「彼氏を信じる強さが欲しい。」「彼女が浮気しないか心配。」「本当は信じたいけど、なぜかできなくて…。」など、不安な気持ちで悩んでいませんか?
好きな人だからこそ、”信じたい”、”疑いたくない”と考えていても、ちょっとしたことで不安になってしまい、自分や恋人を責めてしまう人は多いようです。
なぜ、信じられないのか、本当に信用した方がいいのか、それが分かれば、きっと今よりも心がラクになります!
これから、信用することは大事なのか、人を信じるメリット、なぜ信じられないのか、などについて、お話していきます。
「疑うのをやめる方法を知りたい。」「信じることの大切さを知りたい。」「恋人を信じられるようになりたい!」という人は、ぜひチェックしてみて下さいね。
信用は大事?
信用することは大事です。
なぜなら、心から信用することで、安心感や自信を感じることができるからです。
幸福感も高まって、好きな人と付き合っていること、好きでいること(片思い)に、常に喜びを感じられるようになります。
他者がいなくても幸せを感じることができ、自分の世界を安定に保つことができるため、信用することは大事だと言えるのです。
では…もし信用していなかったら、どうなるのでしょうか。
離れている時、”○○と二人っきりでいるんじゃ…”、”lineで隠れてやり取りしてるのかも…”など、不安な気持ちが心から湧き出てきて、どんどん大きくなってしまいます。
そして、”たぶん、やってる”と悪い方向に決めつけてしまい、お相手のことが信じられなくなってしまうんです。
心の中で、ずっと疑っているため、「他の人なんか見てないよ。君しか好きじゃない。」とハッキリ言われても、安心できるのは…ほんの一瞬。
しばらく経つと、その言葉さえも”…本当に?”と、疑い始めてしまいます。
でも、ずっとその調子でいたら、恋人はどう思うでしょうか。
”何言っても信じてもらえない”、”束縛が強すぎて疲れる…”と感じてしまい、好きという気持ちがなくなってしまうかもしれません。
『信じる・信じられない』は、お相手の心にも影響を及ぼします。
自分のためにも、恋人との良好な関係を続けるためにも、信用した方がいいでしょう。
人を信じるメリット
心が安定します。そのおかげで、いろいろなことに余裕が持てたり、小さなことにも幸せを感じて感謝できたりします。
心に余裕があれば、思いやりを持って接することができ、誰に対しても気遣うことができます。
必要ならば、手を差し伸べて、支えることもできるでしょう。
ゆとりを持っているから、どんなことにも落ち着いて対処ができるんです。
何より、大好きな人と恋人でいられることが嬉しくて、幸せを感じることができ、笑顔が増えていきます。
そして、幸せや笑顔は周りに伝わり、広がっていきます。
信じることは、自分の幸せ・心の安定を守り、周りの人達にも温かい気持ちを広げることに、つながるのです。
信用できなかったら、ビクビクしながら顔色や機嫌を伺ったり、言葉を求めたりしてしまうため、付き合っているのに…幸せよりも、苦しみの方が大きくなります。
毎日、浮気や心変わりを心配して、辛い思いをしてしまう人もいるでしょう。そんな日々を過ごすくらいなら、思い切って信じてみた方がいいのかもしれませんね。
デメリットは?
