彼氏との別れを決意しても、切り出すのが難しく感じることってありますよね。
別れ話は、どんなカップルでも揉めることがわかっているからです。
一度は好きになった相手だからこそ、傷つけたくない気持ちもあるでしょう。
また、別れをスムーズに納得してくれるかどうかも心配です。
そこで今回は、別れ話の切り出し方について深掘りをしていきます。
女性から男性に別れ話を切り出す際のポイントや上手に彼氏と別れるための切り出し方も一緒に解説していくので、参考にしてみてください。
お互いに前に進んでいくためにも、勇気を出して別れ話を切り出しましょう。
女性から男性に別れ話を切り出す際のポイント
彼氏に別れ話を切り出すときはポイントをおさえておくと、相手だけでなく自分へのダメージも少なくすませることができます。
特に男性はプライドが高い傾向があるため、別れ話を切り出す際のポイントを知っておかないと、トラブルに発展する恐れもあるでしょう。
別れ話を切り出す前に、女性から男性に別れ話を切り出す際のポイントをチェックしておきましょう。
嫌われる覚悟をしておく
女性から男性に別れ話を切り出すときは、嫌われる覚悟をしておきましょう。
別れ話をすると決めても、できるだけ相手を傷つけたくないし、自分自身のことも悪く思われたくない気持ちが出てくることってありますよね。
別れ話を切り出すと、どうしても相手を否定する印象を与えるため、相応のダメージを相手は持つことになります。
傷つき落ち込んだ心は、そのまま憎しみに変わり、別れ話を切り出してきた女性を恨むこともあるでしょう。
しかし、それが別れだということを覚悟しておかなくてはなりません。
ドラマや恋愛漫画のように、お互いに相手を思いながら別れることは、現実的にはありえないからです。
どんなにできた人間であっても、別れ話をされれば相手に負の感情を抱くことになります。
相手を傷つけないように、嫌われないようにといった気持ちを優先させてしまえば、別れることは難しくなるでしょう。
そればかりか、別れ話を切り出すこともできなくなってしまうかもしれません。
あらかじめ嫌われる覚悟を持っておけば、別れに対しての強い意志ができます。
その場を丸くおさめて別れようとするよりも短い時間で、お別れをすることができるでしょう。
別れ話をする前に距離を置いておく
別れ話を切り出す側は、それまで長い時間別れについて考えることになりますよね。
そうして、自分の中で別れたい思いが固まったときに別れ話を切り出しますが、別れを告げられた側は突然のことに変わりありません。
すぐには別れを受け入れられない可能性も高くなってきます。
そのため別れ話を切り出す前に、相手にそれとなく別れの予感を持たせておくことが重要になってくるでしょう。
別れ話をする前に一度距離を置いてみるのです。
連絡を少なくしたりデートの頻度を落としたりするだけでも、相手は「何かが変だ」と勘付いて、別れ話を切り出されても突然のことに感じなくなるでしょう。
別れ話を切り出したときの、相手のショックやダメージをゼロにすることはできません。
しかし、心の準備をさせることで、別れに納得してくれるまでの時間を短縮することができます。
別れ話をする前に不満を伝えておく
別れ話を切り出す前に相手に不満を伝えておくのも、おさえておきたいポイントです。
付き合っている相手でも、不満を伝えられると不快感を持ちますよね。
印象が悪くなることは悲しいことですが、好意を持たれていては別れ話をしても「別れたくない」と揉めることは必然でしょう。
そのため別れ話を相手が納得しやすくするには、好感度を下げる必要があるのです。
またあらかじめ不満を伝えておくと、「やっぱり我慢できないから別れたい」と別れ話の切り出し方もスムーズになるでしょう。
別れ話をするのは昼の時間に
別れ話を切り出す際には、時間に気をつける必要があります。
なぜなら夜の時間に別れ話を切り出すと、相手が感情的になりやすくなるからです。
昼に比べて夜の時間は日の光が当たらないために、人の気持ちを落ち込みやすくさせることがあります。
例えば、何か嫌なことがあったときは夜に眠れなくなり、悶々とそのことばかりを考えてしまうことってありませんか?
