職場の上司に嫌われて平気な人はいませんよね。
自分より上の立場から仕事ぶりをジャッジする上司という存在は、人生に影響を及ぼしかねないからです。
上司との関係に一喜一憂している人もいるでしょう。
今回は、「あなたが上司にどう思われているか?」をタロットで占います。
上司の態度の意味を占ってみましょう。
あなたが上司にどう思われているか?
あなたが選んだカードの結果は…
「仕事熱心だが、生真面目すぎてとっつきにくいタイプ」
「仕事熱心だが、生真面目すぎてとっつきにくいタイプ」
女教皇のカードが正位置で開かれた場合、「物静かで知的」「自立心があり放っておいても大丈夫」と上司から思われているようです。
女教皇のカードに描かれているのは、書物を手に持った教皇の姿です。足元にある三日月とエジプトの女神であるイシスに倣った王冠を身に着けていることから、女性であることが分かります。
女教皇のカードが正位置で持つ意味は「知性」「聡明」「普遍性」です。目立たずはしゃぎすぎず、落ち着いた雰囲気が感じ取れるため、職場でのあなたは、自分の仕事にじっくり取り組む生真面目なタイプと評価されている可能性が高いです。裏方気質ともいえますね。周囲と一緒になってワイワイやるのが苦手で、どこか達観した雰囲気を持っていると思われているのでしょう。
<アドバイス>
自分の洞察力に自信を持ち、合わないと思う相手とは距離を置いて問題ありません。もちろん、職場ですから最低限のやりとりをしないと「輪を乱す」と判断されてしまうため、協調性は保ちましょう。仕事面においては、不言実行で自分のことに没頭してよいです。成果さえ上げれば、上司はきちんと見ていてくれます。
あなたが選んだカードの結果は…
「さらに上へと引き上げたい」
皇帝のカードが正位置で開かれた場合、上司はあなたを高く評価し「もっと上へと引き上げたい」と考えているようです。
皇帝のカードに描かれているのは、年配の権力者。周囲からの圧力をはねのけ、ときには自らを犠牲にした果てに成功を掴んだ人物の姿です。年配の権力者や強いリーダーシップを持った人物を表しています。
皇帝のカードの正位置が持つ意味は「支配」「成功」「影響力」などです。職場において、上司はあなたを支配しているといっても過言でないポジションですよね。つまり、このカードは上司そのものを表していると考えられます。皇帝のカードは正位置で出ると「前向きな姿勢を持つことで周囲の協力を得る」という意味があるため、上司があなたを高く評価し、「もっと伸ばしてあげたい」「自分の後を任せたい」と思っていることが読み取れます。
<アドバイス>
守りではなく攻めのときです。明確な目標を持って仕事に打ち込めば、大きな功績を上げられるでしょう。上司からの評価もますます良くなり、多くの教えを乞うことができます。自分の人脈をそのまま譲ってくれたり、出世コースへ押し出してくれる可能性もあります。上へ行きたい気持ちと覚悟があるのなら、上司の誘いは断らず仕事にも邁進しましょう。
あなたが選んだカードの結果は…
「礼儀に欠けるところがある、イマドキの考えの持ち主」
法王のカードが正位置で開かれた場合、上司はあなたを「無礼」「上下関係に疎い」と思っている様子。と同時に、上司自体が部下と親しくなるのが苦手だったり「上下関係はキッチリし、一線を引くべき」という考えを持っているようです。
法王のカードに描かれているのは、カード名の通り法王です。聖職者に祝福を与える様子は威厳があり、道徳や秩序、そして父性を表しています。「古き良き日本の父親像」を想像すると分かりやすいでしょう。一家の大黒柱としての厳格さと威厳があり、他の家族とは一線を画す存在ですよね。
法王のカードが正位置で意味するのは、「道徳心」「ルール」「慣例」など。上司は、組織の輪を乱すことなく古い慣例に従い、秩序を守れる部下を求めているようです。厳しい上下関係を理想とし、自分のことも厳しく律しているようですね。そんな上司から見れば、あなたは「イマドキの考えの持ち主で、礼儀に疎い」と評価されているようです。
<アドバイス>
法王のカードの正位置には「年上の真面目な人物からの援助」「誠実さが功を奏す」というメッセージがあります。そのため、誠実な態度を心がけましょう。どんなに親しくなっても「親しい仲にも礼儀あり」です。上司や先輩に対して必ず敬語を使い、敬う態度を示すのです。そうすれば上司の見方も変わり、何かにつけて引き立ててもらえそうですよ。
あなたが選んだカードの結果は…
「自分とは合わないタイプ」
恋人のカードが逆位置で開かれたら、上司はあなたを「自分とは合わないタイプだな」と判断しているようです。