自分を守れないため、心が傷ついてしまいます。
”浮気している”と疑っておけば、万が一それが本当だったと分かっても、「ほら、思った通りだった…。」とダメージを減らすことができます。
傷つくことは避けられませんが、ショックが少なくてすむんです。
もし、お相手を信じていたら…ダメージを受けて、心に大きな傷ができていたでしょう。
それがトラウマになり、誰と付き合っても、信用できなくなってしまう可能性もあります。
信じることは幸せにつながりますが、裏切られた時に深い傷を負ってしまうリスクがあるんです。
「恋人だから。」と、すぐに信用するのではなく、お相手の性格をよく知ってからの方がいいでしょう。
信じることは、お相手に自分の心をさらけ出すのと同じ。それなりの覚悟が必要なのです。
お相手を信じられない5つの理由
1. 自分に自信がない
彼氏or彼女に、ずっと自分を好きでいてもらえるか、または、片思いの人に好きになってもらえるか、不安。
自分に自信がないから、ある日突然別れを告げられるのではないかと、心配でビクビクしてしまいます。
不安でたまらないから、毎日…”好きと言って欲しい”、”態度で示して欲しい”など、考えてしまうんです。
離れていると、どんどん不安な気持ちが膨らんでしまうため、信じる余裕がなくなってしまいます。
自分が信じられないのに、恋人を信じるのは…難しいでしょう。
2. 裏切られた過去がある
以前付き合っていた人、または今のお相手に浮気された過去がある。
その時のことが、心の傷になってしまい、”またされるかもしれない…”、と怖くなってしまいます。
”あの人とは別の人だし”、”もうしないと約束してくれた”など、また浮気されるとは限らない、と頭では分かってはいるけど、無意識のうちにもしもの時のために、心をガードしてしまうんです。
裏切られた時の傷が深ければ深いほど、守り(自己防衛)に入ってしまいます。
「また裏切られると決まったわけじゃない。」と、理解はしているけど、勇気が出ず…信じることができないのです。
3. モテる
お相手がモテているから、不安で信じられない。
自分よりも、外見や性格が良い人に好かることもあるため、そちらに気持ちが移ってしまうのではないか、と心配になってしまいます。
しかし、ただモテているから不安になるのではなく、自分やお相手の性格上、必要以上に心配になる場合があるんです。これから、いくつか挙げてみますね。
例えば…①自分に自信がない人、②誰にでも優しい(親しい)性格な人、③女(男)好きな人。
①自分に自信がない人。お相手がモテているのを知って、”こんな自分よりも、他に良い人を見つけちゃったら…”と、不安になってしまいます。
「別れようって言われるかも…。」と、悪いことばかりが頭の中に浮かんでしまい、信じることができないんです。
②誰にでも優しい(親しい)性格な人。こういう人は、いろいろな人に好かれやすいです、中には、”もしかして私のこと好きなの?”と、勘違いする人もいます。
そういうところが、お相手の良いところだと分かってはいても、恋人としては…やっぱり不安になってしまうんです。
③女(男)好きな人。異性が好きな人は、恋人がいても気にせずに、ボディタッチや親しげな態度を取ります。
たださえモテるのに、そんな調子で接する人なら、誰でも…気が気ではなくなってしまいますよね。
以上、①~③に当てはまるような人は、より不安や心配の気持ちが強くなってしまい、お相手を信じられる余裕がなくなってしまうのです。
4. 執着している
「彼女(彼氏)は○○だけ!」と執着していて、全部が自分のモノだと思っている。
執着とは、自分からこだわって囚われてしまうこと。大切なのは執着対象だけであり、その他のもの(選択肢)には見向きもしません。
自分自身だけでは、幸せ(心の安定)を感じられないため、常に”私のこと好きだよね?”、”俺を必要としてくれているだろ?”など、不安な気持ちを対象者に向けてしまいます。
執着する人は、自信がなかったり、自分は愛されないと思っていたりする人が多いです。
だから、自分以外の人と仲良くしているところを見ると、すぐに不安になり、疑ってしまうんです。
過剰な執着をやめられるようにならないと、お相手を心から信じることはできないでしょう。
5. 依存している
「この人がいなきゃ生きていけない。」と依存している。だから、嫉妬や束縛が強いです。
依存は、お相手の気持ちを無視して、寄りかかる(頼り続ける)こと。
依存対象者が自分の世界の全てなので、その存在がないと不安になります。
そのため、必要とされるべく、たくさん尽くします。その代わりに「誰よりも必要として!」と、見返りを求めるのです。
依存する人は、メンタルが弱く、他者がいないと心の安定を保てないため、思いっきり寄りかかってきます。
度が過ぎている依存心を手放せるようにならないと、信じることは難しいでしょう。