別れ話を切り出すなら昼の時間帯を選ぶことがポイントです。
別れ話をして彼が帰るときに日の光が注いでいれば、気分が明るくなって「前に進もう」というポジティブな思考が出やすくなるでしょう。
また、夕方は人の心をセンチメンタルにさせるため、避けることも覚えておきましょう。
午前中や正午など、爽やかな時間帯に別れ話を切り出してみてください。
二人きりで別れ話をするのは避ける
別れ話を切り出すときは、相手と二人きりになるのは避けましょう。
別れ話は相手を説得しなくてはいけなくなるため、静かな場所で二人きりでゆっくりと話そうと考えがちです。
しかし、家や個室など二人きりの場所は、相手が逆上して何をしてくるかわかりません。
付き合っているときは信頼できた人でも、人目がないことから感情のタガが外れる可能性もゼロではないでしょう。
別れ話を切り出すなら、客の少ないカフェなど第三者が常時いる場所を選ぶようにしてください。
誰かが自分たちを見ていると相手が認識していれば、たとえ感情的になったとしても自分を抑えようとできるはずです。
別れ話を切り出すときは相手が傷つく可能性を第一に考えますが、自分が傷つくことも意識しておくことが大切です。
上手に別れるための切り出し方
別れたい気持ちが固まっていても、いざ彼を目の前にすると「別れたい」の言葉が出なくなることもありますよね。
ここからは、上手に別れるための切り出し方を解説していきます。
別れたいときにどんな切り出し方をすれば良いのか悩んだときは、次のことを意識してみましょう。
別れたい理由はハッキリ伝える
男性に別れ話を切り出したときは、ハッキリと別れたい理由を伝えるようにしましょう。
「別れたいと思っている」と伝えれば、相手がショックを受けることは間違いありません。
人は思いもよらない衝撃を受けると、相手の話を理解できなくなったり現実だと感じれられなくなったりします。
そのため別れの言葉を遠回しに言うと、別れ話を切り出したのにわかってもらえない可能性があるのです。
「別れたい」「関係を終わりにしたい」というシンプルな言葉は必ず言うようにしましょう。
また、別れ話を切り出してからは、どうして別れたいかの理由もわかりやすく伝えることが大切です。
たとえ嘘であっても「他に好きな人ができた」など簡単な理由の方が、相手は別れ話を受け入れてくれます。
相手をフォローしない
別れ話を切り出すときは、相手をフォローしないように気をつけましょう。
別れ話をされて落ち込んでいる相手を見ると、「ごめんね」「あなたが悪いんじゃないよ」などと相手をフォローしてしまうかもしれません。
しかし別れ話を切り出したときは、相手に優しさを見せるほど相手は混乱してしまいます。
「まだ自分のことが好きなのかな」
「別れ話は自分を試しているのかな」
そんな風に期待を抱くことがあるため、せっかく勇気を持って別れ話をしたのに、あなたの気持ちが伝わらなくなってしまうでしょう。
彼氏に余裕があるときに話す
別れ話を切り出すときは、彼氏に余裕があるときに話をしましょう。
例えば、仕事で忙しいときや何か精神的に追い詰められているときに別れ話をしても、彼氏はあなたの気持ちを汲み取ることができなくなります。
余裕がないとき、人は自分のことしか考えられなくなるからです。
「別れ話をして自分を傷つけた」
そんな風に感じて、あなたを憎むだけでなく、嫌がらせとして別れようとしないなどトラブルが大きくなる恐れがあります。
綺麗な別れ話などありませんが、揉めごとを少しでも減らして円満な別れを目指すのであれば、相手の環境に考慮して別れ話は切り出しましょう。
【LINE】女性から男性に別れ話を切り出す
別れ話はできるだけ直接することが望ましいです。
しかし彼氏との関係上、LINEで別れ話を切り出さなくてはいけないこともあるでしょう。
LINEで女性から男性に別れ話を切り出すときのポイントを解説していきます。
別れを告げてから数回やりとりしたら返信をしない
LINEは相手の顔が見えない分、ニュアンスの勘違いに注意しなくてはいけません。
特に別れ話の場合は、相手と自分の意見が違うために、よりハッキリと気持ちを伝えなくてはいけないでしょう。
言葉で伝えることはもちろんですが、行動でも別れたい気持ちを強く示すことが大切。
それが、別れを告げてから返信をしないことです。
別れ話をして数回のラリーをした後は、相手から連絡があってもあえて既読無視するようにしてみてください。
