彼氏から、「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われると、どうすれば良いのか悩んでしまいますよね。
「別れたい」と言われたわけではないため、失恋ではありません。
しかし「冷めた」と言われているのは、別れを予感させる言葉です。
そのため、「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われると、二人の関係をどうするべきなのかわからなくなるでしょう。
そこで今回は、「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言う男性の心理や関係を改善する方法を紹介していきます。
彼氏の気持ちに悩んだときは、参考にしてみてください。
「冷めた」「気持ちがない」というのはどういう意味?
彼氏が「冷めた」「気持ちがない」と言うのは、「愛していない」「好きじゃない」と断言しているわけではありません。
基本的に「気持ちが変わった」と捉えるべきでしょう。
以前と同じレベルの愛や、情熱を感じていないことを意味するからです。
また、これまで付き合いを続けてきた中で、価値観や相性が合わないと感じたことを示す意味もあります。
この場合は、彼氏が意識的に関係を継続しないことを決めていることが多いでしょう。
別れの言葉をハッキリと言っていませんが、「別れを考えている」と捉えることができます。
嫌いになったわけじゃないけど冷めたと言う男性の心理
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言う男性は、どんな心理状態なのでしょうか?
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」の言葉の裏側に隠された彼の本音を深掘りしていきましょう。
一人の時間が欲しくなった
一人の時間が必要だと考えている男性はたくさんいます。
それは、大好きな彼女ができても同じでしょう。
そのため相手が好きで付き合い始めても、一人の時間が取れなくなると、男性は次第に気持ちの冷めを感じてくるようになります。
相手のことを嫌いになったわけではないのですが、このままの付き合い方はできないと判断するからです。
一人の時間が欲しくなると、「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と彼女に言う男性は多いです。
ただ、この心理から「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言っている男性は、彼女と別れたいと思っているわけではありません。
一人の時間をある程度男性が取れれば、また以前と同じように付き合いが続けられるようになるでしょう。
定期的に男性は一人の時間が欲しくなるため、「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われないようにするには、彼氏を放っておく時間も今後は必要になってきます。
女性として見れなくなった
彼女との距離が近くなりすぎると、男性は彼女のことを女性として見られなくなっていきます。
特に家族のように感じるほど身近な存在になると、恋愛感情は冷めていく傾向があるのです。
そのため「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と彼女に言ってくることがあるでしょう。
この心理を持っている場合注意しなくてはいけないのは、別れの可能性もあることです。
彼女のことが女性として見れなくなると、男性は他の女性に興味を示し始めるからです。
ただ、家族のような存在の女性を裏切れない気持ちもあるため、男性はジレンマに悩むことになるのです。
彼氏の気持ちに変化を起こすには、近くなりすぎた距離を遠くする必要が出てくるでしょう。
冷却期間を置いて、彼氏に自分の気持ちを見つめ直す時間を与えてみてください。
距離が近くなりすぎると、相手の大切さがわからなくなることは多いです。
離れることで、自分にとってどれだけ特別な存在だったか自覚すると、相手のことを自然と異性としてもう一度見ることができるようになります。
冷却期間中は、デートをしないことはもちろん、連絡もしないことがポイントになるでしょう。
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われると、離れることに不安が出てきますが、思いきって距離を置いてみた方が、結果は良くなることが多いです。
他に気になる女性ができた
他に気になる女性ができたとき、男性は「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言ってくることがあります。
実際、他に気になる女性ができたとしても、男性は彼女のことを嫌いになったわけではありません。
向ける愛情が、彼女よりも他の女性の方に大きくなってしまっただけだからです。
この心理を男性が持っているときは、まだ気になる女性とどうこうしようと思う気持ちはないでしょう。