信じるためにやること
疑うことをやめる
信じることは、疑うことをやめること。疑う気持ちを手放しましょう。
とは言っても…なかなかそれは難しいですよね。
信じるよりも遥かに簡単で、心がラクになるからです。自分を守れ(疑う)ば、安心はできますからね。
どんな小さなことも疑えば、いろいろなことが怪しくなり、その思いは深く、強くなっていきます。
そして、言い訳をしたり、逃げ道を用意したりして、心をガードし始めるんです。
では、なぜ信じることは、難しいのでしょうか。それは疑いたいという誘惑に、ずっと抗い続けなければならないからです。
もし、信じていて裏切られた場合、すごく傷ついてしまいますよね。「そうならないように、自分を守ろう?疑おう?」と不安が囁きかけてくるんです。
みんな自分が一番大切だから、その声に耳を傾けてしまい、守りに入ってしまうのです。
じゃあ、疑うのをやめるには、どうしたらいいのか、というと、『不安になっても気持ちを強く持つようにする』のです。
「あの人は、私を傷つけたりしない!」という気持ちを信じて、自分を守ろうとする(疑う)のをやめてみるんです。
どんなに甘い誘惑が聞こえたとしても、そんな声よりも、自分が好きになった人を信じてみましょう。
期待しない
お相手に期待しないで、信じる恋愛をする。
”どんな時でも私を優先してくれる”、”異性と連絡取らないでいてくれる”、”隠し事をしないで言ってくれる”など、自分都合の考えをしないようにします。
”やってくれるだろう”、”してくれるだろう”と、期待したくなる気持ちは分かります。しかし、”恋人なら、当然やってくれるでしょ?”と、強要することはできません。
なぜなら、所有物ではないからです。
それに、無理強いすると、お相手の気持ちが冷めてしまったり、「なんで、そんなことしなきゃいけないの!」と喧嘩になったりするかもしれません。
貴方自身も常にイライラしてしまい、付き合っていることに疲れてしまうかも…。
そうならないよう、辛い思いを引き寄せてしまう考えは、ポイっと捨ててしまいましょう。
これからは、お相手に理想の恋人を期待するのではなく、二人でなら上手くやっていけることを、信じてみて下さいね。
信じようとする気持ちを持つ
「無理、信じられない。」ではなく、信じる気持ちを持つことから始める。
”裏切るような人じゃない”、”あの人なら大丈夫!”と、考えるようにしてみましょう。
最初から全面的に思えなくてもOK。少しずつ信じることから始めてみます。
裏切られるかも…と怖くなっても、”そんなことにはならない!”と思い続けることが大切です。
恋人や自分自身を信じてみましょう。
人を信じる名言
信じるについて、さまざまな名言があります。
その中でも、多くの人の共感を得た、芦田愛菜さんの名言を紹介します。
〈映画『星の子』完成報告イベントにて〉
「『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて」
「だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど」
「でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました」 (東洋経済ONLINEより 引用)
もし浮気されても、お相手を一方的に恨むのではなく、その一面も好きな人の一部なんだと、受け止める気持ちを持つ。そして、事実に揺るぐことなく、一人で立っていられる自分を信じるのが理想である。
しかし、悲しいことが起きた時でも、自分軸でいるのは難しい。だから、自立している姿ではなく、幸せな未来の自分(ラブラブな状態)や理想像(浮気しないお相手)を信じ、掴み、頼ろうとするのだろう、と筆者は解釈しました。
ハッと気づかされる名言ですね。
”自分は裏切られてはいない、元から恋人はそういう人だった”と、ありのまま受け止められる人は、どれくらいいるのでしょうか。
多くの人は、その心の強さを持てていません。
だからこそ、信じるという言葉のチカラを借りて、不安を抱えながら立とうとするのでしょう。
もちろん、未来や恋人を信じて頼ることは、何も悪いことではありません。
でも、自分が一体『何を』信じているのか、信じたいのか…この機会に考えてみてはいかがでしょうか。
恋人を信じる4つの方法
「今すぐにでも、彼氏(彼女)を信じたい!」という人は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
1. 隠している部分を知る
お相手のことを、深く知ることから始める。
知らないことが多いから、不安になるんです。
普段隠しているところ、暗い一面を知ることで、”こういう人だったのか”、ということが分かります。
浮気・心変わりしない人だと信じていいのか、判断しやすくなりますよ。