別れ話をした後に連絡が続いてしまえば、相手は復縁ができると勘違いするからです。
また、関係性が変わっていないと、別れ話を現実として受け入れられないでしょう。
最初のうちは何度もLINEが送られてくるかもしれませんが、返信をしなければ相手はあなたの気持ちを理解してくれるはずです。
でもブロックはしない
別れ話をLINEで切り出したとき、相手への拒否を示すためにLINEをブロックすることを考えるかもしれません。
しかし、相手に返信をしないからとブロックをするのはやめるべきかもしれません。
LINEをブロックすると、相手が未練を断ち切りにくくなるからです。
なぜなら、相手が自分の気持ちを伝えられていないと感じてしまうからです。
「ブロックされて自分の気持ちを伝えられない」=「気持ちを伝えれば変わるかもしれない」
そんな風に考えて、どうにか連絡を取ろうと躍起になったり、希望を持ち続けてしまったりします。
LINEで別れ話を切り出した際に返信をしない行動をとるときは、相手の気持ちをわかった上で拒否していると示すことが大切です。
【電話】女性から男性に別れ話を切り出す
直接会うことはできないけれど、LINEで関係を終わらせることはできないと感じることもありますよね。
そんなときは、電話で別れ話を切り出す方法をとる人も多いでしょう。
女性から男性に電話で別れ話をするときのポイントを解説していきます。
できるだけ短めの会話で終わらせる
電話で別れ話を切り出すときは、できるだけ短めの会話で終わらせましょう。
相手が「別れたくない」と言ってくると会話は長引いてしまいますが、そこで電話を切らずにいると、別れたい気持ちが伝わりにくくなるからです。
一方的に思えても、電話で別れ話を切り出すときは、自分の気持ちを伝えたら一度電話は切るようにしましょう。
自分の気持ちを伝えて距離を置くことで、別れたい気持ちが本気であると相手は理解しやすくなります。
直接会いたいと言われても会わない
電話で別れ話を切り出すと、相手から「直接会って話したい」と言われることがあります。
しかし、この誘いに乗ってはいけません。
相手と会ったとしても、別れたくないと説得されるだけだからです。
また、直接相手の悲しむ顔を見て話をされれば、別れたい気持ちが揺らいでしまうかもしれません。
相手をできるだけ傷つけないためにも、電話で別れ話を切り出すときはしっかりとした決意が必要になってくるでしょう。
【同棲中】女性から男性に別れ話を切り出す
同棲中に別れたいと感じたときは、別れ話が切り出しにくくなりますよね。
同棲するまで関係性が深くなると、気持ちだけでなく生活環境も別れることで大きな変化があるからです。
同棲中に、女性から男性に別れ話を切り出すときのポイントを解説していきます。
引っ越し準備を進めておく
同棲している彼氏に別れ話を切り出すときは、その前に引越し準備を進めておきましょう。
別れ話をしてからすぐに引越しができるように、荷物をまとめておくことはもちろん、新しい新居も要しておくことが大切です。
できるのであれば、おおかたの荷物も新居に運んでおくと、より別れはスムーズになるでしょう。
また同棲中の別れは、いつまで家賃を入れるかなど金銭的な問題も出てくるため、本気で別れを考えているのであれば、多少の出費は覚悟しておくべきです。
生活時間をしばらくずらしてから話す
同棲中に別れ話を切り出しにくくなるのは、いつでも相手と顔を合わせる環境にいるからです。
そのため相手に別れの予感を持たせるには、生活時間をずらす方法を試してみると良いでしょう。
できるだけ顔を合わせて話す時間を少なくして、相手に距離を感じさせるのです。
また、同棲していても関わる時間がなくなれば、相手もあなたへの気持ちが薄くなる傾向があります。
同棲中でも別れ話をスムーズに終わらせるには、相手の気持ちがなくなってきたときに話を切り出しましょう。
おわりに
女性から男性に別れ話を切り出すときは、不安になるものですよね。
相手の気持ちを考えてしまえば、別れ話はできなくなります。
しかし、自分の気持ちを我慢して付き合いを続けていても、相手を傷つけていることになるでしょう。
別れたい気持ちは自分の一方的な感情に思えますが、気持ちがないのに付き合っている方が相手に対して実は失礼な行為に当たるのです。
そのことがわかっていれば、別れ話を切り出すときも、自分の気持ちは揺らぎにくくなるでしょう。
別れ話を切り出すときは毅然とした態度で話をすることが、別れのトラブルを長引かせない一番のポイントです。
コメント