この世に起こることすべてに意味があると言われていることもあり、もちろん人との出会いにも意味が込められていると言われています。
そんな中、出会った縁には元々切れるようにできている縁が存在しているのです。
スピリチュアルの観点から見ると縁が切れていくことはあなたの成長を表し、受け入れることで新たな出会いが巡ってくるため、ネガティブに捉える必要はありません。
今回はそんな、切れる縁は切れるようにできていることについて解説します。
切れる縁は切れるようにできているの?
人生で出会える縁や残る縁など相手と出会う前から決まっていることもあり、人生で関われる縁すべてを残すことはできないため、出会う前から高次元の存在たちに決められているのです。
初対面から価値観や考え方が違いすぎる場合や、互いが大切に想っていない縁はいずれ切れてしまいますが、どの縁に対しても切れる可能性は少なからずあるもの。
だからといって、出会えた相手となにかのきっかけで縁が切れてしまうと、悲しくネガティブに捉えてしまうでしょう。
ですが、起こることすべてに意味があると言われていることから、縁を手放すことであなた自身の成長を果たすことができるため、ネガティブに捉えて落ち込む必要はありません。
切れる縁と切れない縁の違いとは
相手とのつながりを大切に想っていなければそもそもの関係が薄いため、どうしても切れる縁となってしまうもの。
スピリチュアルの観点から見ると切れない縁を持つ相手とは、過去世から縁を持った関係として生まれることはすでに決まっているのです。
そんな過去世から時間をかけて築いた縁は強いこともあり、そうした相手と現世で出会えると懐かしさを感じては、互いに果たすべき使命などから切れない深い縁となります。
切れない縁はこうして過去世から深い関係を持っているものの、切れる縁は現世で初めてつながる縁として高いこともあり、ただ出会っているだけなのです。
そのため、過去世からつながりがある縁と比べると、一度切れてしまった縁と偶然にも再会して再びつながる可能性は低いのかもしれません。
切れる縁が切れるようにできている3つの理由
切れる縁は過去世からの深いつながりもなく現世で出会った縁ではありますが、過去世からのつながりがないからといって必ずしも切れる縁とは限りません。
ですが、切れる縁の中には共通した理由があるのです。
現世で出会ったどのような縁が切れるようにできているものとなるのかを解説します。
大切にできていない縁は切れていく
あなた自身が大切にできていない縁や、大切にしようと思っていない縁は当然切れてしまうでしょう。
縁というものは視覚的に確認はできないからこそ大切にしたいと思い、自分のことばかりではなく相手を思いやる言動を心がけるもの。
ですが、相手のことを大切に想っていなければ心から向き合うことをせず、良い関係も築けずに縁は薄く切れやすいものになります。
だからこそ、大切に想っている人との縁は運命までも感じるつながりになりますが、反対に大切に思えない人との縁は些細なことで切れてしまうのです。
お互いに合わないと思っている縁は自然に切れる
相手のことを大切に想っていない縁はもちろん切れていくものですが、お互いに価値観や考え方などが合わないと感じている相手との縁も切れてしまいます。
お互いに合わないと思っている状態だと、なにかしらの不満を抱いているもの。
表面上はうまく関係を築けていても合わないことで、心の中では大きな不満を抱えているため、もちろん信頼関係は築けずに相手との縁のつながりは弱いものとなるでしょう。
また、出会った際には特に印象に残ることがなくても、時間が経って再会を果たしたりふとしたタイミングで仲良くなったりなど、なにかがきっかけとなって縁が深くなることもあります。
そのため、関わりが薄いからといって必ずしも関係がゼロになるとは限らないのです。
縁が切れることは自分の成長には必要
人との縁が切れてしまうことは寂しさを感じるものですが、今までの関わりを終えて人間関係が大きく変化することは、あなたの成長には必要なことなのです。
関係が切れてしまうとどうしてもネガティブに捉えてしまうものですが、深く受け取って落ち込む必要はありません。
スピリチュアルの観点から見ると縁が切れてしまうことは、
- あなた自身の価値観や考え方が変わった
- 意識を向けるべきものができた
- 新しい環境や出会いの前兆
といった新たなことが始まる高次元の存在たちからのサインでもあります。
人は自分と同じ魂や人間レベル・波長を持っている人でなければ、うまくコミュニケーションが取れません。
上記のような変化はあなたの魂だけではなく人間的にも成長している証となり、そのためには大きく人間関係が変化してしまうのです。
切れる縁を切りたくないときの対処法3つ
切れる縁は過去世で縁があったわけでもなく、現世でタイミングが合い出会った関係が多いため、切りたくないと思っていても縁が切れてしまう可能性が高いです。
ですが、そんな中にも大切にしている縁はあり「離れたくない!」などと思う人も多いのではないでしょうか。
最後に、切れる縁を切りたくないときの対処法を解説します。
今まで以上に大切にしながら相手に向き合う
縁が切れてしまうそもそもの理由は、しっかりと相手に向き合って大切にできてないことであったり、お互いに寄り添う気持ちがないことでもあります。
そのため、今までの接し方や言動で傷つけるようなことはなかったかを、今一度きちんと振り返りましょう。
もし、自分勝手な振る舞いであったり相手に向き合えていなかったのであれば、縁が切れて後悔しないためにも、改めて関係を築き直すように今まで以上に大切に接することです。
こうしてできることから変えていくことで相手とのつながりを強めて、縁が切れてしまうことを止められるかもしれません。
待つだけではなく自分から行動して縁をつなぐ
縁を切りたくないと思うのであれば相手からのなにかを待つよりも、縁を強めるために自分から行動して受け身になりすぎないことも大切です。
もちろん中には自分から連絡や誘うことができない人もいるでしょう。
ですが、受け身だからといって相手からの連絡や誘いを待つばかりでは、弱いつながりを強めることはできずに縁は切れてしまいます。
そのため、勇気を出して連絡をしてみたり会う機会を作ってみるなど、自ら縁をつなぐ行動を起こすようにしましょう。
自分ではどうにかできるものではないと諦める
つながりが弱くなっていると切れる縁をどうにかしたいと思うものですが、縁が切れることはあなたの人生において大切な機会になることもあります。
縁が切れてしまうことは悲しいことですが、この機会を止めてしまうとあなた自身の成長までも止めてしまいかねません。
そのため「この縁は手放すべき縁だったのかもしれない」と、諦めて受け入れることも大切になります。
つながりが切れるとネガティブに捉えてしまうものですが、タイミング的に切れてしまうこともあるのです。
今はつらくても先の未来で再びつながって再会できる可能性もゼロではないため、受け入れて前を向くことも大切でしょう。
まとめ
一度つながった縁が切れるということは、関わりが薄くても少なからずショックを受けてしまうもの。
ですが、あなたが魂や人間的にも成長するためには必要なことだとわかると、受け入れることができるのではないでしょうか。
中にはお互いに成長した先の未来で再び縁がつながっては、再会を果たすことができることもあるため、縁が切れてしまっても悲しいだけではないはずです。
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