恋人のカードに描かれているのは、エデンから追放される前のアダムとイブです。知恵の実を食べる前の純真無垢な3人が描かれていますが、背後には山が見えるため今後の困難を示唆してもいます。
恋人のカードが逆位置で意味するのは、「すれ違い」「決別」など。ちょっとした誤解からお互いの間にある溝が大きくなり、関係は悪化してしまいそうです。上司は、他人のミスをあなたのミスだと思っていたり、何かにつけて悪くとらえられがちです。また、周囲にかばってくれる人もいない様子。しかし転職や退職をしても良い場所にはたどり着けない可能性が高いので、ぐっと堪えるしかなさそうです。
<アドバイス>
上司があなたを「自分とは合わない」と感じているように、あなたも上司に苦手意識を持っていませんか?「嫌われてるに決まってる」と思い込み、緊張や不安が顔に出ている様子が伺えます。また、職場にあなたを利用している人はいませんか?その人によって誤解が生まれている可能性が高いので、上司との溝となる原因を突き止め対処を練るか、諦めて耐えることになるでしょう。恋人のカードの逆位置は「選択ミス」の意味もあるため、大きな決断は避けるべきです。
あなたが選んだカードの結果は…
「積極的に仕事に取り組み、仕事を頼みやすい」
戦車のカードが正位置で開かれたら、あなたは上司から「積極性がある」「フットワークが軽く仕事を頼みやすい」と思われています。
戦車のカードには白色と黒色、2頭の聖獣スフィンクスが若い男を乗せた戦車を引く姿です。若さや勢いを感じさせるカードであり、がむしゃらに突き進んでいく強いパワーを感じさせる内容となっています。と同時に、白色と黒色という対になったスフィンクスが戦車を引いていることで、「正反対の2つの要素のバランスを取る大切さ」を教えるカードでもあります。
戦車のカードの正位置が持つ意味は、「行動力」「スピード感」「積極性」などです。スピーディに仕事をこなす様子が伺え、仕事に対して前向きな姿勢を持っているようですね。フットワークが軽いため周囲からも「あの人に頼めば大丈夫」と頼りにされているのではないでしょうか。どんなトラブルも乗り越えていける勢いとパワフルさがあり、あなたを応援する人も多いでしょう。
<アドバイス>
自分を信じて前進することです。もし今現在上司と上手くいっていなくても、事態が一気に好転するような出来事が起こります。上司に寄り添いサポートする姿勢を見せることで関係性が良好になるでしょう。
あなたが選んだカードの結果は…
「人とは違う視点を持った、物静かな努力家」
隠者のカードが正位置で出た場合、上司はあなたに対して「細やかな気配りができる」「探求心がある」と高く評価しているようです。
隠者とは、周囲との関係を一切立ち1人だけでストイックに暮らしている存在のこと。仙人ともいいますね。隠者のカードに描かれているのは、老人がランプを手に佇んでいる姿です。老人が見ているのは周囲ではなく、己の足元や内面。隠者のカードは、「自分の内面に目を向けよ」というメッセージがあるのです。
隠者のカードが正位置で持つ意味は「単独行動」「悟り」「内面」「精神性」など。あなたには他の人とは違う独自の視点があり、上司はそれを評価しています。他の人が気づかないところに気づいてフォローをしたり損害を事前に防ぐなどし、その能力は重宝されているようです。
<アドバイス>
今のやり方で問題ありませんので、周囲の声を気にせず自分の感覚を貫いくとよいでしょう。目立った成功は得られないかもしれませんが、じっくりと仕事を突き詰めていくことで得られるものがあり、それは必ず未来に役立ちます。その姿勢は上司に評価され、「しっかり努力している」と思われるでしょう。また、気遣いに長けた人として頼りにされ、周囲との関係も円満なものとなります。人から相談を持ちかけられたら積極的に乗り、関係を深めていきましょう。
あなたが選んだカードの結果は…
「人付き合いが悪く失敗を引きずりがち」
審判のカードが逆位置で開かれたら、上司はあなたのことを「周囲のアドバイスを受け入れない頑固者」「失敗を引きずりやすい」と評価しているようです。
審判のカードに描かれているのは、天使がラッパを吹きならし死者が蘇る様子。キリスト教の「最後の審判」であり、過去の行いによって復活か地獄行きかが決まるシーンです。
審判のカードの逆位置が示すのは「不調」「衰退」「自信喪失」など。大事なタイミングで実力を発揮できない気の弱さや、1つの失敗によって自信を失い同じ失敗を繰り返すような後悔が現れています。
また、逆位置となった審判のカードからは、周囲と親しくなりたいのに接点がなく関係が進展しないと悩む様子が見えます。その姿は人付き合いが悪く見え、自ら孤立しにいっているかのよう。仲良くなりたいなら心を開き、笑顔で会話をもちかけましょう。いきなりプライベートで遊びに行ける仲にならなくても、仕事時間だけでも上手くやるのが大事ですよ。