もしも実際に浮気が始まっていれば、「嫌いになったわけじゃない」という言葉は使わないからです。
「気持ちが冷めたから別れよう」とストレートに言ってくることが多くなるのです。
そのため、まだ「嫌いになったわけじゃない」という言葉を言ってくる時点で、関係を改善できる可能性はあります。
ただし、詳しくは後の項目で解説していきますが、すでに別れを決めている可能性もゼロではないため注意は必要でしょう。
嫌いではないけれど、冷めたと言われる理由
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と彼氏から言われれば、その言葉を受け入れるのは簡単なことではありませんよね。
傷つくことはもちろん、相手の気持ちがわからずに混乱するでしょう。
拒絶されて、見捨てられたと感じるかもしれませんし、そんなことを言う彼氏に対して怒りの気持ちが湧いてくるなど、さまざまな難しい感情を経験するかもしれません。
しかし、彼氏が「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言っているのなら、その背景には心理的理由がある可能性を理解することが重要でしょう。
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われる理由を解説していきます。
彼女を試している
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と彼氏が言うのは、彼女を試しているからです。
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言えば、別れたいと言われたわけでなくても、傷つきますよね。
特に「冷めた」の一言には焦りを感じて、どうにか彼氏の気持ちを復活させようと必死になるかもしれません。
今までよりも彼氏のことをよく見るようになるでしょうし、愛情もたくさん伝えようとするでしょう。
でも実は、そういった反応を彼氏はあなたに期待している可能性があります。
彼女の愛情に不安を持つと、男性はあえて突き放したようなことを言って、相手が追いかけてくるかどうか試す傾向があるのです。
これまでの付き合いの中で彼氏が不安がるような出来事があったり、愛情をきちんと伝えてきたりしていなかったことはないでしょうか?
心当たりがあるようであれば、男性は彼女の愛情を試すために「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言っているでしょう。
穏便に別れたい
カップルに綺麗な別れなどありはしませんが、できることなら綺麗に別れたいと思うことは多いですよね。
特に男性は、自分から別れを言う場合、「自分のことを嫌いにはなって欲しくない」と思いがちです。
そのため、なるべく相手に嫌われないように、言葉を選んで別れを告げようとすることがあるのです。
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」という言葉も、シチュエーションによってはそのひとつでしょう。
別れを決めているものの、「別れたい」と言えば彼女が傷つくことは目に見えています。
彼女の傷心した様子は見れば、男性の罪悪感は大きくなるでしょう。
だからこそ遠回しに気持ちを伝えて、少しでも心の負担を減らしたいと男性は自己保身に走っているのです。
嫌いになったわけじゃないけど冷めたと言われたときの対処法
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と彼氏に言われたときは、どう対応するのが正解なのかわからなくなりますよね。
ここからは、「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われたときの対処法を、シチュエーション別に解説していきます。
彼氏の気持ちや関係性によって、対処法をチェックしてみてください。
まだ関係が続いている場合
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言ってきた彼氏とまだ関係が続いている場合、まずは彼氏の意見を受け入れましょう。
どうしてか理由を聞いて見るのも悪くありませんが、ほとんどの場合は男性自身もうまく言えないことが多いです。
もしもハッキリとした理由があるなら、そこを二人で改善していけば良いでしょう。
問題は、男性自身が理由を言えなかった場合です。
この場合は、「別れたいの?」と聞いても「わからない」と言われる可能性が高くなります。
このときの男性の「わからない」は本心でしょう。
そのため2週間ほど彼氏と距離を置いてみるのが、対処法としてはおすすめです。
その間、あなたから連絡するのはやめておきましょう。
そうして2週間ほど経つと、彼氏から連絡がくる確率が高まります。
何事もなかったかのように連絡がきますが、あなたも彼氏の雰囲気に合わせて返してあげましょう。