知る方法としては…コッソリ様子を見てみる、共通の友達にサラッと聞いてみる、本人に直接「教えて!」と頼んでみる、など。
しかし、やり過ぎるとお相手が引いてしまったり、「ストーカー!?」と勘違いされたりする可能性がありますので、ほどほどにするようにしてみて下さいね。
2. 話し合う
二人きりで、納得するまで話し合う。
「よく女友達とlineしてるよね。」「一緒に〇〇と遊ぶだろ。」「連絡あまりくれないのが…。」と、不安になる理由を話して、どうしたら悩みが解消できるか、考えます。
「回数を減らすし、内容も全部見せるようにするよ。」「3人以上で遊ぶようにする。」「もっとline送るよ。」など、解決策を提案してもらいましょう。
この時、「やだ!もう相手にしないで!」と、自分の言い分だけを通そうとするのは、よくありません。お相手だけが、一方的に我慢することになるからです。
自分も、歩み寄る気持ちを忘れないようにしましょう。
また、恋人の中には「え~?恋人いるって言ってあるし。今のままがいい。」など、譲歩してくれない人もいます。
この場合は、貴方なりの解決策を提示してみましょう。それでも、納得してもらえなかったら…諦めるしかありません。
残念ですが、”こういう人を好きになってしまったのだ”と、考えるようにしてみましょう。
3. 不安の対処法を考える
何が不安なのかをノートに書いて、解決策を自分で考える。
恋人に相談できない人や、上記の方法で「恋人が歩み寄ってくれなかった…。」という人に、おすすめの方法です。
まず、どんな時、どんな場面、どう不安だったのかを思い出して、書いてみましょう。
あまり好きだと言ってくれない、モテる、遊び好き…など、人によって違いますよね。
ここで、自分なりにできる解決策を考えてみます。
例えば、一緒にいる時間が少ないこと、だったとしたら、時間を作って会いに行くようにする。好きでいてくれるか不安だったら、自分磨きをして自信を持てるようにする、などです。
もし、自分だけでは難しい場合は、勇気を出して恋人に協力をお願いしてみましょう。
不安を1つずつ解消していけば、少しずつ、お相手のことを信じられるようになりますよ。
突然ですが、ここで筆者の友人の話をさせて下さい。
友人の彼氏は女好きだったため、休み時間や帰宅する時、いつも一緒に行動して、仲が良い様子を周りに見せつけ、浮気する暇を与えませんでした。二人はその後、結婚して子供にも恵まれ、幸せな家庭を築いています。
しかし、この方法は…人によっては嫌がられるため、実行を考えている人は気をつけて下さいね。
自分がなぜ不安だと感じているのか、掘り下げて考えて、自分で解決策を見つけてみましょう。
4. 受け止める覚悟を持つ
恋人に裏切られても、受け止められる強さを持つ。
「この人になら裏切られてもいい。好きになった人だから。」と、全てを受け止められる覚悟を持てば、恋人を心から信じることができます。
なかなか信じられないのは、自分が傷つことが怖いからです。
でも、”好きな人(恋人)になら、傷つけられてもいい”と思うことができれば、怖くはなくなります。
これは、上記の芦田愛菜さんの名言の…揺るがずに事実を受け止められる人でいること、ですね。
何があっても、自分の軸で立ち続ける覚悟を持つんです。
そうすることで、心から恋人を信じられるようになりますよ。
まとめ
信用することは大事。信用すれば、安心感や幸せを感じることができるからです。
信用できないと…ちょっとしたことで、すぐ不安になったり、イライラしたりしてしまいます。自分の心の中を安定させるためにも、お相手と良い関係を保つためにも、信用は大切だと言えます。
人を信じるメリットとしては、心が安定しているため、いろいろなことに余裕が持てること。思いやりや気遣いができるため、良好な関係を長く続けることができるんです。
不安で、ビクビク顔色を窺うようなことをしなくていいので、気持ちがラクになります。一緒にいることが心地良く、常に幸せを感じることができるでしょう。
お相手を信じられない5つの理由は、①自分に自信がない②裏切られた過去がある③モテる④執着している⑤依存している、などです。自信を持つようにしたり、不要な気持ちを手放したりしないと、信じることはできないかもしれません。
信じるためにやることは、疑うことをやめる、期待しない、信じようとする気持ちを持つ、です。
名言については、芦田愛菜さんの言葉を紹介しました。理想の恋人や未来ではなく、どんなことがあっても、立ち続けられる自分を信じていたいですね。
恋人を信じる4つの方法は、①隠している部分を知る②不安の対処法を考える③不安の対処法を考える④受け止める覚悟を持つ、です。自分に合った方法を試してみて下さいね。
一日も早く、好きな人を心から信用できる日が来るよう、心より祈っております。
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