度やメッセージの内容を振り返ってみることです。
あまりにも内容が薄いメッセージであったりスタンプだけのやりとりの場合、しっかりとコミュニケーションを取れているとは言えないため、互いに気持ちがすれ違っているのかもしれません。
遠距離恋愛は些細なことで勘違いしてしまったり、気持ちのズレが起きてしまうもの。
そのため、これ以上2人のすれ違いを大きくしてしまわないためにも、互いに無理のない範囲で意識したコミュニケーションを取ることが重要になります。
遠距離を終わらせるタイミングを相談する
倦怠期が原因で互いの気持ちが冷めてしまったり、別れを考えるような気持ちの変化の前に早めに遠距離恋愛を終わらせるように相手と相談しましょう。
いつまでも遠距離恋愛を続けていると倦怠期から気持ちの変化が起こり、別れにつながってしまうことも少なくありません。
先の見えない遠距離恋愛はどうしても疲れやストレス・寂しさなどネガティブな想いを感じてしまうため、遠距離恋愛を終わらせる時期を早めに相談しておくことが大切。
同棲や結婚など終わりの時期を先に決めておくと、離れ離れでネガティブを抱いたとしても期限まで気持ちをしっかり持ち、頑張ることができるのではないでしょうか。
まとめ
遠距離恋愛中の倦怠期は離れているからこそ不安や焦りから勢いで行動してしまうことも多いですが、ネガティブな気持ちに支配されて感情のまま行動してしまうと場合によっては、嫌われてしまったり別れを告げられてしまうこともあります。
そのため、焦りや不安の気持ちをまずは落ち着かせて今の距離がある状態から、相手の状況や気持ちを気遣いながらコミュニケーションを増やしたり会う回数を増やしてみましょう。
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