山登りや河原でのキャンプを趣味としていたり、花や緑が生い茂る場所に何時間でも居座りたいようと感じるような「自然が好きな人」について、今回はスピリチュアルな視点をまじえてお話していきます。
自然が好きな人のスピリチュアルな理由・意味
川も好き、山も好き、植物もなんとなく好きだけど、自然に心惹かれてしまう特別な理由やきっかけは特に思いつかない、という方は、スピリチュアル的な理由から自然を好きだと感じているのかもしれません。
ではスピリチュアル的にはどのような理由が考えられるのかを、こちらでいくつかの項目にわけて解説していきますね。
気を整えている
スピリチュアル界では、誰かから負の感情を向けられたり、もしくは自分が誰かに悪意を向けてしまったときに、魂のオーラである“気”に悪い影響をもたらし、それが蓄積すると邪気となり、あらゆる方面でマイナスに作用するといわれています。
そんな気の乱れを整える手段として、自然の力を借りる方法が沢山あります。
植物や自然石には浄化のパワーがあると信じられていますが、悪い気をまとってしまったときに、意思とは別の魂の導きで自然での浄化が行われることが考えられます。
慢性的に負の感情を向けられる環境にいる方や、死と深い関わりのある職業の方などで自然が好きな場合、スピリチュアル的にはこの理由である可能性が高いといえます。
ワンネスの覚醒
宇宙の法則の一つに“ワンネスの法則”といったものがあります。
有名な哲学者であるプラトンも「宇宙はひとつの魂である」と認識していたように、この世の全てはワンネスであるという解釈のもとになりたつ宇宙の法則です。
私たちは「私は私、誰かは誰か」という個別意識という自我を持って生きていますが、それゆえに生まれるのは、我の主張からくるエゴです。
エゴを持つことで、優劣や、勝ち負けという概念に縛られ、生きづらくなってしまうこともあるでしょう。
自分という存在とはなんなのか？と個別意識をもったまま突き詰めていった先には孤独や孤立にいきつく場合もありますが、ワンネスを理解することができれば、もっと大きな視野から自分を見つめることができるのです。
そうしてワンネスの覚醒に近づいてくと、自然を好むようになる傾向があるという話もあります。
自分も世界も自然もすべてはワンネスと落とし込めたなら、自然の中に身をおくことで、溶け込むような心地よさやエネルギーを感じることとなるでしょう。
直観力が優れている時
いつも自然が大好きなわけではないけれど、時々無性に自然と触れ合いたい衝動にかられるのなら、それは直観力が冴えているサインです。
スピリチュアル的な感覚が研ぎ澄まされると、波動や気の良し悪しに敏感になります。
魂レベルで波動の高い場所やものを求めていて、自然がはなつ良い気を感受できているのなら、普段よりスピリチュアル的な能力が高まっている可能性があるので、自身の直観にしたがうことで、悩みや決断に対してベストな答えを導きだすこともできるかもしれませんね。
自然が好きな人のスピリチュアルな特徴
こちらの項目では、自然が好きな人によくみられると考えられている、スピリチュアルな特徴についてお話していきます。
オーラが緑色
自然が好きな人にみられるスピリチュアルな特徴の一つ目は、「緑のオーラの持ち主である」ということです。
緑のオーラをもつ人は、優れたバランス感覚があるため協調性があるといった特徴にくわえて、自然との相性がよく、波動がシンクロしやすいといわれています。
波動がシンクロすると、なににも代えがたい心地よさを感じ、穏やかな気持ちになれるのです。
また、自然にふれることで良い気分転換となりストレスの緩和にも繋がります。
自然の中でもとくに、庭いじりやガーデニングが好きだったり、植物が多くある自然豊かな場所を好む方は、緑色のオーラを持っていることが多いといわれています。
緑色のオーラを持っていると、緑が豊かな土地や場所ととても相性がよく、自然のなかの植物と触れ合うだけで心が穏やかになり居心地よく感じるでしょう。
また、オーラが緑色の人は、自然のたくましいエネルギーを持っているため、生命力が強く、食事や日々の適度な運動など、日常的に健康に気をつかっている人が多いようですね。
波動が高い
波動が高い人は自然からなる植物を好むという説があります。
スピリチュアルな世界では、植物は神や高次元な存在と、とても近い精神性を持つとも言われており、高い波動の持ち主は植物の波動と共鳴しあうので、相乗効果を生み出すのです。
植物の多くはグリーンオーラを放出しているので、高いヒーリングの効果があるともかんがえられています。
川が流れ木々の生い茂る自然のなかに身を置いたとき、誰しもがつい深呼吸してしまうのは、不浄なものの少ない澄んだ清浄な空気を肺に吸い込んでいるだけではなく、スピリチュアル的なエネルギーを取り込む効果も期待できるのです。
波動の高い人は、感覚的に自然が魂にもたらしてくれる影響が良いことばかりだとわかっているので、自然が好きであることが多いのだと考えられます。
エンパス体質
共感能力が人並外れて高い“エンパス”能力をもつ人は、自然が好きな人が多いといわれています。
エンパス能力をもっている方の多くが悩まされているのは、他者の感情への同調です。
同じ空間に怒っている人や怒られている人がいたり、深い悲しみを抱えている人の話を聞くたびに、まるで自分がその当事者となってしまったかのように心にダメージを負ってしまいます。
エンパスはそうでない人に比べて、社会の中で必要以上の傷を負いやすい上に、無関心によって自己の心を守ることが難しい性質があるといえます。
だからこそエンパスはひとごみより、自然の中で過ごすことが好きな人が多いのではないでしょうか。
とはいえ、すべてのエンパスが社会から隔離されて生きたいと思っているわけではありませんよね。
季節の花の観賞や森林浴によって、社会から一時でも離れ、気の浄化もかねてくれる自然と触れ合うのは心身にとっても良い効果が期待できるので、趣味として自然と関わるようにしているケースも少なくないようです。
また自然とコミュニケーションをとることで、植物や水の波動を感じ、自身を同調させるといった、波動のチューニングをエンパスは無意識にできるともいわれているので、自ずと自然のある場所へと向かってしまうのかもしれません。
まとめ
自然が好きな人について、スピリチュアルなお話もまじえて解説してきましたが、皆さまや身近なかたにあてはまるような項目はありましたでしょうか？
波動が高い人、植物と同じオーラを持つ人、そしてエンパス能力が高い人が、自然が好きな人によく当てはまると考えられているスピリチュアル的な特徴としてお話してきました。
もし“波動”や“エンパス”といった言葉が気になるという方は、是非ご自身で掘り下げてみて、この機会にスピリチュアルな学びをより深めてみてくださいね。
コメント