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われた事実などなかったかのように振る舞うことで、彼氏もあなたとの付き合いを続けようと思います。
もしも別れを選択する場合は、2週間を待たずに向こうから「別れたい」と言ってくるでしょう。
その場合の対処法は、次の項目になります。
別れてから復縁したい場合
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と彼氏に言われて別れに発展した場合、とても辛いですが、まずは別れることをおすすめします。
ここで「別れたくない」とごねてしまうと、彼女への印象はよりマイナスになってしまうからです。
彼氏の意見を素直に尊重する姿勢を見せて、少しでも相手に罪悪感を抱かせることに成功すると、後々で復縁がしやすくなります。
また、男性に罪悪感を抱かせるなら、泣いたり傷ついたりするリアクションをとれば良いかと思ってしまいますが、実際は逆です。
別れを考えている時点で、男性は彼女をよく思っていないことが多いです。
「嫌いになったわけじゃない」と言っているのは、彼女が泣いたり別れを反対したりしないためのポーズだからです。
そのため、彼氏の前で泣いてしまえば「可哀想」と思われるよりも、「やっぱり面倒な女性だな」と感じる可能性が高くなります。
涙を流してしまったとしても、我慢する姿勢を見せましょう。
大泣きする女性よりも、我慢して別れを受け入れる姿を見せる女性に、男性は大きな罪悪感や後悔を残します。
嫌いになったわけじゃないけど冷めたと言われてから復縁する方法
最後に、「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われて別れた彼氏との復縁方法を紹介していきます。
別れまでに至らない場合でも、二人の関係改善に役立つ方法です。
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われて悩んだときは、参考にしてみてください。
友達としてもう一度関係を作る
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言われた彼氏との関係を改善するには、今までの関係性を捨てる覚悟がいるでしょう。
まだ関係が続いている場合も、別れた場合も、まずは冷却期間を置きましょう。
別れた場合は3ヶ月ほどしっかりと冷却期間を置くことが大切です。
しっかりとここで今までの関係をリセットすることで、新しい関係を築きやすくなるからです。
彼氏と新しい関係を作るときは、恋人ではなく友達のように接することもポイントです。
恋人のように接してしまえば、彼氏は「今までと何も変わっていない」と感じて、関係を切ろうとするでしょう。
今までとは違うことを示すためにも、友達関係からもう一度彼とコミュニケーションを始めていきましょう。
復縁までを思うと、長いと感じるかもしれませんが、時間がかかっても諦めないことが復縁を成功に導きます。
自分の時間を大切にする
彼氏と復縁するには、冷却期間を置いている間や復縁アピールをしている間も、自分の時間を大切にするように意識してみてください。
男性は、追いかけられるよりも追いかけたい生き物のため、今まで追いかけてきた相手が追いかけて来なくなると、気になるようになります。
ただ、彼を好きな気持ちがあれば、つい相手を追いかけてしまいますよね。
それをストップさせるために、自分のことに集中するのです。
友達と遊ぶスケジュールを毎日入れたり、何か資格を取るために勉強したりと、夢中になれる時間を作ることがベストです。
ライフスタイルが輝いている女性を、男性は魅力的だと思うため、彼氏の方から復縁を迫ってくる可能性も高くなるでしょう。
他の男性の話をたまにする
彼氏との復縁を成功させるには、たまに他の男性の話をするのもおすすめです。
今まで自分の手元にいた彼女が他の男性のものになると思うと、急に男性は彼女のことが惜しくなるからです。
ただ、恋の駆け引きだとバレてしまうと、男性の嫉妬心は萎んでしまうため注意しましょう。
また他の男性と良い雰囲気になっているのを感じると、嫉妬心よりも諦めの気持ちが強くなることもあります。
さりげなく会話の中に、遊んだグループのメンバーとして男性がいたことを出す程度が望ましいです。
もしくはSNSで、男性も混じった友達のグループで撮影した写真を投稿してみてください。
まとめ
「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と彼氏から言われたときは、頭の中がショックで真っ白になるかもしれません。
しかし、ここで冷静に対応することが、今後も彼氏との関係を継続するために役立ってきます。
まずは彼氏の話を聞いたり、今までの付き合いはどうだっかを振り返ったりしてみてください。
その中から、「嫌いになったわけじゃないけど冷めた」と言う彼氏の本音が浮かび上がってくるはずです。
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