<アドバイス>
失敗は誰にでもありますが、そこから学ぶか否かで大きく道が分かれます。まずは次回への対策を練り、反省し、周囲のアドバイスに耳を傾けるようにしましょう。周囲の人はあなたをサポートしたいと考えてくれています。せっかくの好意を無駄にしていては距離が開いてしまい、職場でも疎まれるようになります。影口を叩かれるようになる前に、頑なな心をほぐし、周囲の人と折り合いをつける術を学びましょう。
あなたが選んだカードの結果は…
「部下というよりはビジネスパートナー」
正義のカードが正位置で開かれた場合、上司はあなたのことを高く評価し「自分を助けてくれる存在」「足りないところを補ってくれるサポート役」と感じているようです。
正義のカードには、天秤と剣を持った人物が描かれています。天秤によって罪のあるなしをはかり、剣によって裁きを与えるのでしょう。
正義のカードが正位置で持つ意味は、「正しい判断」「中立」「平等」など。上司にとってのあなたはバランスの取れた人物であり、裏表なく本音で付き合える相手となっているようです。それは、あなたが感情的でなく理論的である点や、上司の性格が公平公正なものだからでしょう。自分の苦手分野を補ってくれる補佐役として買っています。
<アドバイス>
感情的にならず、自己主張を抑えることが幸運のカギとなります。誠実な態度を心がけ、職場の親しい相手とそうでない相手との差をつけないようにしましょう。どんな人にも足りる面と足らない面がありますから、上手くフィットし補ってあげるぐらいがちょうどよいです。そうすれば、上司からの評価が高まり関係もさらによくなるでしょう。また、正義のカードは不正やズルを許さないので、ルール違反は厳禁です。
あなたが選んだカードの結果は…
「使えるだけ使う」
皇帝のカードが逆位置で出た場合、上司はあなたに対して理不尽な扱いをしても良いと考えているかもしれません。
皇帝のカードに描かれているのは、年配の権力者です。大きな権力を持った存在であり、リーダーとして皆に命令を下す立場にある人物です。職場においてあなたより権力があり立場が上の人、つまり上司本人がカードに出現したと考えてよいでしょう。
皇帝のカードの逆位置が持つ意味は「横暴」「傲慢」「無責任」などです。あなたの上司は、部下に対して愛情や責任を持っていないのではないでしょうか?いわゆる「パワハラ上司」の典型で、無茶な命令を下したり、部下の失敗の責任を取らなかったりしませんか?一見そうでないと思える場合も、よくよく上司の言動を思い出してみてください。
<アドバイス>
残念ながら、その上司は良い上司とはお世辞にもいえないようです。あなたの実力以上の仕事を押しつけ、自分は楽をしようとしているようですよ。このままだとあなたは精神的にも肉体的にも疲労困憊するでしょう。早めに離脱した方がよいかもしれませんね。
あなたが選んだカードの結果は…
「責任感がないトラブルメーカー」
魔術師のカードが逆位置で開かれた場合、残念ながら上司からは疎まれているようです。
魔術師のカードに描かれているのは、正式にはマジシャンの魔術師ではなくアルケミストの錬金術師。無から有を作り出すとされる錬金術師は、タロットカードにおける魔術師は1番を与えられ、すべての始まりであり創造性の象徴でもあります。
魔術師のカードの逆位置が持つ意味は、「スランプ」「裏切り」「消極性」。そのため、仕事面においては勢いと根拠のない自信で物事に手をつけるものの、すぐ失速し中途半端な結果しか残せない現状を示唆しています。また、失言によって信頼を失ったり、やる気が出ずサボりがちな姿勢の投影でもあります。上司はそんなあなたを見て、責任感とやる気のない人物と評価しているようですよ。
人間関係においても、周囲を見下すような態度や自慢話がネックになり、孤立する暗示が出ています。もしかしたらすでに腫れもの扱いされているのかもしれません。職場の人間関係は友人関係ではありませんから、どんな人とも当たり障りなくやっていくのが基本ですよね。その輪を乱すあなたに対し、上司は「周囲と揉めやすい」「職場の空気を悪くする」と感じているようです。
<アドバイス>
仕事に対してもっと責任感を持ちましょう。思い付きを軽々しく口にするのは厳禁です。きちんと計画を立て先を見通すことが必要です。また、人間関係においても、相手の立場を尊重し人を傷つけない会話術を学びましょう。「職場ではみんなが仮面を被って当然」「本音を封じ込めるぐらいでちょうどよい」と肝に銘じてください。
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